2006年7月30日日曜日

届いた金曜日


ぶろろろろろ、という音。
郵便屋さんが届けてくれたしあわせ。
ようやく就職の内定をもらう。

ひとり、チャリでぶらりでかける。
ふしぎと「うれしい、騒ごう!」みたいな気持ちにはならず、ただひとりでぶらり。
私の中ではこういうのがいちばんしあわせなのかもしれない。

本屋さんに行く。本をざくっと買う。
あれもほしいこれもほしい。なら買ってしまえ!で、ざくっと。

映画「ハチミツとクローバー」を観にいく。
キャラメルポップコーンを買うために並んでいると
友達にばったり会う。びっくりした。そしてちょっとはずかしくなる。
ひとり映画はべつにふつうだけど、ひとりポップコーンがちょっとはずかしい。
映画は…スピッツの歌がとてもよかった。
魔法のコトバ 二人だけにはわかる
夢見るとか そんな暇もないこの頃
思い出して おかしくてうれしくて
また会えるよ 約束しなくても


自分でなにかつくりだすことだとかゲイジュツだとか
そういうのって私にとってはちょっと違う世界のことのようで
分からないことばっかりだけど
でもなんか、その世界はカッコいいとか華やかとか…
そんなよいことばかりではないのだよね。
せめてそのニガさや痛みを分かっていたいな。外側からでも。






斬る木曜日


部活。汗だくになる。
試合のために、みんなで練習。
レフトをやる。ローテーションをたびたびまちがえる。
へろへろに疲れた。

友達の家に行く。
チャーハンをごちそうになる。パラパラでおいしかった。
達人だ、彼は達人だ…。あんなうまいチャーハンつくる人、そうおらんぜ。
BASARA2(ゲーム)をやる。斬りまくった。
やばい、超たのしい!
私は基本的に温厚な人間だけれど、
このゲームをやっているといつもはもっていない感情がわきあがってくる。
斬って斬って斬りまくってやる!逃げても斬る!
明け方までワッショイ。






野球とラーメンと水曜日


お昼前から新聞社のバイト。
いろいろ分からないところにぶちあたって、くるしむ。
野球のルールって、なんて複雑なんだろう。
(野球部のコってみんなあたまがいいと思う。)
勝手に予言して失敗。
何もしない時間があったり、睡魔とたたかう瞬間があったり、
なんだかんだで昼が過ぎて、夜になって。

バイト終わってから、友達と福ちゃんにラーメンを食べに行く。
ラーメンがうまい。うまいようまいよ。
そこでまたほかの友達とばったり会う。
みんなラーメンがだいすきだ。






浮かぶ火曜日


家で呆けていると、友達からメールがきた。
この友達のタイミングの良さにはいつもおどろく。
プールに泳ぎに行った。まじ泳ぎ。
水の中に入るのはとても気持ちがよかった。
クロールばっかりしていた。ゆっくりのクロール。無理したクロール。
背泳ぎ、気持ちいい。まっすぐ泳ぐのは案外むつかしい。
バタフライをやってみたら、肩がぐりん、となった。
水面に思うように腕がでてこない。カッコわるいぜ。

久しぶりに泳いだので、くたびれた。全身に大きめの重力がかかる。
着替えて濡れた髪にドライヤーをかけていると
「ドライヤーかけるときすごい脱力系だね」と言われた。
泳ぎつかれたせいかもしれない。

友達の研究室(シス工)におじゃまする。
のむ。打ち上げ前のみ。
それから外にでる。コンビニで買い占めたというロケット花火に笑う。多すぎるよ!
打ちあげてるのを見ていた。
しゅしゅっしゅしゅっ、ぱぱん、ぱぱん、大きな音がひびいてどきどきした。
(はらはらした、のほうが近いかもしれない)
お酒のビンの口が焦げて真っ黒になっていた。
それから、またのむ。
グループ魂の歌に爆笑。
ああだこうだうだうだしていたら朝になった。
こういう朝。






決戦は月曜日


朝から新幹線で静岡へ。
回収したアンケートを持って、バイトに顔をだす。
私はこのあとシュウカツの面接をひかえていたので
ほんとに顔をだしただけで、すぐに出た。
いっしょのバイトのおねえさんに「よゆうだねぇ」と言われたけど、とんでもない。
私はがちがちに緊張していた。
でもバイトの人たちと会って、ちょっとほぐれた。
やっぱここの人たちのキャラクタ、いい。

横浜へ。適性検査と面接。
適性検査を受けるために談話室で待っていたら
この会社の社長がふらっとあらわれてびっくりする。
社長の顔は会社パンフレットで見たことがあったのですぐにわかった。
思わず「こんにちは!」と起立。
ジュースをおごってもらった。ジュース選ぶのにも緊張。
しばらく座っていた談話室の様子、とてもいい感じだった。
社長と社員さんがフレンドリーに話していたり
社員さんが取引先(だと思う)と打ち合わせをしていたり
お弁当食べてる社員さんがいたり
人がくるくる入れ替わっていくのをすみっこで見ていた。
適性検査はさらっと終わった。(よかった…適性検査にがてなんだよ。。)
面接は…面接官4人対、私。
緊張する部屋だった。(応接室だったかな)
ひとりソファにからだが沈んだ。さらにドキドキ。
「自己PRと志望動機をどうぞ」と言われたので、語る。
あたまがうまくまわらないのに口ばかりが動いている。
声が高くなって早口になっていた。落ち着け自分、とほかの自分が叫んでいた。
いつも思うんだけど自分で「私は好奇心旺盛で」などと言うのはまぬけな感じがする。
あとでちょっとはずかしくなる。
自己PRに向かない性格というのもあるんだと思う。
(こんなんでは社会でうまく生きていけないだろうか。)
それから。今まで受けてきた業種について話しているときに
ちょっとこれはいかんな、風向きがあやしい、やばいな、と思った。
涼しい部屋の中でひどく汗をかいていた。

18きっぷで帰ってくる。寝ていたらすぐに着いた。電車の揺れが好きだ。

家に帰ってから、このままどうにもならなかったらどうしよう、と思った。
つまらないことに腹を立てて、なんだかみじめになる。
散らかった部屋で、途方に暮れてしまう。ちょっと、泣いた。






2006年7月29日土曜日

ひっくり返す日曜日


くさっていた。

画像整理のソフトが入ったCDを探す。
見つからないのでイライラして
部屋の中のあらゆる入れ物をひっくり返してしまった。
片づいていたはずの部屋がひっちゃかめっちゃかになった。
泥棒が入ったみたいになっている。
荒れた部屋で座り込む。
CDは…これだけ探して見つからないのだからたぶん実家にあるんだろうと思う。
なにやってるんだ。。。






作家の土曜日


新聞社のバイト。高校野球で。
はやく終わるだろう、とふんでいたけれど意外にそうでもなかった。
待って届いて分けて読んで書いて渡して。
いすに座ってくりかえす。
待っている時間はもうしわけないくらいに暇で、本を読んだりしゃべったりしていた。
帰りはひとりでタクシーに乗った。ぜいたくすぎて落ち着かなかった。

『作家小説』/有栖川有栖を読んだ。
作家だらけの連作小説集、ということで
「作家」にまつわるお話がいくつも入っている本。
作家という職業はほんとミステリーだなあ、と思った。
『奇骨先生』っていう話で、
出版業界のカラクリのこわさを知る。
本は私の生活にはなくてはならないもので
業界に破綻されたらすごく困ると思う。
どうにかしなければ…。
『締切二日前』には笑った。まじで笑える。
『作家漫才』は会話で構成された話で、さくさくさくっと読めておもしろかった。
作家という職業がますます謎に思えてきた。
おもしろいなあ…。






金曜日をめぐる冒険


ざあざあ降る雨が、シャワーみたいだった。

朝から高校野球のバイト、の予定だったけれど
雨で試合が流れたのでお休み。
家の中でぼんやりと過ごしていた。

ここのところ持ち歩いていた
『羊をめぐる冒険』/村上春樹を読み終えた。
『羊をめぐる冒険』(上)
『羊をめぐる冒険』(下)
イッキに読めた。気持ちのいいスピード感!!
なんで?とかこれは何のメタファー?とか
そういうの考えはじめたらよくわからんのやけど
ただただおもしろい!の一言に尽きる。
そしてそういうわからなさも含めてたのしめた。
やっぱおもしろいぜ。すごいぜ村上春樹。
もう一回読もう…。

すきなところがたくさんある。
文庫本がドックイヤーだらけでなにがなんやら…。
でもそのページをひらいたら一発でわかる。
ここが好きだから折ったんだ、というのがすぐ見つけられる。
そのドッグイヤーのひとつ。
…電気時計を眺めている限り、少くとも世界は動きつづけていた。たいした世界ではないにしても、とにかく動きつづけてはいた。そして世界が動きつづけていることを認識している限り、僕は存在していた。たいした存在ではないにしても僕は存在していた。人が電気時計の針を通してからしか自らの存在を確認できないというのは何かしら奇妙なことであるように思えた。世の中にはもっと別の確認方法があるはずなのだ。しかしどれだけ考えてみても適当なものは何ひとつ思いつけなかった。…






18きっぷはじまる木曜日


まだ東京。ホテルで朝。池袋。
(この日泊まったビジネスホテルはお気に入り。ひそかにリピーター。
スーパーホテルというところ。安いし利用しやすいし、スキ。)
朝食はパンをたらふく食べた。

御茶ノ水。お昼からひとつ、作文試験と面接を受けた。
作文に悩み苦しむ。まわりの受験者のエンピツの音がひどく気になった。
制限時間は短くて分量が多かった。時計をみるたびに「まじかよ」と思った。
大急ぎで書いた。ぎりぎり、なんとか書き終える。
面接は面接官が5人もいて、ずらっずらっと並んでいる感じ。みんな笑顔。
かなりドキドキした。
決定的にまずいことも言ってない(と思う)けど、気のきいたことはひとつも言えなかった。

いっしょに受けた中に福岡出身の子がいた。
帰り道、話しながら駅まで歩いた。
彼女のしゃべることばやイントネーションにはとても安心した。
「福岡には帰らんと?」と訊いてみたら
「まだはやい」と言っていた。まだはやい、か。カッコいいこたえだ。

それから18きっぷを使って、浜松まで帰ってきた。
また18きっぷの季節がやってきた!

浜松に戻って、夜中。友達の研究室の飲み会に参加。とびいる。
シス工、初潜入。
みんなノリがめちゃめちゃよくて、
その研究室内で通じあっている笑いなんかもあって、
私にはぜんぜん読めない空気がおもしろかった。
ずっと「かわいいなあ」って遠くからみていた子としゃべれてうれしかった。
かわいいのにおもしろくて、ズルいくらいの子だった。






2006年7月25日火曜日

たまには内緒で出かけようと思いついた水曜日3


ひとりで音楽を聴きに行ってきた。ダスト・トレイル
河野丈洋(GOING UNDER GROUNDのドラマー)の主催するイベント。
Shibuya DUO Music Exchangeにて。

イベント名「ダスト・トレイル」には「彗星の通り道」というような意味があります。
彗星の軌道上では、ダスト(星屑)が拡散しないまま高い密度で残っていて、
それが尾のようにトレイル(尾)を形作っているのです。
そしてそこを地球が通過するとき、
地上からはあの素晴らしく感動的な光のシャワー「流星雨」を見ることができます。

(イベントパンフレットより)

耳の奥で響いて、網膜に焼きついて、全身で感じて、こころがふるえる。
流れてみえなくなったあとでも、
消えないでいつまでも自分の中にのこっている
まさにダスト・トレイルのようなイベントだった。
帰ってきてからも、ときどき思い出している。

行く前は丈さんしか知らなかったので
ほかの出演者の方たちの歌は、はじめて聴いたものばかりだったけれど
どれもほんとうによかった。
なんていい声なんだ!とか
なんだろういまの音は!とか
いまの歌詞もう一回聴きたい!とか
もう私の五感はフル稼動で大いそがしだった。
このイベントに行かなかったら出会えなかった音楽。
ありがとう!って思った。
松千
いきなりびっくりした。ちからの満ち満ちた声!
ギターの音にもハモりの声にもぞくぞくした。
あとで公式サイトのプロフィールみてみたら、
自分とほとんど年齢が変わらないことが分かって「うひゃあ」だった。
「ショー」がカッコよかった。
エガワヒロシ
じぃんとしながら聴いていたんだけど、途中、とびきり元気な曲もあって
アコースティックギターでこんなはじけた曲ができるんだ!とびっくりした。
見てて聴いててたのしくなった。
トークもおもしろかったなあ。
大塚利恵
かわいいひとでてきた、と思った。かわいい!
おもしろい曲がつぎつぎにくりだされておもしろかった。
なんて声だ!と思った。一度聴いたらわすれない声。
歌ってるときの笑顔がたまらなかった。
河野丈洋
丈さんがすぐそこにいる!どきどきした。
私のふくらみきっていた期待をぶちやぶってさらに素敵で、まいってしまった。
声がよすぎる…きれいで、やさしくて、大好きだ!…ほんと、だいすき。
曲は「雨の樹」と「伊豆あたりに」と「ノラ」と
「ハミングライフ」、「Someday Somewhere」(チューリップのカバー曲)
「あおのとびら」(新曲)だった。
…くらくらするくらいかっこよかった。
途中なんだかよく分からないんだけどぎゅっとなって、
マスカラ落ちるの気にもしないで泣いてしまった。
ハミングライフ、ハミングライフ、イン、トウキョウ…

生ってすごい。
その空気はそのときで消えちゃうかもしれないけど、でものこる。忘れないと思う。
最高だった。行ってよかったなあ。

アンコールは出演者全員のセッション。
「風といっしょに〜チヨコレイトパイナツプルグリコ〜」という歌で
これがめちゃめちゃたのしかった。
いっしょに歌った。たのしい!
ちよこれいとぱいなつぷるぐーりこ♪

このイベントではオリジナルカクテルなるものも用意されていた。
出演者のイメージでつくったものらしい。おもしろい。
なにからなにまでたのしいイベントだ!
私は‘ノラトニック’(丈さんいわく脱力系(笑))をのんだ。
ほかのものみたかったなあ。

すてきな夜だった。思い出したら元気になる。






水曜日のイトナミ2


スーツのまま紀伊國屋書店へ。大きな書店さいこう!
回復。本屋さんは私のガソリンスタンドです。ハイオク満タン。
少年文芸っていう雑誌がすごく気になる。
へいガール、そこのガールよ、
今日はスカートを、
スカートを 穿いているのか。

ってそういう表紙に呼び止められた。

『LOVE or LIKE』
石田衣良/中田永一/中村 航/本多孝好/真伏修三/山本幸久

この中に収録されている、
「ハミングライフ」/中村航を読みたくて購入。
読んでいて
ああ、好きだ好きだ好きだと思った。
かわいい、でも足りなくて
もえる、とはちょっと違くて
(ちょうどいいことばが見つからないなあ)
ときどき胸がキュ、と鳴ってフフと笑ってしまうような…そんな感じ。
私もこんな恋がしたいなあ、って
ごちゃごちゃ考えんと始めてみようかなあって思った。

一度読んでまた読み返して
あ、ここ好きだ、ってところを抜き出したかったんだけど
キュ、とくるひとつひとつは
集まってさらに大きなキュ!!!になるので、ぜんぶだいじなんです。
もう…なんていうか…読んでみてくれ!としか言えない。

    街にはさまざまな営みがあって、誰もいなくなるとその跡だけが残る。

みつけたい、イトナミ。



池袋に移動。ホテルで読んだ。
ファンレター(?)を書いたりなんやかやしていたら夕方になった。






きりかえる水曜日1


東京。新宿。面接。
テストみてないってどういうことだろう。
あの調子じゃきっと作文も読んでないんだろうな。
これはきっとなにか試されているんだ、とがまんしていたけど
浴びせられる質問からは、敵意しか感じなかった。
じゃあなんで呼んだんだよ。
腹立たしい。
すごく腹が立った上に「そうやってこれからずっと落ち続ける可能性もあるわけだよね」
なんて不吉な予言までされて、
キレなかった自分はちょっとどうかしていると思ったくらい。
それでもなぜか私は顔が笑ったままだった。
はりついた笑顔がとれないよ。
笑顔がくずれなかったのではなくて、くずせなかったんだと思う。
いやなくせだな。

世の中ってからいぜ。

でも、キリカエキリカエ。






火曜日ステーション


秋のことを考えてみたりする。
なにをしていたかはひみつ。


****************************
ひみつついでにおすすめを。
サウンドステーションって使えるなあ!
最近のへヴィへヴィローテーション。

BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU 【8月3日まで公開】
超ぜいたくだと思う。いろいろ聴ける。おすすめ!

魔法のコトバ〜スピッツ・サマーコレクション2006〜 魔法のコトバ〜スピッツ・サマーコレクション2006〜 【8月6日まで公開】

CYCLE HIT〜All Time スピッツ〜 CYCLE HIT〜All Time スピッツ〜 【8月6日まで公開】

ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER 【8月17日まで公開】






スコア読む月曜日


海の日。海にはいかない。

新聞社のバイト。高校野球の。
野球ってすごいスポーツだな…。むつかしい。
野球師匠(同じバイトの子)にこまかいことをおしえてもらいながら、なんとかすすめる。
けっこう読めるようになってきたかな。

野球師匠がいると、とてもやりやすい。
おしえてもらえるというのも、もちろんあるんだけど
「こいつがいれば大丈夫だ」という安心感がある。
それと彼はスーパー社交的なので、近くにいる私までほかの人とも話しやすくなる。
いいなあ、私も少しずつ、そういったうらやましいところを盗んでいきたいな。

高校野球っていいなあ。
なにかに一生懸命になるというのはほんとにいい。






ぼんくらじゃない日曜日


部活。卒業した先輩たちがきてくれた。久しぶりに会った!
元気いっぱいで、めちゃめちゃ動けちゃう先輩たちにびっくり。
人数多いといいなあ。たのしかったあ…。

部活後、体育館前でぐだぐだしていたら
知り合い(に入れていいのかな)があらわれる。
就職まだ決まってない、という話をすると
「どんだけぼんくらやねん」と言われる。

ぼんくら…。
家に帰ってから調べてしまった。
(私ね、けっこう気にするタイプなの。根にもつタイプなの。)

ぼんくら【盆暗】
(もと、ばくちの語で、采(さい)を伏せた盆の中に
眼光がとおらないで常に負けるという意)
ぼんやりしていて、ものがわかっていないさま。また、その人。うつけもの。
(広辞苑より)

ま、まけないぞ!


ごはんを食べに行く。5g(パスタとカレーのお店)へ。
照明。大きなお皿。お店の内装。テーブルの上のキャンドル。
ずっと入ってみたい、と思っていたお店は期待以上。おしゃれ。
パスタが食べたい、と言っていたのに
メニューを見ていたら急にカレーが食べたくなったのでカレー。
おいしかったなあ。茄子とトマトのカレーを食べた。茄子がたまりません。
次はパスタを食べるぞ。
大きなカスタードプリンをみんなで食べる。上にのっかったハーブも食べる。
おいしいものを食べると元気になれる。






ひかる土曜日


新聞社のバイト。
高校野球の記録のやり方をおぼえようの回。あんまりおぼえられず。
自分もっとしっかりせんとな、と思う。
おしえてもらったことをぐちゃぐちゃメモしていたら
後輩の子に「それであとから分かるんですか?」と言われる。
ぐさり。
「だよねだよね。…分からんと思う」。…ほんとしっかりせんとな。
だめキャラぶりをめいいっぱい発揮した日。
私のもっともだめなところは、
「だめキャラでいることがオイシイ」ということを知ってしまっているところ
だと思う。
多少むりしてでも、だめ脱出を図ろう。決意。


夜(深夜か)、友達と学校のグラウンドでサッカーをする。
ボール蹴るの、めっちゃたのしい!(大はしゃぎ)
蹴って蹴って走りまわったり。
壁にあててパスし合ったり。
サッカーボールの遠投を競ったり。(投げるのにはそうとう重たかった)
どれだけ遠くまで蹴れるか競争したり。

「いま空がひかった」
途中で友達がそう言いだしたので、
ふたりでじっと空がひかるのを待っていた。
私には見えない。
それでも友達は「ほらまたひかった」「ピカッてなるんだよ」と言う。
空は暗いまま。
この子、オカルトなチカラがあるんじゃないか?と疑いはじめたとき
私にも見えた。
ぴか。
空全体がひかって、遠くの雲までみえた。
あたりが一瞬あかるくなる。
そのあとも何回か、ひかるのがみえた。
あれはなんのひかり?
ただの雷だったのかもしれないしそうじゃないのかもしれない。






金曜日のコンペイトウ


ゼミ室へ行く。ゆらゆらする。
(誰かの京都みやげらしき)コンペイトウの詰め合わせを発見。
こっそり食べる。抹茶、パイン、メロン、レモン…いろんな味があってたのしかった。

ウィンドウズオフィスの問題解決。友達に感謝。恩返しを約束。

友達とのみに行く。友達のイイコト祝いに。にこまん馬。
カウンタでのむ。オトコマエが近くてにやにや。立山がうまい。
隣になったおじさんおねえさんが素敵。アスパラさいこう。
この日誕生日だった友達にもみんんで電話。おめでとう。

それから二次会?流れ流れてウチまで友達が来る。3人でだらだら歩く。
ひとりが撃沈。夢の世界へ。
のこりのふたりで、真剣な話になる。
自分の自信について打ち明ける。「私ってほんとは自信があるんだよね」。






決める木曜日


こっそり、いろいろ決断した日だった。

この時期になって…というのも頭をよぎったんだけど
でもやっぱり自分の感覚を信じるってことが大切だと思ったのです。
自分のことやし。
どうかこの日に決めたことが後になって「とるにたらないこと」になりますように。


夜、学校のグラウンドで友達と走った。(正確には走ったり歩いたりした)
正門のところで友達を待っていると、
足元でダンゴムシが生き生きと活動していて
「浜松にもダンゴムシがいたんだな」とちょっとおどろいた。
浜松って虫が少ない、とずっと思っていた。
でもそれはただ自分が虫のいるところに寄り付かなくなっただけなのかもしれない。
ダンゴムシ、かわいい。しばらく眺めていた。
それから友達が来て、ランニング開始。
しゃべりながら走ったから、楽しかった。汗をかくってきもちいい。
途中で私がコケた。ステップ踏んでたらすべって後ろにすてーん、と転んだ。
砂だらけになって、深夜のグラウンドで爆笑。

お風呂に入って、部屋着になって、
そんなんで友達の家に行く。ご近所さんっていいね。
友達の友達の院試合格祝いに。カンパイ!
ananで勉強したり、友達(男の子)に化粧をしたり…。
ぐだり、ぐだり。






2006年7月24日月曜日

スイカ食べる水曜日


東京方面へ。

新宿。グループディスカッション。司会をやった。
どう考えても私は司会キャラではないんだけれど
誰もやらない雰囲気だったから、「やります」と言ってしまった。
テーマ「わたしにとっての就職とは」。
結論ださなくてもいい、とのことだったので(まあこのテーマだったらそうでしょう)
できるだけみんなしゃべれるように、というのを目標にやってみた。
社会貢献。自立。ステップアップ。自己実現。社会に対する恩返し。責任。お金。
いろいろでてきた。みんな考えてんなあ。
途中、ひとりの女の子が
「みんなきれいごとばかり言う。私はそんなきれいごとばっかり言ってられない」
などと言い出した。ちょっと混乱する。
「そんな遠くのことばっかり言ってられない。近くにせまる現実があるんです」
と、彼女は身の上話をはじめてしまった。場がしんみりとする。
(たぶん近くのこと=生活、遠くのこと=夢とか目標とか理想とか、っていう話なんだけど)
でもさあ、遠くのことを思うからこそ、近くのことができるのではないかな。
近くのことを積み重ねることで、遠くのことに手が届くのではないかな。
(これもきれいごとなのかな。)
いろいろ言い合ったけど、分かり合えなかった。(と思う)
短い選考時間の中では、ちょっとむつかしかったかも。連絡先聞いとけばよかったなあ。

続けてほかの子が質問。「みなさんにとってのキバンってなんですか?」
キバン?…ああ、基盤か。
はたらくことの基盤となるもの、っていう意味かな。。はたらく理由?

 シュウカツをしていると、耳慣れないことばがたくさんでてくる。
 ビジョンだとかソリューションだとか強みだとか弱みだとか…
 意味は分かるけど、ぜんぜんからだに染みてこない。きらいなことばがたくさんある。
 (私のそういうところがいけないのかな。)

話を戻そう。そう、その基盤の話。
そのとき、キバンの意味がのみこめなかった。
私はとっさに「自分の欲求を満たすこと」だと発言した。
ずいぶん勝手なこと言ったなあ。うん、でもまちがいではないと思う。私にとっては。

テストを受ける。作文とコンピューターに関するテスト。
コンピューターに関するテストは…
あんまりできなかったな。ぜんぜん埋まらず。
「先に言っておきますが、これは難しいです」と言われていたものの
なんか情けないやあ…。
作文は…まあ作文っていうよりもよくあるESの項目みたいな感じだった。にがて。



もうひとつ。横浜へ。面接。
面接官3人に対して、私1人だった。雰囲気は和やか。
笑いもありつつ、すごく話しやすかった。
「作文うまいよね」「書くの好きでしょう」
「こういうのは大きなアドバンテージになると思うんだけど」
シュウカツしている中で、作文について、はじめて言われた。
ほめてくれたのはもちろんうれしかったし
ちゃんと読んでくれてたんだ、と感激する。

これまでES(作文もいっしょに書くやつ)で落ちた、なんてことがもう何度もあったけど
その一回一回がどれだけ私を削りとっていたか。
ほんとはね、それは私にとってはとても重たいことだったの。
基本的な個人情報で落ちるよりも、
面接で落ちるよりも、グループディスカッションで落ちるよりも、
何よりもショックだった。
だいすきなこと、だれがなんと言っても「これしかない」って思うこと、
そういうものが認められなくて、傷つかないわけがないじゃないか。

だからこの面接で言われたことは、ほんとうにうれしかったの。

江田駅で、ちょっと、泣いた。
がらんとしたホームで、いろいろ思った。
(ほめられたというだけで、まだ何も決まっちゃいないんだけど)
これだけで、「やれる」って思った。


浜松に戻る。
友達の家にお呼ばれして、スイカ会。
(友達がカテキョ先でもらってきた)
スイカとメロンを食べる。ぜいたく!
スイカ、この夏、初!
友達(プロ)にお酒つくってもらって
いつもの浮ついた話
今までしたことないようなまじめな話
いろいろしゃべっているうちに
夜が明けた。






2006年7月22日土曜日

ごくたまにあるラッキーの火曜日


お買い物日。チャリで坂をくだる。

コンタクト買いに行った。…なくなるの早すぎるなあ。
すごい早さで毎日が過ぎとるってことを感じる。
いつも思うんだけどあのぺらぺらした小さなものに
生活をたすけられていると思うと…やっぱふしぎ。

化粧品をあさりに行く。
マツキヨのポイントでマスカラ、オルビスのポイントでクレンジングを買う。
ポイントってすごい!えらいぞ。
私のサイフはポイントカードやらメンバーズカードやら割引券なんかで
いつもぱんぱんにふくらんでいて、ちょっとうんざりしてるんだけど
それでも…ごくたまにあるラッキーを味わってしまうと
やっぱり捨てられないんだよな。

本屋さんで歩きまわる。谷島屋。
夏の文庫フェアはいいなあ。新潮社のパンダ、ほしいな。
マンガの、ちょっとディープなコーナーに潜入。
知り合いに会ったらどうしよう…とそわそわしながら。






2006年7月21日金曜日

月曜日はノンアルコールで


朝からひどい腰痛。こんなに腰が痛くなったのってはじめてかもしれない。
(私は立ったまま靴下をはくので)靴下はくのもツラかった。

部屋を片付けた。
この部屋は布系(服とか)と紙系(本とかプリントとか新聞とか)を
何とかすれば、だいたい片付くことが分かった。
ただ腰が痛かったので、立ったりしゃがんだりするのがしんどかった。

部活にでた。
腰が痛いのが心配だったけど、逆に動くことで調子がよくなった。
でも練習中、ボールをひろうときとネットの下をくぐるときなんかに
油断して腰をまげると「うっ」と痛んだ。
腰が痛いせいで、自分のからだの動き方を考えた。
いつもはなんとなく動いているところにも、意識がまわった。
からだの部分部分を意識するというのは、スポーツにとってだいじなことなんだと思った。
すごく暑かった。汗がやばい。
練習後はお風呂入った後みたいな髪の濡れ方だった。

先輩のお家へ。テレビをいただいた。
(うちのテレビはずっと壊れていて、見られなかったのです。
少し前にミクシィで「ほしい」と書いていたら、この先輩にもらえることになったの。
なんたるラッキーガール、私。
今まででいちばん「ミクシィやっててよかったなあ!」と思った。)

いろいろ話して、夜ごはんまでごちそうになる。
シュウカツについての話には、すごく気持ちが救われた。
「なんとかなることは証明されているんだから」
「だからシュウカツやりつつも今の時間をあそんだほうがいいよ」
時間、だいじですよね…。
ごちそうしていただいたのは、グラタンとサラダ。
グラタンって自分で全部つくるものなんだぁ…感激。
お洒落でおいしかった。カフェごはん、って感じ。
先輩は料理人だった。私も料理がんばろう。

家までテレビを運んでもらった。ありがとうございました!


それから。友達に「アイス食べに来ない?」と声をかける。
ハーゲンダッツのあたらしい味を冷凍庫に隠し持っていたので。
友達がウチにあそびにきてくれた。
お酒ものんでいないのに、明け方まで浮ついた話をし続ける。
久しぶりにこんなにしゃべったかも。
友達の言う「きゅん死」(胸きゅんで死んじゃう、という意味だと思う)
っていう単語がかなりツボだった。いただき!






少ない日曜日


また新聞社のバイト。
行きのバスが遅れてきて、まいった。最近ずっと遅れ気味だよね。
いや、バスは遅れるものなんだけど最近のはとくにひどいと思う。
なにがあったんだろう。

新人の子たちがきていて、「私がおしえなくちゃ」と妙にはりきる。
でも教え役は、ほかの子たちで間に合っていた。はりきり損。
いや、しかしだね、私かてね、
いつまでも甘ったれキャラでいることに対しての危機感はあるのだよ。
私このままじゃいけないわ。

この日はびっくりするくらい原稿が少なくて
びっくりするぐらい早く帰れた。
ほんとなら喜ぶところだけど、なんかすっきりしないというか…
遅くなることに慣れていたから、へんな感じがした。






2006年7月19日水曜日

土曜日はぎりぎりまで使う


すごく疲れていたのに夜更かししたので、ぐったりしてしまった。
やばいときに限って、体力をぎりぎりまで使おうとしてしまう。
サイフの中にお金がちょっとしか入っていないときには、さいごまで使いたくなる。
それに似ている。(ちょっとちがう?)

朝、家に帰ってからコテリ。眠りに落ちる。

夕方から新聞社のバイト。たしか水泳大会。
なかなかファックスがこないので、ゆらゆらしている時間が長かった。
いいのかなあ、と思いながら。
でもファックスがきてからは
そんなのんびりした時間があったことも忘れて、没頭。






金曜日、ロマンチックください


七夕。

名古屋へ。説明会で。
からだがヤバイヨヤバイヨと悲鳴をあげていたので、新幹線で行ってしまう。
もったいないことしたぜ…。
受付で「静岡大学の…」と名乗ったら、
「わざわざ静岡から!?おつかれさまです〜」と驚かれてこっちが驚く。
まあそうだけどさ…でも名古屋は近いよ。まだへいわだよ。
筆記試験も受ける。マーク。
あー…これ受けたことあるよーという問題だった。
この前々日に他社で受けた問題といっしょだった。性格検査までいっしょだった。
(でもどっちも出来は散々だったし、ラッキーでもなかったな)
マークなのに歯が立たないだなんて、くやしすぎる。なんなんだよこれは。
正答数をみているのか正答率をみているのか分からないから
うかつにテキトーなマークはできないしな。
センターは分からなくても埋めておくのが基本だったけども。

浜松に戻り、スーツを脱ぎ捨てる。(脱ぎ捨ててはないけど、気持ち的にはそんな感じ)
友達がのんでいるところに押しかける。ガッコ近くの八剣。
燃えあがっている友達にばったり会う。がんばれ!
久しぶりに見たけどますますかっこよくなっていた。黒髪ってやっぱり…イイ!
夏に向けて、私も火の粉を浴びたいところであるなあ。
途中からおもしろい二人組も来る。まざっていっしょにのむ。
なんかへんにテンションあがる。
おもしろいなあ。

夜のうちに解散。と思いきや、まだまだ続く。
のみたりないぜー。おとなにはなりきれないぜー。
セブンでつかまえた(?)友達を巻き込んで、その友達宅でのみなおす。
その友達の友達もいっしょに。
なんかいろいろしゃべっておもしろくて
あはは、と笑って
酔っぱらって手元がさみしくなって
ひとり稗をツミキみたいに積み上げてあそんでいた。
最近の、のんだくれ時間の最長記録かもしれない。
早朝を通り越して、朝までのんだ。

私がこんなふうに過ごしていたはるか上空で、
彦星と織姫は無事に出会えただろうか。
ロマンチックを分けてほしい。ちょっとだけでもいいからさ。






2006年7月17日月曜日

朝顔咲く木曜日


まだ東京。予定が昼からだったので少し寝坊する。
外泊先でのんびり寝坊してもいいだなんて、
なんちゅうあまったるいスケジュールの組み方しとるんだ…。
チェックアウト時間ぎりぎりにホテルを出発。

ホテルのあった町はお祭りだった。
きれいな朝顔が並んでいた。
後日、天声人語でこのお祭りのことが少し書いてあった。
ここにいるのは「他人の子を奪って食う鬼女が、仏に娘を隠されて悔い改め、
後に子授けや安産、子育ての神としてまつられた」神様なのらしい。
天気はあまりよくなかったけれど、
屋台のおじさんおばさんや道行く人たち、、みんな元気いっぱいだった。
私もスーツのまま大荷物を抱えたまま、見てまわった。
人間の、人間の暮らしの匂いがした。
「人間とはこういうものであるよなあ」。
もうずっと長いこと生きてきたかのように、
何かを悟った人のように、そう思った。
屋台から「おねぇさん、いかがですか〜」と声をかけられて、
ああそうか、私っておねぇさんなのかぁ、と足元がはずむ。

御茶ノ水へ。説明会と筆記試験を受ける。
会社も、受験しているシュウカツ生も、がつがつしている印象が薄かった。
同じ業界でもほかにこんなところってなかったかも。雰囲気がおだやか。
筆記試験はマーク式じゃなかった。けったいな性格検査もなかった。うれしい。
時事問題や語句問題や、
あと今年売れた本についての問題もいくつかあって、おもしろいなあと思った。
本屋さん狂いがこんなところで生きるとは。

帰りに八重洲ブックセンターに寄るのはお決まりのコース。
ダカーポ(「芥川賞、直木賞を徹底的に楽しむ」っていう号)とminaを買う。
ダカーポに、町田康と石田衣良の対談があって
買ってよかったな〜と思った。文学賞っておもしろいなあ。
実は買うのはじめてな雑誌だったけど、また買っちゃうかも。気に入った!
バスの中で読む。そして眠る。

めちゃめちゃ疲れた…
家に帰って、荷物を体重計に載せてみたら、なんと全部で10キロ越していた。
ときどきホテルやコインロッカーに預けていたにしても、
けっこう持ち歩いたぜ…。なにかの修行かと思った。






てっぺん消える水曜日


目覚めたら東京。せまいビジネスホテルのベッド。
超早起きした。近くのパン屋さんでパンを買って食べる。
おいしい。コーヒーが、からだにしみた。

朝もはよから新宿へ。雨がざぁざぁ降っていた。
傘をさしていたのに、かなり濡れてしまった。
何があったかは…あんまり思い出したくないので日記にも書きません。
泣きそうになった。
顔は、なみだが濡らさなくとも雨でぐしゃぐしゃだったけど。

高島屋の、何階だったかなあ…ちょっと忘れたけど
けっこう上の階の化粧室で必死に化粧をなおす。
そこからみえる景色がきれいで、しばらく見ていた。
ひとがおるなあ・・・と思った。たくさんおる。
建物は同じようにみえるのがたくさんあって
地上を歩いているときに高いものに囲まれるとなんだかひどく不安になって
すごく迷いやすくて
なんとなく新宿って苦手だったけど、ちょっとだけ好きになった。

HMVでふらふら。昼間からちょろちょろ試聴してまわるスーツ女。
くるりとリップスライムの曲がかなりかっこよかった。
おさいふに余裕があったらほしかったなあ。
そしてCD持っているのに、GOINGも聴いた。
やっぱどこへ行っても聴くと落ち着くなあ。元気になる。

『ザンサイアン』/Coccoを手に入れた。
ずっとほしかったの!
へこんだ自分に買ってあげた。
この日の終わりにホテルで聴いたら
(パソコン持って行ってたのでそれで聴いた)
思った以上によくて、ぜんぶよくて、
何度も聴いた。すごくいい。
色っぽくて力強くてかわいくてかっこよくてやさしくて…
Coccoって!…Coccoって!めちゃめちゃいい。
ぜんぶ好きなんだけど
『音速パンチ』のカッコ良さにみもだえる。
『陽の照りながら雨の降る』のやさしさに気持ちが安らぐ。
『愛うらら』も好きだな。

ここへおいで
忘れていい
何度でも
思い出すから

私はここで
覚えてるから



移動。浜松町あたりへ行く。
目的地に行く途中、東京タワーがうっすら見えたんだけど
雨で視界が悪いせいで、てっぺんのほうが消えていた。
ふしぎな画だった。

説明会ひとつ。
エントリーシートを書く。
力が入りすぎてなかったせいか、ぽんぽん浮かんだ。
私こういうことも書けるんだ…と思った。
いつも力が入りすぎて悩みすぎるくせをなんとかしたいな。
筆記試験も受ける。
マークシートだったんだけど、言語問題を受けている途中で
マークがひとつずれていることに気がついた。
どこでずれたんだ?どこから?と探していたら、時間がきてしまった。
ほかの問題も動揺がおさまらず。
それより何より問題がめちゃくちゃむつかしかったし。
それと性格検査。
性格検査って、なんでこんなばかなこと聞くんだろう…って問題が多いよね。きらいだ。
ぐったりする。

また東京泊。
どっと疲れたので、ごはんを適当に買って食べて、
(先に書いたように)Coccoを聴いて
ちょっとテレビを見てからすぐに寝てしまった。






火曜日の難解な漢字


シュウカツ。横浜へ。
選考、けっこう人数残ってるなあ…と思った。
ES通ったことで舞い上がり気味だった気持ちを、引き締めなおした。
筆記試験。時事問題や漢字や語句や…そういう問題だった。すきな感じ。
「こんなん書けるか!」「これ読める人なんているのだろうか…」
という問題にも何度かぶつかって
思い出せ思い出せ思い出せ。。と念じる。
はっと思い出したりもする。念じるのも無駄ではないと思った。
なんとなく、京極夏彦の小説を読んでいてよかったな、と思った。
それと、論文試験。
「たまに小説風に書く人がいるけど、そうじゃなくてね…うんぬん」という注意を受ける。
うーん、…お題はあえてふせるけど、
とても小説風に書けるようなテーマじゃなかった。
これで書けるのなら、それはそれで才能なんじゃないかな…。
得意なテーマではなかったけど、なんとか書ききった。

ふらふらになりながら、東京方面へ。
ランチはひとりでラム肉を食べる。なんだか急に食べたくなって。
ひとりで食ってやった!(なぜか満足げ)
めちゃめちゃやわらかくてウマー、だった。

歩きまわって疲れた。

この日は東京泊。入谷のビジネスホテルへ。
びっくりするくらい部屋がせまくて笑えた。
チェックインしてからすぐ眠ってしまった。
起きてから夜、コンビニを探してそこらをさまよう。
知らない場所を歩くのは好き。
町の中に七夕かざりがたくさんあって、きれいだった。
コンビニも無事発見。いろいろ買い込んで、お泊りを満喫。






揺れない月曜日


家で本を読む。揺れない場所で静かに何か読むのはすごくいい。
あたりまえなのかもしれないけど、
そのあたりまえの時間のたいせつさを感じる、この頃。
(シュミのものを読むのは、移動中ばっかりだから。)
買い物に行く。料理熱上昇中。たのしい。

部活。体力危機。ターザン(雑誌)の似合う女になりたい!
終わってから体育館前でぐだぐだして、
友達といっしょにほか弁買って学校で食べた。
(ほか弁では久しぶりの友達ともばったり会えてうれしかった。)
情報棟の8階からみえる夜は、ぴかぴかしていて、すき。
あれこれとしゃべる。
うわさ話だいすき。人のこと勝手に想像するのだいすき。
そろそろ自分の浮ついた話もしてみたいな。
いろいろしゃべっていたら、いつの間にかけっこうな遅い時刻になっていた。






2006年7月15日土曜日

日曜日が終わっても


部活にでた。朝から元気!たのしかった。

新聞社のバイト。
いつもぎりぎりだけど、この日はちょっと早めにバスターミナルに着いて
気持ちにも余裕があった。早めっていいね。

最近、日記にバイトのことを書くことが増えているように思う。
あれ、この日のバイトはどんなだったけな、とも思う。
前よりちょっとたくさんやっているっていうせいもあるだろうけど
何より一週間が早く過ぎているからだなあ、きっと。
気がつけば月曜日がはじまり、日曜日が終わる。
ぐるぐるまわっていく。
そのこわさを忘れちゃいけないと思う。
いまこのときがずっとぐるぐるまわり続けるわけじゃないんだから。

もやもやついでにもうちょっと書く。

もう4年生で、もう夏で、
近頃、終わり(卒業)ムードがまわりでちらついている。
それがいやだ。
いやだ、と言ってもどうしようもないことなんだけど、でもいやなものはいやなの。
時はどうしたって止められない。終わるものは終わる。
そこはいくらなんでものみこんでいるつもりだよ。
でもその終わりムードみたいなのがいやなの。
学生のうちにいっぱいあそぼうとかさ
今しかやれないことをやろうとかさ
こんなばかやれるのも今のうちだとかさ
来年の今頃はこんなふうに会うことはできないんだねとかさ
今のうち今のうち今のうち。
今しかない今しかない今しかない。
・・・・・・・・・・。
ああもう、うるせーなあ!と思う。
そんなもんはわかってるんだよ。いちいちくちにださないでくれ。
と、あたまの中の私があたまをかかえている。
これまでだって「今しかない」っていう思いでやってきたじゃないか。
終わることばかりを考えずに毎日を過ごしていけたらいいのに。
「終わり」のあとにはまた「始まり」があるでしょう。
だからそんなふうにおそれないで。

でもほんとうにほんとうは。
そうやって終わりムードを避けようとするのは
私がいちばん今が終わることを感じているからかもしれない。
おそれているからかもしれない。

あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。

(『風の歌を聴け』)






土曜日with YOU


弁天島の花火大会。
に行く予定だったけど、急遽予定変更。すごくざんねんだった。
花火がみたいなあ。

ふらふらすみやに出かけて行って
『BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU』
/GOING UNDER GROUND
を買う。
GOINGのベスト。
入ってる曲ぜんぶ持ってるから
買うのどうしようかと思ったんだけど
やっぱり買ってしまった。
おそるべきベストの魔力。
特典で今までのアルバムのジャケットのステッカーもらえたし
レコーディング風景の映像特典みれたし
このジャケット好きだし
ひとつひとつは知っていても曲順が違っていてまた新鮮だし
買ってよかった、かな。

あらためて思うこと。
『グラフィティー』がめちゃめちゃいい。
イントロの音は、何度聴いても胸がぎゅっとなる。
あの音はなんだ?
私の中のなにかを刺激する。
夕暮れなぞった2つの長い影 ベロでうずくまるブドウ飴
悲しい涙や うれしい気持ちが 作り出していくグラフティー







金曜日あかつきをおぼえず


朝、惰眠を貪る。よくよく眠る。
冬は布団でぬくぬく夢と現をさまようのがきもちいい。
夏は夏で、無駄に寝るきもちよさがある。
蒸し暑さに身をまかせてだらだらあっちとこっちを行き来するのがきもちいい。
汗をかいているのも気にもしないで。
だって夢のなかも覚醒したあとの世界もぜんぶ暑苦しいのだもの。
起きてもくるしいのなら、このままでいいかな。なんつってさ。

きもちよさを何とかひきはがして、起き上がったのはお昼前。
からだがべとべとしていたのでシャワー浴びたけど
部屋に戻ってしばらくしたら、蒸し暑さにまた不快感。
ああプールに行きたいなあ。

なんにも予定がなかったので、
本気で料理したり本気で洗濯したり本気でネットしたり(これは余計)
なかなかいい日だった。