2009年2月17日火曜日

ひとりになりたい


誰にもムカつかれずに生きたい。
忘れ去られた南の島の洞窟の中で、そっと暮らしたい。
一日中止まない波音に耳をそばだてて
遠くの大陸で営まれる人々の生活を、
ただただ静かに想像していたい。


こんなこと書きたいんじゃないのに。
もっとぎらぎらしてがつがつして
ストイックに過ごしたいな
と思ったばかりなのに。
わたしの中のだれかが、センチメンタル女のふりをしている。


気持ちがなんだかとても安定している。

でもわたしの場合
何も考えていないとき、
というのがいちばん危なくて
今がまさにそのときで
自分の劣等感や嫉妬心をもっと刺激しなければ
とも思うのだけれど
それで、それから、どうしたいの、
ときかれると、よく分からなくなる。
ひとに勝ちたいだとか
ひとから褒められたいだとか
そういうものから解き放たれたい。
ひとから、世界から、自分から、解き放たれて自由になりたい。

ひとの中にいるだけで消耗する。
わたしだけだろうか世のなかで過ごすのにこんなにも向いていないのは。

誰かに分かってもらえるとも思わないし、分かってもらいたくもない。
でも、どうしてこんなこと、こうやってここに書いているんだろうか。

切り離したいと叫びながら
世のなかに必死にしがみついている。
ひとりになりたいとつぶやくわたしは、すでにもう、どうしようもなくひとりだ。
かっこわるい。


ぜんぶ冗談です。

ちょっと疲れているのかな。
いやまだまだ足りない?こんな余計なことをしゃべらなくなるくらい疲れ果てて眠るべきか。
ちゃんとしたい。まっとうな毎日を。
おやすみ。







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