2008年9月22日月曜日

日曜日に綴る近況2


この頃の気持ちのほとんどは
さみしさとはずかしさに集約されるような気がする。
さみしいと思うことがはずかしい。
はずかしいと思ってしまうことがさみしい。
わたし・このまま・どこ・へ・いく・の・で・しょう・か。


しばらくブラウザはGoogle Chromeを使っていたのだけれど、やめることにした。
ぐるぐる遅い(ことが多いような気がする)し
(関係あるか分からないけど)電源が落ちることがあるし
ブログが更新しにくいし。
新しいものにすぐとびつくのは悪いくせだけど、
まあ、使ってみて分かったんだからいいじゃないか、ってことで。


小田原駅前でぶらぶらするときのコースはだいたい決まっている。
サンドラッグ。エポの無印。アプリでタワレコとヴィレバン。
ラスカの有隣堂と東口の三省堂。ときどき足をのばして伊勢治書店。
あと本を読むのにいいぐあいのカフェーがあったらいいのにな。
駅のスタバは早くも9時で閉店してしまう。ほどんど行けない。


『おくりびと』を観た。
知らずになみだがわいてきた。
途中からずっとわたしの頬はひたひたに濡れたままだった。
やさしいユーモアや胸を打つ短いセリフ、
人間らしさの溢れるキャラクタ。
たんたんとした温かさに包まれた物語だった。
おくるひとを棺に納めるまでの所作のひとつひとつがうつくしい。
あとやっぱり広末涼子が好き。すてきすぎる。


映画館について。
お好きな席をお選びください、と言われると困ってしまう。
分かんないよそんなの。
極端に前やはじっこではなければどこでもいい。
いつもてきとうに選ぶ。

わたしは飲み物をいっぱい飲むほうなので
ドリンクはときどきLを選ぶ。
TOHOシネマズのLサイズはけっこう大きい。
ストローをさすところが2つついていたりして、
ひとりのわたしは、少々複雑な気持ちになる。
ところで、(もう時効だろうから書いてもいいだろう)
いつか好きなひとと映画を観に行ったとき
彼がLサイズのコーラを買って、「大きいな」と笑っていた。
よくおぼえている。
その日、おもしろい話ができないわたしの前で、彼はあまり笑っていなかったので
Lサイズがおもしろいくらい大きくてよかったなあ、
と心底、安心したのだった。
「いいよこれくらい」とわたしにも買ってくれたコーラのこともよくおぼえている。
わたしは、できればそれを持って帰りたかった。

映画館の女子トイレはとくべつな空間だ。
わたしのようにひとりで来ているひとももちろんいるけれど、
たいていは誰かといっしょに来ている。
トイレが女子の勝負の控え室みたいになる。
メイク直しは念入りに。
髪型をくしゃっとしてみたり整えてみたり。
鏡の前でじっくりと自分の顔をチェックする。
恋する女はきれいさ〜。(という歌があったね)。


最近買ったCD。

■無印の『BGM13』
ブラジルの音楽。
先日行ったライブのバンドリン奏者がおすすめしていたので。
心地よくてお洒落な曲がいっぱい。朝にいい。

■『朝焼けは雨のきざし』/キリンジ
わたしあのひとみたいになりたかったの。なりたいの。
そのひとがキリンジ好きらしい、ときいたので。
いい声。初めて聴くのに、なんか安心する。

友達が「ひさしぶりにシングルを買ったよ。ミスチルのHANABI」と言っていた。
そういえばわたしもしばらくだなあ、と思っていたところ
衝動的に買ってしまった。
■『さよならリグレット』/くるり
ラジオでよく流れていて気になっていた歌。
「いつから出てこない 魔法のメロディー」
なんでだろう、胸に刺さるんだよ。
リグレット、ってはじめ何のことだろうと思っていたけど
regretのことだったんだ。カタカナだとちがうことばみたい。
「大人になったら 宇宙の果てで さみしい夜でも 明るいよ」
あといっしょに入っている『京都の大学生』がとくにいい。
京都弁でゆかいな感じなのにこのせつなさ。すごい。


わたしは本屋さんが好きだ。
雑誌、文芸の単行本、文庫、
新書も漫画も、ビジネス書、自己啓発本、旅行本、写真集、絵本、参考書まで。
新刊や話題本の平積みの棚から
棚から棚へぐるぐる歩いてまわる。
自分の生活に縛りがなかったら、
本屋さんの閉店時間がなかったら、たぶん、ずっとずっといられる。

最近読んだ・読んでいる本

■『幸福な遊戯』/角田光代
角田光代の小説は好きなものばかりだけど、
これはいちばん好きなくらいかもしれない。
とくに同時収録『銭湯』。
はたらいている、生活している感覚が
あまりになまなましくてびっくりする。

■『たった3秒のパソコン術』/中山真敬
いいかげんショートカットキーの使いこなせるひとになりたい、と思って。

■『話すチカラをつくる本』/山田ズーニー
うまく話ができないので。

■『恋は、あなたのすべてじゃない』/石田衣良
だが一部でもない。そんなわたしも読みたくなった。
石田衣良ってすごいモテそうだなあ。

■『写真の撮り方手帖』/繁延あづさ
これは分かりやすい!かわいいし。勉強中。

■『ぎおんごぎたいごじしょ』
擬音語と擬態語のおしゃれな辞書。
こどもっぽい、なまぬるいことばが好きなんだよね。

■『首都圏日帰り本』
先輩もまったく同じ本を買ったらしい。
あそびの計画立てなくちゃ。わたしは気球に乗ってみたいな。

■『本当はちがうんだ日記』/穂村弘
裏表紙にある一文
「みんなが楽々とクリアしている現実を、
自分だけが乗り越えられないのは何故なのか?」
で、これは買いでしょう、とそのままレジへ。
おもしろすぎる…!共感と発見の嵐。
わたしだけじゃなかったんだ、と安心を通り越して
どうしようもなくだめな自分を
こんなにセンスよくおもしろく書いてしまう穂村弘にシット!
このひとの本ほかにもほしい。

■『制服男子』
今年の誕生日にいただいたものを読み返している。
写真では警察のカッコしている向井理がかっこいい。
(警察にモエるわけではないけどさ)。
やっぱいちばんはスーツ!
あと学生の制服(開襟シャツ)とか。
理系男子の白衣もいい。作業着も!
制服っていいなあ。
・・・オタクくささを

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