2006年8月30日水曜日

あわや大惨事の水曜日


朝から新聞店でバイト。
休憩は友達と待ち合わせて、ナカノでランチ。
お店でたまたまゼミの先生に会った。
びっくりした…。気をつけねば。
ごはん食べてちょっとお話して「じゃあしつれいします」ってお店でようとして
テンパってお会計済まさずに帰ろうとしてしまった…。
食い逃げかよ私…。まわりを唖然とさせてしまった。
そんなテンパるなんて何におびえているんだ私は。。
(まあ思いあたるものはあるんだけど…こわくて書けない。)
バイトに戻って、きっちり夕方までカチャカチャすすめた。
もうずいぶん慣れてきた。全然疲れない。
たぶん私、単純作業が得意だ。あんまり飽きないから。

家に帰ってアクシデント。
部屋の電灯が完全にこわれる。
前からちょっとあやしかった電灯。(オン・オフがうまくできなくなっていた)
この日、思い立ってドライバで開けて中を見ていたところ
天井からその電灯が(傘もふくめてぜんぶ)はずれて落ちてきた。
「っワーーー」。地味にひとりで悲鳴。
ブレーカ切って作業してたから感電死は回避していたものの
古新聞を積み上げてつくった踏み台だったから
ちょっとバランスくずしたら倒れちゃいそうだった。ぎりぎりの作業。
落ちてきた電灯がそれがあたまに当たらなくてよかったなあってほんと思う。
もうあんなばかなことはしない。無事でよかった…。
でも電灯はまだ直っていない。
薄暗い中で暮らしている。

なんなんだよもう。
ドライバを投げだして
薄暗い部屋でフテ寝していたら、蚊に刺されまくった。
指先から足の裏まで。(なんだこれ。隙がありすぎる…。)
なにもかもうまくいってない気分になる。

あそびにいくのはやめておいた。
ちょっと迷ったけど断った。(私にしてはめずらしいこと)
自分のいないところで何かたのしいことが起きているのがこわい、
たのしいことは逃したくない、と必死になっていた自分にさよなら。
あそびは選びましょう。
ちょっとラクになった。

深夜。テレビで世界バスケを観戦。
日本対ニュージーランド。惜しかった…。惜しすぎる。
手に汗握りながらの、観戦。
スリィってカッコいいよなあ。ボールの描く線がうつくしい。






火曜日は恋に届かない


朝から新聞店でバイト。
休憩はひとり、ナカノでランチ。
置いてあった新聞の甲子園の記事を読んで、また泣きそうになる。
打って打って打ちまくる。

ちらっと学校へ。先輩に会う用事で。真心とツバキを交換。

帰宅。ごはんつくって食べる。
それから、急遽、友達のおうちへ。
いきなり呼び出されたので何かと思ったら、突然のしあわせ報告。
うわあ。くらったわ…。しあわせぐあいがまぶしいぜ。とりあえずカンパイ。
のむ、しゃべる、のむ、しゃべる、しゃべる。
「やや、よかったね、うん」。
おとなの恋やね…。いろんなスタイルがあるね…。
それに引き換え、私の話すことといえば
誰それがカッコいい、だとか
あの人のこういうところが好き、だとか
ぜんぜん恋に届かない。
私も…そういう方面のイイコトあったらいいなあ。
何かやらかすかな…。

誕生日プレゼントにお香をもらった。
分かっていらっしゃる。いくらでもほしいよお香は。ひとり時間の必需品だよ。
これを焚いて、雰囲気をつくって、気持ちをいい方向にもっていこう。






走る月曜日


甲子園決勝の日。(再試合)
朝から新聞店でバイト。
試合の内容は社員の人たちがこそこそしゃべっているのを聞いて、ときどき知った。
ああ、テレビで見ていたかったな。

先輩とランチ。会いたかったから誘っちゃった。
曳船にて。この日の海鮮丼にはカニがのっていた。
先輩はいまめちゃくちゃ忙しいらしくて、あんまりあそんでいないらしい。
「たのしい」のハードルをさげているのらしい。
ちいさなことでたのしいって思えるように。
私にもそんなコントロールができるかな…。
これはまねしたい技術です。

午後からもひたすら打つ。

バイト後、夜。友達のゼミ室に行く。
全日本バレーの試合についてしゃべったり。
テレビのクイズ番組にまじになったり。
どこにしようかとさんざん迷って、夜ごはんを食べたのは第一洋食というお店。
こじんまりとした定食屋さん。(なんとこの日の店員さんはおじさんがひとり)
おいしかったけど、とにかくすごいボリュームだった。
なんとか食べきるも、おなかがいっぱい過ぎてふらふらになった。

家に帰ってから、急に走りたくなって、ひとり、走る。
こんな時間に誰にも会わんだろう、と短パンにスニーカーで。
アピタまで。音楽聴きながら、夜の道をひたすら走る。
小沢健二を聴きながら走るのがいい感じ。
行った分だけ帰らないといけない、と考えると
なかなか距離をのばせない。びびりだなあ。
まあ、今日のところはこのくらいで。
立ち止まるとぽたぽたとたれてくるくらい、汗をかいた。
Tシャツがしぼれそうだった。
何のためにこんなに汗だくになるのか息を切らすのか、全然分からない。
でもただ走りたくなった。
お風呂につかったら、超きもちよかった。


深夜。テレビで、世界バスケの日本VSパナマを観る。
たまらない。かっこよすぎる。
ブラウン管のむこうの五十嵐選手に恋をする。くぎづけ。
あの速さ、みていてどきどきする。






熱闘日曜日


甲子園決勝戦の日。
新聞社のバイト。
テレビで流れている試合に気をとられながらも、作業。
すごい試合だった。どちらもゆずらず、再試合になった。
見ながらずっと、どきどきしていた。







やりたい放題の土曜日


甲子園準決勝の日。
テレビの前で過ごす。
アツいたたかいだった…。
高校野球ってやっぱりいいなあ。


夜。友達とのむ。壷中堂にて。
中華。辛くて旨い。たらふく食べた。食べたいものはぜんぶ食べた。
中でも薬膳鍋(赤と白の二色に分かれたスープ)がめちゃめちゃおいしかった。
お酒もおもしろいのがいろいろあって、
私は金木犀酒(はじめてのんだ)や気になる名前の焼酎をのんだ。
贅沢したなあ…。

そのままカラオケへ。朝まで歌うぞ!の会。
さいごのほうちょっと眠かったけど、歌い続ける。
空が白んできてちょっと蒸し暑くなりはじめた帰り道。チャリでフラフラっと。
もうみんな22歳なのに…おとなはこんなあそびかたしないだろう…。






もうお酒なんてのまないと思った金曜日


お日様がのぼりきってから、ようやく起き出す。
アルコールがしっかり残っているらしく、からだが重い。
うう・・・とか言いながら顔を洗った。
(こんなんではだめだ…もっとちゃんと生きよう。。)

お昼から新聞店のバイト。
「おはようございます!」どんなときでもあいさつはさわやかに。
いつもどおり。ひたすら打つ。






2006年8月29日火曜日

木曜日知る自分の偏り


静岡までバイトへ。編集会議。
行きの電車では新聞読んでから、予定外に眠りこんでしまった。
読もうと思ってた本があったのに!
編集会議はおもしろい。雑談でも何でもぜんぶだいじな気がする。
話していて自分についてはじめて知ることがある。
「私こんなふうに思ってたんだ。」自分の発言にびっくりすることもある。掘りおこされる。
もちろん、はじめて知るほかの人の考えがある。
この日議事録担当だったのもよかった。
書きながら聞くとやっぱり頭によく入ってくる。
普段からあとで人に見せるつもりでメモをするといいかもしれない。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−--
男女共同参画をやっている人は意識がどんどんあがっていく。
現実とのギャップがひろがっていないか注意。
ふつうの市民の意識(=現実)を知ることが必要。
敵対関係に持ち込んではいけない(批判するのではない)

選択は自由。
たいせつなのは自分の中で分かっていてそのうえで選択すること。
両性の人権にとって本当に問題がないかどうか。
…たいてい、自分に不利がないと問題に気づけない。
→「こうすれば誰かが不利になるのではないか」という考え必要。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−--

私はずっとトラディッショナルな考え方を否定してきた。
口に出しても出さなくても、ずっと心の奥ではそうだった。
私は、あなたと同じ生き方を押しつけないでくれ、と言いながら
その誰かの生き方を否定してきた。
つまり私は逆に、自分がいちばん嫌がっていた‘押しつけ’を
知らず知らずのうちに誰かに対してずっとおこなってきたのだ。
自分が選ぶほうが正しいと思ってた。
でも何が正しい、とか無い。
やっと気づいた。
これからは、それをふまえたうえで、考えていこうと思う。
このバイトをやってて、よかった。


バイト後。マルイでお買い物。
Rニューボールドで白いシャツを買う。取り寄せてもらってたの。
本気シャツ。
(私が白いシャツを着ている日は「ああ、こいつ今日は本気なんだな」と思ってください。)
このお店の服はどれもカッコかわいくて、いい。
ほしいものがたくさんあって困るな。また何かほしい。

祈っておきたいことがあったので、街なかの神社に寄る。小梳神社。
おみくじをひいたら、大吉がでた。キてる!

浜松に戻って谷島屋。立ち読み三昧。ふらりふらり。
旅行本を買う。タビリエ
すごくかわいいシリーズ。いろんな場所のがほしくなる。
内容もオシャレでおもしろいよ。
札幌・小樽編と函館・大沼編をゲット。旅行に向けてテンションをあげる。


合コンめいたのみかい。でもノリはふつう。チムニー。
まったくの初対面。いつもは全然接点のない人たちとのむ。
「あ、どうも」みたいなスタート。
なにしゃべろうかな…とはじめはそわそわしていたけれど
気がついたら何でもなくしゃべっていた。
そして。いつの間にか日本酒合戦となる。
カウントしてないけど、かなりのんだ。(気がする)
みんなでデニーズ。酔いをさまして帰る。ねむすぎて最後のほうはぼんやり。
ちょっとのみすぎたな。。






社会をのぞく水曜日


新聞店のバイト。
事務所はいつも忙しくしている。
私はパソコンに向かってひたすら入力しているだけなので
自分の作業としては、なにも影響はない。
だけど毎日まわりでいろんなことが起こる。それをいつも見ている。

向かいの席のおねえさんの電話応対は、完璧だと思う。
「ありがとうございます、○○新聞店の○○です」。
はっとするようなきれいな声、あいづちの打ち方、
聞き取りやすい話のリズム、分かりやすい言葉の選び方、心のこもった対応…。
天才的だ。
近くで見て聞いていても隙がない。

世の中には心ない人もいる。
そんな人にも穏やかに笑顔で対応。
こっちの仕事がおさまったと思ったら、またこっちで何かが起きる。
電話は鳴り止まない。窓口にはまた人がくる。
つぎからつぎに仕事が増える。
社員の人たちはみんな、めちゃめちゃ忙しくしているのに
さく、さく、ときりかえ
バイトの私にも「おつかれさま」と笑顔を向けてくれる。
すごいな…尊敬するとともに不安。
私もこんなふうに社会にでて、ちゃんとやっていけるのかな。

ここの社長さんが社員の人ひとりひとりを大事にしている、ということはよく分かる。
アクシデントが起きたときなんかに、横目で見ながら感じていた。
シュウカツ中は、「はやく決まりたい」とばかり思っていたけれど
会社が社員として誰か採用するということは
人ひとり背負うということなんだ、いうことを
ここにいて(当たり前ながら)改めて知った。


帰宅。適当にごはんを作る。
ハチクロアニメ3〜6巻をイッキに見る。
野宮さん登場の回をむかえてうれしくなる。あんな人いないだろうか。
アニメはアニメですごくいいね、ハチクロ。
また漫画を読み返したくなった。
せつない。山田さんの思いに気持ちを重ねる。
「本当は答えは3つあったんだ
でも 2つしかないと思っていたほうが 道は開けるから
3つめの答えを僕は 口に しない」

報われない恋をしているとき。
あきらめるか、努力するか、の2つしかできない。
でも、ほんとうは選択肢がもうひとつある。
それはたぶんあきらめもせず、努力もしない、…「そのまま」でいること。
私はその3つめの状態のまま、もうずっと、抜け出せていない気がする。
もうこんなのは恋とは呼べない。


夜、深まる。
静岡でのバイト(広報誌の編集委員)のちょっとした作業をする。
ほかの人のつくったインタビュー文を字数にあわせて削る。
ただそれだけなのに、かなり悩む。
元の原稿がうますぎて感心するばかり。
どれもおもしろくて削れないよ!
こんなふうに相手が素直に語れる空気とはどんなものだったのか。
見てみたかった。
(今回、私は都合がつかず一件も取材に行けなかった。)
私も聞きたい書きたい!






2006年8月27日日曜日

火曜日はマンゴーも好きになる


新聞店のバイト。
社長がケーキを買ってきてくれた。(社長はケーキが好きらしい。)
「すきなのどうぞ」と言われたので、黄色いババロアみたいなのを選んだ。
食べてびっくり、マンゴーだった。(※じつは私マンゴーにがてなのです)
でもこれまたびっくり、ぜんぜんおいしかったな。

ほんとにおいしかったので「これどこのお店のかなあ」とつぶやいていたら、
あとになって隣の席のクールなおねえさんが
「これ」と言って、紙切れを一枚私の机の上に置いていった。
それはケーキの入っていた箱から店名を切り抜いたものだった。
やさしい!
いつも必要最低限のあいさつとちょっとした会話しか交わさないから
どんな人なんだろう、といつも思っていたんだけど
少しずつ少しずつ分かってきた。
さっぱりしていること。仕事をさくさくこなすこと。
ちょっと短気なこと。じつはちょっとだけ天然なこと。
ブラインドを下ろすのが苦手なこと。でもやっぱりクールなこと。
ほかの社員の人たちに関しても、だんだん分かってきた。
分かってきたと思ったら、このバイトも、もうすぐ終わる予定。
ちょっとさみしいな。


夜。友達とふたりでのむ。学校近くの八剣にて。
その友達は、夏休み中ずっとたいへんだったようなので(くわしくは割愛)
このたび「やっと解放された」記念で、のむことに。
「おつかれさま」をこめて乾杯。






マボロシがみえてしまうほどの月曜日


朝から新聞店にてバイト。
一度フルパワーで作業したら
次からそのペースがアタリマエになってしまった感じがある。
(完全に個人プレーだから誰にも何にも言われないけど
自分で勝手にそう感じている。)
バイト中はいつもフルパワー。
紙をめくるとか確認するとかタイプするとか
そういう作業って慣れてスピードがあがるとはいっても限界ある。
どこか削れないか、もっと効率はあがらないのか、
きりきりつめて考える。たんたんと作業しながら、きりきり考える。
まわりに「はやいねー」「やまぐちさんペースはやいから」とほめられると
うれしくなって、ついついがんばってしまう。(単純)
まだいけるぞ。まだいける。

お昼は後輩の子とランチに行く。曳船。
2コ下の人たちの入学式で(私は手伝いで行った)知り合った子。
そんな出会いが今になっても生きてるってすごいことだ。
私はもちろんわすれないけど、
わすれないでいてくれたっていうのはありがたい。
その子はあかるくて人なつっこくて、
雑誌でよく見かける「愛されキャラ」ってのはこういう子のこというんだろうなって思う。
バイトの休憩中のあいだだけの短い時間だったけど
ぎゅっとたのしい時間を過ごさせてもらったな。

シュウカツ中に「初対面でもそうでなくても
一日のあいだにできるだけたくさんの人に会うようにしなさい」
ということをアドバイスしてくれた人がいた。
「けっこうたいへんなことだなあ…」と思いながらメモした記憶があるんだけど
でもそれはとても素敵なことだね。

バイト終わってメールみてショック!
この日、地元のほうでは高校の部活仲間が集まったらしい。
さみしくなって電話をかける。声が聞けてうれしい。みんな元気そうでうれしい。
はやく地元に帰りたいなあ。

友達のおうちへおじゃまする。
北海道ミーティング。
カフェごはん的な
お洒落な夕食をごちそうになった。







近くでぼん、ぼん、とずっと花火の音がきこえていたので
「みえるかもしれない」と
ふたりでチャリとばして情報棟の8階へ走る。
こういうとき「行こう」ってなるのうれしいな。
人といっしょにいて、自分と気持ちの向かう方向が合ったとき、キセキみたいに思う。

みえるだろうか。
左のほうの、うっすら小さいまる、花火です。

この日、
近くで3つ花火大会があった。
3つの地点から
花火のあがるのがみえた。
あっちこっちであがるので
視点をどこに集中させるか困った。
超特等席。
たまたま来ていた友達と、先生と、
窓の外を見つめる。


きれいだった。さいこう。

それぞれの場所で、フィナーレ。派手な花火がたてつづけにあがる。
花火をあげるのもたいへんだな。
最後は最後で「これでさいごです」って
見ている人に分からせる花火をあげなくちゃいけないもんね。

ぜんぶ花火が終わってからも、
まだあがるような気がして待っていた。
窓からじっと外を見ていると
とおくの明かりが花火のように見えた。マボロシ。

切なくなりながら、特等席をあとにする。

それぞれのゼミ室へ。誰かのアイスを勝手に食べた。(あとで何か補充しておこう…
友達のゼミ室へは、初潜入。
ディスプレイいっぱい並んでてカッコよかった。
配置もおもしろいし、謎のアイテムがたくさんあるし。
作戦本部って感じ。

帰りたくなくなるような、いい夜であったなあ。






ガラスの日曜日


友達を誘いだして、近所でランチ。
穴場感まんてんのお洒落なお店、KUROGOMAにて。
ごはんもおいしかったし、雰囲気のいい中でいろいろ話す。大満足だな。
あえて難点をあげるなら、私がまだまだおとなになりきれないということ。
もっとスマートにデートに誘い出せたなら。

新聞社のバイト。
デキる子の代わりで入ったので、私もその分活躍するぞ、とばりばりやる。
地味に多い原稿(しかもめんどくさい感じのトーナメント表)にぶつかった。
地味にもくもくと打つ。
分からないところを問い合わせるも、つながらず。コール、コール、ふたたびコール。
ネットで調べてみるも、見つからず。検索、検索、しぶとく検索。
こんなにたくさん打ったのに…とひとり打ちひしがれていると
後輩の子が「はるちゃん、だいじょうぶー?」と声をかけてくれた。
よく見てるなあ、と思った。
(正直ぴりぴりしていたのだけれど)なんかそれだけですごく気持ちがやわらいだ。
この後輩というのは天真爛漫という言葉の似合う子で
なやみなんかないんだろうな、というくらいにいつも元気なんだけど
最近になってときどき気づくのは、まわりにすごく気遣いしているんだなってこと。
人はいくつもの顔をもっていて、つき合えばつき合うほど深いほうが見えてくるものだね。
私も誰かのピンチに気づける人になりたいな。


友達とカローラGに乗って、JJクラブにあそびに行った。
はじめて行ったよJJクラブ。ほんとにいろいろあるんだなあ。
意外にしんどいロッククライミング。馬乗り。
ころがる。まったりとカラオケ。「こわれそうなものばかりあつめてしまうよ」
・・・あそびまくりだお。

さらに鑑定団へ。こちらもはじめて行った。
なんでもある店。おもちゃとかマニアックグッズとか。
深夜にもかかわらず、店内にはたくさんの人が思い思いにうろついていた。
歩きまわる。みんな漫画に没頭。

この日の収穫。
ガチャガチャでとったもの。
ドラゴンボールキーホルダー。
ボタンを押すと
「みんな頼む!
オラに元気を分けてくれ!!」

と声がでる。
ほかに「かめはめ波ッー!」、
「へへっ、ワクワクすっぞ!」、
「カカロットォ!」、「魔貫光殺砲!」、
「気円斬!」、「フュ〜ジョン!ほいっ」
「さっきのは痛かった…痛かったぞぉぉ!」、があるらしい。
つぎは「カカロットォ!」がほしいな。

このキーホルダー、暴発がこわい。
カバンの中に入れていたら、こないだバイト中まちがえてボタンを押してしまい
「みんなたのむ!おらにちからをわけてくれ!!」という声がむなしく響いた。
あの気まずさはわすれない。






2006年8月22日火曜日

あらわれる土曜日


佐鳴湖の花火大会に行った。
散る、にじむ、焦がす、こぼれる、
溶ける、燃える、ひろがる、
浮かびあがる、はじける…。

花火ってどうしてこう
みるたびに
ちがったふうにみえるんだろう。

この日は
あらわれる
という感じだった。

あらわれる。
現れる。
湖の上に
あらわれたひかり。

あのひとは
気がつけばそこにいて
消えないで、と祈る頃には
もういなくなっている。


洗われる。
この花火大会開催には、
水質の悪くなった佐鳴湖に市民の目を向けさせる狙いがあるらしい。
少なくとも花火が照らした一瞬だけは、湖がうつくしく見えた。
さらなる佐鳴湖浄化を祈ってます。

ほんのちょっと前まで
虫の声が
そこらじゅうで響いていたのに
(その音は
空気と同化したみたいになって
湖畔の景色にはりついていた。)
花火があがりはじめると
急に聴こえなくなった。

虫たちも燃える夜空に息をのむ

5・7・5。
いっしょに行った子が「ここで一句」とふってきたのに
何も言えなかったのでここで。
しかしうまくもなんともないな。そのまんま。

花火がはじまるまで、
「どこでみようか」って
湖のまわりを歩いていた。

突然あたりがふぁっ、と明るくなった。
振り向いてみあげた空が
大きな花火でいっぱいになっていた。




降りかかってきそうなほどの大きさだった。
「でか」「ちかいなー」
思わず声がでた。

花火があがりはじめてからも軽口を叩いてばかりいたけれど
途中で「すげぇ」「・・・すげぇ」としか言わなくなって、ちょっと黙ってしまった。

どおんどおんと胸を打つ。消えていく。
焼きつけ、焼きつけ、わすれないように。
最近そんなことばかり思う。どうかわすれないように。


**************************************
この日のこと。
家でぼんやり過ごしていると
友達に「今日佐鳴湖で花火大会がある」とおしえてもらったので行くことにする。
(めちゃめちゃ行きたかったから半ば強引に誘う。
私に花火の話題をふるとこういうことになる。)
雑誌で調べると人出予想は2万人、とのこと。(驚き)
人の多さになんかひるまない。
2万分の2、になることにする。
さわやかでごはんを食べた。(おとなの女はおにぎりハンバーグ)
チャリで佐鳴湖。
よく見える場所をもとめて、コウキシンのむかうまま歩きまわる。
草むらに入っていったり、不良の中学生たちに声かけられたり、
カップルが浴衣だったり、家族連れがにぎやかだったり、
カメラマンがカメラセットしていたり、・・・。
そんなみずうみの夕暮れをくぐりぬけて、花火の時間になる。
花火をみる。
坂をのぼる。心臓破りのおかめ坂。
バッティングセンターに行った。100キロを打つ。
ずっと行きたかったの、バッティング。
はじめてだったけどかなりマジになった。
あたった!






2006年8月21日月曜日

ヤクルトの金曜日


お昼から新聞店の入力バイトへ。
事務所にはいろんな人がくる。
社員の方たちはもちろん、お客さんや取引先の人や面接を受けにくる人…
私の席は受付のすぐそばなので、
誰が来たかがよく見える。
それでこの日はヤクルトのおねえさんもやってきた。
事務所にのみものを売りにきたそうで。
すごい。なんかオフィス、って感じやな〜(というかそのものなんだけど)
とちょっと感激して、私もジョアを買ってみた。
すごくOLっぽい!
このままいったらそのうち
パステルカラーのカーディガンを肩にひっかけたり
ひざ掛けを持ち歩くようにもなるんじゃないかな。(OLっぽいイメージ)

夜。友達とデニーズへ。異色のふたり。
話が途切れないかちょっと心配してたけど
なんとふたりで何時間もいることになった。
話すことなんていくらでもあるね。
(私がしゃべるのは苦手なので、これはその友達の話のうまさのおかげだと思う。)
途中からほかの友達も来て、だらだらとしゃべっていた。






木曜日の皮のした


バイトで静岡まで。
編集会議で。(こう書くとカッコいいな。でもほんとにそうなんだよな。)
表紙の感じ、インタビューの配置が決まった。
(編集ってこういうことだったのか、と何度も思う)
余談でもなんでも、この会議はいつも本当にいろんな話が聞けるな。
いい意味でタブーがないのが好き。

編集は読まれてなんぼ。
読者がお金をだしていないものを読ませるのはたいへん。
自分をなくさずにお客さんにとりいる。
という話を聞く。
「読ませる」ということがどれだけたいへんか、経験者のことばは重い。


バイト後。駅前をふらふらする。
つよい思い入れのある駅のスタバがなくなっていて(移転)、ショックを受ける。
いろいろと変わっていくものだなあ。
思い出をのこすためには私がおぼえておく、というよりほかないのかもしれない。
マルイのスタバでひとりお茶して、お買い物。
夏ってのは常時バーゲンみたいなもんだね。いい買い物したぜ。

帰りの電車の中でうとうとしていると
「花火だ」
ふいに誰かが大きな声をだしたので、窓の外を見た。
とおくのほうでぱっ、ぽっ、と花火があがっていた。
(あとで知ったのだけど、この日は大井川の花火大会だったらしい。)
スローモーションみたいにゆっくりとあがっていた。
遠くから見ると花火ってああいうふうに見えるのかな。
夜空を焦がす、というよりは空に浮かびあがってじんわりと消えていくように見えた。
写真撮らなきゃ、とかばんをあさっていたら
電車がすすんで、花火は遠くなって、すぐに見えなくなった。


友達の家に行く。お誕生日プレゼント持って。
桃と梨をだしてもらった。いっしょに食べながらしゃべった。
友達の、するすると梨を剥いている姿がとてもすてきだった。
「最近どう?」からはじまって
自分がどういう人間なのかどうしたいのか
自分のポジションについて将来について・・・
じっくり語る。
考えても考えてもでてこないような自分の奥のほうにある声が
この人の前だと、どうしてこんなにもするするとでてくるんだろう。
梨みたいに、私も剥かれておるのかな。






2006年8月10日木曜日

覚醒する水曜日


明け方に目が覚める。
ああ、まだこんな時間か、ともう一度ふとんにもぐる。
2回目に起きたとき、時計を見て顔面蒼白。
携帯を見ると着信あり。
(朝から部活の予定だったので)マネージャーさんから電話がかかってきていた。

大寝坊だ!(ときどきあるこの自分のキレ方がほんとうに不安だ)

お昼からの予定にもぎりぎりなくらいだった。
あわてて新聞店の入力のバイトへ。
この日はスーパーマリオがスターをとったような状態だった。
(KOFでいう暴走、月華の剣士でいう覚醒。分かりづらいかな)
作業がものすごいはやくすすんだ。
打つのも紙めくるのも、一心不乱。
ひと段落して、次の仕事をもらいに行くと
「なんかすごいペースだね」
「こう、猛然とね」
「めったなこと話しかけられないって感じだったよ」
社員の人たちからくちぐちに言われて、
そんな早かったかな、と時計をみたら確かに早かった。
なにかスイッチが入ったんだと思う。
マシンはるこ。
「なんだこいつ…」ってきもちわるがられていないか、それだけが心配だな。
こんなとき「無理はしないでくださいね」なんて言われる、やさしいバイト先です。

この日の大収穫。
恐竜展(浜松科学館)の招待券をいただいた。めちゃめちゃうれしい。
はやく行きたいなあ。






ごうごうじゃぶじゃぶの火曜日


地味に寝坊する。

新聞店で入力のバイト。
ランチはいいらぁ、というお店に行ってみた。ひとりで。
ごはんを食べ終わって休憩時間がちょっと余ったので、店内で本を読んだ。
お店の中は静かで、木の匂いがした。
バイトに戻る。スイカをもらう。
夕方から予定していた野球場でのバイトが雨で中止になったので
引き続き新聞店のほうでバイトした。(なんて自由なバイトなんだ!)

「台風きてるから早めに帰ったほうがいいよ」と言われたので
雨の降るなか、帰宅。

帰りに本屋さんに行く。
漫画雑誌をいろいろ立ち読みしていたら、少女マンガ熱に火がつく。
「Lady M.を探せ!」「スイート☆ミッション」(1〜4巻)/藤井 明美
をざくっと買って読んだ。
もうね、メガネがね、たまらないの。きゅんきゅん。
うおお、こんなひといないかなーこんなことないかなーと思う。(スーパー夢見がち)
少女マンガって夢がつまっておるよね。

夜、台風がくる。
窓を閉めてクーラーつけてもかき消されないくらいの、
ごうごう、じゃぶじゃぶ、の音。






月曜日の立候補


快晴!
チャリ、とばす。

朝から部活。
とにかく暑かった。

昼から入力のバイト。
さくさく打つ。



途中、卒業アルバム委員の会議。代理で出席。ぐだぐだ。
委員長決め。なかなか決まらない中で、
「立候補してもいいですか」。
手をあげた友達がめちゃめちゃカッコよかった。
だれかを好きになる瞬間があったらこんな感じだろうな、と思った。
(ほら、ハチクロで竹本くんがはぐに恋した瞬間みたいなさ)

一日が終わる。

この写真、どう見ても
情報棟前のチャリ置き場から
撮ったもので
デジカメの日付が
この日になっているんだけど
記憶にないんだよね。
学校に何しに行ったっけ。
まったく思い出せない…。

ケーキ会中止(延期)、のち友達とデニーズへ。
ばかな話で大笑い・苦笑い・含み笑い・思い出し笑い・馬鹿笑い・高笑い。
あはははははは、と深夜のデニーズで
えんえんくだらない話をする3人。
キーワードは「猫になりたい」。
名言は「俺、もしかしたら改造人間かもしれない」。



友達がCDをプレゼントしてくれた。
『魔法のコトバ』/スピッツ

魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても


同封されていたカードには
「いつまでも“魔法のコトバ”つむいでね」
と書いてあった。
それがほんとうにうれしかった。
うれしすぎて、カンカン照りの体育館の前でくらくらした。

もう一曲「シャララ」も好きだな。






とびうおの日曜日


朝帰って新聞を読む。
一日の終わりに新聞を読むなんてとんでもない生活だな。そうちょくちょくはできない。
寝る。まぶしいのでゆるゆるとカーテンをしめてから。
起きなきゃいけない時間ぎりぎりに目覚める。

お昼過ぎから、新聞社のバイト。水泳大会。
この日は特別バイトの人数が多くて
ずいぶんのんびり作業できた。
ときどきしゃべったりしながら。
合間に、友達の撮った写真を見せてもらった。
この人は、ひかりとか海とかきれいなものが好きなんだなあ、
じんわりとにじんだような色が好きなんだなあ、って思った。
写真をみていると、シャッターを押した人が
どういうものにひかれるのか
どういうふうに見えているのか
ちょっとだけ分かる気がする。

友達から
手作りお菓子をもらった。
(すばらしかったので
勝手に写真撮って載せちゃいました。)
ごちそうさま。

私もなにかつくろうかな。






抜いて土曜日積み上げる


部活のOBOG会があった。
たくさんのOB、OGの方たちが来ていた。
うれしいなあ。こういう場がつづいていくのはすごくいいことだと思う。
学生としてこの会に参加するのは最後かと思うと、すごく不思議。
来年はOGとして参加できたらいいな。

昼の部。体育館でバレー。
みんなでやるバレーはたのしい。
とてもきれいな先輩と、試合を観戦しながらお話した。隣にいるのはどきどきする。
先輩はうちわであおぎながら話していたので
ときどきフワ、フワ、と涼しい風が私にもあたった。
それでまたどきどきした。
たくさん試合して、くたくたになった。

夜の部。ホテルコンコルド。のち白木屋に移動。
OGの方に話したい、と思って
ビールをぐびぐびのんで勇気をだす。
それでなんとか席のほうまで行ってお話することができた。
でも思った以上に酔っぱらってしまった。
テンション高めのへんな後輩だと思われていないか心配。

先輩のおうちで、ジェンガ。
私にとっては初ジェンガ。
それが私、ジェンガすごく得意なことが判明。
「特技:ジェンガ」
こんどからプロフィールに加えることにした。
ジェンガっておもしろいな。
このたたかいは緊張感と
その緊張からの解放のくりかえしで
ちいさな喜びと奇跡がいっぱい。
みんな真剣な顔で一点を見つめていたり
どきどきしたり大笑いしたりくやしがったり。
バランスってむつかしいな。
それでも、ちょっとの勇気と運があれば
積み上げていけることが分かった。
超たのしかった。
みんなで何時間もずうっとジェンガばかりやっていた。

友達の家でちょっとだけマージャンを観戦して、帰宅。
もう朝だった。みんな元気だね。






またちがう金曜日がくる


朝から入力のバイト。

お昼休み。友達を誘い出していっしょにランチ。ナカノ。
久しぶりに会ったなあ。
近くにいても、会おうとしなければ
なかなか会えないものです。
誕生日プレゼントをもらった。
シンプルなアクセサリーケース。
家に帰ってちょいちょい入れてみたら、
マスが埋まった。
いい感じだあ。うれしい。

午後も入力。ひたすら打ち続ける。
ずっとほとんど同じことをやっているので
途中でふと、いま動きをとめようとしても、私、動き続けるんじゃないか
と空想する。全自動はるこ。
でも一度動きをとめてみたら、ちゃんととまった。(あたりまえか)

中学生のとき、美術の資料集に載っていた絵を思い出した。
(「毎日毎日」だったか「来る日も来る日も」だったか、そんなの。
ちゃんとしたタイトルは忘れてしまった。)
機械がずっと並んでいる絵。ずっと向こう側までずっと機械。
ぺたん、ぺたん、と何かがつくられているような風景。
けっこう好きな絵だったから、授業中によくそのページをひらいて眺めていた。
毎日はこうやってつくられていくんだな、って。
見るときによって
「同じことを繰り返すなんていやだな」とか「同じように続いていくのはしあわせ」とか
ちがうふうに感じていた。

あれこれとお菓子をもらった日だった。みなさんやさしい。
マドレーヌとチョコのケーキと柑橘系のシャーベット(モロゾフ!)

バイトをあがって、駅前で待ち合わせ。
仙台から先輩が戻ってきたので、いっしょにのむ。
かつて伝説をつくった鍛治町扇屋にて。
前やっていた塾バイトの先輩たちと。
みんなそろったのはみじかい時間だったけれど、さすがはなじみのメンバ。
ぜんぜん久しぶりな感じがしなかった。
先週もこうやっていっしょにのんでいたような気がしたくらい。
また会いたいな。
いろんなこと…このまま変わらず続いていくと思ったらおおまちがいだぜ。

その後。
静岡から友達があそびにきていたので、そのカラオケに合流。
チャリをぐるんぐるんこいで、駅前から住吉シダまで猛ダッシュ。
着いてからも、ひとりだけ酔っぱらっていてテンション高かった。
ちょっとだけでも、会えてよかった。






2006年8月8日火曜日

木曜日襲われた眠気の強烈さについて


朝、帰る。ちょっとだけ寝る。
ここのところようやく気づいたのは、
ぜんぜん寝ないのとちょっと寝るのとではおおちがいだということ。
これまでは夜更かししていて、ある時間帯を越えたら
もうこのまま起きていよう、なんて思っていたけど
最近、ちょっとだけでも寝るようにしている。(22にしてようやく悟る)

朝から入力のバイト。
バイト中にもかかわらず、午前中、暴力的な眠気に襲われる。
手の甲をつねったり頬を叩いてみたり、ひとり格闘。
しばしばトイレに行ってわけもなく何度も手を洗ってみる。冷たくない。
眠気…抗えないものだなあ。
そうこうしていたら、作業のほうはぜんぜんすすまなかった。
ぐったり。お昼休みを迎える。
ひとりでナカノ・ランチ。ここはほんとおいしい。
大学に寄る。体育館前で部活終了後の男バレの人をちらほら見かける。
生協で缶コーヒーと栄養ドリンクを買ってのむ。気合い入れなおし。
午後は絶好調。
午前中の遅れを取り戻すいきおいで打ちまくる。
途中、シュークリームをもらう。ウマス!
あとなんかいつもお茶を入れてもらっているんだけど…私バイトなのにいいんだろうか。
もうしわけないなあ…。ありがたい。

帰りにスーパーで買い物したりして、
「あれ、まだけっこういけるんじゃない?」「眠くないかも」なんて思っていたけど
家に帰ってごはん食べたら、すぐに落ちた。
死んだように眠る。
起きていられる時間ってやっぱり決まってるみたい。






2006年8月7日月曜日

カエルになる水曜日


朝から部活。朝はすずしくてきもちいい。
でもやっぱり動くとめちゃめちゃ暑くなってばてばて。

家に帰ってお風呂に入って(あせだくだからね)、新聞社のバイトへ。
バス停からバイト先に行くまで、ちょっと歩く。その途中にあるものものを激写。

用水路に鳥がいた。
みえるかな。










カエル。
ここを通るといつものぞきこんで
おたまじゃくしが
ぞわぞわ泳いでいる頃
あしが生えてきた頃
ずっとその成長を見てきたので
やつらがカエルになってくれて
うれしい。
たぶんもうそろそろ、
この溝からみんないなくなるね。

飛び跳ねて、溝をとびだして、あたらしい世界をみるカエル。


田んぼ。
これもまた通るたびに
「のびたなあ」と思う。
あおあお。
ちからづよくのびて
いっぱい実りますように。






バイトは、ぜんぜん忙しくなかった。もうしわけないくらいに。
いっしょに入った子はとにかく元気で超ハイテンション。わかいぜ。

その後輩の子からプレゼントをもらった。
ピンクでバーバリーでハンカチーフ。おとなアイテムだ!
内定と誕生日とのお祝いだって。びっくりしてうれしくて、言動がおかしくなる。
もちろんもらったもの自体もうれしかったんだけど
それ以上に気持ちがうれしかった。
このハンカチーフの似合うような、おとなの女になるぞ!!

友達のざんねん会に参加。がぜん。まねきねこ。






2006年8月5日土曜日

火曜日はキーボードをたたく


朝からバイト。
あたらしいバイト。新聞の販売店で顧客情報のデータ入力(修正)。
新聞の銘柄だとか
配達先のポストの形状がどうだ、とか
朝は何時までに届ける、とか…
お客さん個人個人に関する情報が事細かに(ほんとうにこまかく)書かれている。
それをパソコンに入力していく仕事。
見ていると、そのお客さんの暮らしを想像できるくらいに
あれこれと書かれている。
そのひとつひとつ、こころくばりに感動する。
人間を相手にするというのはたいへんなことだなあ、と思う。
いろいろおしえてもらった日。
やり方や、どくとくの用語なんかをおぼえていった。
ここでしか使われない略語なんかがおもしろかった。
「これはなんて意味ですか」と聞いておしえてもらって、
「そうだったのか!」とうれしくなる。
あたらしい環境に、ちょっと緊張していたけれど
まわりの人たちがみんな優しくてやりやすかった。
初日だったせいもあって作業に時間がかかりすぎてしまったなあ。
毎回少しずつでも早くしていこうと思う。
事務所にはいろんな電話がかかってくるし、いろんな人が来る。
たまたま仕事で来ていた広告会社の方と、ちょっと話す。あいさつ程度だけど。
名刺をいただく。こういうときのために私も自分の名刺がほしいなあ。
出会いの予感!

バスで移動。新聞社のバイト。
ときどきまったり話をしながら、ぽつぽつ入力する。
そんなに数がなくて、はやめに帰った。

バイトバイトで、一日中パソコンにむかっていた。
それでも家に帰ってまたパソコンを立ち上げる。
メールをいくつか書こうと思っていたんだけど、
疲れていたのでネットをふらふらと巡回しただけに終わった。
誰にどこに送るか、というのだけ書き留めておいた。
(はやく書かなきゃふるくなるぞ!)






あるそら





デジカメに入っていた写真。
撮ったのはたぶんここ一週間のうちだけど、いつだったか忘れてしまった。
どうしてカバンからカメラを取り出したのか、
何をのこしたくてシャッターを押したのか、
ぜんぜん憶えていない。

思ったことはその場で伝えないと
感じたことはそのとき記録していかないと
ぜんぶ忘れちゃう気がするな。
それがいちばんこわいんです。






ひまわりの月曜日


7月31日。誕生日。

ハッピーバースデイ 僕たちは何度でも生まれ変われる
ハッピーバースデイ 何もかも抱きしめて生まれ変われる

どんな風の強い夜も歩けるだろう

(Happy Birthday/GOING UNDER GROUND)

はるこは何度でも生まれ変わります。
ありがとう!!

************************************
ちょろちょろ動きまわった日だった。

学校に行く。ふらふらしてまわったのはかなり久しぶり。
大学は(もう4年だからあたりまえなのかもしれないけど)
そこらへんにいる人を知らないことのほうが多くて、ちょっとさみしく思う。
けれどこの日は知っている人何人かに会えて、うれしかった。
ばったり会って「じゃあね」とわかれるのが惜しい。
今度またゆっくり話がしたいなあ。

先輩に紹介していただいた、あたらしいバイト先へ。
想像していたのよりもずいぶんと立派な建物だったので、ちょっとビビった。
はじめ面接かと思いきや、ちょっと話しただけですぐにやることになった。
やっぱり紹介というのはつよいなあ。ありがたい。

先生のところへ。シュウカツの報告と卒論の相談に行く。
卒論…出遅れすぎている。しっかり座って、よく考えよう。

部活。かるく練習、のはずがフツーにやった。
レシーブがたのしい。
(バレーに限らずどんなスポーツでも)
たのしいのは攻撃することだと思っていたけれど、
でも落とさないようにボールをひろう気持ちよさや
ボールを次につなぐカッコ良さも(ちょっとだけ)分かってきた。

友達とのみに行く。扇屋。ごちです。
いっぱい食べていっぱいのんだ。
誕生日プレゼントにイイ女アイテムや花をもらった。すごくすごくうれしかった。
(いちばん上の写真はその花。)
花束なんてもらうこと、なかなかないのでびっくり。感激。

急に電話をかけて後輩の子のおうちへ押しかける。
バランスボールであそぶ。
みんなが本音トークすぎておもしろかった。ま、私もだけど。
真夜中のかわいくて凶暴な乱入者に大笑い。






とろける日曜日


部活で試合にでた。男女混合の大会。舞童夢にて。
よくないところはいろいろあったけど(すぐへたばっちゃう体力のなさも含めて)
でもすごくたのしかった。バレーボールっていいなあ。
この日、超苦手なサーブにミラクルが起きた。
友達に「はるちゃんがあんなに入れたのはじめて見た」と言われた。
私はいつもよく失敗する。
ふしぎなことに、あたまのなかで「入らないかも」と不安がよぎったり
「入らなかったら」という映像がみえたり
そんな負のイメージをもったままサーブを打つと、ほんとうに入らない。
でもこのときはよかったんだよなあ。
一本一本、緊張。でも呼吸のリズムを深呼吸でととのえる。
ボールをあげる。手にあたる。ネットをこえる。
打つ、打つ、打つ…。
ただ「いれる」、と思う。
はいる、とあたまに思い描く。できるだけつよく。
イメージってだいじ。よいイメージをしよう、なんでも。

卒業した先輩が試合にでているのをみた。
その人をはじめてみたとき「人間って飛ぶんだな…」とおどろいたことを思い出した。
跳ぶ、じゃなくて飛ぶ。
あいかわらずスゴかった。
空中でとまっているように見えるんだよ。ほんとだよ。


浜松に戻ってきて、ちょっと買い出し。生活に必要なものものを。
水をケースで買って運んで(2L6本入り)ちょっと疲れたり
シャンプーや洗剤や芳香剤や…いろいろ買う。買い忘れなし!ぐっジョブ。
家で、ちょっと寝る。

和地山公園で、友達と先輩といっしょに花火をした。

風がつよくて、ろうそくの火が消えそうだったから
みんなで急いで花火につぎつぎ火をつけた。
花火をいろいろ準備していたら、「あそびなれてるね」と言われた。
・・・あそびなれてるってちょっと違う意味に聞こえませんか。笑った。

ガストへ。0時まわる。
誕生日になる。
「おめでとう」を言ってもらう。
パフェーをごちそうになる。
しあわせな幕開け。
ありがとうでいっぱいです。

22歳のテーマは「とろける」。
みぎの写真は
‘とろける’食べかけのパフェー。






土曜日のそら2


そらがきれいだった。

ひかるくも。
ながれるくも。

私の大のお気に入りデジカメ(トルコンブログに使っているやつ)で撮った。
最近、このカメラの調子がとてもわるい。
充電がぜんぜんもたない。2、3枚撮ると切れる。
電池換えたらなおるかなあ…。しんぱいだなあ。

じつはこの写真、何枚撮れるかテストしてるときに撮れたものなんだけど
(レンズ空に向けてシャッター押しただけ)
それでこんなふうにあの日の空がいま見られるのがすごいと思う。
シャッター押せばとりあえずは何か写る。
カメラってすばらしいね。…それっていまさらかな?






土曜日の恋と冒険1


友達といっしょに回転寿司に行った。たらふく食べる。
カラオケに行く。わいのわいの歌う。ふたりだけどね。わいのわいの。
途中、友達が「YUIの映画の曲ってなんてタイトルだっけ」と言い出して
ふたりで探すのにヤッキになる。分からなくてもだえる。
どれだどれだと、YUIの曲をぜんぶ入れてみる。
(あとでわかった。結局その歌は「goodbye days」/YUI だった。)
DJ OZMAとか歌っちまう友達にかなり笑った。ナ〜ナ〜ナナナ…
超たのしかった。

この日いっしょにあそんだ友達は、すごくほめ上手。
もう絶妙。わざとらしくないしおおげさでもない。
ささいなことにも「いいよね」と言ってくれる。
なんか自信がでてきちゃうんだよ。
ネガティブで卑屈で妬み屋な私でさえも、この子と話していると
いつの間にかあちこちから、うっすら自信がわいてくる。
彼女の持ち上げ術はわざとなのかそうでないのか…そこらへんはよく分からないけど
でもいっしょにいると元気になれる。だいすき。
就職の話をしていて
「でもはるちゃんならやっていける気がするな」と彼女。
(こんなセリフよく言えるよな。でも彼女が言うと浮かないから不思議。)
私やっていけるわ…とまではいかないけど
ヨシがんばるぞ!っていう気持ちになった。


家に帰ったらもう夜中。
寝る前に本でも読もうかな、と思ってめくっていたらそのまま朝になってしまった。
だってもうほんとうにおもしろかったんだもの。
どうして僕はきちんと女のひとを愛せないんだろう。
『ニシノユキヒコの恋と冒険』/川上弘美
たぶんニシノユキヒコみたいな人がいたら
私も夢中になると思う。
本を読んでいるだけで恋してしまったくらい。
わるくてさみしくてどうしようもない。
それでもみんな彼のことを好きになってしまう。
なんでだろうね。…せつない。
じんわりと染みてくるさみしさに襲われて、
なんだか寝付けなかった。
恋とは何だろうか。人は人を恋する権利を持つが、人は人に恋される権利は持たない。わたしはニシノさんに恋をしたが、だからといってニシノさんがわたしに恋をしなければならないということにはならない。そんなことは知っていたが、わたしがニシノさんを好きであるほどはニシノさんはわたしを好きでないことがつらかった。つらかったので、ますますニシノさんを恋しくおもった。
(「パフェー」)