2005年9月19日月曜日

かんがえる火曜日


ゼミ合宿?日目。

不安だった朝を難なく(?)クリア!
早起きしてお風呂。
なんていい朝なんだ…。

普段の生活の中で
朝もやなんて見るだろうか。







午前中。会議室。先生の授業。「思考法としての弁証法」
自分と自分ではない誰かとのあいだで会話する。
より次元の高い自分と対話をする。

そこでわかったことがある。
私は「自己分析する」っていうことばがずっと自分の中でしっくりこなくて
考えても考えても(そのことば自体)意味がわからなかったんだよね。
でもなんだかわかった気がする。なんとなく。

個人的に考えていたこと。
小さい頃は、私の中にもうひとりいた。
その「私」は私になにか言ってきたりする。つっこみみたいな。
たぶん「正」「反」「合」でいうと、「反」。
「私」は私とはたしかにちがっていて、
私は「私ではない誰か」と話していたことになるんだと思う。
でもいつからか彼女は私の中からいなくなった。
ひとりでいるとき誰もなにも言わなくなった。
そういうことを思い出した。
あれが、彼女の存在が私の弁証法だったのなら、
失ってしまったもうひとつの声を探さなければならないと思う。
見つけた声があの頃の「彼女」とはちがっているかもしれないけど
もう一度自分の中に「自分ではない誰か」を見つけなくては!

みんなどうなんだろう。
こういうのってみんなあんまり言わないけど
きっと私だけじゃないんだろうなあと思う。
最近読んだ『海辺のカフカ』でも「カラスと呼ばれる少年」がでてきたし
ずいぶん前に読んだからよく覚えてないんだけど
辻仁成の『ピアニシモ』にもそういう存在がいたような…。


おでかけ。
遊覧船に乗った。
めちゃくちゃ天気が良くて
めちゃくちゃきもちよかった。









水しぶきあげて
船はすすむのであった!
大きな赤い橋も
おもちゃみたいにかわいい
パルパルも
あほそうな鳥も
島みたいな向こう岸も
はしる景色。
船がとおるわきを
魚がびちびちはねていた。



さすが温泉地帯。
今まさに掘ってるらしい。
おもしろかったので
思わず撮った。






うなぎ屋さんに行った。
まいう〜の番組も来たとこらしい。
観光バスが駐車場から
なかなかでてこなかった。
大人気。







まじでおいしかった。まじで。

うなぎの骨がささったと言って
口をぱくぱくしていた友達の姿を見て
映画のワンシーンを思い出した。
『贅沢な骨』っていうやつ。
ほんとに痛そうだったから
怒られそうで、言わなかったけど
とてもキュートだった。
抜けてよかったね。



ふたたび宿に戻って会議室。作文。その場で書く。
タイトルは『月』。いやーあせった。
手が汗をかいていた。
まわりの書く音がカリカリ聞こえる中で、時間が過ぎるのはほんとに早い。
私は書くことがぜんぜん思いつかなくて、ずっときょろきょろしてたけど
とりあえずなにか書いてるフリをしなければと思って
へんなメモをとりまくった。
からっぽのあたまの中に球体の月を転がして、思いつくことを殴り書き。
結局生きたメモはほとんどなかった。
実際あんまりナットクいくものは書けず。
こんなんやったら作文試験かなりやばいんじゃないの。
こういう書き方にも慣れないとなー。

飲み会。
ウノでこんだけ盛り上がるゼミは
そうないと思う。
私は
なんかもうひきが絶望的に悪いわ
テンパるわで
まいったけど
おもしろかった。






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