2006年4月30日日曜日

ふれたものメモ


もうすこし近況を。

最近読んだ本。
『鱗姫』/嶽本野ばら
エロティックで、刺激的なストーリィ。
うつくしさについての思想にはっとする。
ところどころ、くすくすわらえるところも好き。
「…紫外線の滝にうたれているよな夏の期間、日傘をさしていない女のコは馬鹿です。うつけです。磔の上、獄門の刑に処されるべきです。…」
…私は馬鹿だったのですね!

前にも書いたけど、私の中で嶽本野ばらがキている。
『カフェー小品集』がとくに好き。おすすめです。


『耳そぎ饅頭』/町田康
もうさいこうだよ町田康。
町田康だよ、町田康を読もうよみんな。
「箸にも棒にもかからぬ若造が、「今度遊ぼうよ」などと吐かすのを聞くと、むかむかして反吐をつくか、奇声を発して暴れるかしたくなる。なにを吐かしやがる若造が、と反発心で心がぬらぬらする。…」(収入のクライベイビー)
偏屈さいこう!私は偏屈になりたい!
(でも偏屈ってのはなろうと思ってなれるもんではないよね)


最近観た映画。(DVD)
『髪からはじまる物語』
柴咲コウ、うつくしい…。あの髪のうつくしさはネ甲!
『復讐劇』『あこがれ』『懺悔』の3本立て。
個人的には『復讐劇』がいちばん好きだなあ。
シュウカツで「人の第一印象は髪型で決まる」と
アドバイスをくれた人がいたけど
柴咲コウのこの髪なら、向かうところ敵なしだろうね。
うつくしい…。

『ハサミ男』
これはいいよ!全力でおすすめしたい。
話がめちゃめちゃおもしろい。サスペンス!!ぞくぞくする。
ネタばれしそうなんで、多くは語らんけども…
かっこいいんだわー、いろいろ。
麻生久美子カッコヨス!めろめろ。
豊川悦司の低音ヴォイスがたまらない。
音楽もよかったなあ。






人にやさしく


もうすこし近況を。

(ミクシィのほうにしつこく書いたのでネタがかぶるんだけど)
牛乳を売るバイトをした。
スーパーのすみっこで試飲すすめながらの宣伝販売。
けっこうおもしろかった。「いかがですかー」って。
いろんな人と話せてたのしかったし、
自分のすすめたものを買ってもらえるのは気持ちがいいことだね。
そのバイトしたスーパーってのが安城で、
駅をでてからスーパー行くのに超迷った。
そこらへん歩いていたおばちゃんに道を訊くと、
「乗って行きなさい」と車で送ってくれた。
なんていいひとなんだろう!

世の中はいい人であふれていると思う。
シュウカツしてても、人のやさしさが身にしみる。

あるとき。
名古屋で時間がなくてあわあわなってるときに
キャッチのおにいさんに声をかけられた。
「どこ行くの〜?」と訊かれて
○○に行きたいけど道が分からなくて…もごもご、と言っていると
なんとそのおにいさんが道案内をしてくれた。
ちょっと余裕をもって会場入りすることができた。
しかも道をおしえてくれたあと、何か売られたとか宣伝されたとかいうことはなくて
それはおにいさんの完全なる善意だったのだ!
わかれるとき「がんばってねー」とまで言ってくれた。
(あの人キャッチのお仕事は大丈夫だったんだろうか)
おにいさんありがとう!!

あるとき。
よろよろしてやばかったので
履歴書をコピーしたついでに
コンビニで栄養剤のいいやつを買ったら
レジで店員さんに「がんばってくださいね」と言われたこともあった。
はじめて行くコンビニだったのに…。
私スーツだったから、なにか察してくれたのでしょう。

あるとき。
浜松に着いたのが夜遅くなったとき、
駅からのバスがなくなって、タクシィで家まで帰ったことがあった。
そのとき運転手さんと福岡の話で盛り上がる。
タクシィ代をすこし安くしてくれた。
(そんなことってあるんだ…)
「がんばってね!出世しておじさんに明太子ごちそうしてよ」
と言われた。出世明太子払いか…。

自分でいっぱいいっぱいになりがちだけど、
私も「人にやさしく」、わすれないように気をつけるよ。






飛行船を見た


飛行船を見た!
なんかいいよね、夢があって。


写真は隅田川。
むこうがわにとんがってるのが
東京タワー。
東京は、ほんとうにひろいと思う。







シュウカツで落ち込んだり元気になったり。
なんだかんだとありながら、ばたばたしている。
いろんなとこに行って、いろんな人に会って、シゲキ的。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−--
最近でおもしろかったのは、広告制作会社のセミナー。
グループで広告をつくろう、というものだった。
すごくたのしかった!(しかも勉強になった。)
リアクションのあるものづくり、いいなあ。
広告主について、広告のターゲットについて、考える。
キャッチーなコピーとビジュアルをつくる。
自分のメッセージによって誰かが動く、
自分のつくったもので誰かの人生に関わる、
それってすごくない?やりたいよ。
とくにコピー書きたい。
自分でつくれるってのにめちゃめちゃ惹かれた。

そのセミナーについて。
話し合いをして、ひとりひとりアイデア(ビジュアルやコピー)を書いた。
それをグループで見せ合ってから、広告をどんな感じにするか決めていったのね。
まわりの子に絵うまいねーとか言われて(ウレシス)、
私の原案でいくことになる。流れでビジュアル担当になる。
「じゃあこっちでコピー考えるから」と
グループ5人中4人がコピーについて話し合いはじめた。
私は白紙の紙をにぎって
「え、わたしが描いていいの、ねぇ」と
「描いちゃうぜ、これがグループ全体の発表になるんだぜ、いいのかい、ねぇ」
と、うろたえながら描く。
さいごにほかのみんなが考えたコピーを書き入れて完成。

そんで発表。空気的に私が発表者になる。
これはゆゆしき事態ですよ。
シュウカツしていく上で改善しようと努力はしているけど、正直、
私あがり症なんですよ。人前で話すの苦手なんですよ。
前で広告の説明とかする。
と…
(あれ?案外しゃべれてる?)
やばかったらグループのほかの誰かに話ふってやる!くらいに思ってたんだけど
なんとかひとりで切り抜ける。
いい経験になったなあ。
挑戦するのってだいじだね。

グループのみんなめっちゃいい人で楽しかったし、
人事の方もすごくおもしろくて、
時間は長めだったんだけどすぐに過ぎてしまった。

シュウカツ、まだまだがんばるよ!!!






4月も末


おっと、更新が止まっていた。
更新が止まっていた、というよりは
時間が流れていたというほうが正しいのか。
どうじだばたようとも、私を乗せた舟は流れつづけていく。
そのときどきの位置であったりそこから見えるものであったりを、
いまここにいる自分とつなぎとめておくには
なんでもいいから、(たとえば「たのしかった」や「つらかった」やそんな簡単な言葉でも)
書くのがいちばんだと思う。
書いて自分のあたまに焼き付けること。
書いて残しておくこと。

抽象的な話ですみません。

ああ、毎日ものすごいはやさで過ぎていく。
シュウカツで出かけたり、ES書いていたり、郵便局に走ったり。
くさっていたり(くさりかけたらくさってみる)。
人と会ったり、バイトしたり、本読んだり、DVD観たり、のみに行ったり。
ひさしぶりに部活にでて気持ちよかったり。
文章ゼミに顔を出してみたり。
一日一日、ひとときひととき、いろいろある。
なにをしていても過ぎていく。

ここ最近会った人たち、みんなにありがとう。
まわりの人は私の「がんばるぞ」スイッチを押し続けてくれます。
人に会うと、焦ってつらくってどうしようもなくなっても
がんばっていこうと思うんだよ。

家にいると、よくお香を焚いている。
オーディオのスイッチを入れるのと同じように、お香に火をつける。
なんとなく煙草を吸う人の気持ちがわかる気がする。
(ちょっとちがうのかもしれないけど。)
さあはじめようかってとき
ああ終わった、ってとき
そんな何かのつなぎ目に火をつけることが多い。
そろそろ家にある分が切れてきたので
あたらしいのを買いに行きたい。
つぎは何の香りを買おうかなあ…。






2006年4月19日水曜日

月曜日の煙る富士山


東京まで。
出版販売会社の面接。
会場に入ると、たくさんの受験者が面接を待っていた。
日程はいくつもあるのに、この日だけでこんなに人がいるのか…。
全体では何人くらいいるんだろう…。
おどろきおののく。
待っていると自分が汗をかいていることに気づいた。
すげー緊張してる!

個人面接だった。
面接官が笑うと安心する。
この日にお話したのは笑うと顔がくしゃっとなる方で
私はその‘くしゃっ’が出ると心の中で「ヨシヨシ」と思った。
(たぶんねらいどころをちょっとまちがっている)
いつも(面接とはいえ)会話している以上は笑わせたい、と思っている。
でもべつに私は笑わせに行っているわけではないし
面接官もおもしろがるためにそこに座っているわけではない。
笑わせたい、というのはそのままにしても
その中でももっと自分についてアピールしていかんとなあ。
あと自己PRロングバージョンも考えておかないと。
私はついつい話が長くなってしまうくせがあるから
手短に話そうと気をつけていたんだけど、
今回ははじめに「自己PRを3分くらいでお願いします」と言われたので
ちょっと長いぞ!どうしよう!と動揺してしまった。
反省の多い面接だった…。
終わってから、やりなおしたい!と思ってしまった。
でもまだ祈る。受かってますように。

帰りのバスの中で
『それいぬ 正しい乙女になるために』/嶽本野ばら
を読み終えた。
この本は短いエッセイがたくさんおさめられたもので
そのひとつひとつがぐっとくるものばかり。
読み終えてしまうのがもったいない、と思いながら読んだ。
思想が言葉がドキドキするくらい刺激的でカッコいい!
私も嶽本野ばら的乙女になりたい!!
読み終えた今も、ぱらぱらめくって読み返している。


嶽本野ばらといえば…
日記を書いていないあいだに読んだ本も素敵だったので書いておきます。
『カフェー小品集』
これを読んで嶽本野ばらにはまった。
びりびりきた。
実在する喫茶店にまつわる「僕」と「君」の物語が
(私は全部実話だと思ってしまった!)
「僕」が「君」に語りかけるかたちで描かれている。
恋って恋って。。
ああ、うつくしい…。
その喫茶店を一軒一軒訪ねてみたい、と思った。
私もこの本に書かれてある喫茶店のような場所で
ため息つきながらこんなうつくしいことを考えてみたい。
涙さしぐみながら誰かのことを想ってみたい。


『エミリー』
3つの小説が収録されている。
どれも鮮やかなアイテム(お洋服)に彩られた
胸を刺す、けれど優しいお話だった。
お洒落だけど、うつくしい言葉で綴られているけれど、
人間っぽい感情であふれていて
自分のそばにある。ひきこまれる。
貴方は前にどんどんと前進し、時に打ちのめされ、何度も敗北を味わう。そうすれば戻ってくればいいのです、この夜に。私もまた、未知なる数々の季節の中を手探りで歩き、転び、修復不可能なくらいに破損し、自らを失うでしょう。でもその時は、必ず戻ってくるのです、この聖なる夜に。この夜とこの夜の番いは時間軸の外で永遠に存続し、私達の帰りをずっと待っていてくれるのですから。(「エミリー」より)
居場所(帰る場所)というのはなかなか見つからない。
実は私も同じ。
でも今まだ見つからなかったとしても
私にとっての‘夜’も何処かにはあるのだろうなとは思った。
コドク?私はどこにいればいいのか?
心の隅にあっていつも見て見ぬふりをしているトゲトゲを
優しく包み込んでくれる話だった。


話は戻ってこの日のこと。
『それいぬ』を読み終わってからは
SPIの練習したり『ねじまき鳥』の続き読んだり。
ねじまき鳥はおもしろいなあほんとに。
バスの窓からみえた富士山に感動。
富士山って高いっていうか大きいって感じがする。
裾のひろがり方はんぱねぇ!みたいな。
はじめて生で見たときは、目の前が富士山で埋めつくされてびっくりした。
この日は空がぼんやりしていて(また黄砂かなあ)
富士山もぼやけて見えた。
腐っても鯛。煙っても富士。

茶畑もみえた。
  あおあおと まるみをおびた だんだんの 茶畑のぞむ ふと夏せまる
…なんのこっちゃですね。
でもそんな風に思いました。
ちょっと焦ってるんです。茶畑みただけで季節の移るのを思ったりするんです。
夏が近づいてきているのを感じてるんです。

*************************
浜松に戻ってから部活にでたいな、とスーツのまま体育館に行ってみた。
部活が今まさに終わったという時間に着いた。
残念…(いや、間に合っても着替え持ってなかったけど)。
1年生がいて、うれしかった。すごい、この調子でどんどん入部してくれたらいいなあ!
そして私も部活にでたいなあはやく!

みんなでごはん。ガストへ。
今まで出会った中でいちばんのポテト好きに出会った。
改めて…みんなキャラクタ濃くておもしろいなあ女バレは。






日曜日はバレーの匂い


男バレの試合の応援に行った。愛知教育大学まで。
体育館に入ったらバレーボールの匂いがした。
いっしょに行った友達も「うわあ、バレーくさい」と言っていたので
ほんとにあるんだと思う、バレーボールの匂いって。
久しぶりにみるバレーはやっぱすごくかっこよかった。手に汗握る。
コートの中から感情があふれでている。
映像も音も声も振動も感情も、
最近の生活で感じてなかった鮮やかさで
ひとりひそかに感動していた。
見てたらめちゃめちゃやりたくなった!

帰り道、ひどく冷え込んできて冬みたいだ、と思った。
指先までつめたくなってしまった。春は気まぐれ。

それから浜松に戻って友達とのみに行った。和民。
転学部して、今は静岡にいる友達とは久しぶりにたくさんしゃべれた。
あいかわらずパワー全開で元気いっぱいで底抜けに明るくて
いっしょにいたらほんとに楽しい。
それぞれのあかるい進路が拓けますように。
私もがんばる!

帰りは、迎えにきた友達の彼氏さんの車でいっしょに送ってもらった。
お世話になりました。どうもありがとう。






星増える土曜日


朝、新歓合宿に行く委員の子にビンゴマシンを返しに行った。
それで早起きしたので一日が長かった。早起き鳥は虫を捕まえる。

夜は後輩とのみに行った。ミーティングおなじみ扇屋。OLG卒業にむけて乾杯。
あたらしいメニューでわくわくしながら
いっぱい食べていっぱいのんだ。(ごちそうさまでした)
きもちよく酔う。フワフワする。
いっぱいしゃべっていっぱい笑った。

そのあと後輩の家におじゃました。
かっこいいプラネタリウム・マシンがあった!
ふたつのプラネタリウム・マシンを同時につけたから、星が二倍。
すごい数の星が部屋の天井や壁にうつしだされて
ゆっくりまわっていく星たち(ときどき流れ星)を見た。むーでぃ。
その後輩の子から「あ、襲わないから大丈夫だよ」って言われたのもおもしろかった。
あなたみたいなかわいい子からそんなセリフを聞くとは思いませんでした(笑)
そしてふたりして妄想炸裂なのもおもしろかった。
音楽と星とゆかいなお話。
南十字とか
「チッ」のかっこよさとか
切ないクリスマスソングとか
イカ・イカ・イカ・イカ!とか
ヴィーナスのふりつけとか
(ふたりにしかわからないことですみません)
たのしかったなあ!!
真夜中になってもまだまだ帰りたくなかった。






会えてうれしい金曜日


お昼からゼミ室に行ってみたら、先客がいてうれしい。
ネットワーク講習会にでて、友達と会えてうれしい。
プチ・シュウカツ報告会になって、久しぶりにしゃべれてうれしい。

人と会うのってそれだけでたのしいよね。






2006年4月14日金曜日

ナウでホットな木曜日


今日は朝からバスに乗る予定…だったんだけど
自分をあまやかして新幹線に予定変更。
目が覚めてゆるゆる起き出して、スーツを着込んでいると
だめだ、しんどい、えらい、きつい、死んじゃう、と体が必死に訴えてきたので。
ときどきアメを与えないと。キレちゃうからね。

だから朝はとてもゆっくり過ごせた。
朝からお風呂をためて入った。
友達からいただいたボディショップのジェルを使ってみた。
マンゴーの香りのバブルバス。あわあわあわ。
思ったよりもモクモクわいてでてきて
ちょっとあわてたけど、しあわせだった。あわにうもれる。
朝ごはんにキノコとシーチキンのパスタをつくった。
味つけ大失敗。しおからすぎた。
テレビ見ながらシャツにアイロンかける。
すぐに時間がきた。
朝の満ち足りた時間というのは、
どんなに大事にかみしめても早く過ぎていってしまう。

新幹線に乗る。今日は東京へ。新幹線は速いなあ。激早だなあ。
会場は新宿。巨大な(というよりはのっぽでスマートな)ビルがあちこちから生えている。
見上げればビル群。直線と冷たさと硬さを感じる。
ぜんぜん馴染めない風景だけど、うつくしいと思った。
同じような顔したビルが並んでいるから、会場まで行くのに少し迷った。
地図を片手に小走り。

説明会。インターネット事業の、ナウでホットな会社。
社長さんをテレビや雑誌で見たことあったけど、
生で見たらもっとオトコマエだった。ひー。
天が二物を与えてしまう世の中です。
自分のこれまで歩んできた道についてのお話があったんだけど
それがおもしろかった。ドラマティック。内容はもちろんだけど語り口がいい。
あと技術者の方のお話もあったんだけど、
その方がめちゃめちゃどまんなかだった。(いや、私のね)。カッコヨス。
エンジニアー!(叫んでみる)
関西弁で、声をうわずらせながらの独特なしゃべり方、
(うーん、うまく説明できないけども)私はそれに弱いらしい。
ここの社員さんは素敵な方ばかりでびっくりした。
あれやってやろうこれやってやろうオーラ全開。
やすやすと「長所は好奇心旺盛なところです」なんて言えないな、と思った。
(面接とかでは言ったことないけど)
私って自分のこと好奇心旺盛だと思ってた。
じゃあどういう好奇心があるんだろうか
あるとすればその好奇心をどう生かしているのだろうか。
またぐるぐる考えた。

夢は叶う、というのはただの励ましではなく気休めでもなく
ほんとのことなんだと再確認。覚悟の言葉だ。

エンターテイメントには「おもてなし」という意味もあるらしい。
私もエンターテイメントしたい。

おもしろい説明会だったなあ。ごちそうさまでした。
アツいところに行くのは刺激的でいい。行ってよかった。
いつもアツいところにいたいんだよ!
いつもゴロゴロころがりまわっていたいんだよ!

帰りはバス。学科の子、ふたりに会った。
みんな動いている時期だよね。お互いがんばろうね。






2006年4月13日木曜日

グループ水曜日


昨日はカミナリがひどかったね。
振動をびりびり感じて、ひとり恐怖していました。

夜、2社のウェブエントリー(プチ作文)を書いた。
それはここのところずっとのどにつかえてたもの。
書こう、書かねば、とは思うんだけどなかなかその勇気とアイデアがでなくて。
本気のところだとよけいにそういうことが起こる。
でもいつまでも先送りにしているわけにもいかないし
今やらねばいつやるんだ!と書いてしまった。
今すぐにできることって、案外あるもんだよね。

夜中。寝不足なはずなのになかなか寝付けず。
最近、目を閉じているだけなのか眠りに入ったのか、自分でもよくわからなくて
目を開けてみて、やっぱりまだ自分が眠ってないとわかることがある。
あたまからっぽになるくらいに、
からだがちがう世界にとばされるくらいに、
沈み込むように眠りたい。

でも朝は早起き。やる気になれば人間できるものです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
やっぱり電車の揺れ方が好き。(バスの揺れはからだに毒だ)
今日は名古屋に行ってきた。

地図をつくる会社の筆記試験。
ものすごい失敗をしてしまった。
そこの会社の説明会、北九州で受けたんだけど
今日の筆記試験は名古屋で受けた。
説明会のときに「ほかの会場で受けてもいいですか」と質問したら
OK、とのことだったのでそれだけでもう勝手に安心していた。
説明会にでていれば予約も不要の試験だったし。
でも朝、電車の中でメールをプリントアウトしたやつ確認してたら
日程と会場のお知らせの中に
「説明会を受けた会場とちがう会場で受験するときは
必ず連絡をしてください」
という一文があった。
見落としてたーーーーー!連絡してない!!
泣きそうになりながら会場へ行く。謝る。
すると受けてもOK、とのことだったので
めちゃめちゃありがたかった。

試験はオリジナルの問題。けっこう苦戦。
数学とか英語とか解いてて
あたまからだいじなことが抜け落ちていることを、リアルに痛感。
なんかすごくはずかしくなった。
どんなものでも触れないでいると
どんどん自分から離れていってしまう。
離したくないものはつかまえておかなきゃいけないなあ。

それから午後までいったん解散。

午後はグループ面接があった。
私はこの予定を知らなかった。
なんでかっていうと、筆記試験を受ける地域によって
筆記試験のあとで面接をやるとことやらないところがあったらしいから。
名古屋では やるっていうことを今日はじめて知った。
(北九州だとやらない予定だった。
だから連絡入れないといけなかったのか…うーん反省。)

履歴書も持って行ってなかったから
午後の部に入る前にあわてて準備した。
近くのサンクスで履歴書を買い、
ハンコ屋で朱肉を買い、(印鑑は持っていた)
スタバで書いた。
十分時間はあったから、なんとか書くことができた。
抹茶フラペチーノのみながら。

で、また会場にもどってグループ面接。
待っているあいだにいっしょの回の子たちと話した。
感じのいい人ばっかりだった。
いい人ってちょっと話したらわかるもんだよね。
面接も始終なごやかなムード。
人事の方たちも話しやすいように盛り上げてくれて楽しかった。

あとでほかの子に聞いたんだけど
なにやら次回から東京か北九州での受験になって
交通費がでるらしいから
今回の選考でイッキにしぼるんではないか、とのこと。
うわあーきびしいぜ。でも受かりたいなあ!
メールの一文見落としていたこと、ますます悔やまれる。

ああ、どうかどうか受かっていますように。
−−−−−−−−−−−−−−−−--
時間があいたので(名古屋に行ったことだし)コメダ珈琲店に入った。なんとなく。
本当はネットカフェを探してたんだけど(調べたいことがあった)
歩けど歩けど見つからなかった。
伏見あたりってないのかしら?

それから次の予定。
端的になんの会社といえばいいんだろう。元気な会社。
どこかに出かけるのなら予定をふたつでもみっつでも入れたい。
(その調整がなかなかうまくいかないんだけど)
今日はツイてた。

こちらもグループ面接。
待ってるあいだにめちゃめちゃシンプルな面接シートに記入。
いっしょに待っている人たちとまたしゃべる。
今日会った人はみんないい人だったなあ。
こっちの面接もたのしかった。
面接官のメガネのおにいさんが素敵だった。

学生生活でがんばったこと。
どんな仕事がしたいか。

そのふたつを軸に聞かれた。
ごくごくオーソドックスな質問なんだけどこれが難しい。
未だに私は「学生生活でがんばったこと」について
受ける面接によってちがうことを言っているような気がする。
いちばんを決められない。
どんな仕事がしたいかってめっちゃむつかしいと思う。
私は抽象的なことばかり言っていた。
でもやりとりの中でぼんやりながらも見えてきた気がする。
ある日突然悟るものじゃないから
対話の中で毎日の中でつかんでいくものなんでしょう。
正直に言うと、まだよくわからないんだ…。
わかったと思ったらまたわからない森の中へ。
せめて瞬間瞬間では(確定ではないにしても)
はっきりさせていたい。
たとえかんちがいでも。

帰り道にいっしょになった素敵な男の子と
地下鉄ホームまでいっしょに歩いた。優しい子だったなあ。
「シュウカツがんばりましょう」
「じゃあまた」
と言い合ったものの、連絡先交換してない。
出会いのむだづかいだ。

−−−−−−−−−−−−−−−−-
なんだか疲れたなあ。
今日は行きも帰りも電車が混んでいて
暑苦しくて息苦しくて、窒息しそうだった。
私はあまりたくさん走るとよく酸欠になるんだけど
(高校の部活ではまわりがぐるぐるまわる感覚を何度もあじわった)
そんな感じ。酸素が足りない。きもちわるい。

電車からでたら冷たくて新鮮な空気がからだの中に流れ込んでくるものかと思ったけど
からだの奥まで入ってこない。もやもやが抜けない。
コーラを買ってのんでみたけど、すっきりしない。
のどの入り口がピリピリ痛むだけだった。

帰りに福ちゃんでラーメン食べてきた。

家に着いたら、昨日の雨の匂いがまだしみついていてうんざりした。
あー
もうちょっと走ったら少し休もう。






2006年4月12日水曜日

火曜日は荻窪まで


朝から東京。荻窪というところへ。
早朝、浜松駅の鳩たちは首をすぼめていた。
寒いもんなあ。

バスで行った。
18きっぷの期間が終わってしまったというのは、けっこうきつい。
爆睡。もう何度もバスで東京に行ってるんだけど
休憩地点で起きていたことが数えるほどしかない。
たいてい寝ていて、気がついたら通過している。

だいぶ早目に着いたので、デニーズでランチ。
留守電に伝言入ってた先にかけなおして
電話をかけてシュウカツの予定つくったり。電話は緊張する。
あと、バイトをしようと思ってネットで見つけたところにかけてみたら
もう定員埋まってしまったとのこと。あーいいバイト逃したなあ。
心電図のプレゼンモニタのバイト。
なんかおもしろそうだったからやってみたかったのに。
ここのところ資金繰りに困っている。いいバイトないかなあ。
短期でおすすめあったら紹介してくださいゼヒ!

で、メインの用事。行政関係の出版社。ってそのまんまか。
いろんな事業をやっているみたいでおもしろそう。
会社説明会とES記入だけのつもりで行ったら
筆記試験もあった。
マークシート方式じゃないのを久しぶりに受けた。
オリジナルな問題だった。ぜいたくだ…。
漢字の書き取りとか四字熟語とか
ところどころ埋まらなかったなあ。もったいない。
意外に数学的なやつ(算数か?)はできた。(と思う)
行政学受けててよかったーって問題もあった。
あー…だけどいまいちESに自信がないんだよなあ。
通過していることを祈るのみ。

帰りのバスでは寝ていたり
『ねじまき鳥クロニクル』の続きを読んだり
就職ジャーナル読んだり(巻き返し…いいことばだ)
SPIの練習したり
…4時間はとても長い。

今日はけっこう寒かった。
帰りにバスを待っていると白い息がでたくらい。もう四月なのに。
そして雨がひどかった。ひどすぎる。
風が吹くたびに地面で雨水の膜がぞわぞわぞわーっと動いているのがみえた。
それを見ているとなんだかそわそわした。

それと気のせいかもしれないけどもやがかかっていた。
雨粒にまぎれて目の前をぼんやりとさせる何かがあって
視界がずっとかすんでいた。
これは雨のせいだけではないと思う。
また黄砂かな?






小雨の月曜日


GEOでマンガをちょっと売ってくる。
部屋がすっきりしたような気がしないでもない。

お店からでたらカサがなかった。とられた!
カサどろぼうはみんな地獄に落ちればいいのに。

しょんぼりしながらも
いつものように明屋書店へ行くと
「閉店のお知らせ」…。
5月7日に閉めるらしい。
うわーーー!なんてこった。。これからどうすればいいんだ私は…。
落ち着かないこころのまま公募ガイドを読みふける。

学校に行ってゼミ室でひとりたたずんでみて
履修申告表と学生カードだして
生協で就職ジャーナル買って
車校に行ってきた。学科受ける。
久しぶりだ…。(というか免許はやくとらねばまじで)
どなたかだめな私をけん引してくれないだろうか。






2006年4月11日火曜日

日曜日の部屋には星空がよく似合う


朝からシュウカツの調べごとや考えごとや書きごとをしていたら
夕方になってしまった。
考えるのも書くのも決めるのも時間がかかる。
でもだいじなことだもの。

夜。大人の科学のふろく、
プラネタリウムを組み立てる。









なんかこういうパーツ見ると
ドキドキしちゃうんだよね。
とくにこんな風に
発砲スチロールの
ぼこぼこしたくぼみに
きっちりパーツが
おさまっているのを見ると
テンションあがる。



ドライバを買いに行く。
先のちっちゃいのを求めて。
持ってるドライバでねじをひねひねしてみると
どうにもぐあいが悪かったもので。






かんたんにつくれるかと思いきや、意外にたいへんだった。
つくるのたのしかった!!

完成図。

分かりにくいけど、
部屋を暗くしてみた、の図。










部屋の壁。
星がいっぱい。











姉と電話で話す。
けっこうな長電話になってしまった。
就活がんばります。ありがとう。
京都にもはやくあそびに行きたいし、やるぞやるぞ!






黄砂の土曜日


反省しています。
バスで駅まで。そのバスが遅れて
乗ろうと思っていた電車にあと一歩(ほんとにあと一歩)及ばず。
ギリで行動するからこんなことになるんだまったく。
新幹線で名古屋へ行く。
あーもったいないなあ。
新聞を読みつつ、ときどき窓の外に目を遣ると
雨がななめに降っているように見える。
こういう図の角度がどうこうっていう物理の問題がなかったっけ。
あんまりおぼえてないけど。
どんな問題だったか思い出していた。
雨の日の浜名湖鑑賞。新幹線もわるくない。しかし高いなあ…。

筆記試験。
残念だったのは非言語問題が全部埋まらなかったこと。
性格診断みたいなやつの答えがふらふらしたこと。

あとめっちゃびっくりしたこと。試験会場で友達にばったり会った。
実はその子とはシュウカツ先で何度も会っている。すごい。

帰り道にシュウカツについてぐちりあう。まじで。
いっしょにがんばろう。おいおいおい…(泣き声)

浜松に帰ってきてから
いっしょにケーキを食べに行った。
どこで食べるか決めているときに、
いつもの優柔不断ぶりをみせる。ごめんよ。
今度はどっかさがしとくよ。
行きついたのはアクトの中のオークラのパン屋さん。
「ケーキっていいよね」「うん、いいよね」。

この日は黄砂で空気がぼんやりしていた。
なんか視界がかすんでおるなあと思っていたところ
家に帰ってニュース見て黄砂だったんだと知る。
もうどっぷり春。

きたきたきたー!
家に帰ると、宅急便の不在届けが入っていたので
「なんだろう」と思いつつ、電話して持ってきてもらった。
包みを開けてみると…でっかい本だった!
帰省したときに行った、地図の資料館でアンケート書いて出してきたんだけど
そのプレゼントが当たったらしい。やったー!!
あと地図の資料館の招待券も入っていた。ウレシス!
また地元帰ったら行こうっと。

運がめぐってきたのかもしれない。






金曜日はピンクの玉がなかなか落ちない


あそびたおす。
友達とわいのわいの。あそべるだけあそぶ。

オタカラ。
いろいろ挑戦してみるも惨敗。
やっぱりプリキュアの歌カワユス。また歌ってネ☆

  明日は明日の風吹く
  マジ意味わかんない
  今しか出来ない宿題
  ガンバらなくっちゃ!

だよなだよな。いいこと言うなあ。アニソンに学ぶ。
あとGOINGのTUTTIの歌がいくつか入っててテンションあがる。
小沢健二モードに入る。

夜ごはん。びっくりドンキー。
やっぱハンバーグにはパイナップルだよね。

夕日の沈むのがうつくしかった。
まるいオレンジがじわじわと空を染めていくのか
オレンジの空が一点にあつまってまるいオレンジになるのか
そこらへんはよく分からないんだけど。
毎日くりかえしていることなのに
この時間帯は一瞬、胸がつまる。
オレンジがすぐ消えてしまうのを知っているから。
ああこのときが続けばいいのに。

引き続きへんなテンションでGOGOビリヤード。遊々空間にて。
ビギナーズラックをねらう。
しかし実はもう何回かやったことがあるのでビギナーではない。
いいかげんルールと突き方おぼえたらどうなんだ自分…。
センセイたちに優しくおしえていただく。
チーム戦やってみたり。
なぜかミラクル連発。ボールがはねたり。
おなかがよじれるくらい爆笑しながらやった。
またやりたいなあビリヤード。

のみに行く。にこまんま。
うますぎる。気に入ったぞ海くらげ!!
ここはお料理がどれもおいしくていい!
今夜は焼酎ナイトだ!と勝手に自分で決めたけど、途中で変更。
友達と日本酒。のんだくれる。


夜遅く帰宅してから、友達に借りた『銀魂』を読む。
オモシロス!いちいち芸がこまかいね。
人情ものにはぐっとくるね。
なんか宮藤官九郎的なおもしろさを感じる。
じんとさせるところはじんとさせる、笑わせるところは笑わせる。
その切り替えがすごいぜ。
ずっとずっと気になっていたマンガ。イッキ読み。
オタク的にときめいたりもする。いかんいかん…。
このマンガいいわあ。






娯楽放題の木曜日


学校のガイダンス。
久しぶりに見る顔ばかり。
みんな元気そうで何より。私も元気です。

友達とごはんを食べに行く。ガスト。
就職決まった子はなんかちがうぜ。そんな気がするぜ。貫禄。
いろいろ訊いてみる。ぐちったりする。
ガッツをもらう。内定オーラを吸い込もうとしてみる。
私も続きたい!
ありがとう、なんかやる気が増したぞえ。

明屋書店でマンガを買って帰る。
最近『トッキュー!!』っていうマンガにハマっていて
はやくも10巻まで買ってしまった。
内容が同じと知りながらも、コンビニ版3冊も買ってしまっている。
海上保安庁のスーパーレスキューチーム=トッキューのお話。
アツくておもしろい。カッコヨス。

DVDで『LOVERS' KISS』を観る。
この映画、前にも観たことあるんだけど
急に無性に阿部進之介という俳優さんの演じた役が見たくなって。
素敵なんですよこれがまた。
その人は何度みてもかっこよくて
いいなあって思ったんだけど
映画自体は一回目観たときほどはときめかなかった。
まあそんなもんか。

もう1本DVD。
『恋愛小説』を観た。
監督が森淳一(『Laundry』の人)で
原作が金城一紀(『GO』の人)だったから
気になっていた映画。
コニタンもでてるし。

しかしなんて救いのない話だろう。
結局、呪いはとけないってこと?
彼がどうなるかは観ている人におまかせします系なのかしら。
私はそこまで想像力がないし
やっぱりお話の中でハッピーになってほしかったなあ。
あれはあれでハッピーのかたちなのかなあ。
途中から「なんだこの話は!」と憤りすらおぼえていたんだけど
やっぱりどんな話でも、死に対しては涙がでてしまう。
死んでしまった、死んでしまっている、死ぬかもしれない、…
なんでも死の匂いがするとそれだけでだめだ…。

ここまでいろいろ言っておきながらなんだけど、きれいな映画だったよ。






つかまえる水曜日


学校に行く。
なんだか人がたくさんいるなあ、と思った。
学内を歩いているのは知らない人ばっかりなような気がした。
もう私4年生だから、下の学年の子のほうが圧倒的に多いんだよなあ。
はじまりなのだね。春なのだね。

学務でもにゃもにゃ。ゼミ室でもにゃもにゃ。
先生のところへお話をしに行く。シュウカツについて相談。
なんかあれが嫌だこれが嫌だとゴネてばかりだった気がする。
久しぶりにお会いしたのに先生ごめんなさい。
キーワードは「ひろげる」。
生協で履歴書と大人の科学マガジン(プレネタリウムの号)を購入。
履歴書…追加で2ふくろ買ったけどこれで最後にしたい。切実に。

帰り道、校門の前で友達に会った。ばったり。
帰る途中のところをつかまえる。
どうよ?ってシュウカツについて立ち話。がんばろうねほんとに。
あー…人と会っとらんとだめだわ。
追いつめられた今だからよけいに。
みなさんお忙しい時期かとは思いますが
私につかまったらちょっと話につきあってください。
あ、ちょっととは言わず時間のゆるす限り。


枝豆食らう夜。
家で食べる枝豆もうまい。






2006年4月6日木曜日

もどる火曜日


浜松に戻った日。
朝から家をでる。

北九州ワークプラザに行ってみた。
今度は施設が閉館日だった。うぬー!
もう通算5回くらい空振っておる。なんとも相性がわるい。
デザキデポでペン類をたくさん買い込む。
文具屋さんに行くとほしいものが次から次にわいてくるなあ。
ヴィレヴァンへ。ふらふらしまくって
『土間の四十八滝』/町田康
『溺レる』/川上弘美を購入。

つじる。
春限定のつじりさくら。
去年も食べたよなあ。
季節がひとまわりするのは、
ほんとうにはやい。
まだお昼前という時間のせいか
雨降りだったせいか
私のほかにお客さんはいなかった。
うさぎの置物がうなずくような動作を繰り返していた。

雨がばちばち地面を叩く音を聴きながら
『土間の四十八滝』を読む。
いい…。町田康好きだ…大好きだ…。
この本の中では「土間のブチャラン」っていうのがとくに好き。
「…僕の言葉はもうなんの意味もない水だ
誰も認めない水。しかしこの世に不幸と不正、貧苦と絶望、腐敗と悪徳がある
限り絶対に湧いて停まらぬ言葉だぜ。…」

気づいたらぜんぶ読んでいて
新幹線の時間までぎりぎりになっていた。ちょっと走った。

新幹線に乗る。
のどあめ中毒。
ところにより読書。『溺レる』を読む。
ところにより睡眠。最近、乗り物の中で寝るのが得意になった。
『溺レる』、期待以上におもしろかった。
タイトルからして素敵だよね。
アイヨク、って感じがして。
『センセイの鞄』のときもそうだったけど
でてくる食べものやお酒が
おいしそうだーとにやけてしまった。

浜松に着いてからもヴィレバンに行く。
ジョージズでずっと目をつけていた猫のポットが売れていてショック!
黒いのと白いのとあったんだけど白いのがいなくなっていた。
ああ…黒いのもはやく買わないとなくなっちゃうよ。
でもなあ。高いんだよなあ。
手に入れるのが困難なもの、他人にとられるかもしれないもの、
そういうのって余計にほしくなるよね。
しかししかしほんとにかわいい。あの猫のカオがたまらない。ああほしい。
関係ないけど、無印で湯のみをひとつ購入。

スーパーに寄ってふたたびこっちでの生活モード。
夜はひとりで
冷ややっこを食べたり
新玉葱をポン酢で食べたり
きゅうりに金山寺みそをつけて食べたり
なんかそういうものが無性に食べたくなった。
(少なからず川上弘美の小説の影響もあると思う。
あーでもなあ。
ツマミはツマミでもこんなお手軽なものは食べてなかったな。
私も蝦蛄とか食べたいなあ。)

***********************
もどってきました浜松。
またどうぞよろしく!






月曜日の眠り方


まだ地元。

あきらめかけていた会社のESをやっぱり書く。作文も。
出してみないことにはわからないじゃないか!
だめなことが続いて、そんな当たり前のことすら忘れかけていた。
挑戦挑戦。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」です、まさしくそれ。

家で書く書く。
夕方に郵便局へ持っていく。

*********************
地元で充電していたあいだのこと。
よく眠った。
いつもよく寝てるけどそれとは違う種類の眠りだった。
いつもの眠りが波打ち際でザブザブゆられているようなものだとしたら
地元での眠りは深い海の底に沈みこんでいく感覚。
夢の世界にひきこまれるような。
こういう眠りは毎日のどこかで必要だろうね。

ほんの数日帰っていただけなのに、もう何年も出遅れたような感覚がある。
まだへんな焦りがあるな。よくない。
動いているだけで安心しているようではいけない。
こんな毎日の埋めかたじゃ、目的にたどりつけやしない。
自分のペースで。
正しい心と正しい戦略。
またがんばる。






2006年4月5日水曜日

日曜日のお店が素敵だった


美容室に行った。
ホットペッパーで探してはじめて行くところへ。
小倉駅南口のすぐ近く。alto hairというお店。
あじのあるビルの中に入っている。
ほかのテナントは雀荘だったり元病院だったりする。
ちょっと迷ったけど、地図を見ながらひとりでもたどり着けた。
おそるおそるドアを開けて、店内を見わたすと気分があがった。
内装がとても素敵だった!
お店は手づくりで、中のものもほとんど自分で運び入れたらしい。
水道も電気もペンキ塗りも、友達の手を借りつつ全部自分たちでやったそうだ。
なんかいいよねそういうの。
置いてあるものも照明とかソファとかどれもひとつひとつこだわって選んだんだろうなあ、
ってものばっかりだった。
ヴィレッジヴァンガードっぽい空気。
お香の匂いがたちこめていた。
お店は男の人2人でやっているそうで。
がっしりした金髪とひょろっとした長身の人だった。
いっぱい話せた。北九州弁さいこう。
就職の話とか、お酒の話とか、いかがわしいお店の話とか、
小倉について、はたらくことについて、、、。
笑ったのは
新幹線の中でお酒をのむことについて話していたとき。
「のむなら徹底的にまじでのめ!」とか言ってて笑えた。
もうちょっと大人になったら私もやってみようかなあ。新幹線でまじのみ。
あと「新幹線の中で隣の席に女性が座っていて
読んでた週刊誌の、いかがわしい袋とじを開けられなかった。
そのとき俺ってちいせぇなあと思った。」
という話がかなりつぼだった。
袋とじについてはかなり話が盛り上がった。
もうひとつ、じんときたこと。
その美容室を開店した日は2月14日、バレンタインデイなんだって。
「チョコもらえるの期待しとったんちゃ」と冗談言ってたけど
まじめに「そうやっておぼえやすい日にしとったら
また次の年もその次の年も思い出すやん」とも話していた。
ああいいなあ。
この人ははじまりの日を毎年毎年かみしめていくんだろうなあ。
自分でなにかつくるってのは素晴らしいことだ。

話してるとき以外は
ジンジャーエールのみながら雑誌や漫画を読んでいた。
『スカイハイ』とか『Dr.スランプ』とか、おい街、H、mina…
髪をのばさしてもらいながら読みふけった。
とくに『喪黒福次郎の仕事』/藤子 不二雄Aってのがおもしろかった。
あの『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造の弟の話。
喪黒福造と関わった人って不幸になるでしょ。
でも喪黒福次郎はあぶないところをたすけてくれる優しい人物なんです。
私は笑ゥせぇるすまんが好きなので、そっちとのギャップがかなり楽しめた。


美容室でてから小倉をぶらぶら。
やはり、つじる。
普段入らないお店でスーツを見てまわるも「た、高い…」。
お店まちがえました。
いつかはこういうスーツをびしっと着たいなあ、と思うだけにとどまった。
あと北九州ワークプラザに行ってみたけど日曜日はお休みだった。ざんねん…。
本屋さんで『ねじまき鳥クロニクル』第二章を買う。
北九州の雑誌、おい街も。藍島の写真がきれいだったから。
雑誌をいろいろと物色。このあたりだけの雑誌がいくつもあるなあ。研究。
papyrusで中村航が万年筆に関するインタビューに答えてるんだけど
その写真がもうね、なんかね、みもだえるくらいカッコヨス!
ひとり本屋でみもだえる。

CD屋さんで聴いたスピッツの『夏の魔物』があたまからはなれなかった。
ベスト、ほしくてしょうがない。(少しの間がまんだ!少し!)
なつのまものにあいたかったーあいたかったーあいたかったー…






土曜日ばか


エイプリル・フール。
すっかり嘘をつくのをわすれていた。
来年にむけてだまされやすい人募集中です。

この日にGREEひらいたらエイプリル・フール仕様になってて笑えた。
いいねGREE。そういう芸がこまかいところもいい!

たしかこの日の前日の深夜に『就職の神様』っていう番組があったので見ていた。
番組の企画で模擬面接やってたりだとか
つっこみどころの解説があったりだとか
勉強になった。うむうむ。
でも番組のさいごに「これは関東地方で2月○日に放送されたものです」
ってなのがでてちょっとフクザツな心境。
お…遅くても見ていい方に気持ちが動いたんだからいいじゃないか!
オーケーオーケー!!

一日中ほぼ家にいた。
本を読んだりテレビを見たり。
福岡で就職、を真剣に考えはじめて調べてみたり。
うぬぬ…範囲をしぼればしぼるほど
自分のやりたいことをはっきりさせないと、どうにもならないなあ。






さくさく歩く金曜日2


引き続きスーツで歩く歩く。
小倉城公園のすみっこを。

































































リバーウォークの上にある地図の資料館に行ってみた。
存在は知ってたけど行ったことなかったから。
思っていたよりフロアも広くて展示も多くてびっくりした。
静かでいい雰囲気。ひとりで地図をじっくり見てまわった。
見ているだけで楽しいね地図は。部屋にほしい。
とくに気に入ったのは川の沿岸が描かれた、絵画みたいなきれいな地図。
それとフロアに大きな窓があってそこから近くの景色が広々と見わたせるのもよかった。
深呼吸。よいところだった。

八坂神社をお参り。
就職できますように。
おみくじを引いてみたら中吉だった。
「いきおいにまかせてはいけない」
「遅くなるけど願いは叶う」
そんなことが書いてあった。
しっかり結びつけてきた。神様がんばります。

あと水環境館ってとこにも行った。
なんとなく。そばを通りかかったので。
亀とかエビっぽいのとか小魚が入った小さい水槽がずらずら並んでいた。
ちびっこにまぎれて見てまわった。
亀はかわいいのう。プチ水族館だのう。
水族館に行きたくなった。

つじる。和むわあ。
旦過市場の入り口あたりのお店で、むつごろう焼きを食べる。ハムエッグさいこう。
昭和館に行ってみたら空中庭園とパッチギ!の二本立てで
観たかったけど時間が合わなかったので断念。
『空中庭園』のほうは浜松の東映で観たんだけどいい話だったから
もう一度観たかったな。DVDでるまで待つかあ。
しかし昭和館ってすごいなあ。いいのやってるなあ。






桜さくさく金曜日1


地元のほうで会社説明会に行った。
地図をつくっている会社の。
さらにイイ!って思った。やっぱ行ってみるのはだいじだな。
大きなところだし人気もあるけど負けとられんぜ。
がんばろう。やるしかないもの。まだまだこれから!

帰りにスーツで小倉をぶらぶら。
でででん。
小倉城。

桜がきれいだった。



あっちを見ても











こっちを見ても












さくらさくらさくら。











春がきたよ。






水曜日がすぎて木曜日がすぎて


高校野球見ながら充電2日目3日目。
おもしろいなあ高校野球は。ドラマドラマドラマ。

水曜日の朝、姉が旅立ったので、ちょっと早起きして見送った。
心からのがんばれを込めて。

家にいてとくになにもしない時間を過ごした。
テレビを見たり。
(なんかいろいろとえらいおもしろかった気がするんだけど
地元に帰っているあいだに何の番組をどれくらい見たのかしっかり憶えていない。)
本を読んだり。
(ねじまき鳥〜の続きを読んだり。家にあるのを読んでいたり。
元気をだせよ本とか生き方本とかそういう類の本をたくさん読んだ気がする。
タイトルはどれも忘れてしまった。)

たまたま読んでみた、『センセイの鞄』/川上弘美がとてもよかった。
センセイとツキコさんのあいだに流れていく空気が
とてもすてき。
すてきな恋だと思った。
しずかでたんたんとしていて
くすくすおかしくて、すてきな話。
でもさいごに近づくとさみしい予感が高まっていって
胸の隅がきゅうきゅうと鳴る。

ものを食べるシーンが本当においしそうで
私もお酒をのみにいきたくなった。






火曜日かえる


地元に帰った。
朝出発しようと思ってたのに、ぐずぐずしてたら昼になってしまった。
ちょうどいい新幹線がなかったので、マックで時間をつぶす。昼食。
きもちわるくなってぜんぶ食べるのは苦しかった。
もう胃袋が若くないということか…。脱マックの時がきている。

おみやげに金つば。なんでもありだなおみやげって。
どんどん新製品がわいてでてきてるのにまったく違和感ないよね。
キオスクでずっとそこにいたかのような顔をしている。
ここでしか手に入らないものってそのうちなくなるんじゃないだろうか。

新幹線に乗り込んで、その日の新聞を読んだ。
『アイソパラメトリック』/森博嗣を読んだ。
やっぱ好きだなあ森博嗣の書くふしぎなセカイ。
おもしろい写真がいっぱいあって「あーこれいいなあ」
「この写真にどうしてこのタイトルがついてるんだろうなあ」
なんて考えながら読んだ。
私も写真を撮りたいなあ、うずうず、という気持ちになった。
欲を言えばこの本みたいに、ハイセンスな名前つけながら。
感じ方がトんでていいなあ森博嗣。


『ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編』/村上春樹
を途中まで読んだ。
あああおもしろい。
村上春樹のどの本がいちばん好き?って
聞かれることがあるけど
ぜんぶ読んでないから「まだわからない」って言うしかない。
だって読む本読む本おもしろいんだもの。
これもおもしろいひひひ。
ページがどんどんどんどんどんすすむ。

何か読んでいるとき以外は
新幹線の車内のことがやたら気になっていた。
右隣のスーツ二人組が会社の愚痴ところにより爆笑、
通路はさんで左隣のオバチャンの食べてる筍御飯、
気になるものはたくさんあったんだけど
いちばん気になったのはうしろの席の女がへんな女だったこと。
車内販売のねぇさん捕まえてワァワァ言ってるのが聞こえてきた。
「広島駅の駅長と連絡をとらせてくれ」とか
「大丈夫です」とかワァワァ。
広島駅に着いたときにその女が降りたんだけど
すごい勢いでまた同じ席に戻ってきて
「っ間に合ったあああ!」とか叫んでいた。つまりひとりごと。
なんだなんだ、もみじまんじゅうでも買いにでたのか。気になる気になる。
そういう出来事を背中に感じながら、私は「へんな女だなあ」と笑いを噛み殺していた。
でもたぶん噛み殺せてなかったからひとりで笑っているように見えていただろうなあ。
私もへんな女だなあ。

あとはひたすらのどあめを食べていた。
とくにのどが痛いわけではない。ただ中毒なだけ。
好きなのどあめはいろいろあるんだけど、最近のお気に入りはキシリクリスタル。
三層になってるやつ。ミルク味のするやつ。
ねじまき鳥〜を読んでいると、レモンドロップなめたくなった。

伊勢丹の地下のなんとかっていうお店(名前忘れた)に寄る。
ケーキ買って家に帰る。姉が旅立つので。

実家にて。
テレビを見ておいしいごはんを食べてぐっすり眠る。
こういう夜の過ごし方って、できそうでできないんだよなあ。
充電期間スタート。