2006年4月5日水曜日

火曜日かえる


地元に帰った。
朝出発しようと思ってたのに、ぐずぐずしてたら昼になってしまった。
ちょうどいい新幹線がなかったので、マックで時間をつぶす。昼食。
きもちわるくなってぜんぶ食べるのは苦しかった。
もう胃袋が若くないということか…。脱マックの時がきている。

おみやげに金つば。なんでもありだなおみやげって。
どんどん新製品がわいてでてきてるのにまったく違和感ないよね。
キオスクでずっとそこにいたかのような顔をしている。
ここでしか手に入らないものってそのうちなくなるんじゃないだろうか。

新幹線に乗り込んで、その日の新聞を読んだ。
『アイソパラメトリック』/森博嗣を読んだ。
やっぱ好きだなあ森博嗣の書くふしぎなセカイ。
おもしろい写真がいっぱいあって「あーこれいいなあ」
「この写真にどうしてこのタイトルがついてるんだろうなあ」
なんて考えながら読んだ。
私も写真を撮りたいなあ、うずうず、という気持ちになった。
欲を言えばこの本みたいに、ハイセンスな名前つけながら。
感じ方がトんでていいなあ森博嗣。


『ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編』/村上春樹
を途中まで読んだ。
あああおもしろい。
村上春樹のどの本がいちばん好き?って
聞かれることがあるけど
ぜんぶ読んでないから「まだわからない」って言うしかない。
だって読む本読む本おもしろいんだもの。
これもおもしろいひひひ。
ページがどんどんどんどんどんすすむ。

何か読んでいるとき以外は
新幹線の車内のことがやたら気になっていた。
右隣のスーツ二人組が会社の愚痴ところにより爆笑、
通路はさんで左隣のオバチャンの食べてる筍御飯、
気になるものはたくさんあったんだけど
いちばん気になったのはうしろの席の女がへんな女だったこと。
車内販売のねぇさん捕まえてワァワァ言ってるのが聞こえてきた。
「広島駅の駅長と連絡をとらせてくれ」とか
「大丈夫です」とかワァワァ。
広島駅に着いたときにその女が降りたんだけど
すごい勢いでまた同じ席に戻ってきて
「っ間に合ったあああ!」とか叫んでいた。つまりひとりごと。
なんだなんだ、もみじまんじゅうでも買いにでたのか。気になる気になる。
そういう出来事を背中に感じながら、私は「へんな女だなあ」と笑いを噛み殺していた。
でもたぶん噛み殺せてなかったからひとりで笑っているように見えていただろうなあ。
私もへんな女だなあ。

あとはひたすらのどあめを食べていた。
とくにのどが痛いわけではない。ただ中毒なだけ。
好きなのどあめはいろいろあるんだけど、最近のお気に入りはキシリクリスタル。
三層になってるやつ。ミルク味のするやつ。
ねじまき鳥〜を読んでいると、レモンドロップなめたくなった。

伊勢丹の地下のなんとかっていうお店(名前忘れた)に寄る。
ケーキ買って家に帰る。姉が旅立つので。

実家にて。
テレビを見ておいしいごはんを食べてぐっすり眠る。
こういう夜の過ごし方って、できそうでできないんだよなあ。
充電期間スタート。






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