2009年3月23日月曜日

よんだもの


最近読んだ漫画、小説など。
*めんどくさくなってリンクは貼っていません。
気になったらお手数ですがタイトル等で検索してみてください。


■『サプリ』/おかざき真里
この漫画に出てくるみたいな、はたらく女になりたい。
めちゃくちゃかっこいいの。あこがれる。
『働きマン』もいいけれど、わたしは『サプリ』派。
広告代理店ってこういうところだったんだな、と興味深々。
イラストもストーリーもオシャレ。ことばもすごい。
いっきにおかざき真理ファンになってしまった。
大判コミックスなのにいっき買いしてしまった。
■『キャンディーの色は赤』/魚喃キリコ
やっぱり好きだ魚喃キリコ。
じん、としみわたる日常。このひとの吐き出す言葉、わたしにも痛い。
■『二週間の休暇』/フジモトマサル
かわいい。かわいいのに、ちょっとこわい、不思議な世界。
いま暮らしているこの毎日でも、少し奥のほうにそれたら
おそろしいものがありそうな気がして、ちょっとひえる。しかしかわいい。
■『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』/益田ミリ
借りた本。恋愛について結婚について人生について
すーちゃんの気持ちが率直でリアル。
そうそうそれそれ、と思う。わたし20代なのに大丈夫かな。
■『おひとり様物語』/谷川史子
先輩に借りたのだけれど、よかったので自分でも買ってしまった。
いろんな、おひとり様がいる。
「この星の どこか離れた場所で だれかが私のことを考えている
独りじゃないと知っているから おひとり様はどこへだってゆけるのだ」。
うん、そのとおりです。
■『恋愛アナグラム』/天堂きりん
オビの「いくえみ綾推薦!!」にひかれて買ってしまった。
普通だった。(普通ってなんだ、ときかないでください。うまく言えないんだ。すみません)。
わたしは家族愛ものがあまり好きじゃないのかもしれない。
■『本屋の森のあかり』/磯谷友紀
本屋さん好き、メガネ好きとしては、うきうきしちゃうマンガ。
以前興味のあった、本屋さんで働くってことについてちょっと知ることができたかも。
■『東京アリス』/稚野鳥子
よすぎる…。おもしろい!
友達に借りてたのに待ちきれず最新刊自分で買ってしまった。
オフィスラブは妄想女の大好物。にやにや。
奥薗さん(キャラクタの名前)のようなひといないだろうか…。
■『ほしのこえ』/原作・新海誠/漫画・佐原ミズ
宇宙と地上にわかたれた、超遠距離恋愛の少年少女の話。
ふたりのメールのやりとりは大変で
届くまでかなりの時間がかかる。ああせつない。
わたしはメール返すの遅いほうだけど、それ改めようと思った。
基本、即レスめざすぜ。
■『世界の終わりと夜明け前』/浅野いにお
「素晴らしい世界」がとくに好き。
このひとの描く、大人になりきれない大人の
青くささとか繊細さとか…尖ってる感じがやっぱり好き。
■『きのう何食べた?』/よしながふみ
お料理がたまらない。家ごはんって最高だ。
サクサクつくってるシーンにも気持ちがいい。
これ読んでから、自炊熱が再燃した。
■『イルミナシオン』/ヤマシタトモコ
痛い切ない。
言ってしまえば男性と男性の恋愛の話なのだけれど、それだけじゃない。
「誰にも嫌われない 誰にも好かれない」
のところ、胸がざわざわした。
■『片恋の日記少女』/中村明日美子
どくとくの絵柄。いろけのある絵だな。
「原色メガネ男子標本」にモエス。
■『言い寄る』/花津ハナヨ/原作・田辺聖子
タイトルがおもしろいな、と思ってついつい買ってしまった。
恋多き女ってまぶしい…。
■『失恋ショコラティエ』/水城せとな
チョコレートが美味しそう!
悪気のない(かは分からないけど)罪な女って現実にもいるよな、と思う。
恋ってこわい。
■『手紙』/谷川史子
いいなあこのひとのマンガ。あたたかい。
「ソラミミハミング」のストーリーがすごいと思った。
せつなすぎる…。
■『渋谷区円山町』/おかざき真里
「どうしてこんなに優しくしてくれるの?」
「・・・・・・・・・・・・誰かに優しくしたかったんだ」
「ありがと あたしも誰かに優しくされたかったの」
…いい。ぐっときた。
「あなたが 恋人じゃなくても 友達じゃなくても 一生忘れないわ」
すごくすごくいい。
■『渋谷区円山町―桜―』/おかざき真里
おもしろい。おしゃれ。大好きこのひとのマンガ。
うわーっと押し寄せる感情描写が好き。

■『てのひらの迷路』/石田衣良
石田衣良って魅力的なひとだな、と思った。
どこまでが実話なのか小説なのか…。そんなんどっちでもいいけどね。
キリリ。読みやすい。
■『娼年』/石田衣良
しみわたる、やさしさ。
主人公の‘娼年’にときめいてしまった。
■『ハッピーアイスクリーム』/加藤千恵
短歌集。
女子高生にしかみえない景色があるし、
女子高生にしか言えないことがある。
すごいな。
わたしも失っていった言葉たちがあるのかもしれない。
今もなお失い続けているのだとしたら、書き留めておかなければ。急げ急げ。
pan style="color:rgb(0,153,51);">■『ガール』/奥田英朗
読んでよかった。これはおすすめ。
はたらく女性の暮らしや気持ちがめっちゃリアル。
わたしはまだまだなので、共感するまではいかないけれど
でも「こういうひといる!」「なんとなく分かる…」の連続。
■『人生ベストテン』/角田光代
おかしいんだけど、わらっちゃうんだけど、
どの話もとても他人事だとは思えない。
人間味、ってこういうことかな。
■『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』/穂村弘
どこまでが現実でどこから妄想か分からない!
おもしろすぎる。大好き。
ぜんぜん知らないひとなのだけれど
これを読んだだけでわたしは穂村さんが好きになってしまった。
わたしも未経験リストをつくってクリアしていこうかな。
■『人生ノート』/太宰治
文豪に対してこんなこと言っていいのか分からないけど
へたれ名言連発だと思うこの方。すごい。
以前、ごく親しい友人が太宰作品を読んで
「すごい気持ちが分かる」と言っていて
大丈夫かこの子…と心配したものだけれど
今ではわたしもよく分かってしまう。
こういう男のひとが近くにいたら、間違いなく惚れてしまうと思う。

*ここにタイトルあげてないのは、まだ読み終えていないもの。
おもしろかったら、また改めて書きます。


わたしはけっこう何でも読むので
何かおもしろい本があったらおしえてください。






2 件のコメント:


  1. 奥田英朗、イチオシ作家ですお(^ω^)
    人の感情表現がリアルというか、身近に感じる。

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  2. しーなねこ2009年3月25日 21:00


    澁澤龍彦氏の『高丘親王航海記』がおもしろかったです。

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