2006年8月27日日曜日

マボロシがみえてしまうほどの月曜日


朝から新聞店にてバイト。
一度フルパワーで作業したら
次からそのペースがアタリマエになってしまった感じがある。
(完全に個人プレーだから誰にも何にも言われないけど
自分で勝手にそう感じている。)
バイト中はいつもフルパワー。
紙をめくるとか確認するとかタイプするとか
そういう作業って慣れてスピードがあがるとはいっても限界ある。
どこか削れないか、もっと効率はあがらないのか、
きりきりつめて考える。たんたんと作業しながら、きりきり考える。
まわりに「はやいねー」「やまぐちさんペースはやいから」とほめられると
うれしくなって、ついついがんばってしまう。(単純)
まだいけるぞ。まだいける。

お昼は後輩の子とランチに行く。曳船。
2コ下の人たちの入学式で(私は手伝いで行った)知り合った子。
そんな出会いが今になっても生きてるってすごいことだ。
私はもちろんわすれないけど、
わすれないでいてくれたっていうのはありがたい。
その子はあかるくて人なつっこくて、
雑誌でよく見かける「愛されキャラ」ってのはこういう子のこというんだろうなって思う。
バイトの休憩中のあいだだけの短い時間だったけど
ぎゅっとたのしい時間を過ごさせてもらったな。

シュウカツ中に「初対面でもそうでなくても
一日のあいだにできるだけたくさんの人に会うようにしなさい」
ということをアドバイスしてくれた人がいた。
「けっこうたいへんなことだなあ…」と思いながらメモした記憶があるんだけど
でもそれはとても素敵なことだね。

バイト終わってメールみてショック!
この日、地元のほうでは高校の部活仲間が集まったらしい。
さみしくなって電話をかける。声が聞けてうれしい。みんな元気そうでうれしい。
はやく地元に帰りたいなあ。

友達のおうちへおじゃまする。
北海道ミーティング。
カフェごはん的な
お洒落な夕食をごちそうになった。







近くでぼん、ぼん、とずっと花火の音がきこえていたので
「みえるかもしれない」と
ふたりでチャリとばして情報棟の8階へ走る。
こういうとき「行こう」ってなるのうれしいな。
人といっしょにいて、自分と気持ちの向かう方向が合ったとき、キセキみたいに思う。

みえるだろうか。
左のほうの、うっすら小さいまる、花火です。

この日、
近くで3つ花火大会があった。
3つの地点から
花火のあがるのがみえた。
あっちこっちであがるので
視点をどこに集中させるか困った。
超特等席。
たまたま来ていた友達と、先生と、
窓の外を見つめる。


きれいだった。さいこう。

それぞれの場所で、フィナーレ。派手な花火がたてつづけにあがる。
花火をあげるのもたいへんだな。
最後は最後で「これでさいごです」って
見ている人に分からせる花火をあげなくちゃいけないもんね。

ぜんぶ花火が終わってからも、
まだあがるような気がして待っていた。
窓からじっと外を見ていると
とおくの明かりが花火のように見えた。マボロシ。

切なくなりながら、特等席をあとにする。

それぞれのゼミ室へ。誰かのアイスを勝手に食べた。(あとで何か補充しておこう…
友達のゼミ室へは、初潜入。
ディスプレイいっぱい並んでてカッコよかった。
配置もおもしろいし、謎のアイテムがたくさんあるし。
作戦本部って感じ。

帰りたくなくなるような、いい夜であったなあ。






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