2009年10月19日月曜日

おしあわせに、を心から


友達の結婚式@表参道に出席してきた。
いい式だった。
ハナヨメのかわいらしいこと!美しいこと!
結婚式って見る者を幸せにするような特別の笑顔が
自然にこぼれるものなのだなあ、と思った。

牧師さんの「お互いは違うということを受け入れる」という話や
変えられるものを変える勇気を、
変えられないものを受け入れる平静さを、
そして、それらを見分ける智慧を
わたしに与えてください。
」という祈りの言葉がつよく胸に残った。
「おしあわせに」。
祈りながら、フラワーシャワー。心から。
モアおしあわせに。

披露宴。テーブルの上で、水が注がれて光り出した花。ふしぎ。
スピーチも写真も映像も、
ふたりのまわりにあるすべてがドラマチック。
いいドラマを見せてもらった。
出席したみんなの感動している姿を見て
「うつくしいなあ」とまた感動した。






男の子の夜


合コン的なのみ会@渋谷に行ってきた。
友達に呼んでもらって。(ありがとう!)
なんか...よかった。ほんとたのしかったなあ。

女の子サイドは、シモキタ散歩帰りの友達2人とその友達1人。
待ち合わせ場所で「(彼氏)いないよね?」と確認し合う。
「あたりまえじゃん!」「じゃなきゃ今日いないよ!」とひと笑い。
超魅力的なんだこの子たちがまた。
気づいていない世の男子たちがいたとしたら、すっごいソンしてるぜ。

来ていた男の子たちは大学の同級生で、
いつもつるんでいる仲間なのだそうだ。
就職してもそういう関係が続くっていいよね。
ほんっと仲いいんだなあ、って
傍から見ていてニコニコしてしまう。「男の子」って感じ。
合コンの打ち合わせに0次会をしてきたようで
開始からみんなもうすでにちょっと酔っていた。
(言ってくれよ!そこから参加したかったよ!)

「趣味はパラパラです」とか
何を言っても「チャラいねー!」ってつっこみが入るとか
おもしろくて、笑ってばっかりいた。
わたしの回文の話に予想外に食いついてもらえて
なんか逆にアレ?ってなった。(ウケたけどモテないだろうな!)
びっくりしたけどうれしかった。

みんなすてきなだったなあ。
キラキラしたさわやか先生と
とても感じのいい広告の仕事のひとと
大人で気遣い上手なSEのひとと
なごませ系スポーツマンのSEのひとと。
「またのみましょう」だけに終わらず
こういうのみ会のあとでちゃんとメールしたりしてるのって
わたしとしてはレアな気がする。(普通のことなのかな)。
あのたのしそうな「男の子」グループにまぜてほしい。そんな気持ちです。

リラックスしすぎて、ビールばっかりのんでいた。(合コンなのに!)
あとでメールしてた男の子に
「のめるのは知ってる(笑)」
「たしかにビールばっかりのんでるのはかわいくはないよね(笑)」
などと言われてしまった。もういいや。たのしいの優先。

出会いって、すばらしい。

ハッピーな気分だった。
そんなにのんでないのに
初対面だった女の子と駅の改札前で握手していたくらい。







女の子とお茶するのはたのしい


渋谷で大学の後輩とカフェデートしてきた。
Twitterで「いいカフェないかなあ」と投げたら
カフェにくわしいステキ女子さまがおしえてくれた
concea.cafe MIYAMASUZAKA コンシールカフェ宮益坂へ。

きもちよく晴れた日。
大きな窓のそばの席で、ランチして
ゆっくりのんびり話をした。

***
ほかにおしえてもらった
渋谷屋根裏カフェ/ダイニングatticroom
○恵比寿ヌフカフェ(テラス席があるのらしい)
にも今度また行こう。
あとちょっとわたしが行ってみたくて迷っていた
青山ベリーパーラー
キルフェボンにも。
***

ぶらぶら歩いてまわった。
わたしが行きたいと言ったH&Mとか。
おしゃれ後輩行きつけの古着屋とか。
黒かグレーかベージュかで迷ってたり
鏡の前で服を合わせたり
お買いものする女の子ってどうしてああかわいいのだろう。たのしい。

今年就職した後輩。仕事の話をきく。
もともとしっかりしていた彼女だけど、その加速ぶりはすごい。
残業続きで疲れているのにもかかわらず
あふれんばかりのエネルギーと明るい笑顔は健在。
こちらまで照らされた気がした。若さや元気さって大事だ。
途中、彼女のお仕事ケータイが鳴って
「お世話になります!」なんて言うのをそばできいていて
立派になったなあ、なんてえらそうに思ったりして。
で、電話切ったあとでわたしに「ゴメンネ」なんて言う顔がかわいくて
その切り替えぐあいにぐっときたりして。

またあそびましょう。
用事はなくても、ニュースとか悩みとかあってもなくても、
好きなだれかといっしょに過ごせるってすてき。
休日は、だれかに会いに行く日だ。






2009年10月16日金曜日

美容師に恋をする4


町田の美容室に行ってきた。
そう、あの美容師さんがいるところです。
参考:美容師に恋をする
片道1時間かけて髪切りに行くひとって、そうはいないと思う。

やっぱり、かっこよかった。
薄手の柄シャツ(やはり基本透けたいみたいだ)に
黒いタンクトップ(腰が超ほそい)、
ゴツいシルバーアクセ(原宿で買うらしい)。
そういうのがしっくりくるきれいな顔つき。
店の前に立ったときから、座って待っているときから、
わたしはちょっと緊張している。
「こんにちはー」ってそれだけでぐっとくる。
イントネーションがとくべつ。かすれたようなあまいような声。
目がきらっきらしている。

縮毛矯正と、カラーと、トリートメントと、ちょっとだけカット。
これから髪をのばすことにした(今ちょうど肩くらい)。
わたしはもともと超テンパなので
ストレートかけるならのばして重くしたほうが扱いやすくなるらしい。
カラーは、まあ、落ち着いた感じで。もうおとなですからね。
シャンプーやトリートメントのいい匂いも
その美容師さんのイメージのひとつとしてくっついている。
美容師さんって得だな。
あとカラーするときにゴム手袋に
フッと息を吹き入れてふくらませて手をとおしてたのが
妙にすてきに見えた。

わたしが美容室は苦手だという話をしていて
「はい、なので今も緊張しています」と言うと
「ええ!今もですか」とすごいびっくりされた。
その上、美容師さんがかっこいいですからね。

美容師さんは学生時代ずっとサッカーばっかりやってたそうだ。
短髪で。いい!それも見たかった。
スポーツマンはタイプじゃない、筋肉とかキライ、
などと公言してきたわたくしですけれども、それ、撤回します。
スポーツマン大好きです。はは。

「最近ね、僕走ってるんですよ」と美容師さん。
趣味はランニング・・・さわやか!
体力もついて疲れにくくなる、ストレス解消になる、とのこと。
走ってるときって何考えてるんですか?ときいたら
「ペース配分とか。僕スピード出しすぎちゃうんで」って。
完全にアスリート走りじゃないか。あんなほそいのに。
あれぜんぶ筋肉なのかな。
「○○さん(わたし)も走りましょうよ。すごいいいですよ」
そこのABCマートでシューズ買ったらいいですよ。
僕もそこで買ったんです。
あ、高いの買わなくていいですからね。3000円くらいのがあります。
・・・ああ、とか、はい、とか、そうですね、とか
へらへら相づちを打っていると
「約束しましょう」と言われる。
やくそく。なんて甘美な響き。

かかえている指名のお客さんは超多いらしい。
「ほんと仕事と家との往復で」なんて言っててキュン。
いそがしいひとってすてき。

彼は店内のチームリーダーをしているそうなのだけれども
ミーティングでは「ダメだしされたいひと」ってまわりにきくそうだ。
希望制なのってすごい。それでもたいていみんなダメだしされたがるらしい。
その美容師さんだから、なのでしょう。
「あと職場でマイナスのことば言うの禁止してるんです。
つかれた、とか。あの、言霊ってことば知ってます?」
そんな話にも、へえーって感心しきり。
業界は違えど、勉強になるなあ。
仕事の話をもっとききたい。

よいコミュニケーションの秘訣をおしえてもらった。
心理学の話とか。よく勉強しているひとだ。接客のプロであるのだなあ。
話しているときの顔の角度によって相手に与える印象が違う、
という話がとくにおもしろかった。
「ほら、みあげる感じ」「みさげる感じ」「右から」「左から」「ななめ」
「ちがうでしょ」
鏡越しに、いろいろ見せてくれた。
まあ、全部かっこいいから全部いいと思いますけどわたしとしては。
いちばんかっこいいと思うのは、
カットをしているところ。
目をふせてハサミをもった指を繊細に動かしているところ。

翌日「ご来店ありがとうございました」的メールがきて
自動配信であると分かってはいても
顔が笑ってしまう。ずるいなあもう。

男子中毒のはるこが勝手に選ぶ!
「かっこいいひとアワード09」(仮)をさしあげたい。

***
お友達紹介キャンペーンみたいなのもやってるみたいなので、
どこの美容室のどの美容師さんか知りたいひとはこっそり連絡ください。
心までカラーリングされちゃわないようにね!







2009年10月9日金曜日

あなたがここに


ウメ子が死んだ。
ウメ子っていうのは、小田原城にいたインドゾウのこと。

神奈川県の小田原市に引っ越すよ、と伝えたとき
おとうさんに「城にゾウがおるよ」と言われた。
それで知ってはいたものの、
実際、城にゾウがいるのを見たときはとても驚いた。
なんで城にゾウが。

そのあと『あなたがここにいて欲しい』という小説を読んで
ウメ子にはますますの愛着がわいていた。

あなたがここにいて欲しい

中村 航 / 祥伝社



その、ウメ子が死んだ。
ネットニュースでみて、まず信じられなかった。
信じられなくてそわそわしてひとりで小田原城に行ってみたら
ウメ子はいなくて献花台があった。

ついこのあいだ、友達といっしょに行ったときも
ウメ子が出てこなかったので
「またこんど来よう」と言ったところだった。
またこんど、はもうない。

わたしも、ウメ子がここにいて欲しかったなあ。
中村航Blog「あなたがここにいて欲しい。」

***
ウメ子が死んだのは9月17日朝のことだったらしい。
献花台の前に立って、いくつかのメディアでニュースを見て、
今頃になって、ようやく実感がわいてきた。






台風が過ぎれば


明日はお休みで、いまとても気分がいい。
夜更かしするのって贅沢。

***
寝ているあいだに、台風が過ぎた。

小さい頃、おかあさんが「タイフウイッカやね」と言ったのをきいて
当時まだそんな言葉知らなかったわたしは
え、なんなんそれ、いったいなんの話をしとるんや、って
わたしの知らないことを知っているおかあさんに対して、
それからものを知らない自分自身に対して、
なんとも言えない気持ちを抱いたのです。
怒りというかもどかしさというか焦りというか。
今なら分かる。台風一過。いいことばです。

今日はほんとうに気持ちのいい日だった。
いつも「ここで力いっぱいアクセルを踏めば飛べるかもしれない」
なんて思っている坂道から、虹が見えた。
手の届きそうなすぐ近くに。
正面に視点を戻すと
前を走るトラックのあげる水しぶきの中にも虹を見た。

空はどこまでも青く透きとおっていて
その上をまっ白の雲が動いていくのがよく見えた。
水たまりの泥水、水位のあがった川の濁流さえもかがやいて
鈍色のアスファルトもキラキラして
散らなかったつよいキンモクセイがさらにつよい香りを放っていた。
群青色、水色、空色、 紺色、藍色、群青色・・・
今日の空を眺めていれば「青」の系統の色はすべて見られたんだと思う。
夕方、沈む間際の太陽の光がまぶしくて目が痛かった。
深い青色の中に浮かびあがった鉄塔の直線はするどく、
山の稜線に沿ってやさしいオレンジ色がにじんでいる。
深い夜からは、空気のつめたい匂いがしていた。
呼吸するだけで、からだの中からきれいになれる気がした。
すべての瞬間を見逃したくないような日だった。
袋につめて大事にとっておきたいような。

あなたのところからも、見えただろうか。

***
ここ数日間、テレビをまったくつけていないことに
さっき気がついた。

このところのわたしはといえば
チェックする雑誌のひとつにいつの間にかPSが加わっていたり
そこで中村航インタビューを発見してかっこよさにふるえたり
「誤差」の話につよくうなずいたり

椿油が自分の髪質に合わないことに小さく絶望してみたり
また同じような色のアイシャドウを買ってしまったり
あたらしい靴に満足したりしていた。
扱いがへたくそなのか、歩きすぎなのか、
靴をすぐにだめにしてしまう。ハイペース購入。
お店で「箱いりません」って言うと、
薄いふわふわした布につつんでもらえる。
なんかこれきれいだ。蚕みたい。
「誕生」。生まれてくるもの、のイメージ。

***
壊れたのをもうずっと使い続けているので、
あたらしいコンデジがほしい。
色がだんぜんきれいだとわたしは思っているフジか(今のもフジ)
かっこよくてなんか業界っぽいリコーか
持ってる一眼とそろえてキヤノンか、で迷い中。
お店やネットで選んでいるところ。
最近のは薄さとか軽さよりも機能重視の
がっちりした機種が多いような気がする。
条件は
・ポケットに入れていつも持ち歩ける軽さと薄さ
・撮りたいときに撮れる起動の速さ
・動画も撮れる
くらいかな。あとは見た目が好きかどうか。
どうしようかなあ。

***
あたらしいPCが快適すぎて、
DVD鑑賞が趣味のひとつとして戻ってきつつある。

恋文日和 [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント


きゅんとキた!

ラブレターにまつわる4つのストーリー。
ほかの通信手段には置きかえられないから、
まだ残っているんだよね、手紙って。
これを見て感情がたかぶって
わたしもだれかにラブレターを書くような気持ちで何か書こうって
更新しないまま放置していた「オダワライフ」っていうブログを消して
はるこより
なんていうブログに書きかえたりしてみた。
更新するのはいつになるやら。
文通、したいなあ。
「りぼん」の巻末なんかのペンパル募集ってまだあんのかな。

シェイディー・グローブ〜恋は突然に〜 [DVD]

タキ・コーポレーション


ARATAの声って脳内へ直接ひびいてくるようで不思議だ。
しずかな映画だった。
恋ってこわいなあ、と思った。
いや、なんか恋だけじゃなくて感情って人生って
・・・ヒトってこわい。
青山真治監督の映画、ほかのもみたい。ぜんぶみたい。
『サッド・ヴァケイション』もかなりよかったしなあ。
たぶん好きなんだなあ、このひとの映画。

真昼ノ星空 [DVD]

ホリプロ


とにかく、映像がうつくしい。

ブーゲンビリアとかプールとかコインランドリーとか、
ひとつひとつの色
が鮮やかで
場面ひとつ、どこをとってもきれい。
ずっと見ていたくなる。
主人公の泳ぐ姿もきれいでかっこいい。
女のけだるさの中ににじむ色気がたまらない。

転々 プレミアム・エディション [DVD]

ジェネオン エンタテインメント


なごんだ・・・。おもしろかった。
ところどころにある小ネタにも笑った。
『時効警察』ファンにはたまらない、あのひとも出てきた。

そして、こみあげてくる切なさ。
もうだめ、すごいだめ、これだめわたし。
ひとのあたたかさっていつもさみしさを連れてくるから、きらい。

お友達のひのじさんにおすすめしたら
とても感動してもらえたみたいでうれしかったので
いま、大好きな映画をもう一度みている。

GO [DVD]

東映


高校生のときにみた映画。
授業が終わってから友達と映画館まで走って
もう映画はじまってたけど
わたしたち高校生はいそがしくて
何かを待つなんてことできなかったので、途中からみた。
全部終わってから、次の回で前半部分をみた。
(昔、小倉にシネコンじゃない東映の映画館ってなかったっけ)。
すごい感動しちゃってパンフ買って
あとでVHSも買った。

「ブチ破れそんなもん」。
セリフとかシーンとか、今でも思い出す。
走り出したいような気持ちが胸にこみあげてくる映画。

***
あそんでください。

10月のこれからは
・合コン的なあれで渋谷@10/9(金)
・友達の結婚式で渋谷あたり@10/11(日)
Tweetup Tokyo 09 Fallで恵比寿@10/15(木)
・友達の結婚式で名古屋@10/24(土)(〜25(日))
・目黒か恵比寿で大合コン@10/30(金)
と、なんか遠征が多いのだけれども、
予定の前後でもべつの日にでもあそんでください。

できるだけたくさんひとに会おう、って思っている。
前に友達に「死ぬの?」ってきかれたときくらい、
いろんなひとをたずねていこう。好きなひとと話そう。
だってさ、今ってさ、ずっとは続かんやん。






2009年10月2日金曜日

秋のはじまりを贅沢に使う


だれかわたしのかわりにわたしをあいしてください

なんてメモが携帯に残っている、
秋のはじまり。


海老名で、映画『色即ぜねれいしょん』をみてきた。
青春は、モヤモヤするほどドキドキする。
きもちがよかった。青春ってすばらしい。
ヤンキーにも優等生にもなれなかった、
「幸せ過ぎること」がコンプレックスだった、
そしていまだ青春ノイローゼをひきずっているわたしには
たまらなかった。いい映画だった!!!

主題歌の『どうしようかな』。

主演の渡辺大知くん(黒猫チェルシー)がめちゃくちゃよかった。
はにかんだような表情も、100%の笑顔も、
いじいじしているところも、ハジケた音楽も、
かわいくてかっこよくて、愛おしい。


友達にすすめられた漫画を読んだ。

Love,Hate,Love. (Feelコミックス)

ヤマシタ トモコ / 祥伝社


「28歳処女と52歳大学教授の恋」の、話。
このひとの書く精神描写とか、
ひとの表情とか動きとかって胸に刺さるものがある。
むずむず、ドキ、キューン、ときた。
スキとキライの間を埋めていく。
そんな恋がしたいものだなあ。


最近、あんまり雑誌を読んでない。
オシャレ指数急降下。せめて脳内だけでもオシャレに・・・!

an・an (アン・アン) 2009年 9/30号 [雑誌]

マガジンハウス


特集「愛する男に愛されたい!」。
べ、べつに赤西くんのヌードが見たくて買ったわけじゃないんだからねっ!
なんかan・anについてはこの類の特集号の話ばかりしている気がするけど
だいたい毎号読んでいるので誤解のなきよう。


mixiで友達の紹介していた動画がかっこよかった。

ここちよい。すーっと入ってくる。
これ、ジャンルはなんなんだろう。
ポエトリーリーディングでいいのかしら。
言っていることが軽やかでおもしろい。
‘昨日と今日のあいだに線をひく音が聴こえる。 ’
っていうフレーズがとくにいい。

電気グルーヴの『シャングリラ』。この歌大好き。

夢でKISS KISS KISS KISS KISS KISS♪
ささやくような声がセクシー。
ほかのライブ映像もたのしい。

何回もみた。

小沢健二の『ある光』。
わたしの知っている『ある光』とは歌詞が若干違っている。
なんとかバージョン、ってあるのかな。どちらにしても好き。
泣きそうな顔で歌っているようにも見える。
このひとの歌っていたことが年々、
重みを増してきたいうか分かるようになってきたというか。

‘この線路を降りたらすべての時間が魔法みたいに見えるか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに’

そう、なぐさめてしまわずに。


今日はおやすみだったのだけれども
ほとんど部屋の外に出ていない。
お香の匂いが充満したあたたかい部屋の中で
寝そべってパソコンをさわって
イタリア土産の甘い甘いチョコレートを食べていた。
真っ昼間にはもう10月というのに窓の外で蝉が鳴いていた。
今は秋の虫の音と、冷たい空気が入り込んできている。
本屋さんでものぞいてこようかな。ちょっと行ってきます。






2009年10月1日木曜日

山手線でぐるり、日曜日


山手線の各駅の位置関係がいまだにつかめていない。
携帯が無かったら電車に乗れない。
外回りとか、内回りとか、よく分かんない。


友達が個展をやる、
という話をきいて新宿まで行ってきた。
一番奥の、白い部屋の中に入って
しばらくぼーっと立ち尽くしてしまった。
これが、あの子の、せかい。
小さな部屋の中でぐるぐると歩幅小さく歩きまわって
ひとつひとつをみた。
毎日はさよならの連続で、
それらを見つめて触れてとらえて
ひとつひとつを愛して生きているあの子はうつくしい。
ふんわりとやさしい中にのぞくユーモアもさみしさも痛みも
「人間」が見えるものはうつくしい。
すごいなあ、と感じ入って
たしかわたしは感想ノートに
「そこからみえる色を、かたちを、もっと見せてください」
というようなことを書いたのだ。たしか。
ふつふつ。
わたしもああいうことがしたい。
わたし、をひとからみえるものにしたいのです。


明治通りを歩いた。
通りの名前を知っているというだけで安心して
知らないあたりをそのままずっと歩いて
新宿から早稲田大学の前を通り過ぎて、
いつの間にか池袋の喧噪の中にいた。
わ、池袋や、と思った。


山手線に乗ってぐるり。
秋葉原で、ようやく新しいPCを買った。
Macデビュー。MacBook Proの13インチのを。
家で箱を開けてみたら店で見たよりも小さく感じた。
これなら持ち歩けそう。
このブログもそのMacから投稿してみている。
使い心地(超いい)はまた改めて。


目黒で、突き抜け派の定例会に参加してきた。
自分の9月提出分がよろしくなかったので、少しうつむきめに。
※突き抜け派:しーなねこさんイガラシイッセイさんかおるさん
ばっちゃん。さんひのじさんとの同人結社。

売れたい、という話がアツかった。
売れるのは、ラブ、エロ、カネ、だそうだ(島耕作!)。

「私の性欲は、満タンです!」の話で盛り上がった。
こぶしを握って、「満タンです!」。おもしろい。

岐阜から参加(!)のばっちゃんさんに
いろいろ言っていただけたことがうれしかった。
わたしは、わたしのままではいけないけれども、
このままでいいことだってあるのかもしれない、って思った。
とにかく書くのだ。
ハンドルの切り方やブレーキの利かせ方ばっかり考えていても
アクセル踏まないことにはすすめないものな。
わたし、身動きとれなくなってた。
何が書きたいか、よりも
わたしには何が書けるかな、というところまで
ハードルをさげて考えることにする。
それにしてもみなさんおもしろい。ほんとに。
いっしょに書いている仲間というよりも
いち読者になってほほう、と感心しまう。
もらってばかりのような気がするので、
ときにはNoを言うとか戦略部(仮)として活躍するとか
したい。

突き抜けましょう。
わたしはわたしのやり方で。