2007年1月8日月曜日

あまく絶望する月曜日


姉と小倉まで。
おとうさんにもらった宝くじを換金した。
(当たった分をそのままお年玉としてもらったのです。)
初めて売り場に行った。
売り場の窓口でおばちゃんにわたしたら
専用の機械にかけて、当たり分を計算してもらえる。
へぇ、おもしろいなあ、と思った。
自分で宝くじを買うことはないから
なかなかレアなところをみたな。

銀天街のHotPointでランチした。
内装がちょっとおもしろくて、椅子の配置がクラブ(↓)みたいだと思った。
クラブ(↓)なんて行ったことないけど、イメージで。

浜松に戻った。
私が切符を買っているあいだに
姉は入場券を買っていて
ホームまで見送りにきてくれた。(う、うれしい。)
新幹線の、入場券を買うすべてのひとに幸あれ!

帰りの新幹線も激混みだった。
わたくしUターンラッシュも甘くみておりました。
途中まで座れなくてしんどい思いをした。
広島前で近くのおじさんが席をゆずってくれた。
いや、とんでもない、と首を振っていると
もう降りるからって。
おじさんはもう降りると言ってから、かなりの時間乗っていた。
ひとにしてもらうことと、ひとにしてあげること、
1対1にしようと思ったら
私の場合、ひとにしてもらった分がたまりすぎているな。
少しずつペイフォワードしないとバランスくずれて倒れてしまう。
世界も、もちろん私も。

『東京夜話』/いしいしんじを読んだ。
東京の街が舞台の、短編集。
はあ、東京は…というか
人間の住んでいるところはこんなにひろいんだな
と思った。
世界はひろくて、
それを見つめるものの数も多い。
すてきなことだな。

いい雰囲気の話ばかりだった。
わらえるところはめっちゃわらえた。

それぞれおもしろかったけど
とくに「うつぼかずらの夜」が好き。
めちゃくちゃにたのしいときって
ぜったい、ちょっとさみしい。
いつまでも続かない、
いつかは終わってしまうって
分かってしまっているからだろうか。

(卒業前センチメンタルのせいだけじゃない、
私はいつもちょっとだけさみしかった。
いまだってさみしい。
なくなるのがこわいよ。
それは毎日を、いまこのときをあいしてるってことで
まわりにいるひとたちが大好きだってことで
しあわせなことなのかもしれないけど
時間が流れていく以上、
いま、がここにとどまることがない以上、
このさみしさからは解放されることがずっとずっとないんだって
ひとり絶望してみたりする。
(これを絶望と呼ぶには少しあまいだろうか?あまい絶望?))






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