2006年6月25日日曜日

金曜日行きのスローボート


朝、寝坊する。しょんぼりしながら、新幹線に乗る。
(信じてもらえないかもしれないけど、最近朝につよくなってきた。
だからこの日は久しぶりの寝坊で、自分でも「おや、めずらしい」と思った。)

広報紙のバイトで静岡へ。
予定がかたちになってきた。編集ってこういうことだったのか。たいへんだ。
やっぱりほかの人の話に圧倒されて、受け身になってばかり。
もっと勉強せんと。
でもほかの人に「刺激になる」とか
「こうやって若い人(私ともうひとりの学生バイトの子のこと)と話せる場が貴重」とか
言っていただけて(めっちゃありがたい。うれしい!)、もっとがんばろう、と思った。
いま私にできることをやりたい。
いま私から見えることを伝えていきたい。

このバイト先、映画に詳しい人が多い。いや、詳しいってレベルやないな、もう。
みんな普段忙しそうだけどそんな時間のない中で、めちゃめちゃ観てる。
私もシュミにかける情熱、まけられない!!

移動中とか少しずつ読んでいた
『中国行きのスローボート』/村上春樹。短編集。
素敵な話ばかりだけど「午後の最後の芝生」がとくに好きだなあ。
そのほか、すきな部分。
「きっと消えてしまったものが好きなのね」
「そうかもしれないですね」
そうかもしれない。

(「土の中の彼女の小さな犬」より)
そして
「…女の子ってそういうものなの。自分の境遇を必要以上に悲劇的に伝えたがるものなの。馬鹿馬鹿しい話よ。」っていうセリフに、すごく共感。これすごくわかる。
自分にしても、ほかの子にしても、そういうところはあると思う。


バイトから新幹線で浜松に帰ってくる。ぜいたく。
コンタクトを買いに行った。
(ワンデーのレンズを使っているといかに毎日がはやく過ぎ去っているかよくわかる)
それからフランフランで、先輩へのプレゼントを選んだ。
すきな人のことを想いながら何かを選ぶのは、しあわせなことだな。
ひとつひとつ、香りを確かめながら、入浴剤をいくつか買った。
サプライズでプレゼントするつもりが、ラッピングしてもらっている途中で
先輩が到着してしまった。キメきれない女、はるこ。
でもよろこんでもらえてよかったなあ。

先輩と会うのは久しぶりで、めちゃめちゃうれしかった。
週末ということもあって、先輩がすごくうきうきしているというのが伝わってきて
私もさらにうきうきした。
いっしょに夜ごはんを食べに行った。
なに食べる?って迷いながら、うろうろするのさえ楽しい。
週末はどこも混んでいる。結局、和民に入って夕方からたっぷり居座った。
お酒をのんでものまなくてもずっとハイで、いろいろしゃべった。
乱れさせたい、とかいろいろとカゲキな発言に、笑う笑う。
やっぱすてきだわ。ずっとすてきなんだわこの方は。おもしろい。
たのしかったあ!!!たっぷり充電、フルチャージ!






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