「のんでないの、今」
と電話で話していた友達にきかれてびっくりした。
わたし、普段からほろ酔いトークなのかしら。
「てっきり毎晩のんだくれてるのかと思った」ですって。
そんなのんだくれてない。
それは隠し切れておるまいよ。
一時期かなり頻繁にのんでいるときがあって
しかもわたしはけっこうたくさんのむから
わたしこんなんで(おとなとして)大丈夫やろうか、と
ちょっと不安になったりもしたのだけれど
それはもう大丈夫。ということにした。
いいんだ。あそぶんだわたし。
後ろめたくなるくらいあそぶ。
福岡にいる友達で、すごくよくのむ女がいる。
のみ歩くのみ歩く。
彼女の、のんだくれ生活ぶりをきくと
わたしまだまだだ、と安心するようで焦るようで、フクザツ。
とにかくすごいんだ。たのしそう。
彼女をみていると、のんだくれてもいいじゃない!という気持ちになる。
○
先輩がだれか男子を紹介してくれようとして
「どんなひとがいいの」ときくので
「朝からいっしょにビールをのんでくれるひと」とこたえておいた。
たとえです、たとえ。
ほんとにビールをのんでくれとは言わないよ。
わたしも朝からのんだことなんてほとんどないよ。
昼間に合コンをしようという話があった。
芝生の上でビールをのんでごろごろしてさ。
いいよね。もっと昼間にたのしもうじゃないですか。
朝からディズニーシーに行っていきなりワインをのむ、
という楽しみ方を先輩におそわった。
「すごいたのしいから、ほんと」って。
それ、実行してみたい。
○
働いているまちまで先生がいらしてくれて、
いっしょにのみに行った。
少しでもほめられたりすると、浮かれてしまう。
へらへら、ふにゃふにゃ。
わたしはお酒はビールも焼酎も日本酒もカクテルも…いろいろ好き。
でも何をのむか決めるのが苦手。
メニューをぱらぱらめくって、迷いに迷って、
結局は「なま」とか言っていたりする。
「同じものもうひとつ」とか便乗してみたりする。
でも分かってほしい。
実はわたしがとくにのみものを決められないのは、
すごくたのしくなっているときなのです。
たのしいからのみものは二の次になってしまう。
この日もそうでしたの。
いろいろ話そうと思っていたことはあるのに
モテたいとかしょうもないことばっかり言っていた。
もっとあるだろう、大人なんだから。
次回もおもしろい話はおそらく用意できませんが、
でも、またのみましょう。
○
先輩とのみに行った。
翌日、カバンから
高級なポケットティッシュ(やわらかい、いいやつ)が出てきて、思い出した。
のみすぎたのだった。
あんまりものを食べずにビールを喉に流し込んだ。
あとから行ったカラオケでも
カクテルの名前のついた飲み物を
味も分からずとりあえずのんだ。
それでぐずぐずと泣き出す始末。
とくべつに何か悩みがあるわけでもなく。
(悩みなんていつだっていくらでもあげられる)。
スイッチは何でもよかったみたい。
自分でなに言ってるのか分からないわたしに
先輩がポケットティッシュをくださったのでした。
のみすぎると泣くのは悪い癖です。
○
のみにいきましょう、みなさん。
泣かないので。
返信削除うわー飲んだくれて泣き出すとか・・・いい!
その典型的な感じがw
泣いてくれ
返信削除泣いてもいいようにやわらかいティッシュを持っていきます。