2009年12月31日木曜日

美容師に恋をする5


あの、町田の美容室に行ってきた。
参考:美容師に恋をする

数少ないこのブログ読者に「美容師のはまだか」と言われたり、
ブログだけ見てくれてた初対面のひとに
「美容室の日記のひとですよね」と
ふしぎな覚え方をされていたり、する。
あのかっこいい美容師さんのいるところです。

「こんにちはー」とにっこり。
くぐもった声がいいのです。声が。声も。
あいかわらずの格好。基本透けたい感じ。
「ぼくこのあいだ社長に、
そろそろ落ち着いた格好したほうがいいんじゃないか、
なんて言われてちょっとへこんだんですよ」と笑っていた。
鏡ごしにゴツゴツしたシルバーアクセいっぱいの手が見える。
指がほっそりしていてうつくしい。ハサミが似合う。
このひといったいいくつなんだろう。

「いそがしそうですね」と言ったら
いそがしすぎて12月は一日も休みがない、とのこと。すごい。
DMをもらっていたのでその話をしたら
「あれぼくがつくってるんですよ。
パソコンとかよく分かんないのに、
仕事終わったあとで夜中に印刷したりしてもう、
おれなにやってんだ!って話ですよ」と美容師さん。
なんてことだ!つくってあげたいです!
もう、それ、代わりにやってさしあげたい!
ちなみにわたしは男のひとが「ぼく」と言っていたのが
「おれ」になる瞬間、その隙を見るとき、
胸がきゅっとなる。

ほかのスタッフがわたしに雑誌を差し出そうとしたのを
手のひらでことわって笑顔、
「このあいだね、」とかいって話しはじめる。
会話でもたせる男!プロなのです。

「ピンクにしちゃいませんか」
言い方がキュートだったので、
カラーはピンクブラウンに。
もうなんでもいいです。なんにでもしてください。

あとすごい(らしい)トリートメントをしてもらった。
わたしはひととの距離が近いのってとくに緊張するので
シャンプー台とか、やばい。
顔の上に布を置いて、何も見えないからまだいいけど。
いい匂いがして、手がきもちよくて、くらくらぼーっとする。
美容師さんの呼吸の音がきこえている。
まどろんでいると
「あつくないですか」
とか、急に声が降ってきてドキーン!となる。

小説にしたいです。


町田をぶらぶらする。
ふらっと入った銀水煙というお店がかっこよかった。
煙草とか葉巻きとか売ってるところ。
自分は吸わないのにすごいたのしく、なる。


地元・福岡の友達がちょうど東京にきていることが分かって、
「会える?」ってすぐ連絡。新宿で会うことに。
彼女はいつもふらっと旅に出る上に
美術館の企画展とか観劇とかのお楽しみプラン立てが
うますぎてびっくりする。いそがしいのにすごい。
いつもたのしそうな匂いがしている。
タイビールで乾杯した。
不自然なくらい東京の景色になじんでいる彼女。
「東京にきたらよく道をきかれる」と言っていた。
春からほんとうに上京するらしいので、たのしみ。
わたしもしばらくは地元に帰らなくていいなあ。

彼女と「福岡で、会いましょう」と手を振って別れて
雨の新宿をひとりで歩く。
ハンズはたのしい。
白金カイロや理科の実験器具(フラスコとか)や
からだのリズムを読み取って起こしてくれる腕時計型目覚まし…
ほしいものがありすぎて混乱する。
それからそれから。
大学の先輩と、目黒でのんだ。
先輩は出張帰り。スーツかっこいい。
おいしい、いいかんじのお店に連れて行ってもらった。
そういえば居酒屋よし以外、
目黒でのんだことってなかったなあ。
浮かれてへらへらへらへらしていた。
普段のまないサワーとかのんで、またへらへら。
浮ついた話。とかする。最高ハッピーな話にびっくり。
デート上手な先輩に学びたい。
なんかほんといろいろ、師匠、と呼ばせていただきたい。
ラブもジョブもあこがれる。追いかけたい。のです。






きゅんとして時雨


凛として時雨ツアー「Tornado Z」
@Zepp Tokyo2009.9.30に行ってきた。
今回もめちゃくちゃかっこよかった。

mib126
TK in the 夕景
想像のSecurity
テレキャスターの真実
DISCO FLIGHT
Tremolo+A
秋の気配のアルペジオ
knife vacation
moment A rhythm
鮮やかな殺人
ハカイヨノユメ
Sadistic Summer
新曲
JPOP Xfile
感覚UFO
Telecastic fake show
nakano kill you


わたしは歌詞が好きで音楽を聴くことが多いのだけれど
凛として時雨に関しては詞の意味はほとんど分からない。
なのにこんなに好き!
というのは、ほんとに純粋に、音が、好きなのだと思う。
刺激がほしい。バッキバキに不穏な音をもっと聴かせて!

なんにしてもあんまりノリきれないわたしも
好きな音楽を聴くとはしゃぎまくってしまう。
耳にきーんとくる音にも
からだの中に直接響いてくるリズムにも
いろけのある照明にも
おどるおどる胸がおどる。
ひそやかにハイになるわたし。
熱気と湿気とここちよい緊張感。たのしい!
MCも…笑った。ピエールってすごいな。

***
せっかくのお台場。なので、あそんできた。
(写真選べきれなくてえらい多くてすみません)。
お台場すごい!超たのしかった。
あんないいところだったなんて、知らなかった。
‘キラキラ’で気が引けるようなところにも
これからはがんがん入っていくべきだと思った。

東京都観光汽船で上陸。
橋の下もくぐっちゃうよ。
鳥も集まってきちゃうよ。
飛行船もとんじゃうよ。
自由の女神だよ。
球体がめじるしのフジテレビ。
クリスマスツリー!
なんかキラキラの過剰摂取で動悸がした。

覧車に乗ってしまった(致死量!)。
あいにくの雨だったけど、
窓についた水滴がよけいに外をキラキラさせていた。
何もかもがぼんやりと光って、きれいだった。
たぶんてっぺん。

おひるはハワイっぽいカフェでランチして
よるもたまたまハワイっぽいお店でごはんを食べた。
どんだけハワイ好きなんや!
でも南国気分にもなっちゃうよね。なっちゃうなっちゃう。
ハイビスカスジンジャーエールとか、のむ。

帰り際寄った東京レジャーランド(大きいゲーセン)には
ふしぎな遊びものがいっぱいあって
いちいちおもしろかった。
ぜんぶにつっこみを入れたい。
いろいろ気になるものはあったけれど
3Dで世界で最も危険な川下りを体験。
だいぶ危険だった。
キラキラいいことばっかり!の一日でした。







最高のパフォーマンスを


映画『THIS IS IT』を観た。

これも、もうずいぶん前のことになるな。
時計の、暦のまわるのが早すぎる。
このまま加速を続けたら
飛び散って宇宙の塵にでもなりそうだな。
だれか止めて!
いや、でも、やっぱりそれも困るから
できるだけゆるやかに動かしといて!

いろんなところでいいって評判を耳にしていたのと、
「One!」というブログのエントリがとにかくアツかったので。
公開終了ぎりぎりに仕事終わってから映画館に転がり込んだ。
翌日ふつうに仕事(土曜だからちょい早め)であるにもかかわらず、
ナイトショーの最終回に。

マイケルのこと、よく知らなかったのだけれども
この映画を観てから
ラジオや有線でかかっていると「お」と耳がとまるようになった。
かっこいい。

観てよかった。

最高のパフォーマンスは
最高の精神から、最高のメッセージから、なる。

観ていて気分がうわっと盛り上がるような、
いい映画だった。
映画館を出てからもウキウキが止まらなかった。
かなうならばムーンウォークで車に乗り込みたかった。
つめたい深夜の、映画館の駐車場で、
わたしはひとり、うわっ、となっていたのです。






2009年12月28日月曜日

取り急ぎ


インフォメイション!

昨日から冬休みでした。
明けて、1月4日(月)までお休みです。
できれば今日から、地元(福岡)に帰るつもりです。
会えるひとは会いましょう。


「ヨロシクハガキ」を送ってもいい方、住所・氏名を書いて、harukonbu@gmail.comまで。
(年賀状としてはもう間に合わなさそうなので、ヨロシクハガキ、と呼ぶ)。

そうでした。
わけあって年賀状を100枚買ったのでした。
まだ1枚も書いていません。
ここはなんとか書ききりたい!
ご協力よろしくおねがいします!


このところとてもたのしかったのです。
ドキドキしてフワフワしてウカウカしています。
日記は追って書きます。






2009年12月14日月曜日

突き抜け派、恵比寿編


突き抜け派の11月定例会、のこと。
※突き抜け派:しーなねこさんイガラシイッセイさんかおるさん
ばっちゃん。さんひのじさんとの同人結社。

この日の、みなさんの日記。
しーなねこさん:「突き抜けと、ハンドクリーム」。
イガラシイッセイさん:「突き抜け派2009年11月会合」
ひのじさん:「突き抜けるためのHOW TO@恵比寿pile cafe」
わたしもみなさんくらいスピーディーに、
日記に残しておきたいものです。あたたかいうちにね。

今回は、恵比寿のpile cafeというところに行ってきた。
いつもお酒をのみすぎてわけがわからなくなるので
アルコールひかえめに、ということで。
びっくりするくらいこわいビルの中にあって
ものすごく薄暗い、いい雰囲気のカフェだった。
こんなお店を知っているひのじさんはお洒落女子だ。

ちゃんと、話ができた。

みなさんの書いたものを読むのがたのしみであり、
ちょっと、嫌になりつつある。
だっておもしろいんだもの。
嫉妬深いのですわたしは。
「おもしろい」とほめ合うだけではいけない、と分かっているのに
何か言うのには勇気がいる。
できあがってきたものに何か足すにしても引くにしても、
考え込んでしまう。それによって何か損なうのがこわい。

うまいんだよなあ、みなさん。
いや、読んでいるあいだは純粋な読者だから
「うまい」なんて思わないんだけど。
100枚書いてきたイッセイさんのは、ほんとすごい。

わたしはこの回も小説ではなくて、実話を提出。
小説を書こう!と思うと、ちっとも書けない。
だからとりあえずはこれも自分の芸風と受け入れてやっていこうかなあ。
書きながら慣れてきたら、小説らしくやろう。
むしろゲンジツを小説のようにやるか。
しーなねこさんに
「あたまがおかしい」と言われてうれしかったわたしは、
やっぱりちょっとあたまがおかしいのだと思う。
満タン☆ガールの称号をいただいた。

読むひとを(当面は突き抜け派のメンバーを)
おもしろがらせるためなら、何でもやるし何でも書くよ。
まだまだあるんだよ。もっとみせてやんよ。
そんな気持ちです。






師走デイズ


師走が猛威をふるっていますね。
久しぶりになってしまいました。
書く時間がなかったかというと、そうでもない。
Twitterではちょいちょいつぶやいているし
夜はしょっちゅうだれかに電話をかけている。
友達をヤキモキさせるのが得意のメール無精だったけれども
最近じゃ、ちゃんとカチカチやっている。

ブログには書いちゃいけないことを書いちゃいそうで
ちょっとこわかったのです。
このごろ気持ちがいつも以上にはげしく、動いている。


だいぶ前のことになるけど、
ひどい雨の日の仕事からの帰り道。国道。
少し前のほうの車両が事故を起こしていた。
ぶつかったばかりらしく、ケムリがもくもくしていた。
一方は、反対車線で停止。
もう一方は、車体が真横になって道路に転がっていた。
そのまま見ていたら
ドアが天に向かって開いて
ぼうぜんとした様子のキンパツがひょこっと頭を出した。
なんかその光景が、目に焼き付いている。
なんかまるでそれUFOでさ、
宇宙人が地球に降り立った場面みたいだったんだよ。


いつも、なんか、ちょっと不安。

なんだろうなあ。
うまく言えないんだけど。
みんなこうなの?
わたしだけ、のような気がしている。
将来とか、人生とか、
いつも傍らに大きな不安が寄り添っている。
今どうであるか、とか
今日どうするか、とか
小さめの不安に目を遣って、自分をだましている。
そうせな、やってけんよ。


のんだ、話。
アルコールに負けることが多かった。

会社の同世代のひとたちと忘年会。
小田原の、おもしろなつかしい居酒屋さんにて。
メールで道案内をまちがえる、だめ幹事っぷりを発揮。
でもビールおいしくてたのしかったな。
キャラクタのつよい先輩たちが集結してくださって。
またのみたいなあ。
終電、えらいはやく感じた。
最後はしっとり、カラオケでしめくくる。

職場のはやめ忘年会。
のみに行ったところの芋焼酎の種類が豊富で(焼酎好き!)
ついついのみすぎてしまった。
わたしはお酒が好きなのと
アルコールがからだにまわるのがひとよりも遅いのとで
つよいと思われることが多いのだけれど
けっしてそんなことはなくて、
きっちり、しっかり、酔っぱらった。
この日のことは後半、あんまりおぼえていない。
ただカラオケで後輩がめちゃめちゃおもしろかったなあ、
とだけ、ある記憶。

この歌うたってた。
半分立ち上がって、猫猫猫猫犬犬犬犬ワーッ!と叫ぶ後輩。
忘年会って、なんていうかいろいろすごいっス。
もろもろを忘れる会ですからね。
わたし爆笑していたらしい。めっちゃ方言出てたらしい。
ちょっと酔いすぎちゃったな。はずかしい。

先輩とのみに行く。
「今日行っちゃいますか」って突発的に。
小田原のいつもの居酒屋のち、バー的なおもしろいお店へ。
りんごの柚子蜜サワーというのが
かわいいわりになんかアルコールつよくて、完全にノックダウン。
もうほんとにこの日のことはまったくおぼえていない。
(まじでまじでごめんなさい)。
しかしほんとにおぼえてないので、
何をあやまったらいいかも分からない。
言っちゃいけないこと、言っちゃってないだろうか。
2件目でのんだ謎の青いリキュール使ったカクテルもキツかったな。
「あれ使ってつくってくださいー」とオーダーしたのはおぼえている。
きれいな青色だった。


スニーカーを、買った。

超気に入っている。から、写真、2枚ものせちゃうよー。
渋谷駅から道に迷ってぶらぶら歩いているときに
ふらっと入った靴屋さんで買った。
おにいさんに「代官山よく来られるんですか」ときかれ
「ここって代官山なんですか」とわたし。「えー!」。
迷っていることを伝えると、
親切にもお店の外にまで出て道をおしえてくれた。
新しい靴を買うと、足下が弾む。
気持ちまでウキウキする。走り出せる。