2009年3月23日月曜日

日曜日の過ごし方


今日は7日ぶりの日曜日だったのに、一日中寝ていた。
つかれた。
寝ててもつかれるし。
起きててもつかれるし。
ああ生きていくって。
どこかできいた太宰治の言葉
「生きてゆくから、叱らないで下さい」
は凄いと思う。好き。

たまにこういう日がある。
でも何もしない日というのも、ときどきは必要かな。


へんな夢をみた。
場面は実家。
なにやら帰省最終日で小田原に戻ろうとしているところらしく、
わたしは荷造りをしている。
リュックの中身を整理していると
なぜかピーナッツがどんどんこぼれだしてきて
それをほかのビニル袋に詰めるのだけれど、まったく終わらない。
時間がどんどん過ぎて
わたしは焦って携帯で小倉―小田原の終電を調べたりしている。
家族は知らん顔でテレビを見ながら
かりんとうを食べるなどしている。
ピーナッツばかりがふえていく。

なんの深層心理だ。意識だ。暗示だ。


テレビで東京マラソンの中継をぼんやり見ていた。
みんなよく走るな。
地上でどのくらいの速さで走ったら
とぶことができるのだろう、と関係ないことを考えていた。
物理の時間に先生がそんな話をしていたな。

日曜の昼間の番組は
サスペンスドラマの再放送だったり。
ゴルフだったり。競馬だったり。
いつもよりさらに興味がないものが多い。
おかげで何も考えなくて、いい。

春高バレーの番組を見ている。かっこいい。
男子の南砺総合平をひそかに応援してた。
セッターがすごくいい。
むつかしいことはよく分からんけど
プレーがスマートで、みていて気持ちがいい。
負けて、監督が「勝たせてやれんかった。すまん」と泣いていたのをみて、
わたしもうるっときた。選手も泣いてた。
「一生懸命やったんだからおまえら泣くんじゃない」と監督。
自分も泣いてるくせに、もう…。
いいチームだな。またみたいな。


昨日のこと。
「ささやかな喜びをつぶれるほど抱きしめて」
大声で歌いながら帰った。

遅かったからちょっと迷ったけど
映画『ホノカアボーイ』をみてきた。ラストのレイトショーで終わったの午前2時前…。
プレミアスクリーンのリクライニングを最大に倒して、だらん、としてみた。
みてよかった…。
やさしさに満ち満ちた、とてもいい映画だった。
なみだの温度を頬で感じた。
なみだってあたたかいんだな、からだの中に入ってるものだからな、などと思った。
音楽もよかった。まち並みや雰囲気がほのぼのしていて、あったかい。


しーなねこさんがおもしろすぎる。
最近のブログのラブホテルに缶詰にも、めちゃくちゃ笑った。
なんなのこのクオリティ。すばらしい。
ラブホテルってこんなたのしそうなところだったんですね。
かなり行ってみたい。


世間話恐怖症。

わたしはひとと話すのが苦手で
初対面はもちろん、何度も会っているひとに対してでも
何の話をしていいか分からない。
そのくせ沈黙にも耐えられないので
話すこともないくせに
とりあえず、で口をひらいてべらべらとどうでもいい話をしてしまう。
しゃべりながら話すことを探したり
話の軌道修正をはかったりしているのだけれど、どうもうまくいかない。
(わたしはたぶん黙っているときのほうが調子のいいときだ)。

またつまらない話をしてしまったな、とひとりで反省会をしている。
家で、検索窓に「世間話」などと入力していたりする。

いいことばを見つけた。

「木戸に立て掛けし衣食住」
初対面のひととするべき話題の覚え方なんだって。

き・・・季節
ど・・・道楽(趣味)
に・・・ニュース
た・・・旅
て・・・天気
か・・・家族
け・・・健康
し・・・仕事
衣・・・衣類
食・・・食事
住・・・住まい


よし、これを使ってうまいことやってやろう。よしよし。
わたしが「春ですね」なんて季節の話をはじめたら、
住まいの話まで付き合わされる可能性があるので気をつけてください。






1 件のコメント:


  1. ハルコンの話は面白いから大好きなんですけど!
    これからも遠慮せず、どんどん喋ってちょーだい(><)

    でも、自然に沈黙できるのが、一番良い関係だよね☆

    返信削除