2006年9月29日金曜日

月曜日の怖さ


旅行つづきでたまっていた洗濯物を片づけた。
散らかった部屋を片づけた。
学割を発行しようと学校に行ったら機械がおかしい
言いにいこうとしたら学務係が休み
そんなこんなで夕方になる。

それから地元(福岡)にかえる。新幹線に乗る。

『レキシントンの幽霊』/村上春樹を読んだ。
短編集。
この中の「トニー滝谷」という話が映画化したようなんだけど
読んでみて、この話がどのように映像になるんだろうな
ってすごく興味がわいた。みてみようっと。

ふしぎな話ばかり。おもしろい。
でも、おもしろいんだけど、その中にひんやりとしたものを感じる。
そのうすら寒さを、たぶん、「怖い」っていうんだと思う。


「私は考えるのですが、この私たちの人生で真実怖いのは、恐怖そのものではありません」、男は少しあとでそう言った。「恐怖はたしかにそこにあります。……それは様々なかたちをとって現われ、ときとして私たちの存在を圧倒します。しかしなによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。私の場合には――それは波でした」(「七番目の男」より)


nanoを買ってから、移動中には音楽を聴くので
本はあんまり読まなくなっていた。
でもこの日はなんとなく音楽を聴きながら、本をひらいてみた。
はじめは自分の集中力が耳にいったり手元の活字にいったり
ふらふらしていて安定しなかったんだけれど、だんだんと慣れていった。
そうだよ、高校まではラジオを聴きながら勉強していたんだ。
このくらいできるはずだよね。
私は‘ながら’の術をとりもどした。
(…でもどうしてもやっぱり歌詞をおってしまう。。
なにかインストゥルメンタルのアルバムを買おうかな。
おすすめあったらおしえてください)


名古屋で乗り換え、小倉に着いた。
さむくておどろいた。あれおかしいな、ずいぶん南にくだってきたのに。
どうやら秋に先回りされたらしい。

降り立ったホームがひろくておどろく。小倉駅ってこんなに大きかったのか。
モノレールに乗り換えてまたおどろいた。
モノレールの色が赤色になっていた。(もともとは青色)
知らぬあいだにいろいろ変わるものだなあ。

実家に帰ってほっとひといき。
家の金魚。びっくりするくらい大きくなっていた。
金魚とは思えない大きさ。きっとそのうち鯉になる。






2 件のコメント:


  1. 好きな映画のサントラとかかけながらだと勉強できるよW

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  2. >よしだサン
    それいいかもしれないですね!!
    私映画のサントラって一枚も持ってないんですよー。
    こんどなにか探しに行こうっと☆

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