2009年3月13日金曜日

日本酒がまわる


週末に、浜松へ行ってきた。
新幹線だと1時間半くらいで着いちゃう浜松。近い。
窓の外で流れていく工場も煙突も富士山も茶畑も。
全部あたまの中にある風景。

浜松もだいぶ変わっていた。
駅前のフォルテは壊されている途中(遠鉄百貨店の別館になるんだとか)。
メイワンがリニューアルしていた。
ワンフロアまるごと谷島屋になってて、
雑誌のバックナンバーなんかも置いてあって、
かなりいい感じになっていた。わたしがまだ浜松におるとき、こうなってほしかった…。

友達と会ってトロンバでお茶、何時間かしゃべりっぱなしだった。
その子がとてもよく笑ってくれるので、
自分がとても愉快なひとになれたような気がしていた。たのしい。


今回の浜松訪問の目的は、バレー部の追いコン。
ちょうど院進学した同級生が追い出される年、ということでお見送りに。
はやいもので、もうわたしたちが卒業してから、2年が過ぎた。
バレー部の追いコンといえば、日本酒まわしのみ。
一升瓶がまわる。
足りなくなって、さいごビール瓶になってた。
なにもそんなにのまんでも…、というくらいのんでた。
みんな倒れていたり、ふらふら歩いたり、「大丈夫です」と言ったりしていた。
わたしも現役のときはあんな感じだったんだろうか。
一升瓶をラッパのみするようなことは
わたしの人生の中でも、この先もう無いと思う(逆にあったらこまる)。
同級生の挨拶に、じんとする。いいこと言うなあ。
そうだ、みんなバレーでつながっていたよね。つながっている。つながっていく。

卒業おめでとう。
みんなの行き先それぞれでの、
あふれるしあわせを祈っています。

そのまま二次会。
そして懐かしい友達のアパートへなだれこむ。
今年卒業するひとりの彼は、みんなの写真でpptをつくってくれていた。
スライドショー上映会。
いろいろ思い出して、超感動。超わらった。
ほんと出会いに恵まれたんだな。今さらかな。みんな大好きだ。
いっしょに過ごしたときを愛しています。これからもよろしく。

わたしが撮った写真で
「これいいな」とか「マガジンの表紙みたい」とか言われてるのがあって
自分の手柄のように、勝手に鼻高々だった。
かわいい子をかわいく撮るよろこび。ひとの写真をもっといっぱい撮るぞ。


友達のくれた手紙をこそっと読んだ。
わたしから見えているもの、を
ひとから見えるかたちにすること。それがやりたいの。最近よく考えている。
写真数枚から感じてもらえたことがすごい。うれしい。

飲み会の後特有の、部屋の中のよどんだ空気が懐かしかった。
ひとりふたりと帰っていく中で、だらだらしゃべり続けた。
その感じがなんともいえず
2年前の感覚がありありとよみがえってきて
わたしも今にも「おつかれ」と立ち上がって
チャリに乗って自分のアパートへ帰っていっちゃいそうな感じだった。
明け方、みんな寝てしまったので
わたしもソファと棚のスキマに入り込んで、コタツに足先を入れて、眠った。
お世話になりました。

お料理も美味しかったし
いい話もきけたし
いっぱい話せて楽しかったし。

朝、アパートを後にして、とりあえず駅前、スタバ。
そこらを歩いていると、「はるちゃん?」と声をかけられてびっくり。
後輩とばったり会ってしまった。浜松せまし。
最後いつもいっしょにいる友達2人とそのまま氷箱里でランチ(満腹)、
ものすごい眠気の中トゥル・ネラ・パージュでお茶、
新幹線でそれぞれのまちへ帰っていくまで
長い時間、いっしょに過ごした。
わたしが「日曜日の朝、パンを焼く女の子になりたい」と言うと
「焼きゃいいじゃねぇか」と友達。
こういうやりとりが、ふつうなんだけど、なんかうれしい。
わたしはデレツンだという指摘は、もっともだと思った。
ほんとはデレデレなんだけど。そうとうこころの広いひとじゃないと相手にしてもらえないな。
久しぶりに会うのに、特別じゃない話ばっかり。
特別じゃない、という特別さ。
つづきはまたこんど、ね。また会いましょう。






1 件のコメント:


  1. その光景がものすごくリアルに脳内展開されたwww<「焼きゃry」
    みんなの関係が相変わらずでほっとするなw

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