凛として時雨TOUR 2009
“last A moment”2009.6.21@Zepp Tokyo
へ行ってきた。
ハカイヨノユメ
想像のSecurity
COOL J
Hysteric Phase Show
JPOP Xfile
Tremolo+A
Sadistic Summer
DISCO FLIGHT
moment A rhythm
seacret cm
赤い誘惑
鮮やかな殺人
テレキャスターの真実
mib126
Telecastic fake show
nakano kill you
感覚UFO
□
エクスタシー。陶酔境。
不穏な音に切り裂かれる。
うつくしさにトんでしまいそう。
「Tremolo+A」「moment A rhythm」のあとの静けさは
きっと無音よりも静かで透きとおってて
わたしは、ぽかんとしてしまって
あれ、いまわたしどこにいるんだっけ、というくらいになった。(トびすぎ)。
光の演出も、音の世界と調和しててとてもよかった。
緑色のレーザーがひとひとひとの上をすーっと通っていく。
ムラサキ色が3人を照らす。オレンジになる。赤色に染まる。
キラーチューン「Telecastic fake show」
「nakano kill you」「感覚UFO」の流れには完全にやられた。
エキサイト。ノックアウト・わたし。
□
終盤、TKのメロイック・サインにどきゅん。
ひと波におぼれてあのかっこいい顔もほとんど見えないのだけれど
ギターの音に、声に、存在に、恋してきた。
かっこよすぎます。
□
ピエール…おもしろい。
なんなのあのドラムの凄さとMCとのギャップ。
Xジャンプ、ハウエバー。めっちゃ笑った。
□
初めて、前のほうで見た。
わたしはライブに行ってもたいてい後ろから見て楽しんでいて
「前のほうはえらいことになっているな」というくらいにしか思ってなかった。
やっぱり、えらいことになっていた。
熱気。湿度。すごい人口密度。
お隣のひとと密着。前も後ろも右も左も。
へたしたらダイバーがごろんごろんしてくるので、上も。
(一度あたまを蹴られて、グラッときた)。
気がついたらぐあいが悪くなって座り込むひともおり、下にも。
酸素がうすい。ときどき吸える上のほうのつめたい空気が生命線。
(わたしは背が高いからいいけど、ちいさいひとは大丈夫なのかな)。
そしてそのつまりぐあいでみんなおどり狂ってるから
そりゃあもう、えらい騒ぎだよ。
途中、ふとした瞬間、目に焼きついた。
ステージにのびる腕が、手が、指先が、
同じほうを向いていること
その光景がうつくしいと思った。
□
もみくちゃになって首に巻いていた
前のライブで買ったタオルをどこかへ失くしてしまった。ああ。
汗びっしょりだった。
部活のあとみたいに、Tシャツがしぼれるんじゃないかっていうくらい。
あたまからつま先までフラフラになった。
□
で、どうしてわたしがそんな前のほうにいたかというと、
いっしょに行った時雨友達の女子がまえへいくぜー、っていうタイプだったから。
新しい世界へ連れていってもらった。
その女子というのは年下のかわいい子で
その甲高い声と軽快な早口しゃべりに
いつの間にかわたしまでちょっと高い声でしゃべっていた。
開演前は「もうすぐだね」「緊張してきた」「たのしみすぎる」って
ふたりで腕時計見ながらじたばたする。
「ライブ終わったら化粧落ちてると思うけど気にしないでね」なんて言われて
ああ、わたしは落ちるほど化粧なんてしてないな、とひどく反省した。
その子の職業すら知らなかったから
「服の販売員」ときいたときは、まじでか…とあとずさった。
(わたしが非オシャレであるために、オシャレ界のひとはちょっとこわい)。
だけどとても、楽しかった。
タイプは違えど、時雨好きっていう点でつながったもの同士。
ライブ後も「薄い顔の男子がいい」「キツネ顔が好きだ」と盛り上がり
しまいには「TKの歌う角度がいい」「TKの鎖骨がいい」
などというあやしいトークに。
チケットゆずってもらった御礼に、とゴハン代を出そうとしたら
「そういうのやめよ。またいっしょに行きたいからさ」とさらっと言われた。
キュンとする。
□
雨で、もうとにかく雨で。
わたしはZEPP東京の位置がよく分からなくて
(けっこう前にGOINGのライブをみにいったきり)
携帯の乗り換え案内に導かれるまま東京テレポートに降り立った。
降り立ってみて、あ、お台場、と思った。
それならそうと、早めに行ってガンダム見てくればよかった。
いやしかしそんなことはどうでもいいんだ。
□
ライブ、めちゃくちゃ楽しかった。
11月からのツアー「トルネードZ」にも行きたい。
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