2009年4月7日火曜日

Bダッシュができない


それでも、生活はつづくのです。
ゴーグルの定位置は、洗濯機の蛇口のところ。
そういえば最近ぜんぜん泳いでない。


いまわたしはBダッシュができない。

今日は親指を車のドアにはさんだ。
あまりの衝撃に、しばらくひとりでうずくまってしまった。
超絶痛いけど、骨なんかは関係なさそう。よかった。
何か使うたびに痛いから、存在感大。
こうなってみて気がついたけど、
左手の親指ってけっこう使うもんなんだね。
シートベルトはずすのもそう。
オロナミンCの栓抜くのもそう。
携帯のボタンを押すのもそう。
痛い。
ああ、おかげで今夜は指立てができないわ。
もともとやってないけど。できんけど。


同期の送別会@町田へ行ってきた。

送り出された子と初めて会ったときのこと。
彼女はわたしの好きなマンガ家と出身大学が同じだったので
そのことをどうしても伝えたくて
ずっと話しかけるタイミングをはかっていた。
きれいな子だな、おとなっぽいな、とドキドキしてしまい
決死の思いで話しかけたときには、耳の芯まで熱くなっていた。
(きっと超赤面していたにちがいない)。
彼女は、「それ、誰?」ときょとんとしていた。

と、いうようなことも思い出した。

あらゆる選択肢の中で
いまわたしがここにいる
ほかのひとたちがここにいる
それで集った仲間であるというのは
尊いもののように思えた。

同期初の結婚報告もあった。
すごい。どこのコミュニティにおいてもそういう話が出始めた。

帰り道。
ぜんぜん酔っぱらってなかったけど
やばいことをべらべらしゃべった。
口にすることで、問題がかたちになっていくようだった。
(でもそういう過程を身近なひとに見せるのはあぶない。
気をつけようと思う)。
家に帰ってからメモ張にばらばらばらばら、と打ち込んだ。
自分の願望ひとつをとってみても
なぜ?と問い続け追い詰めていくと、また新しいものが見える。
苦しいけど。


電車の中で。
ひたすらクレペリンテストをやっている青年がいた。
そういえば妙にはまるかも。こことか。とまらない。
しかし電車の中でまでやらんよな。
その青年のキャップには猫のパッチワークがついていた。
数字につよい猫男子。

少年サッカーチームが団体で乗り込んできた。
彼らが降りるとき、引率のおばちゃんがテンパってて
「わすれものしないでね!」
「なんでもいいから近くにある荷物持って!」と少年らに指示していた。
車内に緊張が走った。

ホームで。
小またで歩きまわりながら
携帯でしゃべってる神経質そうなサラリーマン。
どうやら誰かと会う約束の電話をしているようだ。
雑貨屋の石鹸の前、ときこえてきた。
待ち合わせ場所がこまかすぎる…。なんの闇取引なんだろう。


携帯に迷惑メールが多い。
あるとき、
件名:「Love You」
というメールがきた。
迷惑だけど、悪い気はしなかった。


今日メーラにエラーが出て
だらだら長かったので(そしてわたしは英語が苦手なので)
翻訳ソフトを使ってみたら
 以下のアドレスには、永続致命的エラーがありました。
 (The following addresses had permanent fatal errors)
という部分があった。
永続致命的。
永続とか、致命的とか、気やすく口にしないでほしい。


すばらしい本を読んだ。これはおもしろい。
『ないもの、あります』/クラフト・エヴィング商會
単行本が出たときに立ち読みしてて欲しかったのだけれど
ぐっとこらえていた本。待望の文庫化。
しかし文庫なのに900円もした。でもかわいいからゆるす。
「転ばぬ先の杖」とか「堪忍袋の緒」とか
よく耳にするけど現物を見たことがないもの、
の紹介がぎっしり。笑える。
挿絵も味があっていい。
わたしは「先輩風」が欲しいな。あと「無鉄砲」も。






0 件のコメント:

コメントを投稿