2006年12月15日金曜日

鍵がない日曜日


新聞社でバイト。最近、メガネ率が高い。
ファックスの束。キーボードをたたきまくる。
(「実際のところ私ってタイピング遅いよなあ…」と思いながら。)
「なんか今日あんまりしゃべりませんね」と言われる。
そうだったかもしれない。

だるいとき、あからさまにだるそうにしてしまう。
そのときは自分で気づかなくて
あとで「しまった」と後悔する。また、だるくなる。

帰りは雨。タクシーの中で寝そうになる。

そういえば、思い出した。
鍵をなくしてえらい目に遭ったんだ、この日。
(ものすごく誰かに言いたかったから
ほかの場所(みくしぃ)にこんな日記を書いていた。以下それをリサイクル。)
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夜11時すぎ。
バイトから帰ってきて、家のドアの前。
鍵がない。
コートのポケットとジーンズのポケットを
何度さぐっても、ない。
あわててかばんの中もひっかきまわしてみる。
そこにもない。
「家に入れない…」。血の気がひく。
おちつけ、おちつけおちつけ。
どこかにあるはず、と
家の前に座り込んで
かばんの中身を全部ぶちまけてみた。
サイフ、カメラ、アメ、ナノ、ブンコボン、テチョウ…
でも鍵はない。ないないない。
どうしよう、とくらくらしていたら
隣のドアがガチャガチャ鳴った。
おとなりさんがでてきた。
ひとり、ものを散らかして座り込んでいる私。
(めちゃくちゃはずかしい!)
そしてぜったいあやしい!
一瞬目があったのち、「こんばんは」。
おとなりさんは出かけていった。

ドアノブをゆらしてみた。
新聞入れから手を入れてみた。
一瞬抜けなくなって焦った。
なんとなく鍵穴に自転車の鍵をさしてみた。
あかなかった。

どうしよう!
なぜか傘もささないで雨の中を歩きまわる。
くらくてよくみえないせいで、水たまりにはまる。
なみだがでる。

どうしたらいいかわからなくなる。
バイト先の方に連絡して
鍵がのこってないか確認してもらう。
なかった。
半泣きで先輩に電話。
きてくれる、とのこと。
「セブンまで出てきて」と言われたので
セブンまで(こんどは傘をさして)歩く。
その途中、何かを踏んだ。
私の家の鍵だった。
道端に落ちていた。
奇跡。






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