2006年12月2日土曜日

火曜日が言葉に変わるとき1


部屋の中が混沌としている。
朝、畳の上に落ちていた絵の具のチューブを踏みつけてしまった。
黄色破裂。こんなところには住めない…と思った。

新幹線に乗って、東京へ。
バスで行く、いや電車で行こうか、などと思いながら
もたもたして結局、新幹線に乗ることになった。
窓からみえた雲。
竜みたいじゃない?西洋のふるい物語にでてくるような。

ダスト・トレイル6渋谷duoに行ってきた。
出演:河野丈洋たむらぱんmatsueri古明地洋哉
ダスト・トレイル、前回はじめて行ったらすごくよかったから
これは是非、どうしても、絶対、と思って行ってきた。
行ってよかった。
あとにも予定があったのでドリンクはノラ・トニックを1杯だけ。

はじめて聴くひとばかりだったけど、
またあたらしいものを知った、あたらしいこころに出会えた気がする。

たむらぱんさんの声ってどこからでてるんだろう…びっくりした。キュート。
岐阜弁のどくとくなしゃべりにふにゃり。かわいいひとだなあ。
東京はまやかしの街なのか…私も惹かれてしまう。

matsueriさんの歳が自分と近いことにショックを受ける。
なんておとなっぽいんだ…。でも九州出身、ということで超親近感。
そうすると、ハワイで暮らしていたことがあって今こんなふうに音楽をやっていて
ってすごいなあ、というのをよりリアルに感じる。
たのしさエネルギーにあふれてる。すごくたのしそうに歌うのが印象的だった。

古明地洋哉さんの歌にうっときた。
もっと聴きたくなるような歌だなあ。話もおもしろかったし。
とくによかったのが『想いが言葉に変わるとき』。
そうだったのか、って思った。
すっと入ってきた。
カクテル名がこれでもよかったかもしれない。
「想いが言葉に変わるとき、ください」って言うの。
その瞬間が欲しいから。
言葉にならない
それは多分
本当のことを言おうとしてるせい
言葉にならない
それは多分
本当のことに近付いてるせいだよ

気になってホームページここのところ何度も見に行っている。
(BGMとしてかかる曲の一部も聴きたいし、
KOMELOG(古明地さんの文章)も読みたいから。)
なんか・・・好きだ。
自分のためのメモ。
01. ハナウタ
02. alula
03. MOON RIVER(MORRISSEY versionカヴァー)
04. ジョナサン・セッズ
05. 墜落
06. 想いが言葉に変わるとき

丈さん、話すことが唐突でおもしろかった。「酷」とか。
けどたしかにあるなあ、自分の中できちんと定義をもたないのに使っていることば。
上尾南中校歌…はじめて聴いた。
見つめても見つめきれない、学んでも学びきれない、とかそんなだったかな。
曲名聞くまで校歌とは分からず、ただ、いい歌だなあと思っていた。
校歌か・・・自分の母校のもちょっと思い出してみたら
じつはけっこういいフレーズがひそんでいる。
身近にありすぎて気づかなかったいいものってけっこうありそうだよね。
「かいき」聴いてて泣きそうになる。
(あのメロディに気持ちがもっていかれて、あの詞に共感して、とか
そういうのうまく説明できないんだけど泣きそうになるときがある。
このときもそうだった。)
「雨の樹」いいなあ。やさしい気持ちになれる。
ここでチャージしたやさしい気持ちを、またどこかにもっていける。
雨はまた途切れて
匂いだけが降る
虹は遠いところ
降り出す涙は僕のもとへ

あなたの涙は僕のもとへ

また自分のためのメモ。
(1)夕方
(2)VISTA
(3)上尾南中校歌
(4)かいき
(5)南十字
(6)ハミングライフ
(ア)雨の樹

行ってよかった…。


ライブ後、新宿方面へ。【つづく】






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