2006年12月29日金曜日

月曜日の夜の歌


ゼミ室に行く。

ネットで買ったCDが届いた。
『孤独の音楽』/古明地洋哉
この古明地洋哉という人は
11月のダスト・トレイル(というライブイベント)
に出演していた人。
Komeiji Hiroya Official Website※音がでます)
そのときはじめて聴いて、いいなあ…と思って
もっと聴いてみたくなった。
ダスト・トレイルってこういうとこもいい。
出会いをありがとう、だなあ。

『想いが言葉に変わるとき』に、はっとした。
想いが言葉に変わるまで
その胸でしっかり抱いてやればいい

私、言葉が、言葉が、ってしつこく言ってるわりに
ぜんぜんつかめないし、そこまで届かない。
私の想いは言葉に変えられないんじゃないかって不安になる。
言葉にならないのは本当のことに近づいているせい。
そう思ったら、もう一歩、あとちょっと悩んでいられそうだよ。

CD聴いてみて。
ほかの歌もいいな。『dialogue(can you hear me?)』も好き。
たぶんこの人の言葉の選び方が好きなんだと思う。
太陽がひとつまばたきすれば
世界はすぎに闇に包まれる

(『太陽のまばたき』)
互いを隔てる壁について 僕は歌うよ
君の孤独に手が届くまで 僕は歌うよ

(『素晴らしい嘘』)
世界が居眠りしてる隙に
好きなだけはしゃぎまわろうぜ

(『君を見つけたよ』)


ゼミ室からの帰り道、
チャリをはしらせながら小さな音で聴く。かみしめるように。
冷えた夜に似合う歌たちだ…。






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