2009年3月29日日曜日

合コンの淡い夢


大学時代のゼミの先輩に誘っていただいて
合コン@渋谷に行ってきた、の巻。


その誘ってくれた先輩というのが、素敵なひとでね。
どうしてこのひとはわたしと仲良くしてくれるのだろう…。
わたしはちょっと不安になったりする。
華やかで仕事もばりばりやる、かっこいいひとだ。

その素敵な先輩は、たくさんの素敵なひとたちとつながっている。
いつかそのつながりを保つ秘訣を、「まめさ」だとおしえてくれた。
確かにそれももちろんあるのだろうけど、
多くは、先輩の、ひとをひきつけるチカラが働いているせいだと思う。
また会いたいと思わせるひとだ。
わたしもまた会いたいです(こそっと主張)

合コン、たいへん楽しかった。5対5。
女性側もわたしにとってはみんな
はじめましての方とお久しぶりですの方で
新しい出会いに乾杯!な気分だった。
男性側もそれはもう素敵な方たちで
恐れ多くも、みんなイイ!と思ってしまった。
なんか…もっとオシャレしていけばよかったな、
などとしょうもない後悔をした。
勝負どきなんていつ何時訪れるか分からんぜよ。ほんと。

いつまたこういう素敵な出会いがあるか分からんから
貪欲に個人的な名刺をつくっておこう。そうしよう。


女性陣が時間に遅れてしまったのだけれど
男性のひとりが時計を指差しながら
「オンスケでー」と叱っていたのがおもしろかった。
時間通りに来てくださいね、ってことで。
オンスケ=オン・スケジュール。
わたしの職場では使わないけど、何度かきいたことがある。
IT系特有の業界用語かな。

気がついたらビールを細長いグラスで4杯(だと思う、たぶん)のんでいた。
ビールはのまないつもりだったのに…。合コン的には失敗ですな。

そうだ、女の子がソルティドッグをのんでいると
ドキドキしちゃう、っていう話をきいた。
塩をなめるとこがいいのらしい。(そんなもんか?)

新しいゲームをおぼえた。
男性だけで集まって、女性にそれぞれ番号を決める。
○○ちゃんが1番、○○ちゃんが2番、…といったぐあい。
女性も同じように、男性に番号をふる。
男女お互いにみんな自分が何番だと決められたかは知らない。
それで「部屋がきれいそうなのは?」とか
「第一印象いちばんは?」とか
「付き合うなら?」とか「結婚するなら?」とか
いろんな質問を出し合って
それぞれ相手の番号を言い合う。
そのみんなの回答をヒントに、何番が誰かっていうのをguessするわけ。
これが超おもしろかった。
(ちなみに番号はあとで幹事同士で公開し合って楽しむらしい)。

途中で終電の時間になったので、わたしは泣く泣く帰った。惜しい。
こういうときは遠く感じるな東京。

で。後日談。
いちばんたくさんしゃべった男性が
なんとなんとわたしのことをプッシュしてくれていた、という話をきいて
かなりテンションあがった(ミラクル)。
わたしも、そのひとのこと、
しゃべりかたも雰囲気もやさしくて、話もおもしろいし、
感じのいいひとだなあと思っていたから。

ぐっときたのは。
「お仕事どんなことされてるんですか?」ときいたとき
「何でもやりますよ」
「ああ、謝ったりしてます」とにっこりされたこと。
てへ、って感じね。てへ、ができるひとっていいよね(この説明で分かるかな)
すごい仕事をされているだろうに、この余裕。
大人のひとだなあ、とときめいてしまった。

…しかしながら、じつはそのひと、既婚者だったらしい。
先輩におしえてもらって、がっくし。
彼女いる、とか結婚する手前の遊びおさめ、とかならまだ分かるけど
(分かっていいのか分からんけど)
結婚してた、ってそれ…。マサカの展開。うへー。

淡い夢を抱かせないでくれよ。
けどすぐに覚めた夢でよかったです。


負けません。
ラブ的な何かをがんばります。






2009年3月28日土曜日

非東京人


ひとは、いつから東京人になるのだろう。

東京については、知ったかぶりをしている。
わたしの過ごしてきた24年間の成分は、
北九州18年、浜松4年、神奈川県西部2年。
東京に住んだことなんてない。
シュウカツのときはげしく通ったくらいで
あとはライブやら映画やらあそびでちょろちょろ出て行くのみ。
(それでも就職して神奈川に来てからはずいぶん出やすくなった)。
地名とかその位置関係とか電車の路線とか、
いまだに全然つかめずにいる。

「ここは道玄坂っていってね、」
いつか渋谷で歩いていて、いっしょにいたひとがおしえてくれたとき
いや、そんなもん知ってますけど、くらいの反応をしてしまった。
いなかものの強がりでした。はずかしい。

遊びに出かけるといまだに
ここがあのセンター街か、
ここがあの表参道か、
ここがあのIWGP(池袋ウエストゲートパーク)か、
などと、いちいち感心している。

都内(とその近郊)に進学・就職した友人たちは
するりと東京人に変身してしまった。
いつの間にかわたしと違うイキモノになってしまったようだ。
ひとの多さに驚かなくなり、
ひととぶつからないように歩くのがうまくなり、
満員電車でまっすぐ立っていられるようになり
(本や新聞を読む余裕も生まれ)、
あたりまえみたいに、ずっとそこにいたかのように暮らしている。
すごいと思う。純粋に。

写真は、恵比寿駅の近くから。
ぼやあっ、と遠くに東京タワーが見える。
あのオレンジのとがったの、写真に撮りたい、と
近づけるよう歩いてみたものの
しばらくすると建物に隠れて見えなくなってしまった。
なんだか知らない道に出てこわくなったので
早足で来た道を引き返した。



リフレッシュその後の話。

羽田空港をあとにして、
恵比寿の東京都写真美術館へ行ってきた。
「第37回社団法人日本広告写真家協会公募展 APAアワード2009」
「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」
をみた。友達が、よかったと言っていたので。

広告って…ほんとにおもしろいなと思った。
写真はもちろんだけど、ことばがすごい。
ことばが先にあったのか、えが先にあったのか、興味深い。
写真家とことばのひととデザイナと…
べつべつのひとたちの仕事があわさってできているものなのかな。
(漫画の『サプリ』を見る限りそうなんだろう)。
ぴったりしすぎている。
つくっている過程をみてみたい。

やなぎみわのほうもおもしろかった。
色彩がきれいで、こまかいところまで小物がおもしろい。
あそびごころいっぱい。
一枚の写真にストーリー凝縮されている。
あたまのなかをぐるぐるまわる。
わたしはたくさんの手紙に囲まれたおばあちゃんの写真が好き。
老いたとき、ああなっていたい。


歩き疲れて、いろいろと感じ疲れて、渋谷へ。
ひとが多すぎてぎょっとなる。
スクランブル交差点が、ほんとにスクランブルしとる。

ひとの波にのまれながらいつも考えるのは
このひとたち何してるひとやろう?
(何で生計を立ててるひとなのかな?)ということ。
みんなそれなりにたいへんな思いをして暮らしているのだろうけど
ぞわぞわぞわ、と歩く群れを見ていると
個々の生活の匂いがまったく感じられない。
ま、そういうわたしだって、
外から見たらそんなのっぺらぼうのひとりなんだろうね。

なにか本買ってお茶でもするかな、とツタヤに入ってみたら
レジに行列。うんざりして手にしていた本を棚に戻した。
このまちでは、本さえろくに買えないのか。
カフェもぎゅうぎゅう。
なにもそこまでしてコーヒーをのまなくても…というくらい
人びとがせまい空間に押し込められている。
はあ…。だめだ。東京人にはなりきらん。


待ち合わせていた先輩があらわれて
「めっちゃひと多いなァ」と口にしたときには、心底安心した。
これやっぱりひとが多い状態ですよね。
みんななんでもないふうに歩いているから
わたしの感覚のほうがおかしいのかと思いはじめていたときだった。

かるくお茶して、仕事の話などする。
途中からはじめましてのおねえさんもあらわれた。
新しい出会い。うれしい。
ふたりとも関西弁(しかも京都!)で、会話が耳に心地よかった。
関西のひとは声が大きいらしいけれど
こんなかわいい会話ならば是非とも大声でしゃべっていただきたい。

移動して、うきうきの合コンへ。
<長くなったので次のエントリへつづく>






2009年3月26日木曜日

便乗のリフレッシュ


先週のこと。

福岡から友達があそびにきた。
「明日行っていい?」ってあいかわらずの身軽さ。
わたしもけっこうめちゃくちゃな行動するほうだと自覚はあるけど、
彼女は、レベルが桁違い。
とてつもなくいそがしく仕事してるし
あそんでるしのんでるし
ほんといつも楽しんどるなあ、と思う。

今回はリフレッシュ休暇(略してリフ休)をとったらしい。
わたしも便乗してリフレッシュさせていただいた。
そういえば昨年もこの時期に来たな。
中華街でビール片手にふたりで歩いたときから
もう1年たったんだ。トキノタツノノハヤイコトヨ。


大急ぎで部屋を片付けたけど
片付かなかったので、いつものまま来てもらった。
(今さら何か隠す間柄でもなかろう)。

スーパー銭湯的なところへ行った。
「いっしょにお風呂に入るのって部活の合宿ぶりじゃない?」
と言われて気がついた。
もう高校を卒業してから6年もたってしまったのか。
女子高生が若いわけだ。

夜はおとなしく寝た。
朝ごはんにおにぎり。
わたしは普段、朝は食べないので何も用意してなくてあわてた。
炊きたてのごはんを握ったら、手が真っ赤になった。
ほら慣れないことするから。
いい朝だった。
きちんと朝からはじまる一日ってすばらしい。
誰かといっしょだと、さらに良い。


電車に乗って、品川の原美術館に行った。
「ジムランビー:アンノウン プレジャーズ」展
というのをやっていた。しましま。鏡。カラフル。
すごくおもしろかった。

おしゃれですてきな場所だった。絶対また行きたい!
見たこと感じたことを、ばちばちっと記憶。
天気もよくて気持ちがよくて最高だった。


羽田空港で友達を見送った。
「このままいっしょに帰っちゃいたいよ」と言うと
「帰ったら?」と友達。
そういうところ好きです。
しばらく飛行機の離発着を見ていた。

風のつよい空港の屋上は、
泣くのにちょうどいいんじゃないかと思った。
わたしはべつに泣かないけど。






ヨーグルトの朝


携帯の予測変換がうっとうしい。
冒頭、「お世話に」と入力したら
勝手に「なりました」と候補が出てきて
「お世話になりました」。
「お世話になっております」な、
これからも続く関係のひとへの挨拶をまちがえるところだった。
ちなみに「ほ」と入力したら
「ほれてまうやろー」と出てくる。いま。


休みに朝ちゃんと起きて気分がいいので、更新。
今日は何をしようかな。
メモリが不足している。
わたしはどこかに書きたいと思ったことを
つぎつぎと忘れてしまうから
ときどき携帯にメモしている。
(だからわたしが携帯にさわっているときは
誰かにメールを打ってるわけじゃなく
あなたとの会話を記録しているのかもしれんよ)。

昨日のメモに
「グレーのスーツ ピンクのネクタイ」
と、ある。なんだこれ。
自分がぐっとくる男性の格好なのは分かるけども。
なんのためのメモか思い出せない。
でもたしかに、うすいグレーのスーツが似合う男性はかっこいい。


WBC優勝おめでとう。

仕事中、外に出てゴハンを食べているとき
ちょうどお店のテレビで決勝をやっていた。
7回オモテのイチローのバント。
近くに座っていた若者たちが
「やべ〜」「やべ〜」と連呼していた。大盛りあがり。
イチローはやはりかっこいいのでした。

夕方、外で知らないひとに
唐突に「よかったねー!」と声をかけられた。
なんにも言われてないのにWBCのことだってわかった。
わたしもその知らないひとに自然と
「よかったですね」と言っていた。
日本のすみずみが沸いている。


深夜のファミレスのコーヒーには
わたしの気を大きくさせる成分が入っているのではないかと思う。
期間限定で夜デニセットが復活している、ということで
先輩といっしょに行ってきた。


やたらとえらそうなことを言ってしまった。
(あとで反省するヘタレなわたくし)。
でも、ほんとのところ、どんどん調子に乗ったほうがいいのかもしれない。
大きなことを言うのなら、自分を正さなくてはいけないと思うし。
お休みの日に遊びすぎたら、後ろめたくてちゃんと働こうと思うし。

テスト前の「ぜんぜん勉強してない」とか
試合前の「今日ちょっと調子悪い」とか
何でも少なめに言っておいて期待を減らす作戦なんて、もういらない。
というかそれどころじゃないのだ。
だれも何も期待していないのだから、フリをする必要もない。
しっかりやろう。


ホワイトナタデココをのんでいる。

昨日は会社の先輩と、あと何人かのひとたちとのんできた。
(メンバー構成的には合コン的なアレなのかもしれない)。

「いくつにみえますか」。
年齢を当て合うとか、
血液型を当て合うとか、
かなりむつかしい。
もちろん本気で当てにいってるわけじゃなく
どう言ったら相手がよろこぶのかというところまで考えてしまう。
だから逆に自分が「26歳?」「25歳かな」「O型でしょう」
とか言われると、どういう意味だろうと思う。やりにくい女ですみません。

いろいろメニューを見ていたものの
結局めんどくさくなって、生。
「合コンでは生ビールはのんではいけない」
といういつかのアドバイスを完全に忘れていた。
あとはほかのひとがワインをのんでいたので、
わたしもごいっしょさせていただいた。
(結局決めるのがめんどくさいだけじゃないか)。
ワインは得意じゃないのに
のみやすいからがんがんのんでしまった。
帰りに小田原駅の階段を踏み外して
のみすぎたな、と初めて思った。

酔っぱらった夜、家の近くの自販機で
よく「ホワイトナタデココ」というジュースを買ってしまう。
ヨーグルト味がさわやかだぜ。






2009年3月23日月曜日

よんだもの


最近読んだ漫画、小説など。
*めんどくさくなってリンクは貼っていません。
気になったらお手数ですがタイトル等で検索してみてください。


■『サプリ』/おかざき真里
この漫画に出てくるみたいな、はたらく女になりたい。
めちゃくちゃかっこいいの。あこがれる。
『働きマン』もいいけれど、わたしは『サプリ』派。
広告代理店ってこういうところだったんだな、と興味深々。
イラストもストーリーもオシャレ。ことばもすごい。
いっきにおかざき真理ファンになってしまった。
大判コミックスなのにいっき買いしてしまった。
■『キャンディーの色は赤』/魚喃キリコ
やっぱり好きだ魚喃キリコ。
じん、としみわたる日常。このひとの吐き出す言葉、わたしにも痛い。
■『二週間の休暇』/フジモトマサル
かわいい。かわいいのに、ちょっとこわい、不思議な世界。
いま暮らしているこの毎日でも、少し奥のほうにそれたら
おそろしいものがありそうな気がして、ちょっとひえる。しかしかわいい。
■『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』/益田ミリ
借りた本。恋愛について結婚について人生について
すーちゃんの気持ちが率直でリアル。
そうそうそれそれ、と思う。わたし20代なのに大丈夫かな。
■『おひとり様物語』/谷川史子
先輩に借りたのだけれど、よかったので自分でも買ってしまった。
いろんな、おひとり様がいる。
「この星の どこか離れた場所で だれかが私のことを考えている
独りじゃないと知っているから おひとり様はどこへだってゆけるのだ」。
うん、そのとおりです。
■『恋愛アナグラム』/天堂きりん
オビの「いくえみ綾推薦!!」にひかれて買ってしまった。
普通だった。(普通ってなんだ、ときかないでください。うまく言えないんだ。すみません)。
わたしは家族愛ものがあまり好きじゃないのかもしれない。
■『本屋の森のあかり』/磯谷友紀
本屋さん好き、メガネ好きとしては、うきうきしちゃうマンガ。
以前興味のあった、本屋さんで働くってことについてちょっと知ることができたかも。
■『東京アリス』/稚野鳥子
よすぎる…。おもしろい!
友達に借りてたのに待ちきれず最新刊自分で買ってしまった。
オフィスラブは妄想女の大好物。にやにや。
奥薗さん(キャラクタの名前)のようなひといないだろうか…。
■『ほしのこえ』/原作・新海誠/漫画・佐原ミズ
宇宙と地上にわかたれた、超遠距離恋愛の少年少女の話。
ふたりのメールのやりとりは大変で
届くまでかなりの時間がかかる。ああせつない。
わたしはメール返すの遅いほうだけど、それ改めようと思った。
基本、即レスめざすぜ。
■『世界の終わりと夜明け前』/浅野いにお
「素晴らしい世界」がとくに好き。
このひとの描く、大人になりきれない大人の
青くささとか繊細さとか…尖ってる感じがやっぱり好き。
■『きのう何食べた?』/よしながふみ
お料理がたまらない。家ごはんって最高だ。
サクサクつくってるシーンにも気持ちがいい。
これ読んでから、自炊熱が再燃した。
■『イルミナシオン』/ヤマシタトモコ
痛い切ない。
言ってしまえば男性と男性の恋愛の話なのだけれど、それだけじゃない。
「誰にも嫌われない 誰にも好かれない」
のところ、胸がざわざわした。
■『片恋の日記少女』/中村明日美子
どくとくの絵柄。いろけのある絵だな。
「原色メガネ男子標本」にモエス。
■『言い寄る』/花津ハナヨ/原作・田辺聖子
タイトルがおもしろいな、と思ってついつい買ってしまった。
恋多き女ってまぶしい…。
■『失恋ショコラティエ』/水城せとな
チョコレートが美味しそう!
悪気のない(かは分からないけど)罪な女って現実にもいるよな、と思う。
恋ってこわい。
■『手紙』/谷川史子
いいなあこのひとのマンガ。あたたかい。
「ソラミミハミング」のストーリーがすごいと思った。
せつなすぎる…。
■『渋谷区円山町』/おかざき真里
「どうしてこんなに優しくしてくれるの?」
「・・・・・・・・・・・・誰かに優しくしたかったんだ」
「ありがと あたしも誰かに優しくされたかったの」
…いい。ぐっときた。
「あなたが 恋人じゃなくても 友達じゃなくても 一生忘れないわ」
すごくすごくいい。
■『渋谷区円山町―桜―』/おかざき真里
おもしろい。おしゃれ。大好きこのひとのマンガ。
うわーっと押し寄せる感情描写が好き。

■『てのひらの迷路』/石田衣良
石田衣良って魅力的なひとだな、と思った。
どこまでが実話なのか小説なのか…。そんなんどっちでもいいけどね。
キリリ。読みやすい。
■『娼年』/石田衣良
しみわたる、やさしさ。
主人公の‘娼年’にときめいてしまった。
■『ハッピーアイスクリーム』/加藤千恵
短歌集。
女子高生にしかみえない景色があるし、
女子高生にしか言えないことがある。
すごいな。
わたしも失っていった言葉たちがあるのかもしれない。
今もなお失い続けているのだとしたら、書き留めておかなければ。急げ急げ。
pan style="color:rgb(0,153,51);">■『ガール』/奥田英朗
読んでよかった。これはおすすめ。
はたらく女性の暮らしや気持ちがめっちゃリアル。
わたしはまだまだなので、共感するまではいかないけれど
でも「こういうひといる!」「なんとなく分かる…」の連続。
■『人生ベストテン』/角田光代
おかしいんだけど、わらっちゃうんだけど、
どの話もとても他人事だとは思えない。
人間味、ってこういうことかな。
■『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』/穂村弘
どこまでが現実でどこから妄想か分からない!
おもしろすぎる。大好き。
ぜんぜん知らないひとなのだけれど
これを読んだだけでわたしは穂村さんが好きになってしまった。
わたしも未経験リストをつくってクリアしていこうかな。
■『人生ノート』/太宰治
文豪に対してこんなこと言っていいのか分からないけど
へたれ名言連発だと思うこの方。すごい。
以前、ごく親しい友人が太宰作品を読んで
「すごい気持ちが分かる」と言っていて
大丈夫かこの子…と心配したものだけれど
今ではわたしもよく分かってしまう。
こういう男のひとが近くにいたら、間違いなく惚れてしまうと思う。

*ここにタイトルあげてないのは、まだ読み終えていないもの。
おもしろかったら、また改めて書きます。


わたしはけっこう何でも読むので
何かおもしろい本があったらおしえてください。






日曜日の過ごし方


今日は7日ぶりの日曜日だったのに、一日中寝ていた。
つかれた。
寝ててもつかれるし。
起きててもつかれるし。
ああ生きていくって。
どこかできいた太宰治の言葉
「生きてゆくから、叱らないで下さい」
は凄いと思う。好き。

たまにこういう日がある。
でも何もしない日というのも、ときどきは必要かな。


へんな夢をみた。
場面は実家。
なにやら帰省最終日で小田原に戻ろうとしているところらしく、
わたしは荷造りをしている。
リュックの中身を整理していると
なぜかピーナッツがどんどんこぼれだしてきて
それをほかのビニル袋に詰めるのだけれど、まったく終わらない。
時間がどんどん過ぎて
わたしは焦って携帯で小倉―小田原の終電を調べたりしている。
家族は知らん顔でテレビを見ながら
かりんとうを食べるなどしている。
ピーナッツばかりがふえていく。

なんの深層心理だ。意識だ。暗示だ。


テレビで東京マラソンの中継をぼんやり見ていた。
みんなよく走るな。
地上でどのくらいの速さで走ったら
とぶことができるのだろう、と関係ないことを考えていた。
物理の時間に先生がそんな話をしていたな。

日曜の昼間の番組は
サスペンスドラマの再放送だったり。
ゴルフだったり。競馬だったり。
いつもよりさらに興味がないものが多い。
おかげで何も考えなくて、いい。

春高バレーの番組を見ている。かっこいい。
男子の南砺総合平をひそかに応援してた。
セッターがすごくいい。
むつかしいことはよく分からんけど
プレーがスマートで、みていて気持ちがいい。
負けて、監督が「勝たせてやれんかった。すまん」と泣いていたのをみて、
わたしもうるっときた。選手も泣いてた。
「一生懸命やったんだからおまえら泣くんじゃない」と監督。
自分も泣いてるくせに、もう…。
いいチームだな。またみたいな。


昨日のこと。
「ささやかな喜びをつぶれるほど抱きしめて」
大声で歌いながら帰った。

遅かったからちょっと迷ったけど
映画『ホノカアボーイ』をみてきた。ラストのレイトショーで終わったの午前2時前…。
プレミアスクリーンのリクライニングを最大に倒して、だらん、としてみた。
みてよかった…。
やさしさに満ち満ちた、とてもいい映画だった。
なみだの温度を頬で感じた。
なみだってあたたかいんだな、からだの中に入ってるものだからな、などと思った。
音楽もよかった。まち並みや雰囲気がほのぼのしていて、あったかい。


しーなねこさんがおもしろすぎる。
最近のブログのラブホテルに缶詰にも、めちゃくちゃ笑った。
なんなのこのクオリティ。すばらしい。
ラブホテルってこんなたのしそうなところだったんですね。
かなり行ってみたい。


世間話恐怖症。

わたしはひとと話すのが苦手で
初対面はもちろん、何度も会っているひとに対してでも
何の話をしていいか分からない。
そのくせ沈黙にも耐えられないので
話すこともないくせに
とりあえず、で口をひらいてべらべらとどうでもいい話をしてしまう。
しゃべりながら話すことを探したり
話の軌道修正をはかったりしているのだけれど、どうもうまくいかない。
(わたしはたぶん黙っているときのほうが調子のいいときだ)。

またつまらない話をしてしまったな、とひとりで反省会をしている。
家で、検索窓に「世間話」などと入力していたりする。

いいことばを見つけた。

「木戸に立て掛けし衣食住」
初対面のひととするべき話題の覚え方なんだって。

き・・・季節
ど・・・道楽(趣味)
に・・・ニュース
た・・・旅
て・・・天気
か・・・家族
け・・・健康
し・・・仕事
衣・・・衣類
食・・・食事
住・・・住まい


よし、これを使ってうまいことやってやろう。よしよし。
わたしが「春ですね」なんて季節の話をはじめたら、
住まいの話まで付き合わされる可能性があるので気をつけてください。






これからも


もしもし、
久しぶり、元気だった?


つながっているのです。

わたしとあなたとをつなぐものは
浜松という土地ではなく
携帯のアドレスではなく
共通の知り合いではなく
いっしょに過ごした、あの日々なのです。

だからいつでも会えるんだよ。

これからもよろしく。
また会いましょう。

■■
卒業式を迎えられたひとたちへ。
おつかれさまでした。

ご卒業おめでとうございます。

■■■
あなたのこれからにエール!
春から、それぞれの向かう先でのハッピーを祈っています。

−−−−−−−−−−−−−−--
今日は、卒業式だったらしい。
ざんねんながら会場へは行かなかったのだけれど
友人たちの旅立ちの日…
なんだか感慨深い。

関東方面へ行くひとも多いという話。
さみしくなったら、呼んでください。
さみしくなくても、あそびましょう。







2009年3月17日火曜日

モテるためならなんでもする


世渡りの秘訣
節度を保つこと。節度を保つこと。

(by太宰治)

写真の整理をしていて見つけた。
小田原にきたばかりのころは、
ときどきチャリで海へ行ってたんだよな。



自ら宣言したことが達成できなくて、なさけない。

できないことばっかりだ。
手の内は知れているので、増やして補っていくしかない。
できないことに慣れてはいけない。(自分へのいましめに、書いておく)。


このごろの日記は、お酒ばっかりのんでる感じだな。
今あんまりアルコールをからだに入れたくない気分なので
やっぱり、ちょっとここ数日、のみすぎているのかもしれない。
調整、調整。


昨日の、山にのぼった話、の追記。

かわいらしいひとが、
「モテるためならなんでもする」
と言っていたのにぐっときた。
そんくらいの気持ちがないとだめなんだな。モテの道は険しい。

のみ会で話にあがって思い出した。
1年くらい前、のんでいるときにめちゃくちゃ泣いてしまったんだった。
きけば、わたしはひたすら「泣いてすみません」と言いながら
ぐずぐず泣いていたらしい。…うぜえ。
なんで泣いたのかすらわすれちゃったな。
人前で泣いちゃだめだよ。おとななんだから。

山をのぼりながら、ぜえぜえいってた。
わたしの体力がこんなにも低下しているのはなぜなんだろう。
(いっしょに部活の練習なんかをしたことのあるひとたちから
「もともと体力ないじゃん!」と総ツッコミ入れられそうだけど)。
なにかと「体育会系」といわれるけども
それは見た目だけの話であってやね。見かけだおしなの。


さっき地元の友達(ホテルガール)から電話がかかってきた。
「どうしとるかなっち思って」。
とくに用事のない電話が、こんなにうれしいとは思わなかった。
明日もがんばろう。おやすみ。






2009年3月16日月曜日

山のぼる日曜日


酔っぱらい更新。
めちゃくちゃあたまいたい。
ぐらぐらする。
のみすぎたのかしら。
自分にはワインはよくないと思ってたけど、
日本酒もダメみたい。
あーだめだ。
でも丹沢山も南部美人も美味しかった。

今日は朝から、すさまじい遅刻をしてしまった…寝坊。もうしわけない。もうだめだわたし。
幕山、というところにのぼってきた。
超しんどかった。体力皆無。はずかしい。はじさらし。
転倒したし。指けがしたし。もうだめだわたし。

モテたい、とか女子力向上、の話とかおもしろかった。
快晴だったし。きれいだった。

つかれちゃった。
もういやだな。
帰りたいよもう(どこに?)

寝ます。おやすみバイバイ。






2009年3月15日日曜日

ひとりどぶろく祭り


土曜の夜、ひとりで酒をのむ女。
なんかここにものを書くたびにモテから遠ざかってる気がする…。
恋人にするならありのままを受け入れてくれるひとがいいよ、
などとアドバイスをもらったことがあるけど
わたしはこんなわたしをそのまま受け入れてくれるようなひとは、ちょっといやだ。


お酒がおいしい。会社でいただいたの。生きとるらしい。
わたしはもともと、にごり酒が好きなのです。あまいやん。
(部屋が散らかっているのを隠しきれていない…。
うしろのほうがものすごい散らかっているのは気にしないで!)。



mixi日記をこっちに切り替えてみた。
べつべつに書くのがめんどくさくなって。
もうとくにたいしたナイショ話もないし、統合。
もし新たにmixiからとんできたひとがいたら、ようこそ。
めんどくさいことしてすみません。(またなんか書きたくなったら切り替えます)。

久しぶりに会った友達に
「ブログ、彼氏といっしょに見てわらってるよ」と言われた。
その彼氏さんとは面識がない…。
それでおもしろいことを書いてやろう、と意気込んでみたものの
ふつうに暮らしているわたしの日記なのだから
まあ、こんなもんです。


今日はホワイトデー、ということで。
職場の紳士のみなさまにお返しをいただいた。感激!
すごい。ホワイトデーってほんとにあったんだ。


「やせたい」とつねづね口にしている女子の食事ではない。

今日のおひるはコンビニで買った
はるさめヌードルとおにぎりとサンドウィッチだった。トリプル主食。
プラス、野菜ジュース。(無駄な抵抗)。
日中、頭が痛くなってぎんぎんいっていたので
よく分からんけど、とりあえずリポビタンDを投入。栄養過多。
夕方、先輩からいただいたイチゴのマカロンを食べた(超おいしかった!)。
会社でとった夜食は、エビチリ幕の内弁当。
がっつりすぎる…。

職場のスーパースタイルいい先輩に
「太りすぎてどうしたらいいか分かりません」なんて
非常にからみづらい話をしてしまった。
先輩はすかさず「ぽっちゃりしてるほうが抱き心地がいいらしいよ!!」
とスーパーフォローを入れてくれた。すげぇ。
だきごこち…この利点がいかされるときはくるのか!?
というか、こんなものすごいフォローにあまえちゃだめだ!

やせるために。
レポートにまとめるべきか。
生活の問題点を洗い出してさ。やせるまでの軌跡を記録。
じゃ、とりあえず、謝辞から書くか(典型的だめなパターン)。

ちなみに、最近セブンで九州フェアをやっている(神奈川だけかも)。
それでカップ麺マルタイの長崎ちゃんぽん発見。これおいしいんだよ。
あと袋ラーメンうまかっちゃんもあった。
これはラーメンの中でいちばん好き、なくらいうまい。
わたしは月曜日から減量するから食べんけど、みなさんにおすすめ。



昨日は休みだったので。
美容室に行ってきた。平塚まで。
おなじみ縮毛矯正。入ってから帰るまで5時間かかった。
ものすごい混んでる店で、席をあっちへこっちへ移動させられた。
「で、今日はどうするの?」と、ドSなカウンセリング。
あんまり余計な話はしなくてよかったから、わたしとしては気がラクだった。
薬液のどくとくのにおいが嗅覚を刺激しっぱなしだった。
あのにおいで眠くなるのはわたしだけかな。
薬液を髪にしみこませているあいだなんかは、ちょっと寝ていた。
まわりを見ていると
縮毛矯正女がどんどん量産されていく、というような感じだった。
美容室っぽくない光景。作業場、みたいな。
おもしろかったのが、美容師さんに「高校生?」と言われたこと。
「いやいやいや、」と爆笑してしまった。
お世辞でも冗談でも、もっと、こう、あるよな。
わたしも、まあ若めに言っときゃよろこぶだろ、と思われる歳になったのだな。
プラスでトリートメントを選んでいると(値段がいろいろある)、
「無理しなくていいからね」と言われる。どんなだよ。超失礼…ウケる。
いろいろ書いたけど、わたしはけっこう好きな感じの美容室だった。
また行くかもしれない。

美容室では、ものすごいいきおいで雑誌を読んだ。
入手した情報から決めたことは…
カチューシャを買おう。部屋を改造しよう。合コンっぽいことをしよう。など。

そのあと、たまたま仕事のお休みだった友達とゴハンに。超ラッキーだ。
行ったお店にウィルキンソン・ジンジャーエールがあって、おっ、となる。
うまい。スパイシー。のどを刺激される感じがいい。
初めて、こどもビールをのんだ。かわいい。りんご味。
アルコール入ってないのにすっごいテンション高くなってしまった。
お料理がおいしかったし、浮ついた話もいっぱいできて楽しかった。

帰りは車で送ってもらってしまったのだけれど…
自分の住んでいるまちなのに超迷わせてしまった。
まさか家までの帰り方が分からないとは。
自分でなら普通に帰れる道だったのに、なぜか分からなくなってしまった。
わたしは好きなひとが見ている前では、
分かる問題を黒板で解くのに間違えたりする。
サーブをいつもより多めにミスったりする。
ことごとくすべったりする。
…はっ!!もしかしたらあの子のこと好きなのかも!


明日は山を歩いてきます。
おやすみ。






2009年3月13日金曜日

日本酒がまわる


週末に、浜松へ行ってきた。
新幹線だと1時間半くらいで着いちゃう浜松。近い。
窓の外で流れていく工場も煙突も富士山も茶畑も。
全部あたまの中にある風景。

浜松もだいぶ変わっていた。
駅前のフォルテは壊されている途中(遠鉄百貨店の別館になるんだとか)。
メイワンがリニューアルしていた。
ワンフロアまるごと谷島屋になってて、
雑誌のバックナンバーなんかも置いてあって、
かなりいい感じになっていた。わたしがまだ浜松におるとき、こうなってほしかった…。

友達と会ってトロンバでお茶、何時間かしゃべりっぱなしだった。
その子がとてもよく笑ってくれるので、
自分がとても愉快なひとになれたような気がしていた。たのしい。


今回の浜松訪問の目的は、バレー部の追いコン。
ちょうど院進学した同級生が追い出される年、ということでお見送りに。
はやいもので、もうわたしたちが卒業してから、2年が過ぎた。
バレー部の追いコンといえば、日本酒まわしのみ。
一升瓶がまわる。
足りなくなって、さいごビール瓶になってた。
なにもそんなにのまんでも…、というくらいのんでた。
みんな倒れていたり、ふらふら歩いたり、「大丈夫です」と言ったりしていた。
わたしも現役のときはあんな感じだったんだろうか。
一升瓶をラッパのみするようなことは
わたしの人生の中でも、この先もう無いと思う(逆にあったらこまる)。
同級生の挨拶に、じんとする。いいこと言うなあ。
そうだ、みんなバレーでつながっていたよね。つながっている。つながっていく。

卒業おめでとう。
みんなの行き先それぞれでの、
あふれるしあわせを祈っています。

そのまま二次会。
そして懐かしい友達のアパートへなだれこむ。
今年卒業するひとりの彼は、みんなの写真でpptをつくってくれていた。
スライドショー上映会。
いろいろ思い出して、超感動。超わらった。
ほんと出会いに恵まれたんだな。今さらかな。みんな大好きだ。
いっしょに過ごしたときを愛しています。これからもよろしく。

わたしが撮った写真で
「これいいな」とか「マガジンの表紙みたい」とか言われてるのがあって
自分の手柄のように、勝手に鼻高々だった。
かわいい子をかわいく撮るよろこび。ひとの写真をもっといっぱい撮るぞ。


友達のくれた手紙をこそっと読んだ。
わたしから見えているもの、を
ひとから見えるかたちにすること。それがやりたいの。最近よく考えている。
写真数枚から感じてもらえたことがすごい。うれしい。

飲み会の後特有の、部屋の中のよどんだ空気が懐かしかった。
ひとりふたりと帰っていく中で、だらだらしゃべり続けた。
その感じがなんともいえず
2年前の感覚がありありとよみがえってきて
わたしも今にも「おつかれ」と立ち上がって
チャリに乗って自分のアパートへ帰っていっちゃいそうな感じだった。
明け方、みんな寝てしまったので
わたしもソファと棚のスキマに入り込んで、コタツに足先を入れて、眠った。
お世話になりました。

お料理も美味しかったし
いい話もきけたし
いっぱい話せて楽しかったし。

朝、アパートを後にして、とりあえず駅前、スタバ。
そこらを歩いていると、「はるちゃん?」と声をかけられてびっくり。
後輩とばったり会ってしまった。浜松せまし。
最後いつもいっしょにいる友達2人とそのまま氷箱里でランチ(満腹)、
ものすごい眠気の中トゥル・ネラ・パージュでお茶、
新幹線でそれぞれのまちへ帰っていくまで
長い時間、いっしょに過ごした。
わたしが「日曜日の朝、パンを焼く女の子になりたい」と言うと
「焼きゃいいじゃねぇか」と友達。
こういうやりとりが、ふつうなんだけど、なんかうれしい。
わたしはデレツンだという指摘は、もっともだと思った。
ほんとはデレデレなんだけど。そうとうこころの広いひとじゃないと相手にしてもらえないな。
久しぶりに会うのに、特別じゃない話ばっかり。
特別じゃない、という特別さ。
つづきはまたこんど、ね。また会いましょう。






真夜中のお菓子


浜松で買ってきたおみやげのうなぎパイを、誤って踏んでしまった。
今朝、急いでたの。ばたばたしてたの。
ひとにあげようと思ってたのに。特別なひと用の、うなぎパイV・S・O・P。
(知ってた?ノーマルなうなぎパイは‘夜のお菓子’だけど
V・S・O・Pは‘真夜中のお菓子’なんだよ)。


肌が依然として荒れている。
気になって触るからよくならないんだな。頬がケガしたみたいになっとる。

口の中が口内炎でぼこぼこ。いてぇ。
なんなの、たいして疲れてないのに。

今朝、目が覚めとき、なぜか汗びっしょりでびっくりした。
まだ寒いのに。エアコンもつけてないのに。夢でもみたのかな。おぼえてない。

体調はすこぶるいいけれども、何かがおかしい。


今年の目標の「早起き」は、なんとなく続いている。
だいたい毎晩1時くらいまでには寝とるし。
でもどうも生活がうまくまわっていない。
なんかあんまり早起きしとる意味ないなあ。
生活革命起こそう。


このごろの、こと。思い出した。

会社で健康診断があった。
採血がだめなわたしとさよならしたくて
「大丈夫です」と言い張ったけれども、ベッドに横にさせられた。はずかしい。
視力検査で「分かりません」って言うのが苦手。そういう年頃。
知ってたけど…太りすぎている。からだが重い。動くのがだるいもの。
わたしなんかは「どうしてこんなになるまでほうっておいたんですか」と
ドSな女医さんあたりに責められたほうがいい。
健康のために、やせよう。女子力あげるためにも。
やせたら、何もかもがうまくいきそうな気がする…。

コンタクト(ワンデー)を半年分買った。
自分についての先の予定を決めるのが苦手なわたしには
半年先まで同じメーカーのコンタクトを使い続ける、
という些細なことでさえ、重大な決断のように思える。

部屋探しをしていた。
(一時期、友達に引っ越すぞ、と言いまわっていたので
久しぶりのひとにはおまえまだ引っ越してなかったんか…、と呆れられてしまいそうだけれども)。

へんなところでけちだから、なかなか決めきらない。
気になる物件見てきたりしたけど、だめだった。
住めるけど、住めるんやけど、ね…。うーん、だめだ。
それとなく、探そう。

バレンタイン前に横浜でデパートのチョコレートめぐりをした。
パラダイスだった。かわいいのがいっぱい。
チョコレートビール、っていうのもあったけど
ふつうのビールのほうがおいしいな、とわたしは思った(それじゃバレンタイン関係ない)。
女の子わらわら。みんな真剣。チョコレート戦線。
高いチョコの箱を山ほど抱えているひともあり。恋多き女…すてき。
フロアには男の子もちらほら。
話題の‘逆チョコ’選びっぽい子もいてほほえましかった。
わたしは「べつにチョコレートなんか見てませんから」という姿勢で、
ぶらぶら見てまわった。
なんかはずかしかったので、
「わたしはチョコレート調査団の団員」と設定して
早口で注文してサッと素早く買って帰った。

あるとき。平塚で1本映画をみたら、もう1本みたくなって
レイトショー鑑賞してきた。
エンドロールが終わってすぐ映画館とびだして、走った。
終電ギリギリ。
広くてひと通りの少ない道を、本気で走った。
なんかこんなに走るの久しぶりだな、と思った。
のどの奥がひゅうひゅう鳴ってた。
冷え込んだ日だったけれど、走りすぎてぜんぜん寒くなかった。
それでなんとか間に合ったのだけれど、
車両のドアの故障か何かで、出発が遅れた。
なんだよー、あんなに走ったのに、と思いながら、隣を見たら
眠り込んでいる男のひとがとてもいい顔をしていたので、JR許す。
二宮で降りた寝顔のうつくしい男のひと。

職場の先輩は、子どもにお話をしてあげるらしい。
話しながらつくるらしい。
「山にのぼった河童の話」とか。
すごい気になる。どんな話なんかな。いいなあ。
わたしも誰かになんかお話してあげたい!

そして、スペシャルなこと。
少し前にしーなねこさん、というものすごいひとにお会いしてきた。
しーなねこさんとそのお友達が新宿で飲む、というのをききつけて
わたしも行きたいです!と突然おねがいした。
どうしても会ってみたかったので。
わたしは普段うじうじしているくせに、
こういうところで凄まじい行動力と強引さを発揮してしまう。
会いたいひとには会う。これは鉄則。
それにしても新宿駅は出口がありすぎて、わけがわからない。超迷った。
みなさんがのんでいた銀座ライオンに着いて
しょっぱな近くの女の子に「なんでそんなにキョドってるんですか」と笑われる。
ああ、こんな突然あらわれたあやしいわたしにもかまってくれるんですね。やさしい…。
おもしろいひとばっかりだった。
おもしろいひとのまわりには、おもしろいひとが集う。これも鉄則。
ビールをたのんだら、なんかわたしだけジョッキがまわりより大きくて
「え!みんな中ジョッキじゃないの!?ねぇねぇ。
これじゃわたしひとりだけまるで空気読めてないみたいじゃないか」(心の声)
と、また、あわあわする。(なんか銘柄が違ってただけらしい)。
たのしくお話させていただいた。
まとめ。
○わたしも鉄道博物館に行かねばならない、ということ。
○宇宙、についてわたしはまだよく分からない、ということ。
○突き抜けたい、ということ。
○リラックス・オープン・エンジョイ、ということ。
○しーなねこさんはものすごいひと且つすてきなひとだった、ということ。
○やはり会いたいひとには会わねばならない、ということ。






2009年3月11日水曜日

みたものきいたもの


映画が好き。
(何かみてこころ動かされると、映画館を出た瞬間に
福岡の、あの映画好き女子に電話したくなる。
「もうみた?」「どうやった?」って)。


みた映画。
何の参考にもならない、わたしの個人的感想も少し。
『闇の子供たち』
話題作だったけれども、わたしはちょっと…。
ノンフィクションにみせたいようなフィクションはいただけない。
完全なドラマとしてみればよかったのかも。
『ヘブンズ・ドア』
テキーラとレモンのシーンが印象的。
塩・テキーラ・レモン、なんかやりたくなってきた。
「天国じゃさ、みんな海の話をするんだ」―
なんだか好きな感じの映画だった。
わたしだったら死ぬ前に、何がやりたいかなあ。
あ、浜松のアクトシティががつんと出てたよ。
『少年メリケンサック』
おもしろかった。クドカン、イイ!
TELYAオモシロス!!!「アンドロメダおまえ」…。
あーライブに行きたいなあ!
峯田和伸(銀杏BOYZのボーカル)が最高。かわゆす。
かわいいのに、かっこいい。
峯田みるだけでも映画みにいってよかった。
『K-20 怪人二十面相・伝』
わたしじつは江戸川乱歩の小説が好きでね。タイトルだけでみに行ってしまった。
こっちはオリジナル作品だったけど。
アクションすてき!わたしもワイヤーロープ片手に走って通勤したい。
主題歌(オアシス)もかっこよかったなあ。
仲村トオルが超クール。あと小林少年役の本郷奏多が…イイ!!

みたDVD。
『恋するマドリ』
お引越しっていいなあ。
わたしもベランダがほしい。植物を育てたい。水まきしたい。
なんといっても松田龍平がかっこいい!
けだるい感じ。隠し切れない独特のいろけ。あと、白衣。
お話は…恋がセツナス。でも元気になれる映画。
『サイドカーに犬』
1日で3回もみてしまった。
笑えるのに、ものさびしくて、胸がきゅうっとなった。
ワンワン!のシーン(みたひとにしか分からんか)なんかもう…。
松本花菜ちゃんにほれてしまった。
ヨーコさんと薫との関係…友情?には、あこがれる。
『メゾン・ド・ヒミコ』
これはとても、とてもよかった。甘くて、苦くて。
おしゃれ。こんなドキドキしてしまうのはなんでなんやろう。
涙ぼろぼろ流しながらみてしまった。
ちゅーのシーンみててへにゃり、くたばりそうになる。
オダギリジョーかっこよすぎる。色っぽい。うつくしい男。
ananかなんかで西島秀俊のセリフ
「なんで我慢すんの?声出せよ」がセクシィだってとりあげられてたけど
確かに、という感じ。
『月とチェリー』(*映画の公式サイトがなくなっていたのでDVDのサイト貼っとく)
『百万円と苦虫女』がとてもよかったので
タナダユキの映画はほかにないのか、と探してみた。
これもおもしろかった。なんか、ちょっとえろいけど、ウケる。
恋とか愛とか、よく分からんけど
好きなら、もうそれでいいんやないと?って気持ちになる。
『クワイエットルームにようこそ』
「生きるって重いことよ」。これは重い。
フリーライターの主人公が
編集者に原稿が遅れる電話を入れているシーンがおもしろかった。めちゃくちゃ言う…。
おもしろかったけど、やっぱ、なんかこわいなと思った。
わたしは自分ではクワイエットルームとはまったく無縁だと思っているけれども
もしかしたらこちら側とあちら側って大差ないのかもしれない。
いつあのベッドに横たわっていてもおかしくない。
「わたし、大丈夫です」って証明できるかな。


気になっている映画(小田原か平塚でみられそうなので)
『カフーを待ちわびて』
『ホノカアボーイ』
『GOTH』
『秋深き』
『ヤッターマン』

ものすごく気になっている映画。
『おと・な・り』
平塚の映画館でポスターみたから、そこでやるんだろうと思う。やったあ。
5月30日から全国上映。
麻生久美子と岡田准一だなんて、キャスティングが神すぎる。
ストーリーも気になる感じ。はやくみたい。
(あ、公式サイトにふつうに岡田くん写真載っとる…。ジャニーズって写真OKになったんかな。)



よい映画求ム。よかった映画は随時おしえてください。

******************
このところ聴いている音楽
凛として時雨
はげしいのも、しずかなのも、ぞくぞくする。中毒性がつよい。
■『#4』
「鮮やかな殺人」の入りのTKのつきぬけるような声が好き。
「CRAZY感情STYLE」の「僕のせいで死んじゃえばいいよ」にざんねんながらモエてしまう。

■『Feeling your UFO』
「想像のSecurity」、はじめのフレーズ「曖昧な言葉で僕を誘惑してるの」にくらくらする。
「感覚UFO」、途中のめちゃめちゃになっちゃってる感じがたまらない。

■『Inspiration is DEAD』
「nakano kill you」かっけぇ。ころされそう。
「 i not crazy am you are」好き好き。きみはもうくるってるんだー。

■『Telecastic fake show』
このシングルを視聴機で聴いてから、時雨漬け…。
■『moment A rhythm』
1曲入り3000円というサデイスティックさだけど、大満足。
12センチ、とかオレンジの集合体、とか
意味を正確にとらえようとするとよく分かんない。
けど情景の浮かぶ詞なんだよね。ふしぎ。


…わたしの感想、ふつうにきもちわるいですね。
5月13日にニューアルバム『just A moment』も出るらしい。た

2009年3月10日火曜日

くものうえ


雲の上のひとのことを思う。
天にも昇るような気持ち、にはなるけれども
それは気持ちばかりで、自分が昇ってゆくことはできない。
そこへ行くには何がいりますか?何がいりませんか?






カクレ薄情


わたしがあなたのために何かするのは
あなたから何かもらえるから、
もしくは何かもらえそうだから、なのかもしれない。
わたしにかかわるひと、とくに仲良くしてくれているひとには
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
うすうす気がついていたことだけれども
やはり、わたしには愛が足りなかった。
ひとのために何かしたい、誰かの力になりたい、という
ひととして備わっていて当たり前の気持ちが欠けているのである。
わたしは自分のせせこましさを知って
なんだかもういやになってしまった。
わたしはどこまでも打算的。
けれども、あたまが悪いせいで得をとれないでいる。
ただそれだけのことだったのです。


とんでもなく肌が荒れている。
ごめん、楽しいこともあったのにこんなこと書いて。
笑ってたわたしも、うそじゃないんだよ。
ぜんぶわたしなんだよ。
楽しかったことは、また改めて。







2009年3月7日土曜日

ランチパックと奈良漬の共通点


昨夜のできごと。
とんだお笑いぐさだ。

午後10時過ぎの帰り道。
わたし、車の中でお昼に食べそびれたランチパックを食べながら帰ってたんです。
(家に帰ったらすぐやりたいことがあったし時間がもったいなくて…
ってここで横着した言い訳してもしょうがないけどな)。

もぐもぐしてたら家の近くで、暗がりから警察がとびだしてきた。
なんなんや、と思ったら
「飲酒の検問です」。
このあたりで飲酒の検問は何回も通ったことがあるけど
いつもは遠目にみてあのあたりで検問があるなって分かるような感じだったから
今回は少人数(2人?)なのにびっくりした。
ドッキリ、ゲリラ検問。

で。
いつもどおり窓から顔を出して
小さな携帯ラジオくらいの機械に向かって息を吹きかけた。
フゥーッとやったら「ハァーッとやってください」と言われて、ハァーッ。
そこで「ん?」とポリス。
「もう1回おねがいします」。ハァーッ。

なんかひっかかったらしい。

「免許証だしていただけますか」。
え!
「ちょっとあっち側に車停めていただけますか」。
ええ!
おとなしく免許証をわたして車をパトカーの隣に停めた。
「貴重品だけ持ってパトカーの中にお願いします」。
えええ!
「いや、のんでないんですけど」…
どう見ても会社の車やん。
どう見てもくたびれた仕事帰りやん。
どう見てものんでないやん。
道端でわたされたコップの水でうがいして
ぶつぶつ(こころの中で)言いながら、左後ろからパトカーの後部座席へ。
黒いシートだった。
このごろ『チェンジリング』っていう映画の予告を何回も見ていたせいか
国家の陰謀や!と思った。このまま捕まったらどうしよう…くびかな、とか。
あたまの中で相対性理論の「スマトラ警備隊」が流れていた。
CIA KGB FBIに共産党の陰謀よ 誰か わたしを逃がして〜♪

「一日に何人もご協力いただいていることなので
気にしなくていいですからね」。
気にするよ!
わたしの免許証がちいさいボードにのっかっている。
もうひとりのポリスがどこかへ連絡を入れている。
すっごいやさしく対応されるのが逆に疑われているように感じた。ドキドキ。
「一年以内に違反は?」ありません。
「免許取得されてから違反は?」ありません。
「いまお仕事帰りですか?」そうです。
「お食事されましたか?」はい、パンかじってました。
「○○(勤務先)って、あの○○ですか?」そうですけど。(べつの○○があるのかしら)
なんかのんでないのにドキドキしてきた。
そこで、2次検査的なものを。
ビニル袋を息でふくらませた。それを専用のキットで調べるのらしい。
こういうの警察24時で見たことある。
警察24時といえば、どうでもいいけど、
パトカーの後部座席ってたしか中から開かないんじゃなかったっけ。ドキドキ。
検査結果は、(のんでいないのだからあたりまえだけど)シロ。

「わたしさっきランチパック食べてたんですけど」と言ったら
ポリスも合点、おしえてくれた。
ランチパックって飲酒の検査に反応しちゃうのらしい(衝撃的事実)。
なんかよく分からんけど、そういう成分が入っているんだとか。
ランチパックってそんなピンポイントな…。ミラクルなんですけど。
ほんとにのんでるひとが「ランチパック食べた」って嘘つくこともあるらしい。ほんとかよ。

※ランチパック。(公式サイト
1984年発売の山崎製パンの人気シリーズ商品。
ミミを切り落とした食パンを袋状にして具を閉じ込めたサンドイッチ。



家に帰って姉に電話してそのことを報告したら
「なんそれ、コントやん」
とめちゃくちゃ笑われた。
でさー、でさー、と、ことこまかに説明しながら
ムシャクシャしすぎて眉毛をむしってしまった。
あとで鏡を見て驚愕。
いまぜんぜん眉毛がない。すっかり人相が変わってしまった。
もう!何もかもめちゃくちゃだ!


みなさんもお気をつけあそばせ。眉毛に、ではなく検問に。






2009年3月6日金曜日

恋わずらう前に


だめだ。このままではほんとに好きになってしまう。
恋なんてものは気軽な感じでやりたいものです。

と、友達に電話でその話をしたら、
「ああ、カジュアルにね、フレンチキスだね」
と言われて、それがなんかおもしろかった。フレンチキス…。

好きになる前に恋できんかな。
気軽な感じで。


会社の先輩から、とっても素敵なものをいただいてしまった!
机の上に置かれた黒い小箱を開けると
キラキラ透明のケースがあって、その中には
赤色!!
このバラ、プリザーブドフラワーで、半永久的に保たれるのだそう。

うれしいなあ。


友達と恒例のミーティングをひらいてきた。
のんでないのにへんなテンション。
ひたすらに、かっこいいひとの話で盛り上がった。いつもどおり。
「なんといっても顔がいい」「髪型が」「指先が」…
「煙草を吸うところがいい、こう、火をつける瞬間がさ、」
「それそれそれ、分かる!いいよね」などと言い合う。
「ネクタイをゆるめる仕草がさ」
と彼女が言うので、え、そんなん見たことあるんや、とびっくりしてたら(嫉妬)
「まあ、妄想だけど」というこたえ。妄想の描写がこまかすぎる…。
いち男子の、かっこいいと思った部分や場面を持ち寄って
披露し合う、24歳女ふたり。
「もう、なんていうの、ふにゃあ、ってなるよね」「そうそう、そうなんよ」。
「かっこいい」って何回言っただろうか今日。
きもちのわるいふたり。
彼女はかわいい子なのにわたしといることでモテ度をさげていやしないか、
ちょっと心配になる。大丈夫か。かわいいから。
数時間、ひとりの男子についての話で盛り上がれるのもすごいけど
最終的には「かっこいいよね」とため息ながらにつぶやいて終わる、
この何も生まれない会合が何度も開かれているのがすごい。

お店で流れていた小沢健二の『指さえも』がよかった。
この歌大好き。

あの人の指さえも 今僕のもの






2009年3月5日木曜日

ゆくゆくはゆき


雪が降りました。
わたしの気持ちは冷えに冷えて
ゆくゆくは雪になる。
とけてなくなる雪になる。
少しだけ待っててほしい。春がくれば大丈夫だから。






チャームはハート型


結婚式では、「ブーケプルズ」っていうのもあった。

しあわせなふたりの心づかいに感謝。ウキウキしちゃった。

花嫁の投げたブーケを受けとったひとが、次の花嫁
っていうブーケトスのことは知っていたけど
このブーケプルズは知らなかった。
花嫁の持つリボンをみんなでひっぱって
その中の一本だけにブーケがついている、というもの。くじびき式。
わたしはブーケは引き当てなかったんだけど
引っぱったリボンの先にはかわいらしいチャームがついていた。
ほかのみんなにもそれぞれ違うかたちのチャームが!
かたちによって、それぞれ意味があるんだっておしえてもらった。おみくじみたいだ。
友達のひいたのが鍵のかたちで、
意味は「ものに困らない」なんだとか。いや、ものに困らないって…。
なんかそれがおもしろかった。ふたりで爆笑。



ちなみに、わたしが引いたのはハート型(写真)。
意味は「新しい恋の始まり」なんだって。


じゃ、はじめましょうか。






2009年3月4日水曜日

あふれる愛にふれる2


すばらしかった。
お料理も何もかも美味しかったなあ。とくにデザート。

(結婚式のあとのつづきの話)。


夜になった。友達と新幹線で移動。語り合う。
頭の中で整理できていないことをガンガン吐き出した。
久しぶりに会ったのに…みっともなくて申し訳ない。

@浜松。時間があったから、ひとりのみに挑戦した。
外でひとりでのんだのって初めて。また余計な経験値があがった。
昼からずっとのみ続けていたから、この時点でだいぶ酔っていたのだと思う。
しかもわたしは結婚式に出た格好のままふらふらしていたから、
ちょっとへんな女に見えたかもしれない。

肴町の45−2というバーへ。
大学のときに行ったことがあって、もう一回行きたいと思ってたお店。
すっごくお洒落。超おすすめ。
「いつも何時から営業してるんですか?」ときいたら
「だいたい8時。だいたい、っていうのがポイントね。8時目指す、って感じ」とおしえてもらった。
浜松で8時以降にのむときはぜひ行ってみるといいよ。
ほんとにいい感じなので。
(ちなみに定休日は日曜日だそうです)。


背水のジン。(ごめん、言いたかっただけだ)。
マティーニとグラスホッパーをのんだ。
ほんとはxyzもアイリッシュコーヒーもアブサンものみたかったけど
アルコールがまわりすぎてもうのめなかった。
マティーニってつよいんだな。
(帰り際、お店の出口が分からなくなって、足元がふらふらしていたくらい。
そんなになるまでのむなよ、と誰かに叱ってほしい)。

のみながら思ってたのは
ひとりでのみに行くひとって、何してるんやろう?ってこと。
薄暗くて本も読めないし、
携帯をカチャカチャいじる雰囲気でもない。
何もすることがなくてひまなので
わたしはテーブルの上でひたすらピスタチオをいじっていた。
ときどきろうそくに手をかざしてあそんだり、
お酒をつくっているカウンターの中をのぞきこんだり。
酔っぱらいは、けっこうなんでもできる。
▼ひとりでのむひとに質問。のみながら何しているんですか?

なんだかんだで深夜になる。
先輩とごいっしょさせていただいたホテルの部屋にチェックインする。
アルコールがまわりにまわって、
先輩が帰ってくるまでひとりでふわふわしていた。
眠りについたら深くて、
朝遅くまでぐっすり眠り込んだ。
いつも家よりも外のほうがよく眠れるのが不思議。ひとがいるからかな。


朝からばたばたとチェックアウトして、ベローチェでお茶した。
なんか浜松は、どこへ行ってもなつかしい。
先輩と友達と仕事のこととか、いっぱい話した。
友達の子どもがほんとにかわいくてめろめろになってしまった。

先生と、ゼミの先輩たち、友達ご夫妻とのお食事会へ。
すっごい笑った。たのしかったなあ。
また会いたいです。


先輩はかっこいい。
颯爽と歩く姿にときめく。
わたしの辞書の、「デキる女」の欄には先輩の姿を挿絵として入れたい。
西へ東へとお仕事に忙しいひとなのに、
全力であそんでいるように見える。
付き合いが広くて、いろんなひととつながっている。
ひととのつながりを保つ秘密は「まめさ」なんだって。
わたしも見習いたい。

もっとひとと会おう。あそぼう!


帰りは先輩のお友達に
なんと浜松からわたしの最寄駅まで車で送ってもらってしまった。アリガタス。
東京方面へ向かう途中だから、とはいっても
ものすごい遠回り…。善意炸裂。なにか恩返ししたい。


怒涛の週末、すっごくよかった。元気をもらってきた。
ひとに会うことは大事だ。たのしもう3月。






あふれる愛にふれる1


友達の結婚式に行ったことと、その前後のお話。


ずいぶん前から予告されていたのに
式へ出席する準備は、けっこうバタバタだった。
着ていったワンピは直前にネットで買った、とか
靴は先週買ったばかりだ、とか
美容室の予約は前日の夜に入れた、とか話していたら
友達に「はるちゃんらしい」と笑われた。…あいかわらずです。

朝から静岡入り。

美容室に行った。
ちゃんとしよう、と思って、メイクと髪のセットをやってもらった。
メイクの威力を思い知った。すごいの。
わたしがしっかりめにメイクする日と比べてみても
過程がぜんぜん違っていた。
何回も何回もいろんな種類の粉類をぬりつけていく。
とくにアイメイクは神業で
自分の顔なのに、見ていて「すごいですねこれは」と言ってしまった。
髪型もふわふわのアップにしてくれて、
こんなんできるんやなあ、毎日これにしたい!と思った。
「可愛くするのが仕事ですから」とおにいさん。なんてすてき。プロフェッショナル。
じつは美容室ってすごく苦手であんまり行きたくないんだけど、
なんか、その店はとてもよかった。


大学の友人たち、先生と合流。
久しぶりで、話しても話しても、ぜんぜん足りないような気がした。
友達は「笑いすぎてあごが疲れた」と言っていた。

わたしが過ごした分と同じだけの日々を
みんながそれぞれで過ごしている。
それって、なんだかすごい。

あの毎日を過ごして自然とできあがってきた関係って貴重だな。
大切にしたいな。今になって思う。

その友人のひとり、上から目線の二枚目男からのアドバイス
「男は熱いコーヒーは苦手なんだよ。冷めるまで待ったほうがいい」。
なんか印象深かったのでメモしておく。
この男のたとえはいつもなんかトんでて
よく分かんないんだけど、
あとから頭の中で完成する。なるほどね。
頭がよくて機転がきいてて追いつけなくて、なんかムカつく。


とてもいい式だった。
花嫁、めちゃくちゃかわいかった。
白いドレスのち黄色いドレス。ヒマワリみたいな。よく似合う。
しあわせなあの子がまわりをしあわせにしている。
しあわせのまわりにはしあわせが集う。まばゆいばかり。
あの子の彼氏(夫)の話は
学生時代からよく聞いていたのだけれど、
ご本人にお会いしたのは今回の式が初めてだった。
そのやさしそうな笑顔を見ていると
2人の過ごしてきたときのイメージが浮かびあがって
あの頃あの子の話してくれたエピソードとぴた、ぴた、と一致して
なんかわたしは勝手にうれしくて、涙がでそうだった。

サービス精神旺盛なあの子だから、
花嫁からおとうさんへの手紙、のところでは
真剣に話をしながらも、かなりおもしろいことを織り交ぜていたのだけれど
感動しすぎてぜんぜん笑えなかった。


2次会へ。たのしいときが続く。
ほかの友達も合流。
花嫁がかなりのミニ。かわいい。ドキ。
なんかハッピーすぎて、誰にともなく「大好き!」と言いたいような気分だった。
ビンゴで白熱。「俺の人生、リーチだらけだ」と二枚目男。いちいちうまい。


おしあわせに!!!
もうすでに幸せだろうけど、もっともっと幸あれ。心から祈る。

(わたしのその後の行動記録は次の日記へとつづきます)。






2009年3月3日火曜日

やすやすとスヤスヤ


昨日は、家に帰ったのが夕方5時。
で、そのまま6時くらいに寝てしまったらしい。
つぎに目覚めたのが朝の7時。
時計ひとまわりとちょっと。13時間睡眠だよ。恐怖体験。

そんくらいくたびれたけれども
それでもめちゃくちゃ楽しかった週末のことは、またあらためて。

あんなに寝たのに、今日も、もう眠たいや。生きているからな。
おやすみ、よい夢を。