2006年10月30日月曜日

木曜日で閉店


生活の立て直し、とりあえず成功。
すがすがしい朝。ゼミ室へ。

この日を以て大学近くのお寿司屋さん‘曳船’が閉店となった。
学部の友達6人でランチに行ってきた。(ぐるめ部:曳船
お店は静大生でいっぱいだった。さいごまでおいしかった。
陽気な板前のおじさんが「今までありがとうね」って。
さみしくなるけど…ただただありがとう、曳船!

ゼミ室のち部活にでる。
走る、そして筋トレ、走る・・・ということをする。
腕立て伏せはちゃんとやると、腹筋にいいらしい。
後輩のからだづくり通の子が、なんだかたのしそうだった。
私もたのしかった。ちょっとつかれたけど。

それから、いきおいよく坂をくだって、本屋さんへ。
メイワンと連尺の谷島屋、どちらへも行った。
『絶対、最強の恋のうた』/中村航の発売日前日だったから。
もう入荷しているだろう、と思って店内を歩きまわってさがしてみた。
あれ、おかしいな、見あたらない…
お店「入ってないですか」ときいて探してもらったけど、なかった。
そうか…ここは浜松だ。出荷されてから時間がかかるよな。
ちょっとフライングしすぎた。
ふらふらしている途中にみかけた文藝を買って帰った。

先輩といっしょに夜ごはん。5gというお店で。(ぐるめ部:5g
おしゃれなお店、しっとりした空間でしゃべりまくる。

ふたりで和地山公園を歩く。ちょっとだけ走る。
この日は電灯がついていて明るかったので、こわくはなかった。

先輩の家で日本ハム優勝のニュースをみる。
新庄が泣いてた。球場が沸いてた。
さいごの場面ダイジェストをみただけなのに、ちょっと泣きそうになった。

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文藝 2006年冬季号
ある日の2+2=5の記事を読んで気になっていたので
ついつい手にとってしまった。
伊藤たかみ特集がとてもいい。
インタビューがおもしろい。

この文藝、ほかにも第43回文藝賞受賞作(2作)や
綿矢りさの小説が掲載されている。
(こっちはまだ読んでる途中)

こんなにつめこまれているなんて、贅沢な雑誌!

伊藤たかみのインタビュー、ほんとうにおもしろかった。
読んでて「ああ」としみこんだり
「え」ってはじいてあたまの中でくるくるまわったり
ただ流れてはいかない。ぱらぱら適当に読むことができない。
このひとおもしろいなあ。

ああ、こういうことを言うのか
こんなことを思っているのか
…ぜんぶが、自分とはぜんぜんちがう。
(ちがうのはあたりまえなんだけど、ほんとにぜんぜんちがう。)
じゃあ私は何を考えてる?そこにかわるものもない。
私はなんにも考えてないなあ…なんにもないんじゃないかって
どうしようもない気持ちになる。
たどりつけないキョリ(というか壁というか)を感じて
…何というか…たまらなくなる。
(なんでだろうな…ねじけたネガティブがとまらない)
でも分かってる。
私はもともと自分に自信があるからこういうことを考えるんだ。
‘何かあるはず’の自分に何もないなんて思いたくないだけなんだ。
そのことに気がつくと、また自分が嫌になる。


(ゼミの友達にそのことについてさりげなく話してみたけど、ちゃんと説明できなかった。
 それどころか、どもりすぎて不審に思われたかもしれない。
 ほんとうに言いたいことはどうしてうまく言葉にならないんだろう・・・。)






昼間から遊ぶ水曜日


朝からゼミ。きりぬけ型。
…そろそろこんなことではいけない。
(と分かってはいるのだけど。。。)

カラオケ。まねきねこ。
…昼間からカラオケに行ってしまった。後輩と友達といっしょに。
ついにやってしまった、という感じ。
普段昼間からでもひとりで本を読んだり映画に行ったりしているくせに
カラオケとなるとドキドキする。
決定的にあそんでしまった、という感じがするからだろうか。
はじめていっしょにカラオケに行った後輩の子は
めちゃくちゃ歌がうまくてびっくりした。
それがぜんぶチラ聴き耳コピらしい。いい声だなあ。
洋楽をさらさら歌っていてカッコよかった。

そのあと後輩と駅前でふらりふらり。
メガネ屋さんでいろんなメガネをかけてみた。
雑貨屋でかわいい手袋を見つけた。

そのまま映画に行った。
『地下鉄(メトロ)に乗って』を観た。
「衝撃的でしたね」「そうだねー」と言いながら、映画館をでた。
(これってネタばれになるんだろうか。なってたらごめんなさい!)

過去に戻れるなら、何を変えたいかなあ…。
今はまだ思いつかない。






火曜日から1時には寝る


ときどき雨降り。
家にいて、張りのない時間を過ごす。

夜、先輩といっしょに歩く。散歩とみせかけて運動。
学校を通って坂をくだって富塚のツタヤあたりをぐるり、川沿いを歩く。
ツタヤで中村航の新刊をさがす。まだなかった。
(あとで数えたらこの日はまだ発売日の3日も前だった。先走りすぎ)
海外旅行の話などする。
行ってみたいところがたくさんあるなあ。
想像してみて、ちょっとうれしくなる。
まっくらな和地山公園もすこし歩いた。(なぜか電灯がついてなかった)
軽快に歩いていたけど、実はこわかった。
座り込んで話をしているヤンキーにびびる。夜のランナーにびびる。
いちいちびびりながら歩いた。くらいところはこわい。


このままでは私、夜にのみこまれてしまう
お日様に見放されてしまう、くさってしまう、と思ったので
生活を立てなおすことにする。
脱夜型宣言。「1時には寝ます。」






駆け足で過ぎてゆく月曜日


ほとんど家にいた。

片づけようと思って、部屋の中のものを右へ左へ運ぶ。
結果、移動しただけで何も変わっていない。

CDを整理しようと思って押入れからだしてみたけど、
なつかしくなって聴いてみたり歌詞カードひらいたり。お片づけすすまず。
なんか手放せないものばっかりなんだよね。

その中から『白紙の日々へ』/うたいびと はねを発掘した。
たぶん買ったのは私が高2くらいのとき。(あいまい)
ラジオで聴いてからすぐに買いに行ったのはおぼえている。

駆け足で過ぎてゆく日々よ 僕を追い越さないで

そのとき、この詞に何か感じるものがあったんだと思う。
いま聴いて、また「ああ」と思う。
何回かリピートして聴いてみた。
大人になって恐がる事が多くなった気がする
本気になれない ちょっとした事でも
今は本気になれないだけなんだ さぼってる

…今こそ聴く歌だなあ。

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いつだったか忘れてしまったので、ここで最近買った本を紹介します。
(よく「普段なにしてるの?」ときかれるのでここでこたえておこう。
A.家やゼミ室でこういう本を読んで、ひとりニヤニヤしています。)

『ことば遊びの楽しみ』/阿刀田高
回文の章だけを読もうと思って買ったけど
ほかの言葉遊び(駄じゃれ、いろは歌、アナグラムなど)も
とてもおもしろい。
時間がない(はずな)のに全部読んでしまった。
ことばっておもしろい。
こういう趣味に興じることは
意味がないことのようにみえて
じつはそれ自体すごく意味あることなんだって思う。

『ダンスがすんだ 猫の恋が終わるとき』/フジモトマサル
回文×イラストの本。いま誰かに贈るならこれだ、という一冊。
図書館で借りた『キネマへまねき』がとてもよかったので
こっちをあわてて購入。
(この本は『キネマへまねき』をリニューアルしたものらしい。)
イラストもぜんぶ描きなおされていて
より物語がドラマチックに!
(私は『キネマへまねき』のほうもすきだけど)
壮大なストーリー。ちょっとせつなくもある。


『回文堂』/かわいしのぶ 
脱力系の回文×超脱力系のイラスト。

こういう本っていろいろあるんだなあ…。
(誰かほかにも知ってたらおしえて!)



『回文ことば遊び辞典』/上野富美夫
これがすごい!
ちょっと高かったから買うのに躊躇したけど、買ってよかった。
大充実!!(だって‘辞典’だもの。)
ひらいてみて感動してしまった。
ここまでまとめあげた著者の情熱に興味がある。
たのしい、おもしろい、もこんなふうにかたちにできたら
さらにすばらしいことだと思う。おもしろい。






2006年10月29日日曜日

オーバーニーの日曜日


新聞社のバイト。
おおもの(陸上とか水泳とか)が少し、
あとはちょこちょこしたファックスがたくさんきた。
ひとつひとつが短くても、その量が多いとけっこうたいへんだ。
地味にがんばる。
人の名前を打つのは(漢字とかたいへんだけど)けっこう好き。
マダムがチョコレートをくれた。おおよろこび。

先輩が最旬にしておしゃれ王独走アイテム、
オーバーニーブーツをゲットしていた。
それを履いて(穿いて、かな?感じとしてはこっちのような気もする)
モデル立ちしている姿、拝みたいです。






2006年10月26日木曜日

土曜日会った素敵な人たちについて


お昼から静岡にてバイト。
電車で移動中に、前のバイト先の先輩にばったり会う。
ゆられながらお話しする。ラッキーだったな。

バイト先にて。
「今日きれいね」「なにかあったの」「若いっていいわね」
きれいな女性から言われた。おそれおおい!
(この日化粧をちゃんとして行ったの。それに気づいてもらえたようだ。)
うれしいうれしいうれしい。

前号の完成版がきていて、感動的だった。
かたちになるってすごいことだ。
あとに残るものをつくるのって素敵なことだな。

編集会議。次号どうするかついて、の続き。
特別ゲストがいらした。コメントひとつひとつに重みがある感じの女性。
‘権利はいったん持っても
それを握りこんで守っていかなければならない。
タダノリ、だとその権利は続かない。’

続いてそのバイトの、のみかい。前号完成の打ち上げ。
パッソリーナという駅南のイタリア料理店へ。
パスタとピッツァをこれでもかというくらいに食べた。
どんどん運ばれてくるので(これはどんどん注文したからなんだけど)
どんどん食べた。ワインものんだ。
ゆっくりお話もできてよかったなあ。

帰り。同じ電車に乗ったバイト先のおねえさんと話す。
ミニスカのワンピとか、凝ったつくりのイヤリングとか、
何よりおねえさん自身すごくカワイイ。若い!
ちょっと緊張した。
(じつは誰と話すにしても一対一が苦手なのです。慣れたら大丈夫だけど。)
トンネルに入るとうるさくて声が聞き取りにくい。
会話は途切れる。沈黙。
だからそのあいだに何しゃべろうかな、と考えていた。
ちょっと酔っぱらったあたまでぐるぐるぐる。
「結婚しよう、っていうきっかけってなんだったんですか」など聞いてみたりした。

人と話すのってたのしいなあ、と思った一日だった。






金曜日は図書館へ行く


あたらしくなった城北図書館に行ってみた。
まだ本の数はそう多くないけど、雑誌がたくさんある。
建物がきれいで過ごしやすそう。(うわさによるとテラスまであるとか)

とりあえず利用カードをつくった。
私には図書館を利用する習慣がないので
まず借り方が分からなかった。
しかしここでそんなことたずねたら大変な田舎者だと思われるのではないか
館内を歩きまわりながらひとり心配する。
ほかのひとの借りる様子をチラ見
そのまねをして何とか本を借りることに成功。
これで私も図書館レディの仲間入り。
いやー最近の図書館ってハイテクなんだね。

『キネマへまねき』/フジモトマサルを借りて帰った。
回文+イラストの本。
回文がイラストを生かし、イラストを回文を生かす。
回文×イラスト=すばらしい世界。すてき!

イラストがいい。
一枚一枚じっくりみたり、ぱらぱらめくってイッキに読んだり
たのしめる本。

この本、ほしくなったけど絶版になったと聞いてがっかり。
(でも『ダンスがすんだ〜猫の恋が終わるとき〜』という本にリニューアルされたとか。)

フジモトマサルのイラストが好き。サイトもおもしろい!
小説すばるの「中村航コラムかなfeat.マサルサマ」も見逃せないぞ!

本屋さんにはあたらしい本があり
図書館にはふるい本がある。
(図書館にもあたらしい本はあるけど
私が読むような種類の新刊はたいていほかの誰かに借りられていることが多い。)
どっちも利用すれば、バランスがいいのかもしれないなあ。


寝る前、ガラナあめを食べすぎて眠れなくなる。






2006年10月25日水曜日

木曜日みつけた場所は


友達と出かける。
学祭用Tシャツをつくるため、その見積もりをしてもらいに。
浜松にはオリジナルTシャツをつくってくれるお店がいくつかあるけど
MTN.SELECTというお店はとくにいい感じだった。
話がすごく分かりやすくて、かわいい字を書くおにいさんがいる。
(字をみて「絵のうまいひとの字だ!」と思うことがあるけど、まさにそれ。)
私は来年就職したら営業もすることになる。
ここのおにいさんみたいな、感じのいい営業をしたいなあ…なんて思った。

デニーズで長居。
よけいなことをしゃべり過ぎたかもしれない。
だまっていることでいい状態に保たれる人間関係もある。

友達と別れて、ひとりになる。ちょっとふらふらすることにした。
ヴィレバンでしばらく歩きまわる。
ジョージズで猫型ポットをみていやされる。
かわいい…ほしい…。ときどきお店に見に行っちゃうくらい好きな顔。
ポクポンという人形が流行っているらしい。キディランドでみた。
願いを叶えてくれるんだって。(こういうの好きだな)けっこうかわいい。
でも、ふと「僕を愛してくれるなら 君を幸せにしてあげる」
というキャッチフレーズをみて、ぞっとした。ちょっとこわくないか?
そんな私は変わっているのかな。

勇気を出して
以前見つけた
ジャズ喫茶に入ってみた。
Tournez La Page
(トゥルネ ラ パージュ)というお店。
ぐるめ部ログのほうにも書いた。)
とても素敵なお店だった。
どこか日常と切り離されたような場所。
黒い革ばりのソファ。
つやつやの大きなスピーカー。
その上にはスクリーンがあって
古いモノクロの映画が流れている。
はしる男 はしるはしる
ころげるようにはしる
逃げているのか 何から逃げているのか
ひたすらはしる

音楽が、空間が、心地いい。
もちろん店員さんもいるんだけど
ほかのお客さんもいるんだけど
完全にひとりになれた
ような気がしていた。

いい場所をみつけたぞ。





『リセットボタン』/伊藤たかみを読んだ。
友達に借してもらった本。
私は自殺したいなんてけっして思わないけど
そういう気持ちも分かるような気がした。
リセットボタン…押してみたいと思うときもある。

――足踏みしている間に、現実が彼らに追いついてしまう。

この小説好き。
伊藤たかみのほかの本を読んでみたくなった。

私はいろんなことをあきらめているから
生きていられるのかな、なんてことを考えた。
もしもあきらめることをしなかったら、逃げることをしなかったら
リセットボタンを押してしまっていたかもしれない。
あきらめる、とは受け入れること。逃げる、とは行き先を変えること。


夜、ネットオークションで勝負。
どうしてもみたい映画のチケットを落札するために。
残り時間がなくなる間際、ものすごいいきおいで値があがりはじめた。
あきらめることにする。(たぶんただしい判断)
あとは残り時間がへっていくのを眺めていた。敗北。
おとなってこわい!(ライバルたちが大人かどうか知らんけども)
はあ…DVDでるのが待ち遠しい。






きりぬける水曜日


朝からゼミ。スプロール?する?
元気よく報告できること(すすんだこと)がなくて
もにゃもにゃ言ってきりぬけた。(こんなこと白状していいんだろうか)
学食でみんなとごはんを食べて、
その後はゼミ室でひとり、うだりうだり。

『少女七竈と七人の可愛そうな大人』/桜庭一樹を読んだ。
友達から借してもらったもの。
雰囲気あるイラストの表紙。

辻斬りのように男遊びをしたいな、と思った。ある朝とつぜんに。そして五月雨に打たれるように濡れそぼってこころのかたちを変えてしまいたいな。

なんかスゴかった。
お芝居のような小説。
馴染みのない言葉がたくさんでてきて
違う世界のことのようだった。
(小説なんだから違う世界なのは当たり前なんだけど)


ネットで買ったのが届いた。
『またたび浴びたタマ』
/村上春樹・友沢ミミヨ

回文の本。かわいい。
ほしかったのが手に入ってよかった。
ネットってすばらしい。
「またたび浴びたタマ」って
いきなりおもしろい。
タマはどうなってしまうんだろう。


完成された回文、それはそれですばらしいんだけど
一見わけがわからない、でもまわるにはまわった、
という回文も好き。
回文の意味を説明するのに
添えられている文章やイラストも含めて
とても好き。






火曜日の裏技にはウラがある


先輩とジョエる。がっつり食う。

ゼミ室へ。
メールをいくつか書く。その文面に悩む悩む。
メールの達人になりたいなあ。

詐欺に遭った。世の中こわい。
ネットオークションで映画のチケットを落札したつもりが
その商品は届かず、謎の詐欺マニュアルみたいなのが届いた。
あとのやりとりで運よく(?)返金してもらえたけど、とてもびっくりした。
落札してからかなり浮かれ気分だったから
あの浮かれ気分を返せ!というイキドオリでいっぱい。
やっぱり何か裏技を使おうとするとこういうことになるのだろうな。(反省)気をつけよう。

友達と後輩とで牛角へ。
食べ放題キャンペーンみたいなの
やっていたので
みんなでひたすら食べまくった。
ここでバイト中の友達は
ひたすらさわやか接客だった。
食べすぎて
うんうんうなりながら帰った。
でも肉はしあわせだった。

ゼミ室に戻る。
ちょっと本を読んでぼけーっとして帰宅。






月曜日のビールの力


…なにもしなくても日は暮れるのだ。
夕方近くになってようやくゼミ室へ。
ゆるゆるとチャリをこいで。

ゼミ室に行く、ということで安心しているだけなのかもしれない。
家でもできることばっかりだ。
でもそうでもしないときっと私は何もしない。


夜、友達の家へ。
彼は最近ビールをのむ練習をしているらしい。
缶ビール1本でそうとう酔っぱらっていておもしろかった。
「あつい、俺のreal faceがあつい」とか言ってて。
(real faceって何なんだ…。)
いつもおもしろいけど、また違うおもしろさがあった。
ビールってすばらしい。






2006年10月24日火曜日

日曜日の座敷ワラシ


朝から部活にでた。
まさかのバテ。なさけない・・・。
この感じやばい、と思いつつやっていたけれどスパイク練習のときに限界。
耳鳴りがする。指先がつめたくなる。視界がしろくぼやける。(…立ってられない!)
途中から、体育館の隅に座り込んで見ていた。
それがちょっと座敷ワラシっぽかったらしい。
(座敷ワラシにしてはでかすぎるかもね)

練習後、みんなで海平屋にてランチ。おもいで話に花が咲く。
辛口カレーを食べる。
すごい辛い、という噂だったけど、なんだ、フツーじゃないかと拍子抜け。
…けど、辛さはじわじわやってきた。(まいりました)
食べるのがだんだんとゆっくりになっていった。この辛さは蓄積型。
口がいたくなる。スプーンをもつ手が重くなる。

真夜中、大祭につかう絵をかいた。
(部活で模擬店(タイヤキ屋)をやるのです)
クレパスとポスターカラーを押入れの中から引っ張り出してきて。
あまりに長い間放置していたので
絵筆がくしゃくしゃになっていた。
絵を描くのも色を塗るのもとてもたのしい。
今回みたいな理由がなくても、なにか描きたくなってきた。


アマゾンから本が届いた。箱が好きだ。
『さかさ言葉「回文」のすべて』/まさに何様 闇から神谷
とにかく収録された回文の数がすごい。
外国語での回文とか
回文をつくるコツとか
著者がまもっている回文のルールとか
作品以外のところもおもしろかった。

著者紹介もまたおもしろい。
まさに何様さんが研究されているという
「ダダ・シュルレアリスムと回文の関連性」
闇から神谷さんが試みたという
コンピュータ辞書による回文の自動生成
どちらも興味深い。


『お買い得のクドい顔-レム色の回文-』

レム色というお笑いコンビのだしている本。
これがとてもいいあじだしてる。
わらえる回文に
脱力系のイラストが添えられている。
「折り曲げマリオ」とか
「コミカルイルカ巫女」とかつぼだな。

このレム色のおふたり、
ときどきエンタの神様や爆笑オンエアバトルにも出演しているらしい。
(残念ながら、私はまだ見たことがない)
次回爆笑オンエアバトル
10月27日(金)深夜24:00〜24:29
にでるかもしれないので、たのしみにしている。


あー回文っておもしろいなあ。
そして回文作家にはもおもしろいひとが多いなあ。






土曜日はやむをえずインドア


うっかり風邪をひいてしまった。
ぐずぐず、ぐらぐら、ほとんど家にいた。

ほんとはね、この日、伊勢神宮に行きたかったの。
まじで行こうとしてたの。(近くにあるという)赤福の本店にも…。
リベンジ、また日を改めてぜったい行ってやる!

友達におみやげをもらった。
トルコみやげ。
アップルティと
ぴかぴかのお茶セットと
ワイン。
もったいなくてのめません。







『イン・ハー・シューズ』をみた。
先輩から借りたDVDで。
靴がたくさんでてくる映画なんだろうなあ…
くらいにしか思っていなかったけど
イン・ハー・シューズ=彼女の立場
って意味があるのだね。
本編をみてからメイキングをみて
ああ、そういう意味でか、と思った。
いいドラマだった。
みんなどこか欠けたところを抱えながら生きている。
それすら愛おしいと思えるような。

映画の中で朗読されていた詩がとてもよかった。
いちばん好きなシーンもそれ。

でてくる靴はどれも素敵。

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ダスト・トレイル6のチケット予約をした。
無事とれた…よかった。たのしみ!
よぉし、この日までがんばるぞいろいろ。






2006年10月23日月曜日

金曜日のメガネ


ゼミ室へ。
回文(卒論のテーマ)について調べる。
(調べるというかまだないか、まだないか、と本を探している)

くわしそうな先生のところをたずねた。
相談してみたら「え、回文?」と目がきらん、とひかった。(ような気がする)
やっぱりことばが好きなひとっていいなあ。たのしい。
本や雑誌をどっさり借してもらう。
いきなり行ったのにいきなり参考資料がでてくるあたりスゴい。
親切にしていただいて、じぃん、となった。

坂の下にくだる。
ヴィレヴァンで買おうと思っていた本が、売り切れていてがっかりする。
ほしいと思ったときに手に入れないとなくなっちゃうな。

コンタクトを買う。あいかわらずのスピード検診。
眼科の診察時間ぎりぎりに行ったら、
もう先生が白衣を脱いでいてびっくりした。そのまま検診。
なんかよくわからんけど視力がわずかに(ほんとにわずかだけど)あがっていた。やりぃ。

エフバイジー(有楽にあるメガネ屋さん)へ。
あたらしいメガネがほしくて。
オレンジ色のフレームとか白フレームとか…ああ目移りする。
結局決めきれずに店をでる。
店内に「メガネ男子」が置かれていた。
なんでかはずかしくて手にとれないんだよね、この本。
でもすごく気になる。
そうだよ!メガネがすきなんだよ!

そのとなりに「ガールズメガネ」という本が置いてあった。
メガネ女子もキてるのか。
いいことです。
これちょっとほしい。






谷島屋へ。音楽と人、を買う。
やや金欠気味なのでどうしようかと思ったけど
丈さんの連載を何度も読み返したかったこと
(これいつか書籍化してほしいなあ)
素生さんのインタビューを落ち着いて読みたかったこと
コーネリアスの顔がすきだ、と思ったこと
表紙(吉井さん)がカッコよかったこと・・・
いろいろあって買ってしまった。
ブラックモンブラン(アイス)で当たった図書カードを使って。
(なんだかんだ言ってお金あんまり使ってないんじゃないか…)
音楽雑誌(ロッキンオンジャパンとか)読んでて思うのは
インタビューがすごくおもしろい。
すきなひとのことだから
私がとくに興味をもって読んでいる、というせいも少しはあるかもしれないけど
ぐっとひきこまれるものが多い。
(そんなえらそうなこと言うのも恐縮なんだけど)
訊き方も書き方もめちゃくちゃうまいなーって思う。
どんなひとたちが書いてるんだろう。気になる。

ゼミ室に戻る。友達といっしょになる。
話をしたりそれぞれのことをやったり。
夜ごはんは、ほか弁で買って食べた。






ひっさびさの木曜日


ひっさびさの部活。
「部活いってもいい?」と後輩にメールすると
「いいとも!」と返ってきたのでちょっと笑った。
お昼休みはウキウキウォッチングノリ。

久しぶりすぎてテンションの調整が分からない。
いきおいあまってランニングを2倍やっちゃったりする。体力ないくせに。
しかしからだが重たすぎる…。

たのしかったなあ。
行ける日はどんどん行こう。

「今しかできないから」なんてかなしいことは言いたくないけど
でも今だからやる、ってこともたくさんあるよね。






2006年10月21日土曜日

泣く水曜日


朝からゼミ。ほかのひとは取材で出かけていたので、ふたり+先生だけのゼミ。
卒論のテーマ変えたいというのを、はっきり言い出せず
うにゃうにゃうなっていると
友達がたすけてくれた。ナイス・アシスト。ナイスすぎる。
先生に怒られてしまうかもしれない…とびくびくしていたので
友達がその話をはじめたとき「おいコラ、言うなや」と思ったくらいなんだけど
言ってくれてよかった。ほんとうによかった。
彼はさいこうのパスをだすな。
と、いうことでテーマのがらり変更成功!
(いや、これでうまいこと書けるまで成功とはいえないか。がんばろう。)

何でも言ってみるものだなあ。
何でも言わんとはじまらんがね。

週末がAO入試、ということで
ゼミ室をそうじした。業務用(風?)の掃除機をはじめて使った。

学食が混んでいたので、Uターンしてナカノへ。おいしい。
沖縄の話など。私もどこかとおくへ行きたい。

ゼミ室であれこれ。本をさがしたり注文したり。

ふらり映画。
レイトショーで『涙そうそう』をみる。
麻生久美子をみにいったのだけど
映画もとてもよかった。
なみだがだらだら流れた。
流れたなみだが頬をつたって首元まで。
そういえば最近泣いてなかったなあ。
(とくに泣くようなことがない)
エンドロールが終わってもなみだが乾かず
顔を隠しながら帰った。


夜、ゼミ室に戻り、のち友達の家へ。おでんミーティング。
最近のことを言い合う。(私ばっかりしゃべってしまった気もする。)
この友達はそのまま(夜のうちに)九州へ。
彼女の動き方にはすさまじいものがある。究極の‘やっちまう’タイプだ。






火曜日は徹夜明け


前日、徹夜する。
生活リズムがくずれにくずれ、ついに完全な昼夜逆転。
もうどうにもこうにも…と思っていたので
一発逆転!徹夜でリセット、を決行する。
夜はね、やることがたくさんあるのよ。
ごそごそ、ひとり、なんやかやあそんでいたら
すぐに朝のニュースの時間になった。

日差しが痛い。

ゼミの友達と学食へ。
服装(トムソーヤ・スタイル)をほめられたので、勝手にごきげんになる。

4年になってから、大学に知らない人が増えた。
シュウカツを終えて大学に戻ってきたときすごくつよく感じた。
まああたりまえといえばあたりまえかな。
だから学食に行っても「みない顔ばっかりだな…」とさみしくなっていたけれど
もう最近はこの(知らない顔ばかりの)風景にも慣れた。


ゼミ室。
前日に思いついた卒論の大胆なテーマ変更を打ち明ける。
しぶい反応。
「やっぱそうだよね」「やっぱり変えないでがんばってみる」
人の反応をみて、自分の決定をころころ変えるこの気弱さ。
自分のいやなところのひとつ。






2006年10月13日金曜日

体育の月曜日


体育の日。

新聞社のバイト。
体育の日だから、地域のスポーツ大会なんてあちこちでやってそうだし
やることたくさんありそうだな…ってびびっていたけど、さほど多くもなかった。
すごくはやい時間に終了。

途中、かかってきた電話にテンパった。
え、なに、どういうこと?って。汗かいてしまった。
「ということは…あの…私はどうすればいいんですか」なんて言ってしまった。
話の読めない女。
そのあとのやりとりでなんとか意味が分かって、どうにかなったけど…。
もっとしっかりしなくちゃな。

翌日が休刊日だったので、社内はいつもよりもがらんとしていた。
しかし北朝鮮の核実験。(なんてことだ…。)
ながれるテレビニュースが、気になってしょうがなかった。
その号外をだすということで、忙しそうにしている方もいた。
事が起こってから、号外がでるまでってこんなにはやいのか。おどろいた。
(どんだけ文章うつのはやいんだ…)
そのできたての号外をみせてもらった。
ああ、世界はどうなってしまうんだ…。(というのが率直な感想)






2006年10月9日月曜日

日曜日は芋をロックで


午前中を寝てすごした日曜日ほど
あとあじの悪いものはないね。
(前日、家に帰ってきたのが朝だったので
結局へんな時間に眠ってしまった。)

夜、友達とのみに行く。話したいこともあったので。和地山の扇屋。
「わたし芋をロックでいきたい気分なの」。
彼女の、ふいに言った一言が強烈だった。素敵。
ふたりで焼酎をのんだ。私のは水割りだけど。
祝日前の混みあった店内で、ゆっくり話をした。






土曜日の出会い


就職先の内定者懇親会で、横浜に行ってきた。
久しぶりのスーツ。
ヒールを履くのもごぶさただったので、
歩き方がいつも以上にけっこうあやしかった。かくかく。

本社にてお話。
自己紹介ではマイクを持つ手がふるえた。(そう、私はあがり症。)
緊張しすぎて、オール・アドリブ。
あたまにまわっていないことばたちが口からでていく。
文章が終わらない。(「〜なんですけど」「〜ですが」ってもう話がくるくるまわる)
典型的だめなスピーチ。ああ・・・。
ほかの子たちはすごくうまくしゃべっていて、私は本気で拍手した。
みんなキャラつよそう。おもしろそうな子ばっかりでうれしいな。

それから近くの居酒屋でのみかい。
とりあえず席が近くになった子たちとしゃべってみる。
初対面だけど…そわそわするけど…たのしい。
福岡近辺の出身者と盛り上がったり
(博多弁のイントネーションは、きいていてとても心地よかった)
デザインを専門にやっている子が自分の作品をみせてくれたり
(おもしろいことやってるなあ、と感心)
社員の方にお仕事のことを聞いたり
いろいろいろ。
時間がとてもみじかく感じた。
たのしい時間はあっという間、というしなあ。

たくさんいたので全員としゃべることはできなかった。
(名刺とかつくっていけばよかったかもしれん。)
もっとしゃべりたかったなあ。次回がんばろう。

最終の新幹線にぎりぎりで乗り遅れる。(なにをやっているんだ!)
(夜おそすぎてなにもない)横浜駅をふらふらして時間をつぶし、
ムーンライトながらで帰宅。
半分眠りながら電車に揺られる。

浜松駅に着いたのが3時半くらい。
街にはびっくりするくらい人気(ひとけ)がなかった。
がらん、という感じ。(夜中ってこんなにさみしかったっけ)

タクシーに乗ったら、運転手さんに
「いつもお仕事こんなに遅いんですか?」ときかれた。
なにやってる人にみえたかな。

そのまま眠れそうもなかったから、コンビニで
minaとグレープフルーツジュースを買って帰った。






2006年10月7日土曜日

照らされた金曜日


雨がざあざあ。

ゼミ室でバイトのことなどする。
ちょうど友達と居合わせたのでぽつりぽつり、話す。
「最近ね、どうしたって寝なくちゃいけないってことが分かったんだよ。
ほんとはあんまり寝たくないんだけどね」、という話を友達にしたら
・・・「歳とったね」と言われた。
でもかく言う友達もそのことにはずっと前から気づいていたらしい。
夜寝なかった分は、かならずどこかでとりもどしているんだよな。

『薬指の標本』/小川洋子を読み終えた。
バイト先の子がすすめていたので、読んでみた。
すき。うつくしい話だった。
浮かぶのは淡い色なのに
すぐそこにあるような現実感。
ひやりとするつめたさを感じた。
あやういのに、こわいのに、
どうしようもなく惹かれてしまう。
私もこういう世界に近寄ってみたいなあ。

映画化するらしい。これも是非観たい。

「自由になんてなりたくないんです。この靴をはいたまま、標本室で、彼に封じ込められていたいんです」

同時収録の「六角形の小部屋」もよかった。
小川洋子のほかの小説も読んでみよう。きっと好きだと思う。

ソファで本を読んでいたら、そのままうつらうつらして、眠り込んでしまった。
気がついたら夜。窓から入る風の冷たさで、目が覚めた。

中秋の名月。
雨降りだったからみえないかと半ばあきらめていたけれど
夜になると、しっかり月がでていた。
ピカッとひかっていて綺麗だった。つよさをもったうつくしさ。
こういうつよい光をもった月を以て
「月が照らす」というんだろうな、と思った。






フセンだらけの木曜日


バイトで静岡まで。編集会議。
じゃんけんに勝って議事録担当になる。
(こういうのは大阪じゃんけんというんだったなあ)

つい最近までつくっていた号ができあがる前に
つぎの号の話がかたまっていく。こういうものなのか…。

余談。権力闘争のなかでどう泳いでいくか、という話になる。
「そういうのってどこでもあるんですか」とおどろいていると
どこでもあるよ、今の大学生活なんてまぼろしのパラダイスだよ、と言われた。
経験豊かな人ばかりですここは。
会話のすみずみまで、勉強させてもらってます。

電車にゆられて帰宅。電車はいいなあ。
のんびり、のんびり。

家に帰ってから。
あまりにやることがたまっていて(勉強のこともそうでないことも)、
あたまの中がぐちゃぐちゃ、うわーーーってなる。
PCのディスプレイのまわりに
やることメモしたフセンをぺたぺた貼ってみた。
こうやって、フセンをつくっていると、あれもこれも思いついていく。
やらねばならぬことにやりたいことまでプラスされて、フセンだらけになった。
やり終えたらぺりっとはいでいく。
それは気持ちいいんだけど、なくならないんだよなフセン。ううむ。






じたばたする水曜日


朝からゼミ。現状報告。焦る。
自分だけがこんなにも遅れている。(というか何ひとつすすんでいない)
先生が「ちょっとだけみえたね」と言ってくれたのが救いだけど
やっている自分はというと、少しも先がみえていない。

近くの広告会社の社長さんに、お会いしに行った。少し緊張。
SNSについて話す。ほとんど講義をしてもらった感じ。(感謝)
お話をしてもらう中で、ことば自体知らないものがいくつかあって、アタフタする。
私ってなんてばかなんだろう、と思った。
(私の)意見を聞きたい、と言ってくださっていたのに
ほんとにぜんぜん分からなくて何も言えなかった。
もらうばっかりになってしまった。
これはいけない。何か返したい・・・。

ゼミ室にもどる。
くわしい友達にマーケティングの本を借りる。
私にはそういうの、関係ないって思ってた。(本気で)
つめこもうとしてぱらぱらめくるも、全然入ってこない。うぬー。
必要なときにおぼえればいい、と思いたいけど
必要なときに分かってなかったら気づけないじゃん・・・。
それからじゃ遅いじゃん・・・。なんとかしなければ。

すこし前から
『ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる』
/梅田望夫
を読んでいる。
今までなぜか読もうとしなかった本。
がつんと流行ったときにそれにノって読んでおけばよかった。
(こういう本を避けてどうするんだよ・・・)
知らないことだらけだ私。
読まなきゃって気持ちから読みはじめた本は
なかなかすすまないものだけど、
これはおもしろいから読めるなあ。


なんだかぐったりしてしまって
お隣のゼミ室におじゃまする。
アンケートに協力したりしつつ、おしゃべり。
そのまま夜ごはんに行った。ジョエる。
長い目でみた将来計画について(○○歳までにこうする、とかこうしたい、とか)
みんなで冗談っぽく話していたんだけれど
本気で考えておいたほうがよいな、とあとで思った。






停滞する火曜日


ゆるゆるとゼミ室。くるしい。
「なにをやっているんだ」と責め立てる自分はいるのに
「もうどうしたらいいんだよ」と悩む自分はいるのに
「よしやってやる」とすすめていく自分がどこにもいない。
「やったろうやないか」と燃えている自分すらいない。
こんなんじゃ、つまづきようもないじゃないか。どうしよう・・・。

久しぶりに生協の2階へ。本を買いに行く。
いっしょに読書のいずみをとってくる。
中村航のインタビューが載っていたから、読みたかったの。
思っていたよりもずっと長いインタビュー。(ラッキー!とってきてよかった)
とてもおもしろかった。

おぼえておこうと思ったこと。(インタビューから抜粋)
・・・
 でもモノを作るということへの自信というか、確信はあった。それは理解されるかどうかは分からないけど、第三者的な自分が満足できるモノは作れるという確信。またその第三者的な自分が、ある程度本当に第三者的であれる自信ですね。
 何が面白いのか分かるっていうことはすごく重要だし、創作の態度、車で言えばエンジンとハンドルの部分だと思うのだけど、エンジンの方はもう行くんだ、書くんだ、作るんだというポジティブな情感を持つ。でも操舵する部分では、すごく冷静に自分の書く物や作る物を見なければいけない。時にはネガティブに自分にNoを言う。
・・・






変わりたい月曜日


家にいた。

やることがたくさんあるのに、ちっともすすまない。
夏休みの宿題みたいにして「これをやれ」と
誰かにだしてもらわないと何もできないのか私は。

『国境の南、太陽の西』/村上春樹を読み終えた。

ところどころに「僕」と自分との不安の重なるところがあって
小説におもしろさを感じながらも
ちょっと、痛かった。
私はまだそれほど長い人生を生きてきたわけではないけれど
それでも、わかるところはあった。


以下、すきなところ。
(ほんとはもっとたくさん抜きたいところがあったんだけど一ヶ所だけにした。
ページにしるしをつけたところがたくさんある。
とてもいい話だから、小説ぜんぶ、ぜひ読んでほしい。)

・・・
僕はこれまでの人生で、いつもなんとか別な自分になろうとしていたような気がする。僕はいつもどこか新しい場所に行って、新しい生活を手に入れて、そこで新しい人格を身に付けようとしていたように思う。僕は今までに何度もそれを繰り返してきた。それはある意味では成長だったし、ある意味ではペルソナの交換のようなものだった。でもいずれにせよ、僕は違う自分になることによって、それまでの自分が抱えていた何かから解放されたいと思っていたんだ。僕は本当に、真剣に、それを求めていたし、努力さえすればそれはいつか可能になるはずだと信じていた。でも結局のところ、僕はどこにもたどり着けなかったんだと思う。僕はどこまでいっても僕でしかなかった。僕が抱えていた欠落は、どこまでいってもあいかわらず同じ欠落でしかなかった。どれだけまわりの風景が変化しても、人々の語りかける声の響きがどれだけ変化しても、僕はひとりの不完全な人間にしか過ぎなかった。僕の中にはどこまでも同じ致命的な欠落があって、その欠落は僕に激しい飢えと渇きをもたらしたんだ。僕はずっとその飢えと渇きに苛まれてきたし、おそらくこれからも同じように苛まれていくだろうと思う。ある意味においては、その欠落そのものが僕自身だからだよ。僕にはそれがわかるんだ。
・・・
(文庫版P.291L.10〜)


私は大学に入って(静岡にきて)何か変われただろうか。
就職して(関東のどこかにいって)変われるんだろうか。

何より、いま、変わりたい。
抱えすぎている‘欠落’、を自分からひきはがしてしまいたい。
その‘欠落’が自分自身ならば、その自分が変わるしかないな。






暗がりでたのしむ日曜日


10月になる。(はやい!)

新聞社のバイト。
妄想話でもりあがる。
(もりあがっていたのは私だけであろうか)
かっこいいひとをみると、しあわせ。
毎日、毎週、勝手にしあわせいっぱいだな私は。

バイトが終わってから、先輩と友達が家にあそびにきてくれた。
部屋のメインの電灯がこわれたままなので、薄暗い部屋で過ごすことに。
ろうそくに火をつけてみたけれど、あんまり明るくない。
(はやいとこ何とかせんとなあ・・・)

薄暗かったけど、えらくたのしかった夜。
お酒もはいっていないのにテンションは高めで。
先輩のあこがれの人の名前をネットで検索してみる。
なんかたのしいなこういう作業。
私はふたりに自分のすきなものをしつこいくらい紹介する。
すきなバンドのライブ映像やPVをみせては
「カッコいいでしょ?」「カッコいいですよね」とみとめさせようとする。
明け方までしゃべりとおす。

そんなこんなで、いつの間にか外が明るくなっていた。
人が帰ってしまうときは、いつも少しさみしい。






ムーンライト土曜日2


ライブが終わってからも、夢見心地。
駅までふらふら歩く。
渋谷は人であふれていた。もうどっぷり夜なのに。

ムーンライトながらで浜松に帰った。
鉄道の日記念きっぷを使う。
(存在は知ってたけど使ったのは今回がはじめて)





車内では、コンビニで買ったお酒をのみながら、本を読んでいた。
電車の中でお酒をのむなんて、たぶん22の女はやってはいけないと思う。
なんかひとつハードルをこえてしまったな・・・。
でもね、なんでもやってみたい気分なの。

anan(キオスクで買った)を真剣に読み込む。
恋愛成績表、という特集がテスト形式になっていたので、
ペンを片手にまじで書き込んでみた。
テストによると私は
恋愛臆病タイプで(あたり!)
しなやかな超大人タイプで、双方向の関係性を築けるタイプで、(お)
成功が続けば最強タイプで(いいのやらわるいのやら)
キャンパスアイドルタイプ(あいされたい・・・)
なのらしい。おうおう。

ひとり、ながら、たのしい。

浜松からはチャリで帰宅。
ひんやりとしている明け方の空気は、とてもすがすがしかった。秋だ!






わくわくするのは土曜日1


東京へ。TMRB3(GOINGのファンクラブイベント)
@Shibuya DUO Music Exchange。

待ちに待った、この日。
ゆめのよう!


わくわくするのは
どきどきしながら
はらはらするから
きみとぼくとで


手づくりで。気持ちがあって。メンバーが近くて。
わくわくしっぱなし。まさにファン感謝デー。
私はGOINGのメンバーに大感謝です。
もう、たのしくてたのしくてたのしくて。気持ちがいっぱいだった。

ライブがさいこう。
これ聴きたかった、そんなすきな歌がたくさん次から次に。
「メタルジャガー」、はじめて聴いた。
ナカザすてきだ・・・廃盤だなんてもったいない。
ぜひとも再発売してほしいなあ。

メンバーのだしものは、やりすぎだよ!(笑)ってくらいにおもしろかった。
(でもいろいろみられてすごくうれしかったな)

丈さんの弾き語りライブに、ぎゅっとなる。
網膜に、鼓膜に、いま焼きつけ!と念じていた。
私はきっと、このひとに恋をしているな・・・。
(次回のダスト・トレイル行きたいなあ…でも行けるかなあ、どうかなあ。。)

オリジナルカクテル
『レッドサワー』(ナカザの)
『震えるほどアポロ』(素生さんの)
『ノラトニック』(丈さんの)をのんだ。
どれもネーミングがすてき。
すみずみまでたのしい。

ライブハウスにいる人たち
ここにいる人たちみんなGOINGだいすきなんだ
と思ったら、それでまた、たのしい気持ちになれた。とてもいい雰囲気。
人見知りの私だけれど、隣の席のおねえさんとも、少しお話できた。

さいごメンバーみんなに握手してもらったときはカンゲキで
ことばがことばにならなかった。
いっぱい言いたいことがあるのに!
そうだ、手紙を書こう。






金曜日のC


チャリ屋さんへ。ライトを修理してもらいに行った。
ライトがつかなくなっていることに、おまわりさんから注意されて気がついた。
(最近みまわりが強化されているらしい。)

ばかなことしよう企画。
前のバイト先(塾)の人たちとおこなわれたケーキ会。
スイマーにしてバンドマン、ドクターの卵の先輩。
ヴィジュアル系好き、するどいツッコミ、家では鍵盤に向かう素敵な趣味の後輩。
サッカー好き、ギター練習中、いつもたのしく元気いっぱいの後輩。
みんな濃い。じつはかつての伝説、レアのみのメンバー。よく考えたら全員ちがう歳。
後輩の子と自転車でケーキ屋さんから回収してきた。ぜんぶキルフェ。(ぜいたく!)
ケーキってたくさんあるとかなり重たい。
しあわせな重み・・・でもフラフラしてたいへんだった。
私が箱をあちこちぶつけてしまったけれど
ケーキは無事だった。ああ、よかった。。。


みんなで食べた。後輩の子のお家にて。
せっかくなのでホールになるように
並べてみた。
いろいろあってシアワセ。
みんなでザクザク食べる。
わらいがとまりません。



とてもおいしくいただいたけれど
数が数だけに(4人でこの数だぜ)
途中から
「塩辛いものが食べたい」
「味噌汁がのみたい」
という声が増えていった。


ばかなことをするのはほんとうにたのしい。



その後輩の子のお家で、夜中までおせわになる。
音楽を聴いたりしながら。
その子がギターを持っていたので、ちょっと触らせてもらった(カンゲキ!)
本をみながら、Cっていう音がやっとだせるようになった。
うれしくてCばかりくりかえす。じゃーん(C)。じゃーん(C)。・・・じゃーん(やはりC)。
「それ、その音」「今の感じ」と言われてはしゃぐ。
後輩の子が少し弾いてくれた。
ちゃんと曲になっていた。すごい!
ギターってそうとうむつかしいんだなあ。
これを考えたら、いつも聴いている音楽のギターなんてほんとすごい。
おもしろいなあ、ギター。やりたくなってきた。

明け方に帰る。はずむ足どりで。