2005年11月10日木曜日

うつくしき木曜日のからだ


文化の日。
超早起き。前日夜10時前に寝ちゃって、朝3時くらいに起きた。
それからずっと起きていた。
この日はあいにくの雨模様だったけれど、
朝ってどうしてこうきもちがいいんだろう。
私は夜(とくに真夜中)が好きだけど、
やっぱり朝起きるのが自然なんだって感じた。からだがよろこんでいる。
朝が一日のハジマリだって理由がわかる気がした。
人間はそういうふうにできている。

朝、部活。1時間くらい行った。元気!

新聞バイト。陸上の大会に行くの巻。
四ツ池公園グラウンド。
私はこういうバイトに初めて行った。
いいものを見せてもらった。たのしかった。
アスリートのからだはうつくしい。ほんとに。
人間はあんなにはやく走れるのか、
あんなに跳べるのか、と驚く。
あの脚も、あの腕も、
私のからだとは動き方が全然ちがうと思った。
ガラス越しだったけれど、遠かったけれど、
あのうつくしいからだからどくどくと鼓動が聴こえる気がした。
みんなきらきらしていた。

夕方、新聞社に移動してから
読み合わせしたり新しい原稿を打ったりした。
ことばに対して敏感か鈍感かっていうのは量れないものだけれど、
正しいことばの感覚があるのとないのとでは全然ちがうと思った。
やっぱりプロはちがう。
私も日本語に敏感でありたいなと思った。本気で。「唯一」。

けっこう夜遅くなった。
たのしいからちっともかまわないけど。


家に帰ってから憲法9条‘改定’について考えた。翌日のゼミのための調べゴト。
足りない足りない。主張を支えられない。
私は「変えてはだめだ」と言う。
あたまの中で誰かが「変えないでやっていけるのか」と言う。
私は「それでも変えてはだめだ」と言う。
誰かは「どうして?」と言う。
・・・
調べていてつらくなった。
もうどうしてセカイはこうなんだろうとか
なんだか嫌になって泣いてしまった。
泣いている場合じゃないどうしたらいいか考えろ、それはわかってるんだけど、でも。
あまったれだ、私は。

バイトの合間、ある人に話を聞いて、その人のことをすごく尊敬した。
その熱い篤い思いを感じて、
私もこのままではいられない、ぬるいことばっかりじゃだめだ、って思った。
この人と真剣な話をしたいと思った。
そこまで自分をもっていかなければ。
つよくなりたい。

だから。
嫌になったとき、布団をかぶってぜんぶ忘れて寝てしまいたくなったけど
ひとり、夜中、しぶとく考えていた。

第9条
?日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
?前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。


日本語がむつかしい。
今までさらっと読んでいたけれど、
解釈の仕方によって意味がちがうんじゃないかとも思って
一語一語なぞりながら考えた。
みんなも改めて読んでみて!

あとここも貼っておきます。
「九条の会」オフィシャルサイト(とりあえず紹介。)
北九州弁の第9条。
(かなり付け加えられた部分があって「え!?」とも思うんだけど、
あるひとりの人の解釈として読んでみて。あと単に私と同郷だから親しみがわいた。)
タイプウェル憲法(これはただおもしろそうだと思ったので)






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