2008年9月26日金曜日

昼に生きる木曜日


友達に「ブログみて病んでると思った」と心配されてしまった。
そんなことはぜんぜんないのでご安心ください。
いったいどのあたりで・・・!?
でも、気にしてくれてありがとう。


何をするか決めないまま、おやすみの日がくる
ということが多い。
予定が空欄の日も、それなりに楽しめるのはいいのやらまずいのやら。
お昼前からチャリで出動、
コロナの湯(スーパー銭湯的なところ)へ。
屋外にある壷風呂でくて〜っとなる。
ちょうど天気もよくて、光合成しながらお湯につかる。
昼って、お日様って、すばらしい。夜型人間、気づく。
GAPでジーンズを買ってしまう。だって素敵だったんだもの。お気に入り決定。
『パコと魔法の絵本』をみた。
テンションの高い、いろいろな色の映画だった。
マックでジュースのみながら本を読み、一日が終わる。

『本当はちがうんだ日記』/穂村弘がまじでおもしろい。
「自分が愛されようという気持ちで全身がぱんぱんになっていて、相手の言動には異常に敏感。しかし、こちらから誰かに働きかけるということができないのだ。」(『友達への道』)
「・・・胸が締めつけられそうに孤独で、でも自由なのだ。」(『夜の散歩者』)
ああ、なんでこんな分かっているんだろうこのひとは。
自分のことを言われているよう。


秋だ。
どこからか金木犀のあまい匂いがする。
雨の前みたいな、なまあたたかい風もきもちよかった。






2008年9月25日木曜日

虹をみたよ


右から左へ、ゆるやかにアーチ。
しっかりと地上へ根をおろす。

そっちは降ってるの晴れてるの。
こっちは雨あがりだよ虹がでているよ。






2008年9月22日月曜日

日曜日に綴る近況2


この頃の気持ちのほとんどは
さみしさとはずかしさに集約されるような気がする。
さみしいと思うことがはずかしい。
はずかしいと思ってしまうことがさみしい。
わたし・このまま・どこ・へ・いく・の・で・しょう・か。


しばらくブラウザはGoogle Chromeを使っていたのだけれど、やめることにした。
ぐるぐる遅い(ことが多いような気がする)し
(関係あるか分からないけど)電源が落ちることがあるし
ブログが更新しにくいし。
新しいものにすぐとびつくのは悪いくせだけど、
まあ、使ってみて分かったんだからいいじゃないか、ってことで。


小田原駅前でぶらぶらするときのコースはだいたい決まっている。
サンドラッグ。エポの無印。アプリでタワレコとヴィレバン。
ラスカの有隣堂と東口の三省堂。ときどき足をのばして伊勢治書店。
あと本を読むのにいいぐあいのカフェーがあったらいいのにな。
駅のスタバは早くも9時で閉店してしまう。ほどんど行けない。


『おくりびと』を観た。
知らずになみだがわいてきた。
途中からずっとわたしの頬はひたひたに濡れたままだった。
やさしいユーモアや胸を打つ短いセリフ、
人間らしさの溢れるキャラクタ。
たんたんとした温かさに包まれた物語だった。
おくるひとを棺に納めるまでの所作のひとつひとつがうつくしい。
あとやっぱり広末涼子が好き。すてきすぎる。


映画館について。
お好きな席をお選びください、と言われると困ってしまう。
分かんないよそんなの。
極端に前やはじっこではなければどこでもいい。
いつもてきとうに選ぶ。

わたしは飲み物をいっぱい飲むほうなので
ドリンクはときどきLを選ぶ。
TOHOシネマズのLサイズはけっこう大きい。
ストローをさすところが2つついていたりして、
ひとりのわたしは、少々複雑な気持ちになる。
ところで、(もう時効だろうから書いてもいいだろう)
いつか好きなひとと映画を観に行ったとき
彼がLサイズのコーラを買って、「大きいな」と笑っていた。
よくおぼえている。
その日、おもしろい話ができないわたしの前で、彼はあまり笑っていなかったので
Lサイズがおもしろいくらい大きくてよかったなあ、
と心底、安心したのだった。
「いいよこれくらい」とわたしにも買ってくれたコーラのこともよくおぼえている。
わたしは、できればそれを持って帰りたかった。

映画館の女子トイレはとくべつな空間だ。
わたしのようにひとりで来ているひとももちろんいるけれど、
たいていは誰かといっしょに来ている。
トイレが女子の勝負の控え室みたいになる。
メイク直しは念入りに。
髪型をくしゃっとしてみたり整えてみたり。
鏡の前でじっくりと自分の顔をチェックする。
恋する女はきれいさ〜。(という歌があったね)。


最近買ったCD。

■無印の『BGM13』
ブラジルの音楽。
先日行ったライブのバンドリン奏者がおすすめしていたので。
心地よくてお洒落な曲がいっぱい。朝にいい。

■『朝焼けは雨のきざし』/キリンジ
わたしあのひとみたいになりたかったの。なりたいの。
そのひとがキリンジ好きらしい、ときいたので。
いい声。初めて聴くのに、なんか安心する。

友達が「ひさしぶりにシングルを買ったよ。ミスチルのHANABI」と言っていた。
そういえばわたしもしばらくだなあ、と思っていたところ
衝動的に買ってしまった。
■『さよならリグレット』/くるり
ラジオでよく流れていて気になっていた歌。
「いつから出てこない 魔法のメロディー」
なんでだろう、胸に刺さるんだよ。
リグレット、ってはじめ何のことだろうと思っていたけど
regretのことだったんだ。カタカナだとちがうことばみたい。
「大人になったら 宇宙の果てで さみしい夜でも 明るいよ」
あといっしょに入っている『京都の大学生』がとくにいい。
京都弁でゆかいな感じなのにこのせつなさ。すごい。


わたしは本屋さんが好きだ。
雑誌、文芸の単行本、文庫、
新書も漫画も、ビジネス書、自己啓発本、旅行本、写真集、絵本、参考書まで。
新刊や話題本の平積みの棚から
棚から棚へぐるぐる歩いてまわる。
自分の生活に縛りがなかったら、
本屋さんの閉店時間がなかったら、たぶん、ずっとずっといられる。

最近読んだ・読んでいる本

■『幸福な遊戯』/角田光代
角田光代の小説は好きなものばかりだけど、
これはいちばん好きなくらいかもしれない。
とくに同時収録『銭湯』。
はたらいている、生活している感覚が
あまりになまなましくてびっくりする。

■『たった3秒のパソコン術』/中山真敬
いいかげんショートカットキーの使いこなせるひとになりたい、と思って。

■『話すチカラをつくる本』/山田ズーニー
うまく話ができないので。

■『恋は、あなたのすべてじゃない』/石田衣良
だが一部でもない。そんなわたしも読みたくなった。
石田衣良ってすごいモテそうだなあ。

■『写真の撮り方手帖』/繁延あづさ
これは分かりやすい!かわいいし。勉強中。

■『ぎおんごぎたいごじしょ』
擬音語と擬態語のおしゃれな辞書。
こどもっぽい、なまぬるいことばが好きなんだよね。

■『首都圏日帰り本』
先輩もまったく同じ本を買ったらしい。
あそびの計画立てなくちゃ。わたしは気球に乗ってみたいな。

■『本当はちがうんだ日記』/穂村弘
裏表紙にある一文
「みんなが楽々とクリアしている現実を、
自分だけが乗り越えられないのは何故なのか?」
で、これは買いでしょう、とそのままレジへ。
おもしろすぎる…!共感と発見の嵐。
わたしだけじゃなかったんだ、と安心を通り越して
どうしようもなくだめな自分を
こんなにセンスよくおもしろく書いてしまう穂村弘にシット!
このひとの本ほかにもほしい。

■『制服男子』
今年の誕生日にいただいたものを読み返している。
写真では警察のカッコしている向井理がかっこいい。
(警察にモエるわけではないけどさ)。
やっぱいちばんはスーツ!
あと学生の制服(開襟シャツ)とか。
理系男子の白衣もいい。作業着も!
制服っていいなあ。
・・・オタクくささを

からっぽになる日曜日1


降るか降らないか分からないのであれば傘は持っていかない。

わたしはわたしのそういうところをどうにかしたいと思っている。
でも簡単には変えられないということを、
長年の付き合いの中で知ってしまっている。


さえない日曜日だった。
うれしいのかうれしくないのか分からない、
自分はなにをやっているのかと思うような予定がなくなり
それでも雨が降る中をただぼんやりと過ごした。

ここのところ窓を閉めたままであることが多く
(ひどいときにはカーテンもずっと閉めっぱなしだ)
雨の音や匂いにひどく鈍感になっている。
テレビをつけていても天気予報があたまに入ってこない。
自分には関係のないことみたいだ。
出かけようとして部屋のドアを押してからはじめて
「今日は雨か」と気づく。

部屋で部屋に散らばる本や雑誌を読んだ。ときどき眠った。
テレビもいいのをやっていない。
(そもそもきちんとチャンネルを合わせていないので、見られる番組は限られている)。
ネットもつまらない。
(毎日似たようなページを行ったり来たりしている)。

お香を焚いた。
先輩からいただいたフランス土産。
買ったばかりのお香立てを箱から出してセット。
つまらない雨の日にはお香を焚くことにしているの。
いい香りがして、わたしはそれだけで気分がよくなって
テレビを消してPCを落として、音楽をかけた。


夕方になって、転がしていた携帯が鳴った。
そうだ、朝、友達にメールを送ったのだった。
昨日の夜、レイトショーで観た『おくりびと』の感想。その返事だった。
彼女はとてもかわいいひとだ。
メールには可愛らしいことばと顔文字、絵文字がにぎやかに並んでいる。
文字にしても記号にしても携帯特有の絵文字にしても
同じ材料を使っているのに
どうしてこうも自分と違うのか、とわたしはささやかな絶望を味わう。

で。その返事にまた返事をしようとメールボタンを押してみたところ。
メールの画面に切り替わらない。
「初期化中」という表示がしばらく出て、またすぐ待ち受けの仏像写真に戻る。
何度押しても同じだった。
電源を落として再度挑戦してみてもだめだった。
じつは携帯はもうずっと調子が悪かった。
ついにもうどうにもならないふうになってしまったようだ。

出かけねばらならなくなった。携帯ショップに相談だ。
もう、どうしてわたしをひとりにしておいてくれないのか。
(ほんとうにひとりでいたいのなら携帯なんて必要ないんだけど)。
ゆるゆると閉店間際のショップへ。
データは保証できないとのこと。たぶんだめだということ。
電話帳だけは代替機に移した。
もういっそぜんぶ消してしまってもいいかな。
と、一瞬思ったけどやめておいてよかった。
わたしはまだ、みっともなく世の中にしがみついている。

代替機には、受信メールも着歴も写真も着うたも何も入っていない。
全部からっぽ。少しこころぼそくなる。でもすがすがしい。






2008年9月20日土曜日

同窓会ということばの響き


情報学部の同窓会があるみたいです。
(ここに書いて関係のあるひとがどのくらい見るのか分からんけど)。


案内メールのコピペ▽
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◆開催日時◆ 2008年10月11日(土)18時〜20時30分(受付開始17時)
◆会場◆静岡大学浜松キャンパス佐鳴会館ホール
◆参加対象◆ 情報学部OB・OG(含院生)、情報学部教職員(含元教職員)
◆会費◆ 3000円(当日ご持参下さい)
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昨年はなんで行かなかったんだろう・・・。
よく思い出せない。

いいねぇ、同窓会。
響きがいい。なんかもうことばだけで楽しそうなオーラ放っちゃってんじゃん。

同期はどれくらい参加するのかな。(行く?)
わたしは参加させてもらう予定です。

と、いうわけで
10月11日(土)・12日(日)は久しぶりに浜松へ行こうかと思っています。
会いに行くよ。
同窓会、またはそこらで見かけたら声かけてください。
相手してくれたらうれしいです。






2008年9月8日月曜日

食べるしゃべる日曜日2


横浜で友達と会ってきた。

わたしの、これから会いませんか、といういきなりの連絡に
出てきてくれるなんて本当にありがたい。

一日中食べつづけていたような日だった。
お昼過ぎから沖縄料理店、タルトのおいしいカフェー、パスタ屋をはしごする。
何も考えていなかったのと、わたしが優柔不断なのと、どの店も混んでいたのとで
それぞれの店に入るまではかなり歩きまわった。

わたしと友達とが並んで歩く姿が映った、街なかのミラーを見て驚愕する。
ほとんど同じ背丈なのに横幅が違いすぎる…!
友達がモデル体型であるとはいっても、それにしてもわたし、ふくらみすぎだろう。
…たるんどる。その子を見習って早寝早起しようそうしよう。

いっぱい話した。
おもしろい話の用意なんて何にもないくせいに
話したいから口をいっぱいひらく。
帰りたくなくて、「そういえばさ」「今のとぜんぜん関係ないんだけどさ」と
あっちへこっちへ路線変更しながらしゃべり続けた。

夕方、ものすごい雨が降ってきた。なんなのこの天気。


秋は長いけれど、やりたいことを考えていくと短い。とても足りない。
会いたいひとがたくさんいる。
大阪に行きたい。静岡、浜松、名古屋、東京。
時間ができたら金沢へも行ってみたい。近場で箱根へも。
☆いま行きたいところメモ。
■Bunkamuraザ・ミュージアムのミレイ展
(なんで北九州にきたときに行かなかったのか!)
■東京都美術館のフェルメール展
タカ・イシイギャラリー
■凛として時雨のライブ
渚音楽祭・秋の10/12東京に行きたい!迷い中。
■代官山のキルフェ
☆みたい(みる予定の)映画。とりあえず近場でみられそうなもの。
『グーグーだって猫である』
『おくりびと』
『R246 STORY』
『蛇にピアス』
『アキレスと亀』

たのしい予定は考えているだけでたのしみ。
会いたいひとに会うのだ!やりたいことをやるのだ!


よしよし、明日もがんばろう。






2008年9月7日日曜日

グッド日曜日予報



早起きして干したふとんからはお日さまの匂いがして、あたらしい洗剤で洗ったシーツとたまった洗濯物からいい香りが漂い、外はきもちよく晴れて少し暑いけどたまに涼しい風が通りすぎて秋だなあなんて思ったりもしながら、いまは電車にゆられて横浜へ向かっている。
いい日曜日だ。
これから会えるのだから、もっといい日曜日になるでしょう。






2008年9月5日金曜日

最近のあれこれそれ


ギャンブルは悔しさを買うんだ、と聞いたことがあるけれど
お酒をのむことは恥ずかしさを買うようなものだと思う。
ほんと恥ずかしいことばっかりだ。
でもまたのみに行きたくなる、どうしようもないわたし。

ああのみたいのみたい。


ビニルの袋に詰められたカキ氷。
地元(福岡)ではときどき食べていたけど、
こっちにはない。(ないよね?)
写真はたまたまフェア的なもので
こっちのセブンで見かけたもの。
行儀が悪い、と怒られるけど
わたしはビニルのはじっこを食いちぎって
そこからガリガリ食べるのが好き。








ちょっとまじめな話。

「本当の自分はこんなもんじゃない」
「誰も本当の自分のことを分かってくれない」
ってなんだそれは。
本当の自分、なんて幻想だということに気づくべきなんだ。
自分はここにいる自分以外の何者でもないわけで
それ以外はどこにもいない。


食べ過ぎている。
レコーディング・ダイエットをやってみようか。
しかし食べたものを書き並べて楽しんでしまいそうでこわい。
危機感をもちなさい危機感を。

雑誌やら本やら買う量が多すぎる。
最近ますます増えている。だってほしいんだもん。
こわくて家計簿なんてつけられない・・・。
ファイナンシャル・プランナーに相談したらすごい勢いで怒られそうだ。

毎年おなじみ、食欲の秋・物欲の秋のおでましだ!


関東の(とひとまとめにしていいのか分からないけど)男性の
やわらかいしゃべり方に、ときどきぐっとくる。
ふつうにしゃべってるんだろうけどやさしくきこえるのな。


友達が結婚するのだそうだ。
電撃。・・・でもないけれど、びっくりする。
うへぇ、と思っていたらほかの友達からもまた結婚報告。
なになに。ラッシュのはじまりなのか。
すごいなあ。何度でも言いたいよ、おめでとう。


思いのほか近いぜTOKYO。
このあいだ用事があって仕事帰りに渋谷へ出た。近いもんだなあ。
その日は生まれて初めてヒールで道玄坂を駆け上った。


映画をみた。
『デトロイト・メタル・シティ』
サツガイせよ!サツガイせよ!
松ケンすごかった。かっこいいのに。
後半からラストにかけての感動的展開はあんまり好きじゃないけど
おもしろかったからいいや。
カジヒデキの歌はふつうにいいと思った。わたしは甘めが好きなのか。
わたしの今の髪型は恐れ多くもクラウザーさんに似ているらしい。
姉に「その髪型、クラウザーさん意識しとるん?」と言われた。
それもちょっとうれしい。
『20世紀少年』
原作のマンガを読んだことなかったから
何のこころの準備もなくみたんだけど・・・すげーこわかった。
ハットリくんみたいなお面がとくに。
オッチョかっこええ。トヨエツの声はやばい。
エンドロールでARATAや森山未來が出ていたことに気づく。え、何役だったんだ!?
豪華すぎる。


ストリートビューのおもしろさがぜんぜん分からない…。
近所とか自分の使う道あたりがみえるようになったら
地図にプラスして使って便利かもしれないね、くらいに思うけども。
今の時点でどうなの。
わたしの使い方が悪いのか。みんな何をそんなおもしろそうにしとるの。
■Googleのブラウザchromeが快適すぎる。超使いやすい。
シンプルなのがいい。きみに決めた!(ポケモンふう)って感じだ。
ただブログ更新するときにリンク貼るのがうまくいかない。
あとマウス使ってコピペすると貼り付け先がズレる。なんでだろ。
まだいろいろやってみよう。
■予測コミュニティこうなる。をちょいちょいのぞいている。おもしろい。
ユーザにおもしろいひとが多い気がする。
何かに使えそう・・・とわたしはむずむず思案中。
■amazonがコンビニ受け取りサービスをはじめたらしい。
家にいないからこれは便利!
セブンアンドワイでものを買うことが多かったんだけど
これならamazonも使えるなあ。
■なぜつぶやくのか。
twitterにはまだなじめないけど、
このブログもお世話になってるエキサイトのつぶろぐ
ミクシィのエコーも使っていないけど、
つぶやきたいつぶやきたい。超興味ある。
なんでか?と言われるとちょっとこまってしまう。
べ、べつにさみしくなんかないんだからね!

と、いうわけで木曜日はおやすみだったのに、
ほとんど家にいてネットであそんでいた。
午前中に長い長いお風呂に浸かったあとで
そのまま眠り込んでしまい夕方。
完全なすっぴんで出かけ、ネットカフェで少女マンガを読みまくった。
どうよ、こんな24歳女子。






ゾウのウメ子の日曜日


8月31日。
夏休みに宿題をちゃんと終わらせたことのないわたしにとっては
おとなになった今でもドキリとする日付だ。

友達が小田原にあそびにきた。
わたしは普段たいていひとりで行動しているから
こんなときどこに連れて行ってあげたらいいのか分からなくて、そわそわした。
守谷のパンは日曜日お休みだし
漁港に行くのも遠いかなあ
南足柄市のビール工場見学は予約がいるのか
カマボコ工場はどうだろう
どこかにいい足湯はないのか
などと、当日待ち合わせたあとになってまで悩む。
結局、小田原城まで歩いた。
そのあと大雄山線で大雄山へ。
ユニーのおもちゃ売り場であそぶ。
行き当たりばったりツアーだったけど楽しんでもらえたようでよかった。
小田原駅周辺へ戻り、音楽イベントに潜入。
のち、のんだくれて終了。
きっちりあそんで8月が終わった。
ラスカ(駅ビル)の一番上。
こんな庭があったなんて知らなかった。
小田原城。
ゾウのウメ子。
サービス精神旺盛。笑っているように見える。

ここに来ると、やっぱり
中村航の小説『あなたがここにいて欲しい』を思い出す。
その舞台にいま暮らしているわたし。
それだけであたりまえのものがとくべつなものになる。
小説ってすごい。
そういえば「そのうち小田原に行こうと思ってるんだ」と
名古屋に住む友達が言っていた。(おぼえているかな)
この小説を読んで来たくなったらしい。
わたしは小説にゆかりのあるスポットをめぐる
‘あなここツアー’を組んで待っていよう。






小学生の木曜日2


友達と江ノ島に行ってきた。
小学校のときに引越していったその子とは、
大学のとき10年ぶりくらいに再会した。
鎌倉で待ち合わせて江ノ電でゆらりゆらり。がたたん、がたたん。
窓の外にひろがる海よりも
久しぶりに会った彼女との話がおもしろくて
そちらにばかり気をとられていた。
午前中に雨が降っていたせいで、
ビーチにはあんまりひとがいなかった。
海の家。そういえば海水浴なんて
もうずいぶん長いあいだ行っていない。
少し歩いただけなのに、くたくたになった。
重たい空気があたりにぎゅうぎゅうにつまっている感じ。
夏の終わり。
灯台って好きだ。
灯台ばかり集めた写真集がないか、いま探しているところ。
駅の近くで見た灯台グッズショップライトハウス・キーパーはかなり気になるお店だ。
友達が熱心にカメラのレンズを向けていた先には
カモメが仲良く並んでいた。
銭を洗う。健康によい、運が開ける、声がよくなる、美しくなる
という効能があるのらしい。すごい。ラブとかそういう関係の絵馬。ピンク。
世のなか、愛があふれている。






自販機にミステリー。
押したらファンタが出てきた。
ふつうでよかった。
でもちょっとがっかり。




すみっこにアート。







深緑のTシャツに黒いスカート、
茶色いあみ靴下に金色の靴、
水色のカバンに赤い傘、・・・。
いろいろな色をまとっている自分。
電車の窓ガラスに映る姿をみて
とんちんかんな格好だなあ、と
初めて気がついた。
久しぶりに会うから
へんに気合いが入っていたのかもしれない。
笑いすぎてしゃべれなくなるほどだった。
彼女はわたしがほとんど忘れていた小学校時代のことをよくおぼえていて
そのひとつひとつが、なんだか映画みたいな話だった。
そんなめちゃくちゃだっけ、わたしってそんなんだったっけ、と笑いが止まらなかった。






2008年9月4日木曜日

ああもう好かん!



わたしはそうとうこどもじみとる。
いッつもあとになってからはずかしくなるんよね。

もうおとななんやけ。
ちゃんとせんといけんっち思っとるんよほんとに。
落ち着こう…。






2008年9月1日月曜日

なくならないように


光射す海。

空から海へのびる、光の筋。

うつくしい光景。ずっとは続かない。
雲がじゃまをする。すぐにまた見えなくなる。

そういうものってけっこうあるよね。


書きそびれていることもいろいろあるのだけれど
先に今日のことを。
ここに感覚が残っているうちに。

はじめて聴くような種類の音楽をライブで聴いてきた。
ブラジル音楽なんだって。
バンドリン(ブラジルのマンドリン)の音が
まっすぐにクリアに響いてくる。
ギターもタンタンも、心地よいリズム。

鼓膜で聴いている感じがしなかった。
そのもっと奥のほうに直接入ってきているようだった。
ハートで聴く、と言葉にするとそれもちょっと違う気がする。
聴いているあいだに
わたしとその音楽のあいだにあるもの
わたしの中にあるもの
それらをほかに置き換えられる何かがないか(手段としては言葉しかない)
必死で探していた。
感覚をつかまえようとしても、うまくできない。
流れていくものを自分の中に大事に残しておいて
できればそれをそのままほかの誰かに伝えてあげたいのに
うまい保存方法も再現方法も見つからない。

言葉にできないものの存在を信じることは
言葉にすることをあきらめるということで
できることならば避けたいのだけれど、
それでもやっぱり、言葉にならない。
たぶん音楽にしかできないことがあるんだ、と漠然と思った。


と、日曜日の夜、酔っぱらって書いていたようだ。

そのひとが配っていたライブスケジュールのペーパーで
演奏者の名前を知った。
もしかしたらいらっしゃるかも…と、家に帰ってミクシィで検索したらヒットした。
演奏の感想をメッセージで送った。
今日仕事から帰ってひらいてみたら返事がきていた。ひゃっほう。
・・・なんだかすごくいい。いいじゃんインターネッツ。便利じゃん。






うめこ



今日はゲストとともに小田原ぶらり中。