2006年10月25日水曜日

木曜日みつけた場所は


友達と出かける。
学祭用Tシャツをつくるため、その見積もりをしてもらいに。
浜松にはオリジナルTシャツをつくってくれるお店がいくつかあるけど
MTN.SELECTというお店はとくにいい感じだった。
話がすごく分かりやすくて、かわいい字を書くおにいさんがいる。
(字をみて「絵のうまいひとの字だ!」と思うことがあるけど、まさにそれ。)
私は来年就職したら営業もすることになる。
ここのおにいさんみたいな、感じのいい営業をしたいなあ…なんて思った。

デニーズで長居。
よけいなことをしゃべり過ぎたかもしれない。
だまっていることでいい状態に保たれる人間関係もある。

友達と別れて、ひとりになる。ちょっとふらふらすることにした。
ヴィレバンでしばらく歩きまわる。
ジョージズで猫型ポットをみていやされる。
かわいい…ほしい…。ときどきお店に見に行っちゃうくらい好きな顔。
ポクポンという人形が流行っているらしい。キディランドでみた。
願いを叶えてくれるんだって。(こういうの好きだな)けっこうかわいい。
でも、ふと「僕を愛してくれるなら 君を幸せにしてあげる」
というキャッチフレーズをみて、ぞっとした。ちょっとこわくないか?
そんな私は変わっているのかな。

勇気を出して
以前見つけた
ジャズ喫茶に入ってみた。
Tournez La Page
(トゥルネ ラ パージュ)というお店。
ぐるめ部ログのほうにも書いた。)
とても素敵なお店だった。
どこか日常と切り離されたような場所。
黒い革ばりのソファ。
つやつやの大きなスピーカー。
その上にはスクリーンがあって
古いモノクロの映画が流れている。
はしる男 はしるはしる
ころげるようにはしる
逃げているのか 何から逃げているのか
ひたすらはしる

音楽が、空間が、心地いい。
もちろん店員さんもいるんだけど
ほかのお客さんもいるんだけど
完全にひとりになれた
ような気がしていた。

いい場所をみつけたぞ。





『リセットボタン』/伊藤たかみを読んだ。
友達に借してもらった本。
私は自殺したいなんてけっして思わないけど
そういう気持ちも分かるような気がした。
リセットボタン…押してみたいと思うときもある。

――足踏みしている間に、現実が彼らに追いついてしまう。

この小説好き。
伊藤たかみのほかの本を読んでみたくなった。

私はいろんなことをあきらめているから
生きていられるのかな、なんてことを考えた。
もしもあきらめることをしなかったら、逃げることをしなかったら
リセットボタンを押してしまっていたかもしれない。
あきらめる、とは受け入れること。逃げる、とは行き先を変えること。


夜、ネットオークションで勝負。
どうしてもみたい映画のチケットを落札するために。
残り時間がなくなる間際、ものすごいいきおいで値があがりはじめた。
あきらめることにする。(たぶんただしい判断)
あとは残り時間がへっていくのを眺めていた。敗北。
おとなってこわい!(ライバルたちが大人かどうか知らんけども)
はあ…DVDでるのが待ち遠しい。






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