年越える日曜日

大晦日。
地元の友達と会った。
突然「なんで就職するの？」ときかれて、びっくりした。どきり。
なんでだろうな。
私のこれからにとってものすごい根本的なクエスチョンなのに。
ずっとよくよく考えてきたことなのに。
はっきり答えられないんだよね。
（こじつけだったにしても）もともと理由はちゃんとあったのに
こんな短時間でわすれちゃうなんて！
なんとなく流れていくとこだった。
ごめん、こたえ用意しとくから。またきいてくれ！

とくに何をするでもなく、小倉をふらつく。
チャチャタウン、本屋さん、ブック・オフ、
大晦日らしくない場所をなんとなく歩いた。
モノレールの色のバリエーションが増えたこと
（あの車体、いったい全部で何台あるんだろう）
銀天街のナガリ書店が閉店したこと
もうすぐラフォーレが撤退すること
…ほかの場所に住んでいるからか、変化ばかりが目につく地元。
友達がミスドの福袋を気にしているらしく、
二人でいくつか店舗をはしごして中身をのぞいてまわった。
ポン・デ・リングのグッズはポイント高いらしい。

家に帰って、年越し。そばを食べる。
紅白を見る。ぱらぱらとテレビを見る。
笑ってはいけない、にげらげら笑う。
げらげらの中にあっても、カウントダウンがはじまると心がしんとした。ふしぎ。
はじまる２００７。