2009年6月30日火曜日

雨で冷ます真夏日


今日も暑かったなあ。
そして今は篠突く雨。
熱くなりすぎた地表を冷やそうとしているような、なまぬるい雨。
暑さに弱いのです。煮える。
わたしの肉体と中身とが、遠くなる。
頭の中で蝉がジーワジーワと鳴いている。

それでなくとも、わたしはちょっとこんらんしている。


木曜日は横浜へ。友達とのみに行った。
話の途中からだんだん雲行きがあやしくなって
笑っていられなくなった。

自分の力ではどうにもならないこと、
それが世の中には多すぎる。
わたしにはそれをどうにかする力も
あきらめる覚悟も無い。恥ずかしい。

疲れとるところ悪かった。
「こんな話をしにきたんじゃない」と言われたのは
まさにそのとおりで。同感。
悪いのはわたしなので、気になさらぬよう。
どうもありがとう。


このところのわたくし。

ひとに会って話をするとき
自分の言うことに対して
違和感をおぼえている。

あれ、なんかちがうな、
いま言ったのはおかしいな、
と思いながら軌道修正もできないまま
話し続けてしまう。

たぶん、たぶんなんだけど。

現在のわたしが(c)。
その目線の先には、
理想とする(a)がある。
でも(a)に到達できないから
(そのための努力が
止まっているから)


一時的に気持ちを逃がすため(b)を見るようにする。
(b)がいくつも生まれる。
でも(a)が視界から消えない。
(c)→(b)と(c)→(a)が入り乱れて
どれがほんとうなのか
わけがわからなくなっている。

わたしはどこへ向かいたいのでしょうか。
どうしたいのでしょうか。何がほしいのでしょうか。

全部うそでした。
とか言って一旦ちゃらにできないだろうか。
そうできないのが人生。なのでしょうか。


先輩からのお手紙、拝受。

ポストを設置しておいてよかったです。
うれしいどうしよう…。
その夜中に、転送先のメールをひらいて驚いてました。

はなしたいことがある。
そして、はなしたいひとがいる。

しあわせだなあ、と思います。
ありがとうございます。


わたしは凝固している。
融解して、昇華したい。


何が起こっても バランスとるんだよ
下降するのは 少し怖くても
心は間違っていないから

(『VISTA』/GOING UNDER GROUND)

GOINGの歌がやさしい。
そう、いつだって心は間違っていない。


帰ろう。

書くのが楽しかったこと、
ほめられるのがうれしかったこと、
誰かの言葉だって素直に受け入れられたこと、
もろもろを思い出そうと。
ゼミにおじゃましようと思っている。

無理して行く。決めた。
先生も退官が近いそうで、
チャンスはあと少ししかない。
なんか今しかないような気がする。

次回の作文テーマは、あのなつかしい「風」らしいし。

あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きている。
(『風の歌を聴け』/村上春樹)

わたしが初めてゼミに提出した作文も、たしか「風」の回だった。
この言葉があたまをぐるぐるとまわっていた。
たしかそのことを書いたような気がする。

というわけで、7月1日(水)は浜松へ行く予定です。






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