2008年10月19日日曜日

秋だからね


秋はいろんな欲が旺盛になる。
たくさん食べてしまうのも買ってしまうのも
「まあ、秋だからね」
で片付けていい。(わたしルール)。

先日。横浜で、いっぱい買い物をしてしまった。
さくさく歩いて、てきぱきと買っていく感じ。
何か決まっているのかのように。
お金を使うのが好きすぎる。
一日で使った額を計算するのがこわい。
カードもってないから単純にサイフの中から減った金額なんだけどさ。
靴を2足買った。
服・本もざくざく。
やっぱりジーナシス好きだなあ。あれもこれも欲しくなる。
めちゃくちゃかわいい店員さんの笑顔に溶けそうになりながら。
セールストークじゃなくて笑顔だけで買っちゃいそうなそんな笑顔。


先日。焼肉を食べてきた。
「重い話になっちゃうかもしれない」と前振りがあったので
ちょっと覚悟して行ったが、そうでもなかった。
そんなもん、と思ってしまった。
自分にそんなに余裕がないことに気づいた。
ごめんね。
ひとを慰めたり励ましたりすることで満足感を得られるはずだと
ひそかに期待していた自分がいやになる。
ところで。
「給料日前に焼肉」。
食べながら、今まさにそれをやっているのだなあと思いついて
なんかそれがおかしくてひとりで笑う。


先日。先輩たちがウチに泊まりにきてくれた。
食材を買い込んで、みんなでお料理。
わたしはほとんど何もやっていない…。(末っ子ですんません!)
にんにく入りごろごろ野菜のカレーライス。
納豆の油揚げ包み。大葉と豚肉とチーズのくるくる。
はんぺんはむはむ。イカの塩辛。たこわさび。
わたしの小さなコタツ机の上がにぎやかになった。
のんだり食べたり。止まらない話。
どうしようもない睡魔に襲われてそのまま寝てしまった。
もったいなかったな。

朝、目が覚めると
チューハイの缶やからっぽのお皿でいっぱいの机の上に
コンタクトの保存液もいっしょに並んでいて
その背景には朝のひかりがぼんやりと洩れて入ってきていて
なんか学生みたいだな、となつかしくなる。
学生だった頃もよかったけれど
「学生みたいなこと」ができる今もすてき。


川崎で友達ふたりに会ってきた。うれしい。
また「久しぶり」になってしまった。
がんばればいつでも会える、というキョリにいるはずなのに。
むしろその安心感に遠ざけられていたのかも。
旅先でスニーカーを買って履き替える自由なあなたも。
あたまの上から足元までおねえさんになっていたあなたも。
変わったことも変わらなかったこともすべて含めて、あいしてんぞ!
また会おうね。


短歌がおもしろい。
『回転ドアは順番に』/穂村弘×東直子を読み終えた。
恋愛問答歌。ふたりのやりとりにドキドキしちゃう。

眩しくて 何も言わないゆびさきに触れる理由を考えていた

観覧車昇るよきみはストローをくわえて僕は氷を噛んで

ゆびさきの温みを添えて渡す鍵そのぎざぎざのひとつひとつに

好きなのはいっぱいあるけど、とくに好きなのを。
お洒落だなあ。









1 件のコメント:


  1. いつもいつでもいつまでも
    まいしてう(^ω^)

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