2012年1月25日水曜日

しろくする

雪が降った。
まちのかたち、一つひとつが
白くふちどられて見えやすくなった。
いつもそこにあるのに見えていなかったものもある。




すみれが、咲いてた。

***
If winter comes, can spring be far behind?

2012年1月22日日曜日

八方美人

どの方向からでも、誰にでも、よく見せたい。
回っても転がっても。

11月をもてあの灰色の労働を燃せ

11月はくすぶっていた。
こういうふうに月ごとに振り返っていると
わたし、あんまりノリノリのときがないなあ。

川崎で友達と会った。また少し、久しぶりだった。
扇屋で飲んで大学時代をなつかしんだ。
帰りにクリスピードーナツに寄って女子会ぽくなった。
わたしたち、きっとこれからもっとよくなるに違いないよ。


恵比寿のカフェ、ライオンのいるサーカス
に連れて行ってもらった。
つけナポリタン(富士名物らしい)を食べた。
物語が始まりそうなカフェだった。


サカナクションのライブに行った。
「SAKANAQUARIUM 2011 DocumentaLy」@幕張メッセ
未来感じるクールな音なのに
エモーショナルな波にのみこまれるような気分。
光の演出にも圧倒された。
海の底みたいな、宇宙空間を漂うような。
ひたすらかっこよかった。


デザインフェスタに行った。@東京ビッグサイト。
デザフェス、デザフェス、
と毎年いろんなひとが言っているのを聞いてたので
ひとりでぶらっと行ってみた。
 大きなひと。
小田急線。
渦。
クリスマスなマーチングバンド。
いろいろあった。いろいろありすぎて
エネルギーが会場に充満しててくたくたになって帰った。
インプットだのアウトプットだのというけれど、
インプットがアウトプットのたすけになると信じて
必死になるのはたぶんなんか違う。
そのものを楽しむのがいい。何かのためじゃなくて。


恵比寿駅東口、歩く歩道のあいだを走って
消灯時間直前にガーデンプレイスのイルミネーションを見に行った。ひとりで。
後日友達ともいっしょに行った。
ひとりで行ったことを告げると彼女が
「胸がつぶれそうだよ」と同情してくれた。

恵比寿の吉柳で深夜ひとりでカレーを食べた。
となりの陽気なふたりに「乾杯だけしてもらえますか」と話しかけられた。
ときどき、社交的なひとが苦手。
この話にもあとでまたほかの友達に
「胸がつぶれそうだね」と言われた。


クリスマスに向けてリースを買った。赤色が好き。
ほとんど生活のためのものしかない部屋にかけてみたら、
思った以上に不似合いだった。


美容室に行った。髪型を変えた。
前髪をつくったらだいぶ変わった。


大学の友達とカフェ女子会。恵比寿のark。
いちおう解禁したばかりのボジョレーも飲んでおいた。

仕事帰りのふたりは
わたしの知らない場所にいて
わたしの知らないひとに会って
わたしの知らないことをしている。
みんなどんどん大人になってしまう。

たまにでもこうやって会えたら
毎日会っていた頃と今とがつながるような気がする。
わたしの知らないところをおしえてほしいよ。


おつかれさまでした会に参加。
会社のひとたちと焼肉を食べに行った。
肉とビールに満たされた。


初めて御殿場線に乗って
初めて御殿場プレミアムアウトレットに行った。
国府津駅。海がみえる。
御殿場線。かわいらしい。
アウトレット。
富士山。

たくさん買った。もっとほしくなった。
物欲って食欲と似てる。
ひとくち食べると、今までなかった空腹感に気がつく。


横浜で待ち合わせて
赤いチェックのガーリーなお店でケーキを食べた。
新杉田ボウルで久しぶりのボウリング。
ガッツポーズとかしてはしゃいでしまった。


杉田劇場で開催された「おのしゅうナイト」を見てきた。
友達のおのしゅうさんという男子のイベント。
おのしゅうの、おのしゅうによる、おのしゅうのための会、だときいた。
おのしゅうさんのブログ:注釈の多いオノマトペ
会場のホールがすごすぎてみんなびっくりしていた。310人入るらしい。
おのしゅうさんとおのしゅうさんを取り巻く仲間たちが
ステージで歌とかダンスとか落語とかクイズとか
二人羽織とか朗読とか体操とかものまねとか見せてくれた。
おのしゅうさんがいかに愛されているかが
エンターテイメントの熱で伝わってきた。

おのしゅうさんがオープニングで朗読していた
宮沢賢治の『農民芸術概論』が強烈だった。
“芸術をもてあの灰色の労働を燃せ”


会社でインフルエンザの予防接種を受けた。
木星が見えたらしい。




小説『風花』/川上弘美
小説『星へ落ちる』/金原ひとみ
小説『ラジ&ピース』/絲山秋子
小説『長い終わりが始まる』/山崎ナオコーラ
小説『三月の招待状』/角田光代
漫画『姉の結婚』/西炯子2巻
映画『(500)日のサマー』
映画『Colorful -カラフル-』
映画『白夜行』
映画『幸せの始まりは』
映画『ハードロマンチッカー』
映画『おのぼり物語』
映画『女の子ものがたり』
あと映画『ハンサムスーツ』も『コラソンdeメロン』も
あんまりおもしろくなかったけど、
『張り込み』は気味が悪くてなかなかよかった。


年末調整で会社に提出する用紙の「世帯主」のところに自分の名前を書いて「続柄」のところに“本人”と書く。あたりまえだしそのものなんだけど。それが、なんか、好き。

恋について。不確かでいつかは終わってしまうようなものに振りまわされるわたしたちってバカバカしくって可愛らしいね。

つめたい空気がひとすじの線みたいにからだの中を通り抜けて浸透していく感じ。

ひとを集めるには場所が必要だ、と先輩が言った。自分がいま何をやっているのか示すような場所。

2012年1月2日月曜日

2012

ハッピーニューイヤー、
今年もよろしくおねがいします。
よい年にしましょう。

わたしは今年のテーマを「会いにいく」に決めました。
会うために準備すること。
会うために思い切ること。
会いたいひとに会う。
大事にする。
もっとシンプルに気持ちの向かうままにやりたいと思います。

2012、正月