2006年7月15日土曜日

日曜日が終わっても


部活にでた。朝から元気!たのしかった。

新聞社のバイト。
いつもぎりぎりだけど、この日はちょっと早めにバスターミナルに着いて
気持ちにも余裕があった。早めっていいね。

最近、日記にバイトのことを書くことが増えているように思う。
あれ、この日のバイトはどんなだったけな、とも思う。
前よりちょっとたくさんやっているっていうせいもあるだろうけど
何より一週間が早く過ぎているからだなあ、きっと。
気がつけば月曜日がはじまり、日曜日が終わる。
ぐるぐるまわっていく。
そのこわさを忘れちゃいけないと思う。
いまこのときがずっとぐるぐるまわり続けるわけじゃないんだから。

もやもやついでにもうちょっと書く。

もう4年生で、もう夏で、
近頃、終わり(卒業)ムードがまわりでちらついている。
それがいやだ。
いやだ、と言ってもどうしようもないことなんだけど、でもいやなものはいやなの。
時はどうしたって止められない。終わるものは終わる。
そこはいくらなんでものみこんでいるつもりだよ。
でもその終わりムードみたいなのがいやなの。
学生のうちにいっぱいあそぼうとかさ
今しかやれないことをやろうとかさ
こんなばかやれるのも今のうちだとかさ
来年の今頃はこんなふうに会うことはできないんだねとかさ
今のうち今のうち今のうち。
今しかない今しかない今しかない。
・・・・・・・・・・。
ああもう、うるせーなあ!と思う。
そんなもんはわかってるんだよ。いちいちくちにださないでくれ。
と、あたまの中の私があたまをかかえている。
これまでだって「今しかない」っていう思いでやってきたじゃないか。
終わることばかりを考えずに毎日を過ごしていけたらいいのに。
「終わり」のあとにはまた「始まり」があるでしょう。
だからそんなふうにおそれないで。

でもほんとうにほんとうは。
そうやって終わりムードを避けようとするのは
私がいちばん今が終わることを感じているからかもしれない。
おそれているからかもしれない。

あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。

(『風の歌を聴け』)






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