2008年7月25日金曜日

タイム


そのばつじるしはどういういみですか。
言っとくけど、わたしはつよいからそんなもん気にしないのだ。


多忙は怠惰の隠れ蓑。

自分の不調について。
いそがしいのが本当に、本当の理由なのかという問題。


自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

(「自分の感受性くらい」/茨木のりこ)

そう、それなんです。

ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

も、
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

も、ジリジリとわたしを突く。今とくに。


レールからはずれてたままで走り続ける電車は、
そのうち止まることになる。

たとえばわたしは
自転車のタイヤの空気が入っていなくてもこぎ続けてしまう。
スピードが出なくなり、いつかはパンクしてしまう。

たとえばわたしは
スニーカーの靴ひもがほどけても歩き続けてしまう。
気になって走れない、いつかは転んでしまう。


立ち止まる必要。
考える必要。
スタートを切る必要。






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