2012年3月19日月曜日

離陸前も着陸前も落ち着かないもので

3/23に引越し、東京に住み始める予定。
なんだかへんなかんじだ。
地面から浮いているみたいな。
軌道からひとりだけそれてしまったような。

***
有給消化に入っている。
たったの4日何もしていないだけなのに
世の中に置いて行かれているような感覚。
なんていうか、もう、つかまっちゃってるんだろうな。
およげ!たいやきくんを聴いたりしている。

***
引越しが終わったら4/1の出社まで
ちょっとだけゆっくりする。
せっかくだから遊ぼう。

2012年3月16日金曜日

これまでとこれから

これまでのこと
3月末でいま働いている会社を退職することにした。
昨日が最終出社日だった。
大学卒業後2007年4月からこの2012年3月まで、
わたしの年齢でいうと22歳から27歳まで、
5年間働いていた。

仕事というのはとてつもなく大きくずっと続いていくものなので
この5年というのは短かすぎたとは思うけれども
わたしの人生のものさしでいうと
たとえば100歳まで生きるとして
その1/20(5/100)はここで過ごしたことになる。
さらに全力で働けるのがそのうち40年くらいだと見積もれば1/8(5/40)。
そのあいだ、とても大切な経験をさせてもらった。
振り返ると、かかわったひとたちの顔がつぎつぎに思い出される。
ほんとうにたくさんのひとに会った。

地域情報紙をつくる仕事をしていた。
記者として取材して記事を書いて
編集としてチームで紙面を作って
営業として広告を売って作って
ということをしていた。
9時半に出社して日中は取材に営業に外出していることが多かった。
だいたい夜は原稿をやっていて
早いときで20時くらい、遅いときで24時くらいに帰っていた。

初めて書いたイベントの記事。当日そこへ足を運ぶと
偶然にもそばで「記事を見て来た」と話しているひとたちがいて
それわたしが書いたんです、と言いたかった。
カメラをさげて取材に行くと子どもたちが「撮って」「撮って」と寄ってくる。
社名の入った社用車で走っているとよく声をかけられた。
紙面が読まれている。
まちで親しまれて信頼されて愛されている、
まち一番の新聞社で働いていると感じていた。

書く、伝えるということも
まちの中の動き、人びとの生活、お金のことも、
たくさんのことを学ばせてもらった。

仕事も紙面も地域も好きだったけど
わたしはいっしょに働いているひとたちのことが一番好きだった。
あたたかい会社、とよくいわれるのは
あたたかいひとたちが集まっているのだからあたりまえなのだと思う。
好きなひとたちとまち一番の新聞社で5年間働いていた、
どこへ行ってもその誇りを持っていたい。

いっしょに働けて楽しかったです。
お世話になりました。
ほんとうにありがとうございました。
人生は長いし世の中は狭いので
またどこかで必ずお会いすると思います。
これからもずっと、よろしくお願いいたします。

ご健康もご多幸もご活躍もご発展も
大願成就も商売繁盛も夫婦円満も家内安全も開運招福も
恋愛成就も五穀豊穣も産業繁栄も大漁祈願も旅行安全も
ぜんぶ祈りたいような気持ち。

***
同期のみなさんにも、仲良くしていただいている方々にも、
いっしょに働いている、働いたことのある方々にも、
送別会をひらいていただいた。
ありがとうございました。
***


これからのこと
引越しをして4月1日から次の会社に入社する。
職場は東京に、仕事はインターネットニュースサイトの編集になる。
求人に出ていた求める経験、はわたしには一つもないし
これから勉強しなければならないことも山ほどある。
この仕事をしようと決めたのは、インターネットが大好きだから。

初めて電子メールを送ったときや初めて検索したときの感動は凄まじかった。
ここにいながらにして遠くまで飛ばしてくれる凄いものに出会ってしまった。
わたしもインターネットでだれかを遠くに近くに
連れて行くような仕事ができたらいいなと思っている。

大学は自分が何をやりたかったのか何になりたかったのか分かる場所、
というようなことを誰かが言ってた。
いきついたのにはこまかい話がいろいろあるのだけれど
ごくごくシンプルにいうと
卒業した大学(学部)を選んだもともとの理由は
インターネットが好きだったから。
そこでたまたま出会った先生から
伝えることや書くことを学ぶ機会に恵まれて今に至る。

***
とにかく、インターネットな世界に入るにあたり
これからもっと勉強しなくてはならない。
わたしと会ってください。集会に呼んでください。
いろいろ教えてください。おもしろいひとを紹介してください。
さよならの回避方法
お別れしたくない素晴らしいひとたちとの出会いを通して考えた。
さよならしたくないなら、有名になることだ。
声が届いていれば、わたしのことを思い出してもらえる。
すべてはこれから。忘れないように書いておく。

2012年3月2日金曜日

よろしく東京

春から上京します。
東京に住みます。東京で働きます。
仕事も変わります。
地域情報紙のひとから、インターネットニュースのひとになります。