2013年12月31日火曜日

2013年をふりかえる(巨大なダムの5月)


長野へ遊びに行った。
黒部ダムは巨大だった。


もう5月というのにしっかり雪が残っていた。




「黒部ダムカレー」も食べた。


山奥のペンションに泊まった。ほんとに山奥だった。

なぜかゴーカートをやった。リアルマリオカート感あっておもしろかった。


善光寺を参った。「お戒壇めぐり」もできた。何かというと、御本尊の安置される瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り中程にかかる極楽の錠前を探り当てて秘仏の御本尊と結縁する道場、とのこと。目を閉じる以外に視界があんな真っ暗になったの初めてだった。




今回の旅では、知り合いの知り合いの知り合い、に会うなどした。ほとんど他人に近いが他人とは違う。知り合いの知り合いが知り合いだとすれば、世の中にある縁という網目をつたって、誰にでもたどりつけるんじゃないか、だいたいつながってるんじゃないかという気がしている。

***

会社の健康診断の採血のあとで気分が悪くなってうずくまって横になって、気がついたら、上から布をかけられパーテーションで囲われていた。しばらくして立ち上がったらまた倒れた。

家に今年初の蚊が出た。

だれかが集めてきたニュースまとめばかり読んでいたらますますバカになっていく気がする。

おっさん最強説。世の中を動かしてるのはなんだかんだ言ってもやっぱりおっさんであり、おっさんのことがわかるとうまいことやれるし、おっさんにウケるとかなりいい線いける。という話もある。

結婚式や披露宴は茶番だと思う。だけどそれでもやる、っていうのが素敵なのかもしれない。

飲み仲間、という関係にあこがれる。

ロジカルになりたいよ。

日付けが変わってしまうような時間に駅のホームのすみで耳にイヤホンをねじ込んで誰かが弦をはじく音を聴いている。
「笑いたいときに笑えないし、眠りたいときに眠れないよ」と歌うのを聴いている。

いつからわたしは食べものの写真ばかりアップするようになったのか!OLが好きそうな店でうまいもの食べてへらへらしてこんな感じでいいのか!

何の毒にもならないような軽めの話がしたい。朝までファーストフードで。

重い話もしたい。重い話をしてもいいような空気で飲みたい。

四谷三丁目の女会を終えて帰宅中。ワインをよく飲んだはずだけど酔っていない気がするのはやはりかなり酔っているのだろう。

仲良しご夫婦が赤ちゃんを連れて家にきてくれたので、偶然会ったお友達もいっしょにガーデンプレイスで昼ビールしてきた。今日は気候がいい。

あまえるな、おまえだけじゃない、とひとから言われる前に自主的に飲み込んだような話がしたい。

「独身」と一言でいってもいろんな種類のひとがいる。いろんな状況がある。

やっぱりいわゆる“ストレートニュース”が好き。

誰にでもできるというのなら、誰がやっても同じというのなら、わたしがやりたい。うまくやりたい。

既婚の先輩に「結婚するメリットってなんだと思いますか」と聞いたら「恋愛について考えなくてすむようになることじゃないでしょうか。その分ほかのことに力を注げます」と言われた。

「第8回リアル桃鉄」に参加した。
打ち上げの2次会を終えて帰りの電車に乗るとき、24時をまわっていて、もうJR休日おでかけパスが使えないことに気づいた。シンデレラみたい。

帰りの電車で「ふつうに乗っていいの、なんかへんな感じしますね」という声も。もうサイコロをふらなくてもいい。
タンバリン先輩の「すごくすごく楽しかったです。二度と参加したくありません」という言葉、本当その通りで笑った。それがリアル桃鉄。



これから電車とバスを乗り継いで知らない街にあるタクシー会社の営業所に忘れ物を取りに行く。

恋愛や結婚について語るとき、本音を出せば出すほどおもしろくなる気がする。と同時にモテなくなる気がする。

……わたしは自分のこと大人女子だと思ったことなんてないからな!

***

“サヨナライツカ いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない 孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい 愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある どんなに愛されても幸福を信じてはならない どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない 愛なんか季節のようなもの ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの 愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ” (映画『サヨナライツカ』より)

映画『サヨナライツカ』をみた。西島秀俊と中山美穂の大恋愛(不倫)の話。エリートっていいなあ!あと女がリッチすぎて、いったい何の仕事をしているひとなんだろうかというのばかりが気になった。

DVDで映画『ふがいない僕は空を見た』をみた。タナダユキ監督。男子高校生と不妊に悩むオタク主婦の恋愛。ださくて、みっともなくて、はずかしくて……みんなイタかった。生きるのとイタいのとは切り離せないものなのかな。ものなんだろうな。

DVDで映画『渋谷』をみた。綾野剛の。話はなんだかよくわからなかったけど、渋谷の見たことある風景がいくつか出てきたのはよかった。

小説『しょうがの味は熱い』/綿矢りさを読んだ。同棲カップルの話。恋愛と結婚は地続きではないのかも。いやあ、よかったなあ。おもしろかったすごく。
“それに渋る男を押し切って結婚、なんていうのも、どうもひりひりします。男の場合なら迷う女を説き伏せて、強引にかっさらって妻にすることは自慢話になるのに、逆の場合はなんだかしみったれています。” 『しょうがの味は熱い』より。
“そりゃそうです、結婚したからといってレベルアップの効果音が鳴って私たち二人を赤いハートマークが囲んで二人の生活がラブラブになるわけではない。結婚してもいっしょにいるのはあくまでいままでと同じ二人、結婚したからといってどちらかが生まれ変わるわけでもお金持ちになるわけでもないのです。” 『しょうがの味は熱い』より。
小説『しょうがの味は熱い』を読んで気づいた。結婚願望がつよい女、恋愛相手に依存する女、自分のない女、家庭的な女、そういう女にわたしは嫌悪感を抱いている。そういう女が不幸になるのを心のどこかで喜んでいる。
自分が他人からそう見られているのではないかという恐れ、そう見られてはいけないという戒め、そういうではない自分でいることに対しての自尊心……ゆがんでいる気もする。わたしの理想はどこから生まれたのか。抑圧の正体、自家中毒の原因を探っている。

男と女、人間と人間はわかりあえないところを残したまま付き合っていくものなんだろうな……(まだ小説『しょうがの味は熱い』のことを考えてる)

DVDで映画『I'M FLASH』をみた。豊田利晃監督。ただかっこいいだけ、なのがいい。新興宗教団体の教祖とその教団に雇われた殺し屋の話。藤原竜也の白スーツと松田龍平のスーツ姿たまらい!水原希子が美しい。

DVDで映画『図書館戦争 革命のつばさ』をみた。アニメはよいなあ。おもしろかった。実写映画もみにいきたい。

ドラマ「みんな!エスパーだよ!」がおもしろすぎる。毎回げらげら笑いながら見てる。愛知県豊橋市が舞台なのもいい。方言もいい。夏帆ちゃんのヤンキー(実は一番常識人)も非常にいい。

漫画『姉の結婚』/西炯子の5巻を読んだ。きれいで仕事ができる、特別の才能もあるアラフォー女性の恋愛。戻りそうで戻らない感じにむずむずする。

漫画『喰う寝るふたり 住むふたり』/日暮キノコの1、2巻を読んだ。交際10年、同棲生活8年目の三十路直前カップルの話。同じ出来事が男と女の双方の視点から語られるのがおもしろい。ほのぼのしてていいなあ。

最近よくTLで見かける大森靖子、気になって聴いてみたら、なんかすごい歌だった。すごい声だった。びりびりきた。

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