2005年10月24日月曜日

日曜日忘じがたく候


朝から車校。
実技??場内。2コマ連続。
やばい。運転向いてないかも…と思い始めた頃。
それとなくオートマを勧められる。
なぜか同じ教官ばっかり。(指名してるわけではない)
私はけっこううれしいけど、教官は「おわまたこいつかよ」って感じやろうなあ。

ちょっと間をおいて学科?歩行者の保護など。
横断歩道で車が停まってくれるのは
そういう決まりがあるからなんだね。はじめて知った。

バイトに行くまでのバスでめっちゃ寝る。
新聞バイト。
けっこう少ないほうだったかも。
上書き保存で一度ひやっとする。
もっとひとつひとつのことに慎重になろう…。

ゼミ室にて本を読む。文章作法自主ゼミの。
『故郷忘じがたく候』/司馬遼太郎
「わすれじがたく」ではなく「ぼうじがたく」。
タイトルのイメージでは「ああ故郷っていいなあ」みたいなまったり話だと思ったけど
全然ちがった!しょうげき。
淡々としているのになんだろうこの重さは。
気になったところ。(読んでない人を完全に無視した感想書くけどゆるしてね)
「――血というのはうそだ。」
私もうそだと思う。あたまでは。でもどこかでその概念にしばられてる気がする。
「来る日も 来る日も 毎日々々が今日とかわらない
日は暮るる 日はのぼる 今日は今日 いつの世も同じ」

(オノリソと呼ばれる神祝歌の詞)
「息子をちゃわん屋にせえや」
この歌はこの歌で好きだけど、こういう生き方は素晴らしいと思うけど、
自分はちがう。(むしろきっとこういう風には生きてはいけない)
ちがう世界に触れてはっとした。

「日本人」ってなんなの?
「血」ってなに?
先祖代々ずっと同じように生きていくのってどうなんだろう?
伝統って?
私のルーツは?いやだからなんだというんだ?
・・・

テーマがどれも大きすぎて
ちっとも自分のことばで書けやしない。
ことばが足りないとかそんなもんじゃない。
自分にはもっと大きなものが足りていないと感じた。

「俺は何者だよ!」
映画にもなった『GO』/金城一紀を思い出した。少し。






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