2009年6月11日木曜日

指先にまでアルコールが


みごとに酒にのまれてしまった。
中目黒で、出張中の大学の先輩にお会いしてきた。
先輩は日頃うじうじぐずぐず言っているわたしを
スペシャルな夜に呼んでくれたのだった。
たのしいひとたちに会わせていただいた。
お仕事の話をききださねば、
わたしに興味をもってもらわねば、などとぐるぐる考えていると
緊張しすぎてガチガチに。
ぜんぜん上手にしゃべれなかった。
相手方に「そんな緊張しなくていいよ」
「ほんとは会いたくなかったでしょ(笑)」とか言われる始末…。
わたしのばか!チャンスの浪費家!
でもとてもたのしかった。

川沿い、鍋メインのいいかんじのお店だった。
うどんがめちゃくちゃおいしかったな。あとアスパラも。

働くことはお金をもらうこと。
その中にたのしさがあったら、いいよね。
という話をきいた。
酔っぱらって絶え絶えの記憶の中に
おとなのひとたちの声が思い出される。

何よりも先輩がわたしのことを気にかけて
この会に呼んでくださったことがうれしかった。
先輩は、あこがれのはたらくオンナ。
スーツケースがよく似合う。
先輩を見ていると、
仕事も恋もあそびも何もあきらめることはない
ぜんぶ手に入れることはできるんだよ、という気持ちになれる。
上にひっぱりあげてくれるようなパワーをもったひと。

のんだくれてカラオケではしゃいでみたりした。
わたしは普段あんまりノリのいいタイプではないので
エグザイルのぐるぐるまわるダンスに加わって
いっしょにやったことなんか
思い出して自分で驚いた。

ただのみすぎたのか疲れていたのか
お酒がまわりにまわって
指先までアルコールに浸されているような感覚をあじわった。
久しぶりの大失敗。
いろいろなことをあんまりよくおぼえていない。
先輩と池袋のホテルに向かう途中、
うまく歩けなくて靴が何度も脱げた。
それを拾いに数歩戻って、また履いて歩き出したらまた脱げたりしていた。
先輩もこまったでしょう。
途中で寄ったコンビニで買ってもらったチーズを
ホテルでもぐもぐ食べながら寝ていた。なんて女。はずかしい。
快適なお部屋の、ふかふかダブルベッドでぐっすり眠った。

翌朝、先輩といっしょにゆっくりした朝を過ごした。
ひとといっしょの朝ってしあわせ。
外でお茶してお話しして、バイバイした。
タイトなスケジュールの中に
わたしとの時間を入れてくださってうれしかったです。
ありがとうございました。






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