2006年3月28日火曜日

月曜日はとりあえずさよならということで


朝寝て昼起きる。
睡眠時間は変わらなくても
太陽のでている時間に寝ると、なんだかとてもそんした気分になる。
でもいいの。夜がたのしかったもの。こういう日はとくべつ。

昼から動く。
家賃を振り込みに銀行へ行って
成績証明書の申請や学割をとりに、あと掲示板見るために学校へ行って
ファンデを買いにマツキヨへ行って
化粧水を買いにザザのオルビスへ行って
コンタクトを買いに眼科へ行って…
ただ毎日ここにいるだけでもたくさんやることがあるよな、
こんな細かいところだけ見てもなにもせずに暮らしてはいけないよな
生きていくのはたいへんだなあ、となんとなく思う。

塾バイトへ。さいごのさいご。追跡。
レタボの中身を片づける。
レタボの外側に「はるたん」っていうシールが貼ってあったんだけど
それがうまくはがれなくて
定規でガリガリやったり消しゴムでこすってみたりした。
しぶとくてなかなかとれなくてけっこう手こずった。
私の気持ちみたいだね。なんてな。

さみしい。
でもこうやっておおげさにさみしいさみしい言っていると
ほんとにさよならするみたいで
またすぐひょこっと姿をあらわすのが気まずくなりそうなのでこのくらいにしとこう。
近いうちに会えます。会います。ほんとにしぶといから私は。


友達を呼び出して、ガストで日づけが変わるまでしゃべる。
シュウカツの話もばか話も。情報交換、気持ち交換。
話していると安心する。
私だけじゃない。がんばろう。






日曜日のたのしささみしさあたらしさ


夕方までESを書いていた。
これまでESの段階でいくつも落ちているから
これではいけない、と
今回は参考書を読みながら思い切って書き方を変えてみた。
なんか書いていていつもよりたのしかった。ひとくふう。

書き終わって郵便局に行ったら、窓口に列ができていた。
郵便局に行ったときいつも気になっているのは
窓口のそばにある、「不幸の手紙回収箱」。
今でも不幸の手紙なんて書く人いるのかな。


塾バイトへ。追跡。
焦る。
人が相手なので、さくさくといかないのはあたりまえなわけで。
うううこの日はぜんぶ終わらなかった。

それから塾バイトのみかい。
卒業する方がたくさんいたのでおわかれ。
(私も今年度でこのバイトをやめることにしたのでおわかれ組)

一次会、のむ。紅虎餃子房。
おいしいお料理とおいしいお酒。
スペシャルゲストもいらっしゃっていて思わず大きなリアクション。
あいかわらず素敵な人だった(あこがれ)
みんなといっしょに写真を撮ってもらった。
写真なんて撮ると、ほんとにお別れ感満点だから
やめとこうかとも思ったけどちょっとだけ、ちょっとだけ。
みなさんからスタバのタンブラーを(使います、もったいなくて使えないかも)
職員の方からアナスイのミニタオルを(おしゃれだ…)
プレゼントしていただいた。
すごくうれしい。ありがとうございます。

第一通り駅の前で円になってシメ。
笑うとこなんだけどちょっと泣きそうになってしまった。

二次会、のむ。魚民。
のみすぎる。焼酎って普通ああいう飲み方しないと思う。
でもたのしかった。へんなテンション。
ぺらぺらしゃべっていたかと思えばぐったりしてみたり
完全なる酔っぱらい。

三次会、カラオケ。ユースタイル。
GOINGはしあわせ!
なぜか途中からアニメまつり。
サーイレントヴォーイス。
塾でのバイトはほんとにたのしくて
「ダイヤモンドだね ああ いくつかの場面
ああ うまく言えないけれど 宝物だよ♪」って気持ち。ほんとに。
「あなたに会えてよかったねきっと私♪」って思います。
バイト先のみなさんに向けて思う。
みんな大好きです。これからもどうぞよろしく。
おせわになりました。ありがとうありがとうありがとう。

空が朝焼けのオレンジから透ける水色になるくらいの時間に帰宅。
帰り道のサクラがきれいで、もうほんとに春なんだなあと思った。
あたらしい季節をむかえるために
セカイは前の季節を手放すのです。
それは毎日がまわっていく以上しかたのないことなのです。
よろこばしいことなのです。
本当にたのしくてたのしくてさみしくなった。
あとからどんどんさみしさがこみ上げて
だからタチが悪いよねさよならってやつは。






2006年3月26日日曜日

土曜日はサヨナラが聴こえる


朝から洗濯機をぐるぐるまわす。
部屋の中にひろがる洗濯洗剤の匂いが好き。
今のところビーズとボールドを気分によって使い分けている。
どちらも液体。液体のほうがしっかりいい匂いがする。(気がする)

家のことをごちゃごちゃやる。
片づけは終わらず。カオス。捨てても捨てても紙だらけ。
この部屋のどこかから紙がわいてでてきているんじゃないだろうか。

夕方から外にでる。
ちらっと車校に行って予定についてちょっと。
いつもごめんなさいほんとに。
いつになったら卒業するんだ私は。
(あれ、まだ免許とってなかったんだ、というつっこみはなしで。)

クリーニング屋さんで白衣(塾バイトのとき着るやつ)を回収。

塾バイトへ。追跡。
ほかにも来ている人がいてうれしかった。
やっぱりほかに誰かいるほうがたのしい。
ちょっとすすむ。終わりますように終わりますように。
このバイトに来るのも、もうのこり少ないと思うと
さみしいさみしいさみしい。
クリーニングした白衣とネームプレートを返すと、ちょっと、ぎゅっとなった。
レタボの整理もしなくては。
レタボをからっぽにして名前のシールをはがしたら
きっともっとさみしい波がおしよせるんだと思う。

先輩と夜ごはんを食べに行く。
べんがら横丁。がんこラーメン。伊勢海老使ったスープらしい。
べんがら横丁行ったの初めてだった。
(土曜日だからかもしれんけど)けっこう人が入っていた。

プチ・OLG追いコン。つまりO・O。おなじみ扇屋へ。
エイヤ、の精神受け継ぎます。
いなくなってしまうなんて全然、実感わかない。
こんな風にのみにいくことも今ほどできなくなるなんて。
今日もいろいろ話して、いつも通りにたのしかった。
さみしいさみしいさみしい。






久しぶりに金曜日を書く


前の日、徹夜。
明け方、布団から顔だけをだして
『沖で待つ』/絲山秋子を読む。
スッと読めた。
この人の書く文章、好き。
WEBの日記も素敵。
たぶんだけど、この人自身が好き。
ほかの小説も読んでみたいな。

「勤労感謝の日」
主人公の女性のからい心の声(つっこみ)がいちいちおもしろい。
私もそういうの、分かる。
私も表面上ふつうにしてても(できてるか知らんけど)
心の中で自分にまわりにつっこみを入れながら暮らしている。
そういう細かい笑える心の声がとてもリアル。
さくさくと軽快に読み進めたけど
さいごはちょっとじんときた。

「沖で待つ」
(今シュウカツしてるからかもしれないけど)
読みながらはたらくことについて思いがふくらんだ。
はたらくっていうことがどんな世界なのかを少し見た気がした。
そして仕事を通してむすばれた‘同期’っていう存在の、
信頼関係とか固い友情とか感じた。
そういう関係も築けるんだなあ。
いいなあ私もそういう世界にいきたいな。
物語の中に福岡がでてくる。(ちらっと浜松も)
私は読みながら、ちょっと、帰りたいなあと思う。
ちらりと福岡ではたらく自分を想像する。

絲山秋子といえば
以前読んだ『袋小路の男』がめっっちゃ好き。
「最近読んだ本でよかったのは?」っていう質問に、
ここのところずっとこの本を挙げ続けている。
どきどきする恋愛小説。
指一本触れないまま誰かのことを想い続ける恋の話。
私もいっしょに好きになって読んだ。
こんな想いは私にしかわかるまい、なんて思いながら。
(きっと読んだ誰しもがそう思うんだろうけど)


布団から這い出て
出そうと思っていたESを封筒に入れる。
そのとき誤字に気づく。
純粋の‘粋’の字がおかしい。純の右の部分がまざったようなへんな字になっていた。
おおあわてでダウンロードしなおして書き直す。
一度きれた集中力をつなぎなおすのは一苦労で
それから(ほかの部分だけど)二度も間違えた。
気がつけば約束の時間。(遅れてごめん)。焦る。
泣きそうになりながら書いた。
今後、金輪際‘粋’の字は間違えないと思う。

大慌てで家を飛び出す。
近所の花屋さんに寄る。
内装の素敵なピンク色の花屋さん。
(ほんとに素敵なお店なのでまた今度紹介します)
花束をつくってもらう。
「モダンな感じにつくっていいですか?」
ん、モダン?モダンな感じってどんなだろう。
「お願いします。おまかせで」
予約なしだったのに急かしてしまったのに
とても素敵な花束をつくってもらった。
モダンな感じに。

卒業式へ。
間に合ってよかった…。
でも会えなかった先輩もたくさんいた。
(めっちゃ会いたかった!!)
袴姿、スーツ姿の先輩たちはみんないつも以上に素敵だった。
おめでとうございました。


それからそれから友達と駅あたりまで歩いてランチ。
紅虎餃子房。はじめて入った。チャイニーズレストラン。おいしかった。
まだ話したかったのでそのままお茶することに。
newsDELIへ。レアチーズケーキとペリエ(ライム味)。
ペリエっていう飲み物を初めてのんだ。なんかおしゃれな感じだ。
それとはじめて見たけど、ここのフリーペーパーいいねぇ。
どこがだしてるのかすかさずチェック。
(ここらへんシュウカツぐせが…)
友達と、くだらないこともくだらなくないことも、たくさん話せてよかった。
どうもありがとう。

友達とバイバイしてから
ナイスパスをつくり(最近バスに乗る機会が多いので。)
あたらしいスーツを買いに行き(いいの見つからず)
CD屋さんへ行き(視聴しまくる、YUIの声にときめく、
小沢健二のインストアルバムとスピッツのベストがほしい、まだ迷い中)
本屋さんへ行き(立ち読み、漫画2冊とシュウカツ本1冊購入)

家に帰ってごちゃごちゃやる。電気を消して眠る。


−−−−−−−−---
…久しぶりに日記(行動記録)を書いた。
書きすぎかも。もっとシンプルにいこうぜ。
理想は町田康みたいな日記。おもしろくて好き。
気になる人はどうぞ⇒公式サイト






2006年3月25日土曜日

卒業


−−−−−−−−−−−−---

遠くから届く宇宙の光 街中でつづいてく暮らし
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど

遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ!
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

                              (『ぼくらが旅に出る理由』/小沢健二)

−−−−−−−−−−−−−−
先輩がたへ

ご卒業おめでとうございます。
本当におせわになりました。
いっしょに過ごした、たくさんの瞬間をわすれません。
ありがとうございました。
大好きです。
そしてこれからもどうぞよろしくおねがいします。
がんばってください。応援しています。
私もがんばります。

                       晴子
−−−−−−−−−−−−−−-
今日は卒業式だった。
さみしいです。
でもサヨナラの実感はわいていない。
いなくなるなんて思わない。
あたりまえの毎日の中であたりまえにいる大好きな人たちと
これからもあたりまえにいっしょに過ごしていける。
どこかでそう思ってしまう。

サヨナラはじわじわとしみてくる。
慣れないバーでちょっと背伸びしてのむカクテルみたいだ。
口をつけた瞬間はさっぱりしているくせに
のどをさらさらと流れていくくせに
あとからあとからじんじんと私の胸を焼く。
からだの中からじわりじわりと効いてくる。
私はまたこれから込み上げてくるサヨナラを感じるんだと思う。
何日かたったあとで、あるいはいくつかの季節を越えたあとで
日常の何気ない瞬間にひそんでいる、
サヨナラの跡に何度も気づかされるんだと思う。

今日はあんまりさみしくて先輩に
「また会えますよね」とか「いつかどこかで」とか言っていた。
(でも本当にまた会えますよね。)
つながり続けようとしてさえいれば、切れることはない。
(私はしつこいですよ。)

今いちばん伝えたいのは「ありがとうございました。」

遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ!






2006年3月24日金曜日

明日のために


さきっちょ。
のぼってみたいな東京タワー。

ごぶさたしてます。
近況。シュウカツで東京に行ったり名古屋に行ったりしています。
地下鉄に(前よりは)うまく乗れるようになりました。
電車や新幹線の中で、新聞や雑誌や本を読むのが最近の趣味です。
出かけた先でどこかお店に入っておいしいものを食べたり
知らない風景の中をふらふら歩いたりもしています。
(しかしだね、楽しいこともあるけれど
そんな楽しいことばっかりじゃないのも確かです。)
がんばっていこうじゃないか。

おいしいものを食べるといえば最近いちばんだったのが
名古屋のちょっといいめのレストランでランチしたこと。
もちろんひとり。そしてスーツ。浮きまくり。
ランチってしあわせだよね。ディナーじゃ入れないようなお店に入れたりするもの。
そこで食べたものがおいしかった。
香味野菜とハムがゼリーの中に閉じ込められたもの
柚子とカリフラワーのスープ
あとハヤシライスだったかな(なんでメインを憶えてないんだ私は)
全体的におもしろいメニューだったなあ。
中でもデザートのクレームブリュレが最高だった。
今まで食べていたクレームブリュレは本当にクレームブリュレだったんだろうか?
と思ったくらい。
ぱりぱりのつんとくるくらい甘い外側をやぶった中はほどよい甘さ。
スプーンで口に運びながら、一口一口が惜しかった。
「仕上げをさせていただきます」ってことで
食べる前にテーブルの上でオレンジリキュールをかけてもらった。
ウエイトレスさんが
かわいいアルコールランプ(なんとアルコールが赤色)の炎の上で
スプーンにのせたリキュールをあぶってから
クレームブリュレの上にかけていた。
そういう仕草も素敵だった。
あれはおいしかったなあ。

そうそう。あるときにはひとり牛丼屋デビューも果たしました。
いや…ほんとに時間がなくて。
松屋に入ったんだけど食券買うシステムって分からなくてぼけっと座ってたら
お店の人に「食券買ってください」と言われてはずかしかった。
もうなんかひとりでどこでも入れそうな予感!(いいんだかわるいんだか…)

どこかおいしいお店あったら紹介してください。


こないだ東京に行ったとき、
泊まってちょっと時間ができたので
下北沢に行ってみました。
いわゆるシモキタ。
スーツで散策。
雑誌とかで見ていた以上に
素敵な街でした。
お洒落。
住みたいなあこんなところ。
かわいいお店がいっぱいあって
すれちがうのは素敵な人が多い。
犬の散歩が似合う街。バイクが似合う街。お洒落カップルが似合う街。
実は地図を忘れて迷ってしまって目的の場所にたどりつけなかったので
また行こうと思っています。


ヴィレバンで
ホテルキーみたいなキーホルダーを買いました。
でかくて使えないけどいいの。
なんかかっちょいいからいいの。







東京で桜。
うまく撮れなかったけど貼ってみる。
もう春だね。
またきれいに撮れたら載せます。








ああなんだかさあ。
ここに書いていないあいだにも毎日は流れていて
私のまわりでもいろんなことがあったんだけど
そういうこともわすれていくんだよねきっと。
(なんか前にも同じようなこと書いた気がするなあ)

ここに日記を書くというのは
誰かに向けて「はなしたいことがある」のがいちばんなんだけど
自分の中で一日一日を整理して過ごしていけるというところもあるんだと思う。
また日記として復活させようかなあ。
正直なところ。
最近あんまりここにいろいろ書いてないのは
時間がないというよりはシュウカツのことを書きたくないというのがあって
なんで書きたくないかっていうと…
うーんなんでかなあ
基本的に私、ネガティブなんでこういうしんどいときに
なんかすごくネガティブなことを
吐きだしてしまうんじゃないかっていう不安があるからなんだよね。
(今ほかの場所でも日記みたいにちょろちょろ書いているんだけど、
実際そっちはひどいと思う。自分でも。)
でもいいかなあ。ネガティブでも。
読んでいる人へはごめんなさいってことで。
いや、待てよ。
もしかしたら誰かに向けて書くってことで、ネガティブさがひっくり返るかもしれない。
いろんなことを前向きに考えられるようになるかもしれない。
(毎日は無理かもしれんけど、書きたいときに書くことにする)

自分のために書こう。
過ぎていく今日のために。明日のために。






トゥッティ


丈さんへ

『TUTTI』聴いています。
発売日から
毎日のように聴いています。

すてきなことばを
すてきなメロディを
すてきな音楽を
ありがとうございます。


もう発売から一ヶ月たったんですね。
毎日過ぎるのがはやすぎるなあ。
でもその毎日の中で『TUTTI』は私の全身をぐるぐるまわって
私の一部になった気がします。
けれど聴くたびにそれぞれの曲についてちがう風に感じたりもしています。
音楽ってふしぎです。

買った日のこと。
CD屋さんに入って『TUTTI』を探しました。
視聴機発見。
はやく聴きたい!買うけど。でも今すぐ聴きたい。
そう思って近づいたけれど、私の前に聴いている人がいたので
順番を待ってそのまわりをうろうろしていました。(ちょっとあやしい)
はやく代わってくれないかなあとその人の様子を見ていたら
上を向いたり下を向いたり、うんうん、とうなずくような素振りをしたり
熱心に聴き入っているようでした。
その人が視聴機から離れてから、ようやく聴けた「Primary Music」。
からだの奥のほうから何かわきあがってくるような
つま先が弾んで歩き出しそうな
なんだかわからないけどうれしい気持ちになりました。
それからしばらく聴き入ってしまって
まわりを見まわして待っている人がいないことにほっとしました。
前にヘッドフォン独占していた人の気持ちが分かりました。
うっかり入りこんでしまいます。
『TUTTI』の視聴機はきけんです。

その日、CD屋さんにはもうひとつ用事がありました。
後輩の子へのプレゼントを買うという用事。
少し前にCDをもらってとてもうれしかったので、
そのお礼に何かCDをあげたいなあと思っていたのです。
なんにしようかなあと思っていたのですが
視聴機で聴いてみて『TUTTI』をもう一枚買うことに決めました。
よろこんでくれるだろう!(確信)

私がこのアルバムから感じるのは
「朝」や「春」や「はじまり」です。
あたらしさ、きらきら、みずみずしさ…
窓から差し込むあたたかい光
透きとおる水色の空
日光を受けて光るアスファルト
ふみだす一歩
そういうものを感じます。
よし、今日もがんばろうって思います。

‘ぼくはきみたちを愛している’

わたしもきみたちを愛している
GOINGを、GOINGの音楽を愛しています。

P.S.ジャケットの丈さん、素敵です。
ホレなおしました。カッコいい…。


それと特典に
宮尾和孝さんの描いたポストカードをいただきました。
きれいな色でお気に入りです。
部屋にかざっています。






そうだ。
最近、テレビCMでGOINGの曲を耳にします。うれしくなる。
・NTTドコモ東海
『南十字』が流れています。
・三ツ矢サイダー
新曲だあ!さわやかです。三ツ矢サイダ〜♪
見たことない人へ ココで見られますCM。

そして知らぬ間にスペシャルサイトなんてできてた!
九段下物語(仮)もいいなあ。
これからたのしみ☆

−−−−−−−−−−-
GOING UNDER GROUNDの『TUTTI』というアルバムについてのお話でした。
この記事は新ドーナツ・ライフ(GOING UNDER GROUNG河野丈洋さんのブログ)
にトラックバックさせていただきました。






2006年3月5日日曜日

春になる


春がぬくぬくと忍び寄ってきている。
ほんとなら大喜びしてはだしでそこらじゅうを駆けまわりたいとこだけど
ここのところ時の過ぎるのがはやすぎて
春の訪れすら私をおびやかすものになってしまった。
私がいくらここにとどまろうとしようとも
すっと足下の地面ごとさらわれる。
気がつくと時計の針はまわっているし暦はめくれている。
時が流れるというのは本当におそろしい。
春が来るというのは、ひとつ季節が流れるということ。
私はこわくてしかたがない。
あたたかい日差しに首をすくめ、
淡い春色から目をそむけ、
あたらしい世界の音に耳をふさいでいる。

ねぇ、こんなふうに
こわがっているのは私だけなのかな。


***********************************
こないだ名古屋に行ったときに
幸運にも小沢健二の『犬は吠えるがキャラバンは進む』
というアルバムを見つけた。
ほしくて探していたCDだったから、めちゃめちゃうれしかった。
ラッキーはいつどこでやってくるか分からないね。
このアルバム、今は『dogs』というタイトルで
再発売されている。(どうして改題されたかは分からない。)
浜松に戻る電車の中で『犬は吠えるがキャラバンは進む』、
待ちきれずに外のセロファンをやぶって歌詞カードを読んでいた。
なみだぐんでしまった。
スーツで、なんでもない電車の中で、いつものようにがたがた揺られながら
目の奥のほうを熱くしていた。
私の胸を揺さぶったのが何かっていうのは、うまく言えないんだけど
もうなんだ、とりあえず「これ聴いてみてくれ」と言うしかないんだ私は。
家に帰って聴いたらなみだぐむどころじゃなくて、
私にとってはちょっとした事件だった。

そしてライナーノーツがすごくいい。
はじまりの部分だけ載せておくね。

"犬は吠えるがキャラバンは進む"というのは僕の好きなアラビアの諺で、
正確な意味はよく知らない。
だけど例えばこのアルバムで僕が何回か言っているように
"俺という犬は吠えるのだが熱力学的キャラバンは全く無頓着に進んでゆく"
という風に考えることもできるし、
また同じくらい何回か言っているように
"犬たちが吠える時にも恐れずに僕たちはキャラバンを進めていくことにしよう"
という風に考えることもできて、
実際に僕は1日の中で
犬になった気分になったりキャラバンになった気分になったりする訳で、
では結局これはどっちでもいいいい加減な諺なのだと勝手に決めて、
多くのアラビア人や諺学者には悪いけど、この言葉をタイトルにすることにした。


キャラバンは進むし、時間だって進んでいく。
私も進むよ。
待ちくたびれてるあいつを迎えに行こう。
さあ春を迎えに行こう。春になろう。

***********************************
気がつけばもう3月。
会わなくなった人が多いけど、みんな元気ですか?
私は元気です。
ストッキングが2枚連続伝線して朝あわててコンビニに走ったり
18きっぷで長いあいだ電車に揺られてぐっすり眠り込んだり
やっぱり地下鉄にはうまく乗れなかったり…
へこんだりふくれたり考えたりしながらなんとかやっています。

人に会いたいなあ。
さみしい人もさみしくない人も、連絡待ってます。


P.S.いちばん上の写真は浜松のどこかで撮りました。はやいよね。