2006年6月11日日曜日

きみの知らないところで木曜日は動く


朝はやくから、ベランダにたまった古新聞や雑誌を捨てる。
(たしかこの日だったと思うんだけど・・・記憶があいまい)
何ヶ月も溜めていたので、ものすごい量だった。
アパートの下まで、階段を何度も上ったり下りたりした。
駐車場の一角に、すこしずつ積み上げていったら
ちょっとしたブロックみたいになった。
回収業者さんごめんなさい、ありがとう。
これでベランダの床が抜ける事態、回避。

あとは一日中、インドア。
そとにでる理由をあれこれと考えてみたけど
ジーンズをはいてみたけど
日焼け止めをぬってみたけど
かばんにサイフと本とカメラを入れてみたけど
ポケットに携帯をねじこんでみたけど
どうもドアをあけるまでには至らず。
なんとなく日がのぼり日がおちて、
カーテンをあけた朝からカーテンをしめる夜になる。
なにもしなくても世界はまわっている。

そうだ。
片山恭一の『きみの知らないところで世界は動く』っていう本を本屋で見かけたときに
どきっとしたことがある。(読んだことないからストーリーは知らない)
(どういう意味でつけたタイトルかは分からないけど)
ほんとにそうだな、と思ったから。
私の知らないところで世界は動く。
この日みたいになにもしなくても一日が終わるなんてことがあると、
ひしひしと感じる。
P.S.でもそれでも世界になんとかしがみついて、
つながって、動かしていきたいものだね。






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