2005年9月18日日曜日

元ヤンの金曜日


朝から部活。先生がきてくれた。
つかれたけどかなりたのしかった。

昼から坂下へ。
まずバイト先に忘れ物をしていたので(またかよ)こっそり取りに行った。
気配を消して、低姿勢で、小声であいさつしながら、小走りで。ニンニン。

無印とか雑貨屋さんでお買い物。
某先生を見かけた。ハンガーを熱心に見ていた。
いろんな角度からハンガー見ていたので、
なんかおもしろくて近くで観察してしまった。
先生とかってどこで見られてるかわかったもんじゃないだろうな。
学生はたくさんいるし。
おちおちハンガーも買えやしない。

ヴィレヴァンで長時間うろつく。
あの店の中では時間がトコトコトコっと過ぎちまう。そう思うのは私だけかな。
お金がほしい。
最近すごいよく思う。
ほんとはほしいのに買えてないものが多すぎる。
町田康の詩集も、あの俳句のごつい本も、京都のガイドブックも、
キャッチコピーの本も、誕生日辞典も、うさんくさい励まし本も。。。
あれもこれもほしい。
でもほしいと思ってもサイフとの交渉が決裂したら、
「まだ家に読んでないのがあるだろ」とか
「立ち読みで読めばいいじゃないか」とか
なんとか自分を説得するしかない。
ハードカバーの本もほいほい買えちゃうようになりたい。
平積みの気になる本を右から左までひろってみたい。
あ、そうそう。
読書家の人は、内容をだいじにする思うんだけど
私は本そのものが好きで、手元にあるだけでうれしくなったりする。
積ん読も得意。知ったかぶるのも得意。
タイトルだけやたら知ってるとか。読んでないのにあらすじ知ってるとか。
不思議な話だよね。
レコード収集家も切手収集家もプラモ収集家もわかるけど、
本の収集家なんてちょっといないと思う。
しかも本っていっても古本だとかレアな本だとかじゃなくて
本屋さんに行けばぜったいあるようなありふれた本が好き。ほしくなる。
文庫がとくにいい。
もういっそ本屋さんになりたい。

この日買った(買ってしまった)本
『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が
村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に
果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』

なんかえらい長いタイトルやけどたぶんこれで合ってる。
村上春樹っていう人はほんとにおもしろい。と思う。
(そんなの知ってるって?
いやでも私は知らなかったからいちいちおもしろく読んでしまうんだよ)
あとユリイカっていう雑誌の臨時増刊を二冊買った。
特集は「村上春樹を読む」と「村上春樹の世界」。
(アマゾンになかったのでリンクはなし。)
高くてどきどきしちゃう感じだったけど、
内容もどきどきしちゃう感じだったので、思わず。
ちょっと調べてみたらほかの号もおもしろい雑誌だった。(青土社)
ほしい号がいくつかある。通販で買いたい。ああお金がほしい。
『少年カフカ』
『海辺のカフカ』のマガジン。すごいいい。
読者の人もみんなすごいおもしろい。
なんでホームページ閉鎖する前に見なかったんだと悔やむばかり。

村上春樹関係の本ばっかりやね。
一度好きになると、とことん。首ったけ。ぞっこん。そういう性分なんで。
それにしてもどうして今まで誰もおしえてくれなかったんだろう。
もっとはやく出会いたかった。
でもまだ読んでない本がたくさんあるってのは、たのしみが多くていいけど。
ところで本屋さんでどれだけ宣伝しててもずっと村上春樹に見向きもしなかったのは、
メジャーな本とかあからさまに売れてる本を読むのがはずかしかったから。
選ぶ本も今以上に偏りがあって
「私はホラーとミステリィしか読まない」とか言ってた時期があったり。
(当時はそれがクールだと思っていた)
なんでだろう・・・なんか私の中に読書家ってかっこいいイメージがあったから
かっこいいことをするのってなんかはずかしかった。
ちょっとハズして
「知らねーよ。ベストセラー?文学賞?不朽の名作?くそくらえだぜ」みたいな。
悪くなりきれてない不良。みたいな。

でももう不良は卒業したからなんでも読める。
おすすめあったらおしえてください。






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