2009年9月4日金曜日

足りないものは本の中にある


今日はおやすみで、お昼過ぎまで寝ていた。
暑くて喉が痛くて苦しい眠りだった。
意識が浮かんでは沈む中、
「あなたはもう少し勉強したほうがいい」
と声がした。あれは夢だったのだろうか。

***
運転免許の講習会に行ってきた。
交通事故ビデオにショックを受ける。
無事に新しい免許証を手に入れた。

講習の終わったのが17時前。
それから21時半くらいまで
ひとり、小田原駅前でぶらぶらしていた。
ほとんど本屋にいた。

新幹線口に近いスタバで本を読む。

スコットくん (中公文庫―てのひら絵本 (Pふ2-2))

フジモト マサル / 中央公論新社

かわいいだけ、じゃない。
と、いうのがフジモトマサルの漫画やイラストの印象。
好き。
ストレートにかわいくないんだよな。
なんか裏がありそうなかわいさ。かわいいなあ。

さよなら私

みうら じゅん / 講談社

たまたま手にとったのは運命。
読んでほんとうによかった。
今のわたしのために書かれた本じゃないだろうかと思った。
ちょっと立ち読みして、これは、と思って買った。

自分なんて見つけているひまがあるのなら、少しはボンノウを消そうとする「自分なくし」のほうが大切じゃないでしょうか?

とにかく少しでも自分に興味をなくし、自分以外のものに興味を向けるべきなのです。

いろいろあるのが人生。
一生わからないのが自分。

その淋しさから逃れる方法は2つです。淋しくならないように努力するか、淋しさに慣れるしかありません。


自分の足りない部分にぴたり、とはまる
ことばに考え方に出会う。
本を読んでいると、ときどきこういうことがある。

わたしがいつも満たされないのは、
自分という幻想を追い続けているから。
「そもそもはない」自分なのだから、見つかるわけもない。
不安の正体が少し分かって、苦しさが少しやわらいだ。

ページをめくるたびに感動してしまった。
すごいなこのひと。みうらじゅん大好きだ。
はやく『色即ぜねれいしょん』もみにいかなくちゃ。

***
おでこにニキビができた。

生活が乱れているせい、
というのは自分でもよく分かっているのだけれど
気やすめにいい化粧水を買った。
大学生のとき一時期使ってたやつ。
なつかしい香り。

***
ときどきみているアニメがある。
『青い花』
あまずっぱい。
わたしはどうやら、
女の子同士の恋の話がちょっと好きらしい。
今月号のダ・ヴィンチにもミニ特集があって、
おもしろく読んだ。

***
「出会いは財産。輝く今を楽しく生きよう」

先輩からのメールに、あった。
輝いている先輩。説得力がちがう。

***
大切に、しよう。






4 件のコメント:


  1. 興味があれば貸しますよ!青い花も放浪息子も。
    いいよ!いいよ!ステキだよ!

    はるさん、
    それに気づいたあなたなら、
    そうすべき、でなくて、いつかちゃんとすとんと
    そうなる、ならざるをえない、というときが
    おとずれるから、だいじょうぶだよ。

    ああ、またやってるし。
    はるさんは、昔の私に似ている気がして
    声をかけたくなります。ごめんね。

    返信削除
  2. ばっちゃん。2009年9月5日 12:59


    出会いは出産かとおもって
    どっきりしました。

    みうらじゅん

    おもろいよね。

    返信削除

  3. 私も『青い花』もってる〜すきすき。
    雰囲気がうつくしいとおもうんですよね…
    大学の「児童文学」の講義でこういうテーマの回があったなあ。
    『マリア様がみてる』系のテーマは思いのほか昔から存在していたようです。(しかも児童文学というジャンルで)

    志村貴子の作品では『どうにかなる日々』もおすすめです。こっちはちょいえっちですが…

    返信削除
  4. もんまっち2009年9月7日 7:39


    私もニキビできやすいです(ノ>▽<)ノ

    返信削除