2006年7月25日火曜日

ひかる土曜日


新聞社のバイト。
高校野球の記録のやり方をおぼえようの回。あんまりおぼえられず。
自分もっとしっかりせんとな、と思う。
おしえてもらったことをぐちゃぐちゃメモしていたら
後輩の子に「それであとから分かるんですか?」と言われる。
ぐさり。
「だよねだよね。…分からんと思う」。…ほんとしっかりせんとな。
だめキャラぶりをめいいっぱい発揮した日。
私のもっともだめなところは、
「だめキャラでいることがオイシイ」ということを知ってしまっているところ
だと思う。
多少むりしてでも、だめ脱出を図ろう。決意。


夜(深夜か)、友達と学校のグラウンドでサッカーをする。
ボール蹴るの、めっちゃたのしい!(大はしゃぎ)
蹴って蹴って走りまわったり。
壁にあててパスし合ったり。
サッカーボールの遠投を競ったり。(投げるのにはそうとう重たかった)
どれだけ遠くまで蹴れるか競争したり。

「いま空がひかった」
途中で友達がそう言いだしたので、
ふたりでじっと空がひかるのを待っていた。
私には見えない。
それでも友達は「ほらまたひかった」「ピカッてなるんだよ」と言う。
空は暗いまま。
この子、オカルトなチカラがあるんじゃないか?と疑いはじめたとき
私にも見えた。
ぴか。
空全体がひかって、遠くの雲までみえた。
あたりが一瞬あかるくなる。
そのあとも何回か、ひかるのがみえた。
あれはなんのひかり?
ただの雷だったのかもしれないしそうじゃないのかもしれない。






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