2011年6月17日金曜日

ぐるっと四国3

3日目「ほそながい佐田岬」の巻。

松山で朝を迎える。
 坊ちゃん列車。
 アーケードの商店街。国民の休日だから日の丸がさがっている。
 あまいものを食べに、くだもの屋さんに入った。
 朝からパフェー。いやっほう。
 旅のなかまはワッフル。お互いあまいもの好きでよかった。
 路面電車に乗って坂の上の雲ミュージアムをちら見して、道後温泉へ。
 風情ある。
 立派な建物。
 路面電車。オレンジ色。
 つぎとまります。
 線路と電線のはりめぐらされた道路。
 白鳥がいた。
車を走らせて、ほそい道でもがんばって走らせて、しらすパークへ。
ちょうどしらすまつりというのをやっていた。地元アイドルとか来てた。
 釜揚げしらす丼。
 旅のなかまがじゃこ天もいっぱい買ってくれたのでいっぱい食べた。
海とこいのぼりはよく似合う。
 のどかな漁村。
 午後3時くらいにまつりの撤収作業が始まって、次々と片づけられていた。
 さらに車で移動。海沿いドライブきもちいい。
 音楽もがんがんに。聖飢魔Ⅱとか。
なまみのまち、に行かないと感じられないことってある。
知らないまちで思う。それぞれの場所でそれぞれの仕事、暮らし、人生がある。
しあわせはわたしやほかのだれかが決めるものではない。
決められるのは当事者しかいない。
いろいろなところがあっていろいろなひとがいるのって、おもしろい。
 みかん畑。ものすごい斜面にもある。
 みかんを運ぶモノレール。
みかん落ちてた。

いよいよ佐田岬。

ちなみに佐田岬ってどこらへんかというと
この突き出したほそながい半島の先の先の先。

大きな地図で見る

海がきれい。
もうこの先ここへ来ることはないだろうね、という話にもなる。
そうだ、あと何年生きていられるか考えておいたほうがいい。
あと何年いっしょにいられるかということも。
花もきれい。
みかんのまち。鳥におすそわけかな。
釣り人も点々と。
駐車場から、歩く距離、アップダウンに愕然とする。
自然のきびしさとか感じる。
波がざぱーん。
ぶつかって白くなる海。
ぶくぶくぶく。
海は巨大な生き物みたい。
途中、キャンプ場。何かの魔術の集会所のよう。
灯台までほんとに遠く感じられた。
海の音がごおごお聴こえていた。
看板にはげまされる。背中をまるめて歩く。
ようやっと灯台。神々しい白さ。
海がひろい。
四国最西端。記念撮影。
どこまでも海。
見あげる。灯台然としたよい灯台。
しばしの休憩。旅のなかまが甘いものをかばんに入れてきていた。
ものすごいファインプレー。おいしかった。
坊ちゃん団子。
タルト。
今回の旅でほかにあと2つ灯台に行ったけれども、
佐田岬灯台がいちばんよかったと思う。いちばんきつかったけど。
岩場で波があばれているのをみているとこわくなる。大自然。
旅のなかまがそのこわさについて
「きんたまがちぢこまるかんじ」と言っていた。
わたしには分からないけど、なんとなく分かる感じもした。
車に乗ってさらに移動。風力発電のプロペラがいっぱいあった。
この日もなんとか目的地にたどり着いた。宇和島。
駅前のひとけのなさに衝撃を受ける。disdis!
入ったお店がすごくよくて感激した。とにかくうまかった。
鯛飯も鯛茶漬けもぶり大根も鰹もあげ豆腐も鯨の竜田揚げも天ぷらも
ぜんぶまちがいなかった。パーリーナイト。
おさけものんでたいへんによい気分だった。
夜の宇和島駅を少し散歩してホテルに帰った。


わたしはひとりでどこへでも行けるし何でもできると思ってた。
行けるかどうかできるかどうか、
お題としてぜんぶあがってないだけなのかもしれない。
ひとりだったらなかったアイデアがたくさんある。

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