2006年7月24日月曜日

スイカ食べる水曜日


東京方面へ。

新宿。グループディスカッション。司会をやった。
どう考えても私は司会キャラではないんだけれど
誰もやらない雰囲気だったから、「やります」と言ってしまった。
テーマ「わたしにとっての就職とは」。
結論ださなくてもいい、とのことだったので(まあこのテーマだったらそうでしょう)
できるだけみんなしゃべれるように、というのを目標にやってみた。
社会貢献。自立。ステップアップ。自己実現。社会に対する恩返し。責任。お金。
いろいろでてきた。みんな考えてんなあ。
途中、ひとりの女の子が
「みんなきれいごとばかり言う。私はそんなきれいごとばっかり言ってられない」
などと言い出した。ちょっと混乱する。
「そんな遠くのことばっかり言ってられない。近くにせまる現実があるんです」
と、彼女は身の上話をはじめてしまった。場がしんみりとする。
(たぶん近くのこと=生活、遠くのこと=夢とか目標とか理想とか、っていう話なんだけど)
でもさあ、遠くのことを思うからこそ、近くのことができるのではないかな。
近くのことを積み重ねることで、遠くのことに手が届くのではないかな。
(これもきれいごとなのかな。)
いろいろ言い合ったけど、分かり合えなかった。(と思う)
短い選考時間の中では、ちょっとむつかしかったかも。連絡先聞いとけばよかったなあ。

続けてほかの子が質問。「みなさんにとってのキバンってなんですか?」
キバン?…ああ、基盤か。
はたらくことの基盤となるもの、っていう意味かな。。はたらく理由?

 シュウカツをしていると、耳慣れないことばがたくさんでてくる。
 ビジョンだとかソリューションだとか強みだとか弱みだとか…
 意味は分かるけど、ぜんぜんからだに染みてこない。きらいなことばがたくさんある。
 (私のそういうところがいけないのかな。)

話を戻そう。そう、その基盤の話。
そのとき、キバンの意味がのみこめなかった。
私はとっさに「自分の欲求を満たすこと」だと発言した。
ずいぶん勝手なこと言ったなあ。うん、でもまちがいではないと思う。私にとっては。

テストを受ける。作文とコンピューターに関するテスト。
コンピューターに関するテストは…
あんまりできなかったな。ぜんぜん埋まらず。
「先に言っておきますが、これは難しいです」と言われていたものの
なんか情けないやあ…。
作文は…まあ作文っていうよりもよくあるESの項目みたいな感じだった。にがて。



もうひとつ。横浜へ。面接。
面接官3人に対して、私1人だった。雰囲気は和やか。
笑いもありつつ、すごく話しやすかった。
「作文うまいよね」「書くの好きでしょう」
「こういうのは大きなアドバンテージになると思うんだけど」
シュウカツしている中で、作文について、はじめて言われた。
ほめてくれたのはもちろんうれしかったし
ちゃんと読んでくれてたんだ、と感激する。

これまでES(作文もいっしょに書くやつ)で落ちた、なんてことがもう何度もあったけど
その一回一回がどれだけ私を削りとっていたか。
ほんとはね、それは私にとってはとても重たいことだったの。
基本的な個人情報で落ちるよりも、
面接で落ちるよりも、グループディスカッションで落ちるよりも、
何よりもショックだった。
だいすきなこと、だれがなんと言っても「これしかない」って思うこと、
そういうものが認められなくて、傷つかないわけがないじゃないか。

だからこの面接で言われたことは、ほんとうにうれしかったの。

江田駅で、ちょっと、泣いた。
がらんとしたホームで、いろいろ思った。
(ほめられたというだけで、まだ何も決まっちゃいないんだけど)
これだけで、「やれる」って思った。


浜松に戻る。
友達の家にお呼ばれして、スイカ会。
(友達がカテキョ先でもらってきた)
スイカとメロンを食べる。ぜいたく!
スイカ、この夏、初!
友達(プロ)にお酒つくってもらって
いつもの浮ついた話
今までしたことないようなまじめな話
いろいろしゃべっているうちに
夜が明けた。






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