2009年8月22日土曜日

実録・夏休み2


山口に行ってきた。
おばあちゃんの家へ。
いつの間にか、数年ぶりになってしまっていた。
駅前の交番で念のため地図を確認していると、
おまわりさんに話しかけられた。
「え、ここから歩くんですか」。そうですが何か。
だいじな場所は、匂いで分かる。足がおぼえている。
この夏の大雨で、のどかなまちが、荒れに荒れた。
住まいの中にまで水の通り過ぎた痕。ひどい。
だれかをさみしくさせることのない、生き方をしたい。
それはおそらくだれもさみしくさせない、ということなのだろうけど
わたしは神様じゃないからそんなことできないのかもしれないけど
でも、そう思った。

ひとにやさしくなろう。
世界と、切実に向き合おう。
ピース!
***
夏が過ぎてゆく。

<つづく>






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