友達と出かける。
学祭用Tシャツをつくるため、その見積もりをしてもらいに。
浜松にはオリジナルTシャツをつくってくれるお店がいくつかあるけど
MTN.SELECTというお店はとくにいい感じだった。
話がすごく分かりやすくて、かわいい字を書くおにいさんがいる。
(字をみて「絵のうまいひとの字だ!」と思うことがあるけど、まさにそれ。)
私は来年就職したら営業もすることになる。
ここのおにいさんみたいな、感じのいい営業をしたいなあ…なんて思った。
デニーズで長居。
よけいなことをしゃべり過ぎたかもしれない。
だまっていることでいい状態に保たれる人間関係もある。
友達と別れて、ひとりになる。ちょっとふらふらすることにした。
ヴィレバンでしばらく歩きまわる。
ジョージズで猫型ポットをみていやされる。
かわいい…ほしい…。ときどきお店に見に行っちゃうくらい好きな顔。
ポクポンという人形が流行っているらしい。キディランドでみた。
願いを叶えてくれるんだって。(こういうの好きだな)けっこうかわいい。
でも、ふと「僕を愛してくれるなら 君を幸せにしてあげる」
というキャッチフレーズをみて、ぞっとした。ちょっとこわくないか?
そんな私は変わっているのかな。
以前見つけた
ジャズ喫茶に入ってみた。
Tournez La Page
(トゥルネ ラ パージュ)というお店。
(ぐるめ部ログのほうにも書いた。)
とても素敵なお店だった。
どこか日常と切り離されたような場所。
黒い革ばりのソファ。
つやつやの大きなスピーカー。
その上にはスクリーンがあって
古いモノクロの映画が流れている。
はしる男 はしるはしる
ころげるようにはしる
逃げているのか 何から逃げているのか
ひたすらはしる
もちろん店員さんもいるんだけど
ほかのお客さんもいるんだけど
完全にひとりになれた
ような気がしていた。
いい場所をみつけたぞ。
友達に借してもらった本。
私は自殺したいなんてけっして思わないけど
そういう気持ちも分かるような気がした。
リセットボタン…押してみたいと思うときもある。
――足踏みしている間に、現実が彼らに追いついてしまう。
この小説好き。
伊藤たかみのほかの本を読んでみたくなった。
私はいろんなことをあきらめているから
生きていられるのかな、なんてことを考えた。
もしもあきらめることをしなかったら、逃げることをしなかったら
リセットボタンを押してしまっていたかもしれない。
あきらめる、とは受け入れること。逃げる、とは行き先を変えること。
夜、ネットオークションで勝負。
どうしてもみたい映画のチケットを落札するために。
残り時間がなくなる間際、ものすごいいきおいで値があがりはじめた。
あきらめることにする。(たぶんただしい判断)
あとは残り時間がへっていくのを眺めていた。敗北。
おとなってこわい!(ライバルたちが大人かどうか知らんけども)
はあ…DVDでるのが待ち遠しい。
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