2007年1月20日土曜日

ひきこもる土曜日


朝の古紙回収に間に合わなくて、ひとりで大泣きした。
泣きすぎておえっとなった。
泣くようなことではないではないか、と冷静になったら急におもしろくなってきた。
なにこのあがりさがり。

家にいて、ほとんど動かなかった。
めちゃくちゃしんどかった。からだが重くてかなわんかった。
バイト先のマダムたちとの飲み会に行けなかった。
「謎の生理痛に襲われて…」とメールする。
生理痛って分かっている時点で謎でもなんでもないんだけど。

ひとりさみしくDVD鑑賞。
『パッチギ!』
ところどころおもしろかったし
反射的になみだがでるようなところ
考えるようなところも
もちろんあったんだけど
なんとなく好きになれない。
いろいろなことが起こりすぎなのかな。
イッキに押しよせてきて
さあっとひいていって
結局なんだったのか分からない
みたいな話だった。私にとっては。

映画の話とはまた別に。
私はシリアスな問題について
自分の意見を言うのを避けていると思う。
そういうところ、いちばんよくない。
(だからどうする、ということはいま言えない。
自分について気づいたことメモ、ということでとりあえずは終えておくことにする。)


『春の雪』
映像のきれいな色と
視点がくるくる動くのがいい。

貴族社会の生活って表面上だけをみると
ものすごく素敵。あこがれちゃう。
服装とか家とか、
言葉遣いとか人との交流の仕方とか。

はじめの清顕の態度のつめたさに
なんつうひねくれ方だ、と驚いた。
(素直になれない、とか幼いプライド、とか
そんなもんでは片づけられないと思う。)
でもそんなところにもひそかにときめいてしまった。
かっこいいんだもの。

それにしても親友の本多はいい奴すぎると思った。
友達ってすごい。

ひとの運命って、そのときのささいな気持ちで
歯車がずれてしまうんだな。
ほしいものはすぐに、
もう自分ではどうすることもできないところまでいってしまうんだな。






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