2008年10月31日金曜日

はぐれ願望


はぐれたい。



何から?
だなんてきかないで、ね。






2008年10月26日日曜日

あかるいほうへ


だれか
だれか
だれか







2008年10月23日木曜日

秋の夜長でも足りない


明日はおやすみ。でも可燃ごみの日だから
はやく寝なくちゃとは思っているのだけれど
こうやってずるずると夜更かしをしている。
どうでもいいけどわたしの住んでいる地域では
‘燃えるごみ’のことを‘燃せるごみ’という。ごみ袋にそう書いてある。
もせる?
燃やせる、ということなんだろうけど、なんかしっくりこない。
この違和感を、こっちに引っ越してきた頃、だれかに言いたくてしかたがなかった。


とけてしまいそうな秋の日差しです。
車の窓を全開にして、つめたい風に吹かれるのもきもちいい。
朝いつも決まった地点の信号待ちで、
黄金色に染まった田んぼを眺めるのが日課。
刈り取られて、何もなくなる日がくるんだな。ちょっとさみしい。

夜はさらにひんやりする。
ちょっといじわるな気持ちになって246を走る帰り道。
サディスティックにアクセルを踏んで。

帰りに本屋で寄り道。サイフを小銭入れまでほぼからっぽにした。
なくなるまで使いたくなってしまうのはわたしだけかな。


引越しの必要。

今。わたしの住んでいるところと働いているところとは少し離れている。
通勤時間がもったいない。

しかし引っ越すかどうかだいぶ迷っている。

いいこと@引越し
◎通勤時間の短縮…時間に余裕ができる。
・交通の便…東京に近くなる。
・仕事しているまちで暮らすということ。
・新しい暮らし。リセット。
・のめる。

わるいこと@引越し
・交通の便…東海道線、新幹線を使いにくくなるのがいたい。
・仕事しているまちで暮らすということ。
・お金…引越し費用。家賃(今のところがだいぶ安いので上がる可能性大)。
・めんどう。
・映画館がない。ヴィレバンがない。タワレコがない。

その他
・ちがうところへ異動になる不安。
・ひとり暮らしだし引越しもかるがる、動かしやすいと思われやしないか。
(まあ実際そうなんだからしょうがないか)。

このあいだおかあさんが
「もっと近くに引っ越して、いま通勤に使ってる時間で勉強しなさい」と言っていた。
いったいなんの?とそのときは笑ったけど、
勉強しなきゃいけないことばかりだよね今。さらに。
教科書もドリルも参考書もだれも与えてくれないから、
それを自分で探すところからはじめないと。
やっぱすげぇよママンは。

もうすぐ今のアパート2年。決断のときだなあ。


かばんがほしい。
一眼レフが入るやつ。
わたしはもっと連れてまわりたいんだけど、
なかなか持ち運びに不便。
カメラバッグはちょっとなあ。
肩かけかばんで、丈夫で、カメラの入るやつ。
それでサイフとか携帯とか本とかも入るの。ないかな。

というか、普段から写真をぱしゃぱしゃ撮っているひとって
カメラをどうやって持ち歩いているんだろう?


これからイベントが盛りだくさんだな。

11月半ば、箱根へ小旅行に行く。
それが非常にたのしみ。
もうガイドブック的なのを3冊も買ってしまった。
タビリエ、ことりっぷ、箱根小田原Walker08年版。

平塚、シーモのライブ、浜松(仮)、辻堂、…。まだまだ貪欲にあそぶ予定。
気分が滅入るときはあそぶに限るのです。出かけよう。

凛として時雨のツアーに行きたいな。チケット・・・手に入らないかな。

本気寿司したい。
うまけりゃいい屋(神奈川県足柄上郡大井町)にどうしても行ってみたい。

ところで『蜷川実花展―地上の花、天上の色』に行きたいのだけれど
だれかいっしょにどう?(とブログでひかえめに誘ってみるテスト)。

映画は近場でみよう。
すごく観たい『容疑者Xの献身』『蛇にピアス』
        『櫻の園 さくらのその』『ブーリン家の姉妹』『ICHI』『ラブファイト』
やや観たい『私がクマにキレた理由』『まぼろしの邪馬台国』『ハンサム★スーツ』
…ぜんぜんしぼりきれてない。。


ツタヤのマンガコーナーのポップ「かもすぞー」っていうのがつぼだ。

『シマシマ』??/山崎紗也夏がおもしろかった。
眠れない女性たちに添い寝相手の男を派遣する‘添い寝屋’の話。
いいねぇ添い寝。

気になるマンガがいっぱいある。
品ぞろえのいいネカフェに行きたい。
少女マンガを山ほど読みたい。


中村航の新刊がたのしみでしかたない。
『僕の好きな人が、よく眠れますように』。
10月30日発売だって。






2008年10月19日日曜日

先週末のこと


小田原駅の新幹線の待合室で、先輩に会ってきた。
涙を許す会。(先輩の日記から拝借。これいいですね)。
あると思っていたスタバがなくてびっくり。
(※改札の中にスタバがあるのは浜松駅だった。)

お互いの毎日のことを話す。
それわたしも思ってた、と共感のあらし。
先輩を前にすると、何も考えなくてもたのしい話ができるわたし。
自分がどんどんつまらなくなっていくのを止められずにもがくこの頃だけど
でも、それもわたしだけじゃない。

「つまらない人間になってゆく私を見捨てないでね(笑)」
と、あとでメールがきた。
「こちらこそ」。

またゆっくり会いましょう。あの馬鹿みたいな夜に帰りましょう。


久しぶりに浜松へ行ってきた。

改札を出た瞬間びっくり。ひとが多すぎる。
ざわざわざわ。浜松ってこんな街だったか?
イベント開催中だったらしく、
街のいたるところで音楽が鳴っていた。

時間があったので、ひとりであちこち歩きまわった。
なくなったもの、新しいもの、ごちゃまぜ。変わるもんだね。

友人に会った。仕事の話などする。
お気に入りだったトゥルネラパージュへ。
あいかわらず素敵なお店。
会わないあいだに彼の煙草が増えたことを知らず、
禁煙の店を選んだことはちょっと申し訳なかったかな。

大学へ向かうバスの中でも歩いている途中も「この道なつかしいね」とか言いながら。
たかが1年半で。なつかしさ過剰。

学部の同窓会。院に進学した同期もたくさんいてうれしかった。
話を聞くところによれば、来年から神奈川・東京勢が増えそうでたのしみ。
あそんでください。
同窓会って「何期生?」「学科は?」
っていうだけで誰にでも話しかけられるからラッキー。
たまたま声をかけた学部生と音楽の話になり
いきなり「凛として時雨が好き」と言ったら
「まじっすか!俺もっス!」という展開。ミラクルすぎる。
「なんか意外ですよね」と驚かれる。
初対面なのに。
ひとを見た目で判断しちゃいかんぞ若者。
いろいろ話していると「何か(楽器)やってたんですか?」ときかれる。
「いや、とくに何も」。しーん。
彼はドラマーだそうだ。かわいい子だったな。
同期に「元気でしょ?」と声をかけられた。
元気?じゃないんだ。元気であること前提なんだ・・・。

にこまん馬へ。
卒業式のあとで号泣した店。
あいかわらずのすてきな空間と美味しいお料理とお酒と。
あんないい店そうないよ。
大将に顔をおぼえていただいていてうれしかった。心ほどけるあの笑顔。
また絶対行こう。

友人とさらに話す。
「はるちゃんは繊細だからね」
「意外に頑固だからな」
「いますげぇめんどくさくなってるでしょ、
誰からも好かれようとするからだよ」
彼から見えていた(見えている)一面もわたしの一部なのだろうけれど
それは誤解かもしれないけれど
だれかがわたしの一面を見てくれているということがうれしい。
友達ってだいじだ。

深夜の和地山公園へ。
ガリガリくんを食べながら、パンプスでざくざく歩く。
しん、と静かで星がきれいだった。
ただなんかこわかった。人影にびくびくする。
学生時代はぜんぜん大丈夫だったのに。
変わったのはわたくしのほうですね。

大学に戻ると、グラウンドで野球をやっているのが遠目にみえた。
真夜中に元気だな。

この日は大学内の宿泊施設?に泊めていただいた。ありがたい。

翌日。

朝から大学内をうろうろする。
日曜日だからひとが少ない。
情報棟のウラでジュースをのんでいると
同窓会の幹事をやってくれていたひとがゴミを片付けているところに会った。
イベントを見えないところで支えているひとがいたんだよね。感謝。

歩いてアボンダンスにお菓子を買いに行った。
お洒落で鮮やかな色のケーキがショーケースに並んでいる。
宝石みたい。夢みたいなの。

ゼミの後輩に会った。雰囲気のいい飲茶・点心のお店氷箱里でランチ。
それはもうかわいくて、しかも作文の上手な子。
わたしで何か力になれるんでしょうか、とドキドキ。
後輩のシュウカツ・わたしの仕事の話をする。
自分は何がやりたいのどこに行きたいの、
というのは永遠に続く問いかけのような気がする。
わたしもいっしょに考える。自分のことも考える。
応援してます、がんばってね。
チベットミルクティーがあまくておいしかった。

バイトの後輩に会った。
「男の子の部屋」をコンセプトにした(らしい)カフェトロンバで夕ごはん。
ぴかぴかの1年生だったあの子がもう卒業なんだもんな。はやいはやい。
あいかわらず(無茶なくらい)充実の毎日を送ってるようで・・・。
バイトのあとによくのみに行った話とか、なつかしかったな。
「ホントあれで大学生活の楽しさをおしえてもらったっていうか・・・」
うれしいことを言ってくれます。
「焼酎ははるちゃんにおしえてもらったんです。
だから今でも芋しかのまない」。
ああ罪深い。
わたしたちがのみ代を多めに出したりしたとき、
遠慮する彼女に「後輩ができたときにまた同じようにしてくれたらいいから」
とわたしが言ったことがあって
それを彼女がいま後輩に言っているらしい。なんか感動。
(わたしも自分の先輩に言われてきた)。
またいっしょにのみたいな。
来年から関東であそべるの、たのしみにしてるね。

新幹線の終電がまだまだあったので、
ひとりのみに挑戦しようと思い立つ。
肴町のbar45−2(ここすっごいかっこいいの!)へ行ってみたけれど
開いてなかった。時間がはやすぎたのかな。

しょうがないので新幹線の中で、缶ビールをのんだ。
キオスクで買ったウナギの骨齧りながら。文藝を読みながら。


近いもんさ。
あなたに会えるのであれば。






秋だからね


秋はいろんな欲が旺盛になる。
たくさん食べてしまうのも買ってしまうのも
「まあ、秋だからね」
で片付けていい。(わたしルール)。

先日。横浜で、いっぱい買い物をしてしまった。
さくさく歩いて、てきぱきと買っていく感じ。
何か決まっているのかのように。
お金を使うのが好きすぎる。
一日で使った額を計算するのがこわい。
カードもってないから単純にサイフの中から減った金額なんだけどさ。
靴を2足買った。
服・本もざくざく。
やっぱりジーナシス好きだなあ。あれもこれも欲しくなる。
めちゃくちゃかわいい店員さんの笑顔に溶けそうになりながら。
セールストークじゃなくて笑顔だけで買っちゃいそうなそんな笑顔。


先日。焼肉を食べてきた。
「重い話になっちゃうかもしれない」と前振りがあったので
ちょっと覚悟して行ったが、そうでもなかった。
そんなもん、と思ってしまった。
自分にそんなに余裕がないことに気づいた。
ごめんね。
ひとを慰めたり励ましたりすることで満足感を得られるはずだと
ひそかに期待していた自分がいやになる。
ところで。
「給料日前に焼肉」。
食べながら、今まさにそれをやっているのだなあと思いついて
なんかそれがおかしくてひとりで笑う。


先日。先輩たちがウチに泊まりにきてくれた。
食材を買い込んで、みんなでお料理。
わたしはほとんど何もやっていない…。(末っ子ですんません!)
にんにく入りごろごろ野菜のカレーライス。
納豆の油揚げ包み。大葉と豚肉とチーズのくるくる。
はんぺんはむはむ。イカの塩辛。たこわさび。
わたしの小さなコタツ机の上がにぎやかになった。
のんだり食べたり。止まらない話。
どうしようもない睡魔に襲われてそのまま寝てしまった。
もったいなかったな。

朝、目が覚めると
チューハイの缶やからっぽのお皿でいっぱいの机の上に
コンタクトの保存液もいっしょに並んでいて
その背景には朝のひかりがぼんやりと洩れて入ってきていて
なんか学生みたいだな、となつかしくなる。
学生だった頃もよかったけれど
「学生みたいなこと」ができる今もすてき。


川崎で友達ふたりに会ってきた。うれしい。
また「久しぶり」になってしまった。
がんばればいつでも会える、というキョリにいるはずなのに。
むしろその安心感に遠ざけられていたのかも。
旅先でスニーカーを買って履き替える自由なあなたも。
あたまの上から足元までおねえさんになっていたあなたも。
変わったことも変わらなかったこともすべて含めて、あいしてんぞ!
また会おうね。


短歌がおもしろい。
『回転ドアは順番に』/穂村弘×東直子を読み終えた。
恋愛問答歌。ふたりのやりとりにドキドキしちゃう。

眩しくて 何も言わないゆびさきに触れる理由を考えていた

観覧車昇るよきみはストローをくわえて僕は氷を噛んで

ゆびさきの温みを添えて渡す鍵そのぎざぎざのひとつひとつに

好きなのはいっぱいあるけど、とくに好きなのを。
お洒落だなあ。









おみとおし


わたしのすべてはみられている
みないでくださいみないでください


「リカバリ 方法」と検索窓に入れてみる午前3時。
自分のリカバリ方法は
だれもおしえてくれはしないね。


あなたからこちらが見えているように
こちらからもあなたが見えているのだよ。

あなたはわたしが
さめざめとなみだを流すのやら
いらいらと貧乏ゆすりを繰り返すのやら
前髪をいやというほどのばして暗い表情でぼそぼそとしゃべるのやら
そういうことをおのぞみなのかもしれないが
わたしはなんといっても強いのだ。タフなのだ。鈍感なのだ。

ざんねんだったね。


さらさらと、流れていくの。
びっくりするくらい、平気なの。

わたしがわたしから抜けていく。
わたしはわたしを上手に逃がす。

さよならありがとう。

明日のために、置き去りにされてゆく今日のわたし。
毎日毎日。量産されていくわたし。


あと数時間後には、この部屋に火災報知器設置の業者のひとが来る。
わたしは眠るのがめんどうくさくなっている。
しかし起きているのもめんどうだ。






2008年10月13日月曜日

ただもうかっこいい


"MONO presents RaidWorlds" w/凛として時雨に行ってきた。
@渋谷クラブクアトロ。

かっこよかったあ…。

耳がこわれるかと思った。
喉のあたりが音で振動して震えるくらいの音が響いていた。
ライブのあとしばらく耳にフィルタかかってるみたいだった。
自分がどのくらいの大きさの声でしゃべってるか分かんないの。
(今は無事にもとにもどっている)。

耳よりももっと衝撃を受けたのはハートのほう。
打ち抜かれた。ばっさり斬られた。
息ができないくらい。からだの奥の奥のほうまで全部がとらわれてしまった。


凛として時雨

セットリスト(よそから拝借)。
i not crazy am you are
Telecastic fake show
knife vacation
DISCO FLIGHT
Sadistic Summer
想像のSecurity
ラストダンスレボリューション
nakano kill you
感覚UFO
傍観


大好きな『i not crazy am you are』ではじまって
かっこいいかっこいいかっこいい!と身も心もステージに引き寄せられた。
全部が全部かっこいい。
『nakano kill you』のあたりすてきすぎてたおれそうだった。トんでしまいそう。
『傍観』を聴くと、なぜだかいつも泣きそうになる。
《僕は知らない 僕は見えない 僕は汚い 僕は消えたい》
生で聴いたら、もっと、ずーんとキた。

TK・・・かっこよすぎる。好きです。恋愛的な意味合いで(いたたた)。
ギターを弾く指先にきゅんきゅん。
いろけのあるひと。くらくらする。
MC(といってもあんまりしゃべってないけど)の低い声にもぐっとくる。
思っていたよりずっと小柄で華奢だった345。
かわいいのに弾いてる歌ってる姿がめちゃくちゃかっこよかった。
残念ながらわたしが立っていた位置からは
ピエール中野さんがあまりよく見えなかった。
でも音だけでしびれたー。次回はその姿も見たい!
しかしかっこいいのになんであんなMC…。おもしろいけど!


MONO
初めて。しょうげき的だった。
そこで鳴っている音に包まれている感覚。
ぽかーん、と突っ立ったまま聴き入る。
いやなんか「聴いている」って感じじゃないんだよな。
入ってくる、感じ。ふしぎだった。
インストゥルメンタルなのになにか強く語りかけられているような。
感情を揺さぶられる。

セットリスト(これもよそから)。
Lost Snow
The Kidnapper Bell
新曲
新曲
Halcyon (Beautiful Days)


CDを買いに近所のお店に行ったら見つからなかった。
うずうずするー!はやく欲しい。
あの感覚を思い出したい。


最高にたのしいイベントだった。
どちらもまた行きたいなあ。行くしかない!



凛として時雨

『nakano kill you』

『Telecastic fake show』






2008年10月12日日曜日

「母」という名の噴水



人どおりの少ない日曜日の大学AM9:21






2008年10月11日土曜日

しのびこんでくる秋のはじまり


秋は眠いよ。

書いていないあいだもわたしの毎日はまわりつづけていましたの。
さあて、何から話そうか。



昨日参加させてもらったのみ会は、すっごくよかった。
仕事で遅れて行ったわたし。
「秘密の、シークレットのお部屋です」と案内された先は
天井の低い、赤いソファの小部屋。
しゃがんで入り口をくぐる。
とくべつなんだって。そうそう入れないんだって。
そういうの、わくわくする!
そこで開かれていたのは、そう、女子会。

わたし、女子でよかった!!

女子に生まれてよかったなー、と思った。
すてきなおねえさまがたとの、すてきな語らい。
ビールと富乃宝山とジャック・ダニエルと・・・
浮かれていっぱいのんでしまった。
ラブな話もシゴトの話もひそひそウワサ話も
アルコールといっしょにわたしの中に溶けて
わたしはふにゃふにゃとたのしくなる。

女はこわいから気をつけよう
だれも敵にまわさないように注意深くなろう
なんてつねづね思っているわけだけれど(思ってるんですよ、少ない脳みそで)
そんなのまったく必要ないじゃんよ。いいひとばかりだ。
わたし、超ついてる。ありがたく候。

翌朝、目が覚めたら喉がガラガラしていて
ああ、こんなになるまでのんでしまった、と自分にがっかり。
でもいいの。たのしかったもの。


近況。少しだけさかのぼる。

BBQでビールをのむ。肉を食う。川に入る。
スニーカーのまま冷たい水の中に入っていき、情けない格好になる。
おとなじゃない。
昼間のむビールってなんであんなにおいしいんでしょうか。
だれか解明して。


秦野たばこ祭へ行く。
9月も終わり、に浴衣を着て出かける。そんなに寒くなかった。
新調した紫色の浴衣、けっこう気に入っている。
久しぶりに下駄を履いたらひょこひょこと変な歩き方に。
わたしは普段、歩幅で稼いでるタイプだから
小またでの歩き方のリズムがうまくつかめない。
祭にはどうしてもあきらめきれず、カメラも連れて行った。
浴衣×一眼レフ。おしゃれじゃないことくらい分かってる。
念願の水笛を買った。ぴろぴろぴろ。そのうち動画でもアップしようかね。
いっしょに行った先輩たちが色鮮やかなアオザイを身にまとっており
まちなかの視線を集めており
わたしは勝手に誇らしくなる。
フィナーレの花火はさみしいばっかりだった。
シャッターを切っても残らないよ。今ここにあるすべては。
夏が終わった。


サッカーの試合の観戦に行ってきた。
フィールドは想像以上に広かった。
じつはサッカーはあんまりよく分からない。
いまそこで何が起こっているのか、に鈍くて
わたしはサポーターとちょっとずれて反応する。
歓声にもブーイングにも、
ちょっと待って、いま何に対しての?と思ったりした。
みんなよく見ているよな。
ゲームにはドキドキした。
ピンチには、もうやめたってくれ!と思ったりした。
応援していたチームが勝って、うおおお、となった。


「わたしはこんなにさみしいのにあなたはさみしくないのか平気なのか」。

そんなとげとげハートの時期をこえた。
わたしがひとり上手でいられるのは
ベースとしてひとりではない部分があるからなのだと知る。

さみしさがわたしを動かしている。ひとに会わせてくれる。
さみしさ上等。


ミレイ展@Bunkamuraザ・ミュージアムに行ってきた。
「オフィーリア」をみるために。
好きなので。
(なぜ好きなのか考えるのも鑑賞の醍醐味なのかもしれないが
好きなので、にとどめておく)。
うつくしかった。
「ハートは切り札」という絵がかわいかった。
あの3人のようにこれからも仲良くしていてください、という気持ちを込めて
先輩たちへポストカードをおみやげにした。
何も言わずにわたす。(分かりにくい)。


MONO presents RaidWorlds@渋谷クラブクアトロに行ってきた。
ゲストは凛として時雨。
(中身の話は、またあとで別投稿で書く)。

ライブ当日の午前3時に思い立って
どうしても行きたくなって
ネットでチケットゆずってくれるひとがいないか探した。
まさか、という感じだけれど某コミュニティで発見。
そのままとんとんとん、と話がすすみ、
待ち合わせしてチケットを受け取った。

そのひとがそれはもう、ものすごくいいひとだった。
チケットは定価で買い取る話だったのに(定価っていうだけでもありがたいのに)
「お金はいいですよ」とさらり。
知らないひとにゴチになってしまった。
「チケットあまってもったいなかったので。
たのしんでくれたらそれでいいです」だって。
おとなすぎる!
すごいひともいるもんだ。

たのしかったあ。
この恩は、ペイフォワードしよう。
わたしもだれかに「たのしんでくれたらそれでいいです」と言いたい。


これから小田原で号泣会。
あなたとめそめそするためならば、涙くらいこちらには何リットルでも用意がある。
のち、浜松へ。大学の同窓会。
大学の友達に会う。スマート野郎。
そのまま泊まって、日曜日は後輩と会う。
「今から何着ていくか迷います」ってかわいすぎてハレツしそうですわたくし。
おたのしみサタデー・サンデー。