2008年2月4日月曜日

メガネでもいい土曜日


コンタクトを切らしてしまった。
そろそろ買ってこないとだめだなと思っていたのに
ずるずると毎日が流れ、ついに。
ここのところ、(ごく個人的に)よくない流れにのっている。

とくに何かあったわけではない。
でも何もなかったわけでもない。
氷山に派手にぶつかって沈没、というよりは
船底に穴があいていることに気づかず
じわじわと沈んでしまっている状態。
いやほんとうは気づいているんだ。
わたしはスニーカーの靴ひもがほどけても
そのことに気づいていても
走り続けてしまうタチで。
転んでからでは遅いのに。It is no use crying over spilt milk.

しかたなくメガネで会社へ行った。

朝メガネをかけて家を出たときから続いていた、うつうつとした気分を
夜までひきずったままだった。
会社を出て家に帰ろうとした頃、会社の先輩から
いま(わたしの家の近所の)ファミレスでお茶してるよ、というメールを受信。
行くことにする。
気分が低迷していることを気づかれたくなくて
深夜なのにドルチェの盛り合わせを注文。
へんにあかるくふるまう。饒舌。絶好調。

話の途中でふと
「メガネ」、
と言われてぎくり、とした。
だらだら生活してついにはコンタクトを切らしてしまうような自分の
だめなところを指摘されるのではないかと思って。
つぎに先輩たちが続けたのは
「メガネ、かわいいよね」「似合うよー」ということ。
おどろいた。
いやいやそんな、コンタクト切らしちゃって、
とあわててこたえながらも
それでふわっと何か身が軽くなった。

メガネも捨てたものじゃない。
わたしの毎日も捨てたものじゃない。
おおげさなんだけど、なんかそう思った。






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