2008年7月1日火曜日

アルコールで夜を延長


このごろ見せたい写真のストックがない。
雨に負けて出かけられずにいる。
負けているのは、雨にだけではないような気もする。



いま飲酒している。そう、いま。
今日はのもう、と急に思い立ったので。
凛として時雨のCDをキンキンかけながら
台所に立ってキュウリを切りながら鶏肉を焼きながら
豆腐をパッケージから取り出しながら
缶チューハイをのみながら夜を更かす。

わたしはお酒をのむのが好きだ。
「趣味」の欄に「飲酒」「アルコール摂取」と書き加えてもいい。

お酒自体が好きだ。おいしいときおいしいものはとことんおいしい。
酔っぱらってあたまがふにゃふにゃするのもいい。
それにお酒をのんでいるひとが好き。
酔っぱらっているひとがとくに好き。
そしてこれはまだ誰にも言ったことがないんだけれど
のみかいなんかの途中でお手洗いに立ったときに
鏡にうつる、自分の顔色がわりと好きだ。なんか異常にしろいのが。

でも、わたしは普段ひとりではほとんどのまない。


あるとき。
いっしょにのんでいたひとが家で夜よくひとりでのんでる、と話していた。
「眠れなくなっちゃいませんか」と訊くと
「それがいいんじゃん」と返ってきた。
「だって朝が来るの、いやじゃない?」って。
仕事ができて頭も良くて、顔もいい(これは余計か)。
わたしのほしいものをすべて持っているようなそのひとも
そんなことを思うんだな、と意外だった。

眠ろうが眠るまいが、朝は来る。
それでもお酒をのみ、誰にも知られずにそっと夜のふちにしがみついている
そのひとのことを思う。

わたしはどういうわけかその話を聞いたそのとき
そのひとを抱きしめたくなった。なんか、無性に。
だけどわたしはそれができなかった。
だから、そのひとと同じように家でひとりでお酒をのんでみることにした。


大学生だったとき、お酒をのんでばかりいた。
とにかくいっぱいのんだ。思い出せないくらいたくさん失敗した。
それで分かったのが、
自分のからだは比較的アルコールに強いのではないか、ということ。
あたまはどうか知らないけど。

就職してから知り合ったひとで、おそろしくお酒につよい女性がいる。
バーボンやら焼酎、日本酒やらをつぎつぎにのんでいるのを見たことがある。
そのひとは「強いお酒じゃないときかないの」とおおまじめに言っていた。
わたしもこのままお酒をのみ続けるていると
そういうことになるのかもしれない、と少し心配にもなる。






1 件のコメント:


  1. >********さん
    やや、なんと、3時って!!すごいですね!
    おとななのに冒険野郎ってすてきです。

    お互いおいしいお酒をのみましょう。
    たのしい飲み会をきわめましょう。

    またそちらへあそびに行くこともあると思いますので
    いっしょにのんでいただけたらうれしいです。是非!

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