2006年11月26日日曜日

人生をきく木曜日1


飛行機雲。
冬の澄んだ空気の中では、いつもよりまっすぐのびていた。(気がした)
2本並んで、線路みたい。青空鉄道。

朝から電車にゆられて、静岡へ。
バイトの取材で。編集長といっしょにとある助産院まで行ってきた。
インタビューさせていただいた助産師さんは
この取材のために美容室に行ってきたらしい。
そんなに気合いを入れてもらっているなんて…気をひきしめる。

テープレコーダーで録りながら、お話を伺った。
録音していると、あとで聞きなおせるっていう安心感がある。
ただ、緊張もする。
インタビュー、私は普段やるときひたすらメモ・スタイル。録音機は使わない。
それはメモをとることで話に集中するため、だとか
あとでテープ起こしに時間がかかるから、だとか
そういうのではなくて
ほんとうにほんとうの正直なところは、
録音していると自分が緊張して話せなくなるから。(衝撃の事実)

あとでこの日録音したテープを聞いてみたら
声の調子やその人の雰囲気もすぐにしっかりと思い出せた。
こうやって録っておくのもけっこういいかもしれないと思った。
(緊張ぐせを克服しなくては…。)
自分で全部おぼえておくのが一番なんだけど。
私はカポーティみたいになりたい。

インタビューの内容。
女性の闘い、というのにこだわりすぎて
無意識のうちにそういうエピソードを聞きだそうとしていて
自分の質問がガチガチになっていることに気がついた。(反省)
ほがらかに話す助産師さん。
闘いを闘いと思わない人。満たされた人生。
さいこうじゃないか。すてきじゃないか。
「たいへんだ」「がんばってる」なんて思わず
自分のやりたいことをのびのびとやってこられた
すてきな人生を生きてきた方だった。
行ってよかったな。会ってお話できてよかった。

インタビュー終了後。
石垣がみえたので(私は石垣好き)
ちょっと駿府公園に立ち寄った。








秋色が冬色に変わろうとしている。











影が色を分ける。













白鳥が仲良く漂っていた。
黒光りした水面は
金属みたいだ。
つめたかろう。








道に迷った。
静岡鉄道の線路沿いを歩いてみた。
どうにもならなかったので、友達に電話して道をきいた。
呉服町の本屋のある通りに行きたかったの。
友達のアドバイス通り、地下にもぐったらいっぱつで着いた。
メモ。静岡駅周辺で道がわからなくなったら地下にもぐるといい。






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